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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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大きくなってね「2ブックマーク」
洗濯物を畳み終わったカメコは、ウミオの成長をそっと憂えた。

どういうことだろう。
16年07月03日 22:29
【ウミガメのスープ】 [揚羽]



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12月24日。年の瀬迫るこの時期は、主婦だって忙しい。
カメコは、買い物に、洗濯、料理に掃除と大わらわだった。
息をつく暇もなく、夫のカメオと息子のウミオが仕事から帰ってくる。夕食の用意を整えてから、取り込んだまま放置していた洗濯物を畳みにかかった。

しかし、全ての洗濯物を畳み終えた時、カメコは妙なことに気がついた。
(ウミオの靴下が、片方足りない……)
確か取り込んだ時はあったはず、と首を傾げたところで、あるひとつの可能性にたどり着いた。

嫌な予感を胸に、ウミオの部屋へ向かう。そっと部屋を覗いてみれば、うきうきと靴下をベッドに吊るす息子のウミオ(30歳)。
「サンタさん、サンタさーん♪」
鼻歌まじりの彼は、とっても楽しそうだった。

(……いったい、いつになったらあの子はサンタさんの正体に気づいてくれるのかしら)
あまりに純粋すぎる息子に、母親カメコはそっと頭を抱えたのだった。
致命的な白い粉「2ブックマーク」
ある研究室で大学教授が死んでいた。
当初彼は、研究室の薬物を飲んで自殺したものと思われていた。

彼は明らかに人体に致命的な害があると、研究室に出入りしている学生ですら、誰でも分かるような薬物を飲んで死んでいた。
薬物の容器は当然、他の薬品などと一緒に保管されており、入れ物にも薬物の名前が記されていた。

しかし、警察が捜査した結果、これは自殺ではないことが分かった。
一体どういうことだろう?
16年06月19日 10:35
【ウミガメのスープ】 [風木守人]



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大学教授は非常にケチな人だった。
彼はお気に入りのコーヒーを飲まなければ、仕事がはかどらないタチで、研究室にいつもコーヒーと砂糖を常備していた。
しかしそうすると、彼がいない間に不心得者の学生が、勝手に飲んでしまうことがあった。

そこで彼は、薬品棚の中にコーヒーと砂糖を隠すことにした。
他の薬物と同じ形状の容器に、コーヒーの粉末と砂糖を移し、誰が見ても分かるような、危険な薬物のラベルを貼っておけば、誰も飲もうとは思わないだろうと考えたのだ。

しかし、ある日砂糖が少なくなっていたために、気を利かせた誰かが、薬物を補充してしまったのだ。
まさか、残り少ないそれが砂糖で、教授がコーヒーに混ぜて飲んでいるなどとは考えもしなかった。

つまり、彼は自殺ではなく、不幸な事故死だったのである。
戦に勝つ方法「2ブックマーク」
QQSは学校の運動会で,騎馬戦に参加した.
戦いが終わった瞬間QQSは負けたと思ったが,
結果はQQSが所属するチームの勝利となった.
その時,QQSは来年の運動会のことを心配した.

一体どうしてだろう?
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この問題の内容はほぼ100%出題者の実体験および感想のため,
出題者目線となっております.
16年06月18日 00:40
【ウミガメのスープ】 [QQS]



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騎馬戦の勝敗は,敵から奪った鉢巻の本数により決定される.
試合終了後,奪った鉢巻が集められ,カウントが始まった.
試合進行役が「いーち!にーい!さーん!」とカウントするごとに
両チームから1本ずつ鉢巻が投げ上げられる.
しかしQQSは両チームの参加者達の頭をざっと眺め回して,
カウントするまでもなく明らかに自チームが負けるであろうことを悟った.
ほら,もうそろそろ奪った鉢巻が尽きそうだ.
と,その時.
ビリビリ・・・
「!?」
敵軍から奪った鉢巻を投げていた生徒が,
何と残りの鉢巻を引き裂き始めたではないか!
1本の鉢巻を数本に引き裂いては投げ,引き裂いては投げ・・・
鉢巻の本数を10本以上水増しした結果,QQSのいるチームの勝利となった.

そんなのアリかいな!
学校の備品,来年も使うだろうに・・・さすがに不味いよ.
男は、庭に咲いていた菊の花を、雪で埋めてしまった。

なぜだろう?

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この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花」(『古今集』秋下・277)
16年06月14日 21:17
【ウミガメのスープ】 [愛莉@京都LOVE]

二十九首目。




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男は、自宅の庭にビニールハウスを建て、そこに菊の花を植え、何日もかけて大切に育てた。
その甲斐あって美しく咲いた菊たちを、他の人にも見せたいと考え、庭先に知り合いを呼んだ。

しかし、あまりにも美しく咲く菊を見た人々は、「これは本当に生きた花か? 造花ではないのか?」と疑った。
花が本物であると示すために、地面に落ちた菊の花びらを拾い、ビニールハウスが潰れないように脇にかき集めておいた雪の中に一瞬だけ埋めて、取り出した。

すると花びらは、みるみるうちに萎れてしまった。
それを見た知り合いたちはやっと本物だと認め、男を賞賛した。
カナダ旅行記その2:グルメ編「2ブックマーク」
これは私が両親を連れてカナダ旅行に行った時の話。

カナダはとても自然豊かな国であり、農業も盛んで食料自給率も高い。
ここで、特筆に値するほど美味しかったものを挙げよう。
食べ物は、やはりエビに限る。
プリプリした食感と濃厚な味は忘れ難い。
飲み物では、アイスワインを挙げるほか無いだろう。
かなり高価ではあるが、あの甘味と芳醇な香りにはそれだけの価値がある。
さて、カナダではもう1つ美味しかったものがあるのだが、それは一体何だろう?
16年10月09日 00:16
【20の扉】 [QQS]



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食べ物はエビに#red#限る#/red#。
飲み物はアイスワインを挙げる#red#ほか無い#/red#。
すなわち、食べ物と飲み物で挙げるべきものはエビとワインのみ。
食べ物(固形物)にも飲み物(液体)にも該当しないのは気体。
つまり自然豊かなカナダの#red#空気#/red#が美味しかったのである。