「とある女の献身」「4ブックマーク」
騙されて、掃除させられた女。
必死で掃除した挙句、給料も出ない。
だがこの後、女の願いは無事叶うことになった。
一体どうして?
必死で掃除した挙句、給料も出ない。
だがこの後、女の願いは無事叶うことになった。
一体どうして?
13年06月20日 23:48
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
解説を見る
これは、とある夏の日の出来事だった。
「暇だ……」
俺、亀山タロウは床にねっころがってそうつぶやいた。
暇だ。死ぬほど暇。
ここは、古い神社の中だ。
もはや神主もいない神社だが、実は昨日。なんと、秘密の抜け穴を見つけて中に入ることが出来たのだ。
中は、最初はちょっと気味悪かったが、慣れてしまえばなんてこと無い。
ちょっと掃除して綺麗にして、ひそかに秘密基地としたのだ。
外はうなるぐらいの暑さだが、ここはひんやりとしていて気持ちいい……
だがやはり、何もないというのは退屈すぎる。持ち込んだこの漫画ももう何回も読んじゃったし……
ああ~~、暇だ~~!
そう思っていたときだった。
「……?」
外に、人の気配がする。
神社についているガラガラを鳴らす音が聞こえる。
なんだ……? ここがもう廃神社になっていることは、村の人はほとんど知っているはずなのに…………
そう思って隙間からのぞいてみると、そこには一人の少女が、必死な様子で手を合わせてお参りしていた。
「あいつって……」
俺にはあの顔に見覚えがあった。
確か……先週この村に引越してきた奴だ。
つまりは、転校生。
クラスメイトではあるが、話したことはない。
それどころか内気な性格なのか、あまり人と話しているのを見たことがなかった。
一体なんだってこんなところに……
そう思ったとき、俺はふと面白いことを思いついた。
「もしもし。そこの娘や……」
出来る限りの低い声で、俺は中から話しかけた。
すると、少女はとてもおどろいた様子で、「え、え!?」と声を上げる。
……なんか、今初めてこいつの声を聞いたような…………
「えーと、ワシはここの神様じゃ。娘よ、さっきワシにお願い事をしていたろう?」
「は、はい……」
「ワシの力を持ってすれば、叶える事はたやすい。叶えて欲しいか……?」
「は、はい!」
「ならば、わしのお願い事を聞いてくれないかのう……?」
「お願い?」
「そうじゃ。最近このあたりが散らかっているだろう? 辺りを掃除して欲しいのじゃが……」
自分でそう言いながら、俺は笑いそうになった。
なに、ちょっとしたイタズラ心だ。
ここは廃神社だから、周りは雑草が茂っていたりして結構汚い。
秘密基地にするわけだから、きれいなほうが嬉しいし。
それに、どう見てもあの少女が、この敷地を掃除切れるとは到底思えないし、こんな変な願い事、すぐに不審に思って俺がいることがばれてしまうかもしれない。
まあ、俺が中にいることがばれたら、笑ってごまかせばいいや。
すると、少女は張り切って言い切った。
「分かりました! ちょっと待っていてください。すぐに綺麗にします!」
「え!? まじ?」
そう言ってテキパキと掃除し始めた。
ごみを拾って……雑草をむしって……ほうきではいて……
俺は、目が離せなかった。少女の必死さに。
そして、言いようの無い罪悪感がジワジワと沸いてきた。
「なんで、そんなに頑張るんだ……?」
俺は、不意に思ったことを口にしてしまった。
すると、少女はこちらの方を向いて、えへへと笑った。
「私……友達が欲しいんです。…………あの……ちょっと前にここに引っ越してきたんですけど、私、話すのはあまり得意じゃなくて。でも、得意じゃないけど嫌いじゃないんです……こんな私に、友達が出来ればなあって。どんなことでも気兼ねなく話せる友達が」
「……そう、か…………」
