動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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田中は気に入った洋服が見つからない時、
オカンに電話する。

そして洋服とは全く関係のない話をするのだが、
それは一体なぜだろう?
13年07月26日 21:16
【ウミガメのスープ】 [水上]

3000才さんの前座で。




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オシャレショップゴトウ

田中は流行りの服を求めてゴトウにやって来た。

10分経過…

特に気に入った服が見つからない。
しかし店員さんにバッチリつかれている。

「今だとー、こんなタンクトップなんかどうかなー。なんか英語でプリントしてあってカッコいいしー」
「これもオススメかなー。今から暑くなるからヘソだしに挑戦してもいいよねー」
「このズボ…パンツもいい感じー。ラメが今年っぽいよねー」

田中は店員さんの目を盗んで携帯でオカンにワンコールした。

オカンは専業主婦でほぼ家にいる。
ワンコールすると必ず掛け直してくるのだ。

そして目論見通りオカンからのリターンの電話がかかってくる。

「ちょっとすいません」
田中は会釈して電話を取り、何気なさを装って店員さんから逃げることが出来た。

「もしもし、まーくん、どないしたん?おかーちゃん、忙しいねんけど」
「うっさい!なんでもないわっ!」

「…あんた、またゴトウか?」
♪探し物は何ですか~「2ブックマーク」

は部屋中の引き出しや鞄を開けた後 自殺した

何故?

【参加テーマ・『男』の名前は何がいい?】
13年12月18日 23:24
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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水艦が沈没し艦影の船員は酸素が無くなり苦しみだした

BB弾は部屋中の引き出しを開け中に残った僅かな酸素を求めた

勿論それは一時しのぎにしか過ぎず苦しさから逃げる為 彼は自分のこめかみを銃で撃ちぬいたのだった
カーチェイス「2ブックマーク」
後ろの車が煽ってくる。腹が立った私はカーチェイスまがいのことをして、警察に捕まった。

そして警察に感謝した。

どうして感謝したのか説明してください。
13年07月17日 20:26
【ウミガメのスープ】 [ゆがみ]



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最近、車の中で殺される事件が連続して起きている。

ある日、僕は運転中に見た。前方の車に不振な人影があるのを。

あれは・・・刃物!? まずい、前のドライバーは気が付いてないのか!?

知らせなくては。僕はライトをカチカチと切り替えた。すると前の車は煽られていると勘違いしたらしい。急に前の車が蛇行運転を始めた。

違うんだ!気づいてくれ!!
……いや、まてよ。
この速度なら不審者も手が出せまい。今殺せば自分もただではすまないだろうからな。
僕は警察が止めてくれるのを祈りつつカーチェイスをはじめた。
NO MONEY NO LIFE「2ブックマーク」
午後4時27分30秒。

男の死が決定した瞬間だった。

男は財布の中の万札を眺めてため息をついた。

一体何があったのだろうか?
13年07月19日 21:57
【ウミガメのスープ】 [水上]



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男は人っ子一人通らないような道路で交通事故を起こし、致命的な怪我をおってしまった。

しかし幸か不幸か、男の目の前には公衆電話があった。

男は体を引きづり、なんとか公衆電話までたどり着いて、震える手で財布を探る。

財布には万札は沢山入っているものの、小銭は10円だけだった。

10円を投入し、ダイヤルを押す。

「午後、4時、27分、30秒をお知らせします…ぽ、ぽ、ぽ、ぽーーーん…」

男の死が決定した瞬間だった。

119と117を間違えたのだ。

男は万札を眺め、
「金があっても、小銭がなきゃどーしよーもねえな…」
とため息をつき、意識を失った。

ポケットの中に携帯電話が入ってたんだけどね。
ボーイズ・エイジ「2ブックマーク」
彼は学校の図書室で本をぺらぺらと捲っていた。
すると本に落書きを見つけ、彼は苛立った。
彼は1人犯人に心当たりがあったので、
連絡網の紙を引っ張り出し、電話した。
「もしもし、海原さんのお宅でしょうか」
「はい、そうですが、どちら様でしょうか」
「水平太郎です。亀子さんに代わっ―――」
言い切るより早く、罵倒と共に電話は切られてしまた。
状況を説明せよ。
13年12月11日 21:41
【ウミガメのスープ】 [G戦場]

タイトルは特に意味は無い




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彼は数年前までこの学校に通っていた。
OBという訳ではない、2年の時に転校したのだ。
彼が偶然またこの街に来た時、ふと卒業アルバムに
いくらか自分の写真が載っているかもしれないと思い
休日だったこともあり、事情を話して学校内に入れてもらった。
図書室でアルバムをぺらぺらと捲り、自分を探していると、
見つけたがその写真には落書きがされていた。
苛立ちを覚えながらも彼には一人心当たりがあった。
在学中、彼はいじめっ子の筆頭だった。
だから自分が転校して自由になった亀子が
憂さ晴らしにでもやったのだろうと。
その後彼は実家に戻り、連絡網を引っ張り出した
証拠もないし、糾弾するつもりは特に無かった。
ただドッキリを仕掛けるようなつもりで、彼は電話を手に取った。

彼の転校後、亀子は自由になんてならなかった。
いじめは激化し、亀子は耐え切れず自殺した。
困ったのはいじめっ子たちだった。誰も責任なんて負いたくない
そして彼らは、全ての責任を転校した太郎に追いやった
太郎のいじめのせいで、亀子は自殺したのだと
その場にいない太郎は好き放題罵倒され、
ありもしない噂がいくつも流された。
そして、卒業アルバムの写真にも落書きがされた。
だがそれらも、時間と共に忘れられていった。
少数の人間を除いて…

「水平太郎です」
最も聞きたくない名前だった。
「亀子さんに代わっ―――」
―――亀子は死んだ。お前のせいでお前のせいでお前のせいで!!
もう一瞬足りとも声を聞いていたくなかった。
言語の体を為さない呪詛に似た叫びと共に受話器を叩きつけた。
そのまま床にへたり込む、酷く疲れていた。
そして彼女は、静かに泣いた。