「おやすみなさい」「2ブックマーク」
美歌は眠るつもりで電車に乗ったが、結局は起きていた。
何故?
何故?
17年05月19日 08:59
【ウミガメのスープ】 [ふぃず]
【ウミガメのスープ】 [ふぃず]
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優先座席に座るなら眠ってはいけないと教わったから
美歌が電車に乗ると、立っている人は居らず、かといって座席のほとんどが空いている、というわけでもなかった。
空いているのは優先座席のみ。脚のだるさに負けて座る。電車で眠ってしまおうと思っていたはずの彼は、文庫本を取り出した。眠いものは眠い。が、眠るわけにはいかないのだ。
「美歌、良いこと?優先座席は空いていれば座って構いません。でもね、優先座席をもっと必要としている人にすぐにそこを譲ってあげられるようにしていなさい。絶対に眠ってはダメよ。ご本を読んでいても、ゲームをしていても、お勉強をしていても、人が乗ってくる度に顔をあげて。おばあちゃんや怪我した人が居ないか見ること。居たら席を譲ってあげること。約束よ」
母との最初の約束を思い出しながら、彼は文庫本に目を落とした。
美歌が電車に乗ると、立っている人は居らず、かといって座席のほとんどが空いている、というわけでもなかった。
空いているのは優先座席のみ。脚のだるさに負けて座る。電車で眠ってしまおうと思っていたはずの彼は、文庫本を取り出した。眠いものは眠い。が、眠るわけにはいかないのだ。
「美歌、良いこと?優先座席は空いていれば座って構いません。でもね、優先座席をもっと必要としている人にすぐにそこを譲ってあげられるようにしていなさい。絶対に眠ってはダメよ。ご本を読んでいても、ゲームをしていても、お勉強をしていても、人が乗ってくる度に顔をあげて。おばあちゃんや怪我した人が居ないか見ること。居たら席を譲ってあげること。約束よ」
母との最初の約束を思い出しながら、彼は文庫本に目を落とした。
「多ければ多いほど良いでしょ?」「2ブックマーク」
母親におつかいを頼まれたカメコ。
お金と買い物リストを受け取って家を出たところまでは良かったのだが、
お店に着いたカメコは#b#同じものを百五十六も買おうとした#/b#という。
そんなにたくさん頼まれてなんかいないのに一体何故?
お金と買い物リストを受け取って家を出たところまでは良かったのだが、
お店に着いたカメコは#b#同じものを百五十六も買おうとした#/b#という。
そんなにたくさん頼まれてなんかいないのに一体何故?
17年05月18日 21:45
【ウミガメのスープ】 [YOUSUN]
【ウミガメのスープ】 [YOUSUN]

批評大歓迎です
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母親からもらったリストにはこう書かれていた。
#big5#・鉛筆(B)#/big5#【挿絵参照】
ところがその字が汚かったため、カメコは#big5#鉛筆(13)#/big5#と書いてあるのだと勘違いし、
鉛筆を#red#13ダース、12×13=156本#/red#買おうとしたのだ。
まあお金足りなくて買えなかったけどね。
#big5#・鉛筆(B)#/big5#【挿絵参照】
ところがその字が汚かったため、カメコは#big5#鉛筆(13)#/big5#と書いてあるのだと勘違いし、
鉛筆を#red#13ダース、12×13=156本#/red#買おうとしたのだ。
まあお金足りなくて買えなかったけどね。
「それでも無理なんです」「2ブックマーク」
カメオはよく財布に紐をくくりつけている。これは財布が落っこちないようにするためだ。
ではそんなカメオが財布をよく道端で落っことしてしまうのはなぜだろう。
ではそんなカメオが財布をよく道端で落っことしてしまうのはなぜだろう。
17年05月17日 21:11
【ウミガメのスープ】 [残酸]
【ウミガメのスープ】 [残酸]

犯行トリック
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カメオはひったくりである。
ひったくったあと、通報されて警察が来る前に、棒と財布に紐をくくりつけて側溝のフタの穴に落っことすのだ。
紐があるので側溝の奥に落っこちることはない。警察が何もないと確認し、ほとぼりが冷めたあとで財布を回収するのだ。
〜〜〜〜〜〜少し図解〜〜〜〜〜〜〜
上が木の枝、1が紐、下にあるのが財布です。
上上上上上上上上上上上
1
1
1
「 ーーーーーーーー1
1 ーーーーーーーー1
1ーーーーーーーー 1
1ーーーーーーーー 」
そして、これを側溝の穴にはめると
上上上上上上上上上上上上上
_____ 1 _____
1
1
「 ーーーーーーーー1
1 ーーーーーーーー1
1ーーーーーーーー 1
1ーーーーーーーー 」
となり、木の枝が突っかかるので、
紐をくくりつけることで財布が側溝の下に落っこちるのを防げるのです。
ひったくったあと、通報されて警察が来る前に、棒と財布に紐をくくりつけて側溝のフタの穴に落っことすのだ。
紐があるので側溝の奥に落っこちることはない。警察が何もないと確認し、ほとぼりが冷めたあとで財布を回収するのだ。
〜〜〜〜〜〜少し図解〜〜〜〜〜〜〜
上が木の枝、1が紐、下にあるのが財布です。
上上上上上上上上上上上
1
1
1
「 ーーーーーーーー1
1 ーーーーーーーー1
1ーーーーーーーー 1
1ーーーーーーーー 」
そして、これを側溝の穴にはめると
上上上上上上上上上上上上上
_____ 1 _____
1
1
「 ーーーーーーーー1
1 ーーーーーーーー1
1ーーーーーーーー 1
1ーーーーーーーー 」
となり、木の枝が突っかかるので、
紐をくくりつけることで財布が側溝の下に落っこちるのを防げるのです。
「遅刻魔にもほどがある」「2ブックマーク」
会社でも有名な遅刻魔であるカメオ。5分や10分は当たり前、酷い時には連絡もなしに1時間遅刻したこともある。
「電車が混んでいたもので」や「布団が離してくれなかったので」「空がきれいだったから」など、変な言い訳をしながら遅刻し続けるカメオ。しかし、勤務態度は非常によく、逆にカメオがいないと仕事が進まないことが多いので、上司たちは多少遅刻する分には目をつぶってきた。
さてある日、カメオは当然のように5分ほど遅刻してきた。「アラームが鳴らなかったもので……」などと言い訳をした結果、上司にこっぴどく怒られてしまった。
おかしいなぁ、いつもなら5分程度なら何も言わないのに、ついに上司もしびれを切らしたのだろうか?
