項目についての説明はラテシンwiki!
【総投票数 8681票】
【物語部門】『正しい時刻』
「一見シンプルなようで、実はとても深い。15分の中にこれだけのストーリーが隠されている……読んでいて震えました。間違えなく良問であり、そして改めて考えさせられます。」
2016年01月02日01時
【華 投票一覧】
【トリック部門】『お願い』
「このトリックを使うためには、問題文に細心の注意を払わなければならなかったでしょう。出題者の芳香さんはそれをやってのけ、綺麗にトリックが成りたっています。」
2016年01月01日18時
【からてちょっぷ 投票一覧】
【物語部門】『単発 のぞみ・かなえ・たまえ』
「苦労して探したはずのランプにお願いを頼まない?不思議な行動。解説を見る前に答えが分かった人は、きっと【ネタバレ防止】のでしょう。」
2016年01月01日18時
【からてちょっぷ 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『魔法の言葉』
「先入観と叙述のために、すべての構成要素に罠を仕込む徹底ぶり。解説を読めばすべての文章が見事にひっくり返ると同時に、その手の込みように舌を巻きます。「先入観を使うなら、ここまでやり込んでこそ!」と言わんばかり。よくある出来事を、ここまでの問題に妥協なく仕上げる姿勢を見習いたいです。」
2015年12月31日19時
【letitia 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『学園天国♪』
「こんなことを、こんな風に問題にされたら、お手上げです。まさに、「人を食ったような問題」。要約すれば「どういうことだろう?」「そういうことです」というだけで、問題文の謎を追えば追うほどしてやられることでしょう。この見事さには、笑うことしかできません。」
2015年12月31日19時
【letitia 投票一覧】
【チャーム部門】『正しい時刻』
「遅れている時計を合わせる、それだけの日常的な行動が、人を殺す。これだけで、チャームとして十分すぎるでしょう。チャームとは「解説を知らない状態で解いてみたくなる問題文」という要素なのかもしれません。しかし、私は解説を知ってからも、この「正しい時刻」というタイトルを、問題文を見るたびに感情がこみ上げてくるのも、「問題文の魅力」という意味でチャームなのではないかと思います。」
2015年12月31日19時
【letitia 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『正しい時刻』
「この問題に出会ってから、読み返すこと数十回。読めば読むほど、「正しい」という表現に込められた意味が染みてきます。しかし出題者は、その何十倍何百倍も読み返し練りに練った問題文と解説でしょう。緻密な論理と水平思考、そして「問題に対する熱」の結晶のような作品です。誇れる問題を作る、というのはこういうことなのでしょう。」
2015年12月31日19時
【letitia 投票一覧】
【チャーム部門】『不親切な鋏』
「因果のギャップには、大まかに分けて2種類あると思う。つまり、「矛盾」と「無関係」である。当問題の問題文では、"今日、ハサミを買わなかったこと"と、"一ヶ月前、水とガムを買わなかったこと"という、一見無関係に思える2つの事象の間に、因果関係があることが示されている。無関係とはいえ荒唐無稽というわけではなく、質疑によってそこに関係を見出していけるかもしれないと思わせる絶妙なラインであることが重要である。一見した無関係さと、真相に到達しうる期待とが、この芸術的なまでのチャームを生み出している。まさに職人芸。」
2015年12月31日17時
【牛削り 投票一覧】
【チャーム部門】『100円の愛』
「「"たった"100円」という表現は、100円の価値を低評価していることを含意している。にも関わらず、主人公は「100円のプレゼントで愛を感じた」という。1行だけの状況説明の中に示されたこの矛盾は地味に強烈である。そして帰結部分の「心から愛されている事を知った」という表現から、この謎を解決した暁には心温まる深いストーリーが待っていることが予感できる。謎自体の魅力と、解説への期待感。これこそが本物のチャームであると評価したい。」
2015年12月31日17時
【牛削り 投票一覧】
【チャーム部門】『何の変哲もない小説』
「「何の変哲もない小説が、売れまくっている」でも「何の変哲もない小説なのに、売れまくっている」でもなく、「何の変哲もない小説が、何の変哲もないために売れまくっている」という表現。タイトルも含めて、脳内にリフレインする「何の変哲もない」という言葉の意味を掘り下げ始めれば、この問題を解かずにはいられないことでしょう。」
2015年12月31日17時
【letitia 投票一覧】