「負けるが勝ち。」「4ブックマーク」
ある日、ラテシンドームにて、ロボット達を競い合わせる世界大会が開催された。
自慢のロボットを携え、世界中から多くの参加者が集まっている。
優勝したのは、カメオ制作のロボット「ライナー」だった。
ところが、最も世間の話題を集めたのは、最下位であったウミオ制作のロボット「シンディ」だったという。
#b#一体何故?#/b#
自慢のロボットを携え、世界中から多くの参加者が集まっている。
優勝したのは、カメオ制作のロボット「ライナー」だった。
ところが、最も世間の話題を集めたのは、最下位であったウミオ制作のロボット「シンディ」だったという。
#b#一体何故?#/b#
17年07月15日 21:59
【ウミガメのスープ】 [第四アルカ騎士団]
【ウミガメのスープ】 [第四アルカ騎士団]
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大会は、自動操縦のロボットたちがブロック積みの作業を時間内にどれだけこなせるかを競うものだった。
「ライナー」は優秀なAIによって時間内に素早く作業をこなしていく。
そんな中、「シンディ」は所定の作業を一つもしようとせず、ただブロックを押して移動させているだけ。
見ると、ブロック積み作業のためのブロックを隣の「ライナー」の所にこっそり移しているではないか。
「ライナー」はそれに気づかず「シンディ」が寄せてきたブロックをも淡々と積み上げていき、記録は一位。
もちろんブロックを一つも積んでいない「シンディ」の記録は最下位。
この行動を不思議がった制作者のウミオは、「シンディ」に積んだ学習型のAIを解析した。
すると「シンディ」は、#b#「自分が作業するより他のロボットに作業をさせた方がバッテリーの節約になる」#/b#と判断していたのだ。
このことが明らかになると、専門家たちは「シンディ」の判断にどよめいた。
ロボットが#b#「サボる」ことを学習する#/b#など、今までのどのロボットにも成し得なかったことである。
こうして「シンディ」は#b#「『サボり』を覚えたロボット」#/b#として、世間の話題を集めることになった。
「ライナー」は優秀なAIによって時間内に素早く作業をこなしていく。
そんな中、「シンディ」は所定の作業を一つもしようとせず、ただブロックを押して移動させているだけ。
見ると、ブロック積み作業のためのブロックを隣の「ライナー」の所にこっそり移しているではないか。
「ライナー」はそれに気づかず「シンディ」が寄せてきたブロックをも淡々と積み上げていき、記録は一位。
もちろんブロックを一つも積んでいない「シンディ」の記録は最下位。
この行動を不思議がった制作者のウミオは、「シンディ」に積んだ学習型のAIを解析した。
すると「シンディ」は、#b#「自分が作業するより他のロボットに作業をさせた方がバッテリーの節約になる」#/b#と判断していたのだ。
このことが明らかになると、専門家たちは「シンディ」の判断にどよめいた。
ロボットが#b#「サボる」ことを学習する#/b#など、今までのどのロボットにも成し得なかったことである。
こうして「シンディ」は#b#「『サボり』を覚えたロボット」#/b#として、世間の話題を集めることになった。
「付喪神と試練」「4ブックマーク」
長い月日を経た道具に宿るとされる付喪神。
何百年と受け継がれてきた田中家のシャーペンがある。
このシャーペンもまた付喪神が宿ったのか、
田中藤子はシャーペンに話しかけるようになりました…
==
ある試験の日、
藤子がよく話しかけるシャーペンを家に置いて行きました。
もし喋ろうものならテストに集中できないからです。
しかし藤子は試験中、全く集中することができませんでした。
なぜ?
何百年と受け継がれてきた田中家のシャーペンがある。
このシャーペンもまた付喪神が宿ったのか、
田中藤子はシャーペンに話しかけるようになりました…
==
ある試験の日、
藤子がよく話しかけるシャーペンを家に置いて行きました。
もし喋ろうものならテストに集中できないからです。
しかし藤子は試験中、全く集中することができませんでした。
なぜ?
16年04月08日 22:15
【ウミガメのスープ】 [FFタマゴちゃん]
【ウミガメのスープ】 [FFタマゴちゃん]
ありがとうございました。
解説を見る
付喪神が宿ったのはシャーペンの芯のほうだったから。
「20%増量30%増額」「4ブックマーク」
「ザザザ」という商品がある。
内容量を増やしたところ、お客様の満足度が上昇した。
増量以上に価格も上がっていたのだが
いったいどうしてだろう?
内容量を増やしたところ、お客様の満足度が上昇した。
増量以上に価格も上がっていたのだが
いったいどうしてだろう?
16年12月31日 12:58
【ウミガメのスープ】 [アアア]
【ウミガメのスープ】 [アアア]
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「ザザザ」それは日焼けに効く塗り薬
図のように直接塗るタイプなのだが、増量前は背中など手が届かないと
ころがあったのだが、
増量して結果的に容器が長くなったことで今まで届かなかったところに
届くようになったのだ。
図のように直接塗るタイプなのだが、増量前は背中など手が届かないと
ころがあったのだが、
増量して結果的に容器が長くなったことで今まで届かなかったところに
届くようになったのだ。
「見知らぬ訪問者」「4ブックマーク」
ヤギオの母は常々、「知らない人が来たらドアを開けちゃダメよ」
と言い聞かせており、ヤギオも母の言いつけはきちんと守っていた。
ある日、家にヤギオしかいない時に、ヤギオの家を訪れた男がいたが、
ヤギオは、「外にいるのは知らない男だ」と思ったからこそ、
ドアノブを回して、見知らぬ男を家の中に招き入れた。
一体なぜ?