何故この時だけカメオは怒られたのだろう?
「電車が混んでいたもので」や「布団が離してくれなかったので」「空がきれいだったから」など、変な言い訳をしながら遅刻し続けるカメオ。しかし、勤務態度は非常によく、逆にカメオがいないと仕事が進まないことが多いので、上司たちは多少遅刻する分には目をつぶってきた。
さてある日、カメオは当然のように5分ほど遅刻してきた。「アラームが鳴らなかったもので……」などと言い訳をした結果、上司にこっぴどく怒られてしまった。
おかしいなぁ、いつもなら5分程度なら何も言わないのに、ついに上司もしびれを切らしたのだろうか?
何故この時だけカメオは怒られたのだろう?
17年07月15日 00:46
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
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#red#重要な会議#/red#に5分遅刻してきたカメオ。遅刻自体は仕事の都合もあるので上司も目をつぶっていたのだが……
「すみません、アラームが鳴らなかったもので……」
「アラーム? お前、もしかして#red#仕事中に居眠りしてた#/red#のか?」
「え、いや、その……」
「休憩でもないのに仕事中に居眠りする奴がおるか! 今までは目をつぶってきたが、次からは容赦せんぞ!」
「ひぃ!」
上司に怒られて以来、会議での遅刻は無くなったようだ。相変わらず出社時間には遅刻してくるが。
#b#要約:仕事中に居眠りしていたことがばれちゃった☆#/b#
「すみません、アラームが鳴らなかったもので……」
「アラーム? お前、もしかして#red#仕事中に居眠りしてた#/red#のか?」
「え、いや、その……」
「休憩でもないのに仕事中に居眠りする奴がおるか! 今までは目をつぶってきたが、次からは容赦せんぞ!」
「ひぃ!」
上司に怒られて以来、会議での遅刻は無くなったようだ。相変わらず出社時間には遅刻してくるが。
#b#要約:仕事中に居眠りしていたことがばれちゃった☆#/b#
「【世界田中奇行】まーるさんかくたなーかー」「2ブックマーク」
目の前に並んでいる紙の束をハサミで切って沢山の三角形を作った田中。
その三角形の紙をゴミ箱に捨てた後、残った紙をシュッレッダーにかけた。
一体何をしたいのだろうか?
その三角形の紙をゴミ箱に捨てた後、残った紙をシュッレッダーにかけた。
一体何をしたいのだろうか?
17年07月08日 22:15
【ウミガメのスープ】 [水上]
【ウミガメのスープ】 [水上]
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サラリーマン田中にとって溜まった書類のシュレッダー処理も上司に任された大事な仕事。
今日も今日とてせっせと書類をシュレッダーの中に投じていく。
そんな田中を悩ませているのがホッチキスで綴じられた書類。
ホッチキスを付けたままだとシュレッダーが壊れてしまうので、いちいち外さなくてはいけない。
しかも田中は爪をかじる癖があるので爪が超短い。すんごく外しずらい。
そして田中はホッチキスの後ろに針を外す用の器具が付いているのを知らない。超無知。
目の前に積まれているのは3枚の用紙の左上をホッチキスで綴られた資料、328部。
そこで田中は考えた。水平思考。
ホッチキスで綴じられた左上の部分をハサミでカット。カット。カット。
針の付いた小さな三角形の部分は直接ゴミ箱へ。
そして針の付いていない残りの書類をシュレッド。シュレッド。シュレッド。
これで作業効率が格段に上がったのであった。
しかしなんの因果か、ホッチキスの針の周りの部分に超ちっちゃい字で社外秘の重要事項が記載されており、
それをシュレッダーにかけなかったことで社外秘の重要事項が社外に流出。
田中はクビとなった。38歳。独身。無職。
今日も今日とてせっせと書類をシュレッダーの中に投じていく。
そんな田中を悩ませているのがホッチキスで綴じられた書類。
ホッチキスを付けたままだとシュレッダーが壊れてしまうので、いちいち外さなくてはいけない。
しかも田中は爪をかじる癖があるので爪が超短い。すんごく外しずらい。
そして田中はホッチキスの後ろに針を外す用の器具が付いているのを知らない。超無知。
目の前に積まれているのは3枚の用紙の左上をホッチキスで綴られた資料、328部。
そこで田中は考えた。水平思考。
ホッチキスで綴じられた左上の部分をハサミでカット。カット。カット。
針の付いた小さな三角形の部分は直接ゴミ箱へ。
そして針の付いていない残りの書類をシュレッド。シュレッド。シュレッド。
これで作業効率が格段に上がったのであった。
しかしなんの因果か、ホッチキスの針の周りの部分に超ちっちゃい字で社外秘の重要事項が記載されており、
それをシュレッダーにかけなかったことで社外秘の重要事項が社外に流出。
田中はクビとなった。38歳。独身。無職。