みんなのブックマーク

水上さんは、いつもズボンの後ろポケットに財布を入れている、危機管理能力の低い方でした。
ある日、トイレで用を足している時に、背後から忍び寄る影が。
そして間髪入れずに、水上さんの財布をスり、逃走しました。

「あ、こら待て！」

水上さんの目の前で、黄金に輝く滝が放たれ始めた瞬間の出来事でした。
このまま動くと大惨事は免れません。ダムの調整も非常に難しい状態です。

放流が終わった瞬間、急いでトイレから出ましたが、犯人の姿は見えませんでした。
あわわあわわと狼狽える水上さん。有り金のない彼はこれから金脈を探し始めます。

#b#※この物語はフィクションであり、登場する人物は「みずうえさん」であります。#/b#

恐怖支配が行われている独裁国家は、国家元首のおかげで全ての国民は幸せである。と言う事になっている
ので、情報統制によって殺人事件など凶悪な犯罪は闇に葬られるから。

ウ
ウウはインターネットカフェ(漫喫)で仕事をしていた。
すると、ある一室から・・・
女優「や、やめてください」
俳優「そんなこと言ってもだれも助けに来ねーぜ」
といったやり取りが聞こえてきた。
どうやらお客様の誰かがイヤホンをせずに何かの映画を観ているようだった。
これは注意しないといかんと思ったウウウはその部屋に飛び込んだ。

すると線の抜けたイヤホンをしたまま眠っているおっさんがいた。
映画を見ながら眠ってしまい、寝相でイヤホンが抜けたようだった。

妹のめんが料理中だったので、代わりに電話に出ました。

「はい、亀井です」

「あ、めんたん？今日のご飯何〜？」

「え？ハンバーグ…じゃなくて…あの」

兄弟だから声が似てたのでしょうね。
妹の彼は、私を妹と間違えているようです。

「わー、めんたんのハンバーグ楽しみでちゅ♪
仕事早く終わって、あと30分くらいで帰れるから ！愛してるよ☆じゃ！」


訂正する間も無く、彼は電話を切りました。

おうふ_:(´ཀ`」∠):_爆発しろっ！！！

じゃなくて、やべぇ…聞いちゃいけないものを聞いてしまったw
気まずい！会ったら絶対爆笑する自信がある！


彼が帰って来る時間を妹に伝え、急用ができた事にして帰りました。
今日私はいなかったことにして！と念押しして。
向こうも知らない方が幸せでしょうw

何にしろ、良い人そうでお姉ちゃん安心したよ。
また今度遊びに行くね。




【要点】
電話に出たら妹の彼に妹と間違えられた。
他人に聞かれたら恥ずかしいであろう話し方を聞いてしまい、
気まずいので、いなかった事にして帰りました。

夜12時を回った頃、カメコが呟く。
「終電…無くなっちゃったかも…?///」

それを聞いたカメオはスマホを取り出した。
「カメコの最寄って水亀駅だっけ?
ここが、新王駅で、えーと0時16分だから
ふんふん、なるほど。
いつも使ってる水平駅の方じゃなくて、
下都留駅の方から回ると…、
えっ、これ?ああ乗り換え案内のアプリだよ。
直接見てもらった方が早いか。
あと15分くらいだね、って何だよその目は…
えっちょっ何引っ張るなって…何ｄ」！？

結局終電には間に合わなかったようだ。

(タイトルは井上陽水「帰れない二人」より)