17年05月18日 01:14
【ウミガメのスープ】 [みん]
【ウミガメのスープ】 [みん]
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地震で家が倒壊し、ヤギオは、倒れたドアの隙間に閉じ込められてしまった。
ドアと床の間に瓦礫が挟まっていたので、潰されはしなかったが、
押してもドアはビクともせず、自力で脱出する事は敵わなかった。
救助に訪れた男が、ヤギオの家に向かって、誰かいないかと呼びかけるが、
「知らない人と話してはいけない」と言い聞かされていたヤギオは、
返事の代わりに、ドアノブをガチャガチャ鳴らして存在を知らせた。
その音を聞いた男は、瓦礫となった家の中に入って行き、
音の出所であるドアを持ち上げて、ヤギオを助け出したのだった。
【 要約 】
ヤギオは、倒れたドアの間に閉じ込められていて、救助に訪れた男に助けを求めたかったが、
「知らない人と話してはいけない」という言いつけを守る為、返事の代わりにドアノブを回して、
自分の居場所を知らせた。
ドアと床の間に瓦礫が挟まっていたので、潰されはしなかったが、
押してもドアはビクともせず、自力で脱出する事は敵わなかった。
救助に訪れた男が、ヤギオの家に向かって、誰かいないかと呼びかけるが、
「知らない人と話してはいけない」と言い聞かされていたヤギオは、
返事の代わりに、ドアノブをガチャガチャ鳴らして存在を知らせた。
その音を聞いた男は、瓦礫となった家の中に入って行き、
音の出所であるドアを持ち上げて、ヤギオを助け出したのだった。
【 要約 】
ヤギオは、倒れたドアの間に閉じ込められていて、救助に訪れた男に助けを求めたかったが、
「知らない人と話してはいけない」という言いつけを守る為、返事の代わりにドアノブを回して、
自分の居場所を知らせた。
「カメオの青春は歩きはじめた」「4ブックマーク」
野球部のカメオは、試合中でもふざけたり、本気を出したりしない。いつもへらへら笑っている、ひと言で言えば、愚か者であった。
ところがあるとき、カメオの父が亡くなると、カメオは急に気合いを入れて頑張りだした。
なぜ?
ところがあるとき、カメオの父が亡くなると、カメオは急に気合いを入れて頑張りだした。
なぜ?
16年02月05日 23:10
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]
青春終わりました
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(どうせ頑張っても誰も見てくれない。そう思ってた。)
#red#カメオの父は盲目であった。#/red#
母は、カメオが野球をやることを嫌っていた。
(母さんは野球嫌い、父さんは盲目だしどちらも僕が頑張ってたところでどうでもいいと、思ってた。)
死に際に、父はカメオにこう言った。
「いいか、カメオ………悲しむんじゃない。それに、私も苦しくない、むしろ、嬉しいんだ。#red#私は天国で、カメオの野球を初めて見ることを、楽しみにしているんだ………#/red#」
「父、さん………」
(目が見えなくても、父さんは僕を見てくれていたって、僕は初めて知った………。そして、父さんが、天国で僕の野球を見てくれている。だからこそ、頑張れるんだ。)
甲子園のマウンドで、カメオは空を見上げていた。
「………見ててね、父さん………」
そして、その思いを胸に、第一球を投げた………!!
【まとめ】
#b#盲目の父はカメオの野球が大好きだった。誰も自分の野球を見てくれないからと、力を入れていなかったカメオは、亡き父が天国で見てくれていることを信じて、努力を始めた。#/b#
カメオが得たのは初めて自分を「見てくれる」、父がいることで得られる【自信】でした。
#red#カメオの父は盲目であった。#/red#
母は、カメオが野球をやることを嫌っていた。
(母さんは野球嫌い、父さんは盲目だしどちらも僕が頑張ってたところでどうでもいいと、思ってた。)
死に際に、父はカメオにこう言った。
「いいか、カメオ………悲しむんじゃない。それに、私も苦しくない、むしろ、嬉しいんだ。#red#私は天国で、カメオの野球を初めて見ることを、楽しみにしているんだ………#/red#」
「父、さん………」
(目が見えなくても、父さんは僕を見てくれていたって、僕は初めて知った………。そして、父さんが、天国で僕の野球を見てくれている。だからこそ、頑張れるんだ。)
甲子園のマウンドで、カメオは空を見上げていた。
「………見ててね、父さん………」
そして、その思いを胸に、第一球を投げた………!!
【まとめ】
#b#盲目の父はカメオの野球が大好きだった。誰も自分の野球を見てくれないからと、力を入れていなかったカメオは、亡き父が天国で見てくれていることを信じて、努力を始めた。#/b#
カメオが得たのは初めて自分を「見てくれる」、父がいることで得られる【自信】でした。