それから、俺と彼女は少しの間、他愛の無い会話をした。
そして、次第に日が落ちてきて、外が暗くなってきた。
「……分かった。その願い、叶えよう。今日はもう帰ってよいぞ」
「ホントに……いいの? あ、ありがとうございます!」
そう言って、少女は帰っていった。
さて、と……叶えにいきますか───。
翌朝。
学校へ向かう途中。
ランドセルを背負った、アイツがいた。
俺は勇気を出して声をかけた。
「な、なあ! あの……友達に、ならねぇ?」
振り返って、驚いた顔を見せる彼女。
そして、少しの沈黙の間、彼女はクスッと笑って、僕の方に近づいた。
「今日もまた、神社でね」
「暇だ……」
俺、亀山タロウは床にねっころがってそうつぶやいた。
暇だ。死ぬほど暇。
ここは、古い神社の中だ。
もはや神主もいない神社だが、実は昨日。なんと、秘密の抜け穴を見つけて中に入ることが出来たのだ。
中は、最初はちょっと気味悪かったが、慣れてしまえばなんてこと無い。
ちょっと掃除して綺麗にして、ひそかに秘密基地としたのだ。
外はうなるぐらいの暑さだが、ここはひんやりとしていて気持ちいい……
だがやはり、何もないというのは退屈すぎる。持ち込んだこの漫画ももう何回も読んじゃったし……
ああ~~、暇だ~~!
そう思っていたときだった。
「……?」
外に、人の気配がする。
神社についているガラガラを鳴らす音が聞こえる。
なんだ……? ここがもう廃神社になっていることは、村の人はほとんど知っているはずなのに…………
そう思って隙間からのぞいてみると、そこには一人の少女が、必死な様子で手を合わせてお参りしていた。
「あいつって……」
俺にはあの顔に見覚えがあった。
確か……先週この村に引越してきた奴だ。
つまりは、転校生。
クラスメイトではあるが、話したことはない。
それどころか内気な性格なのか、あまり人と話しているのを見たことがなかった。
一体なんだってこんなところに……
そう思ったとき、俺はふと面白いことを思いついた。
「もしもし。そこの娘や……」
出来る限りの低い声で、俺は中から話しかけた。
すると、少女はとてもおどろいた様子で、「え、え!?」と声を上げる。
……なんか、今初めてこいつの声を聞いたような…………
「えーと、ワシはここの神様じゃ。娘よ、さっきワシにお願い事をしていたろう?」
「は、はい……」
「ワシの力を持ってすれば、叶える事はたやすい。叶えて欲しいか……?」
「は、はい!」
「ならば、わしのお願い事を聞いてくれないかのう……?」
「お願い?」
「そうじゃ。最近このあたりが散らかっているだろう? 辺りを掃除して欲しいのじゃが……」
自分でそう言いながら、俺は笑いそうになった。
なに、ちょっとしたイタズラ心だ。
ここは廃神社だから、周りは雑草が茂っていたりして結構汚い。
秘密基地にするわけだから、きれいなほうが嬉しいし。
それに、どう見てもあの少女が、この敷地を掃除切れるとは到底思えないし、こんな変な願い事、すぐに不審に思って俺がいることがばれてしまうかもしれない。
まあ、俺が中にいることがばれたら、笑ってごまかせばいいや。
すると、少女は張り切って言い切った。
「分かりました! ちょっと待っていてください。すぐに綺麗にします!」
「え!? まじ?」
そう言ってテキパキと掃除し始めた。
ごみを拾って……雑草をむしって……ほうきではいて……
俺は、目が離せなかった。少女の必死さに。
そして、言いようの無い罪悪感がジワジワと沸いてきた。
「なんで、そんなに頑張るんだ……?」
俺は、不意に思ったことを口にしてしまった。
すると、少女はこちらの方を向いて、えへへと笑った。
「私……友達が欲しいんです。…………あの……ちょっと前にここに引っ越してきたんですけど、私、話すのはあまり得意じゃなくて。でも、得意じゃないけど嫌いじゃないんです……こんな私に、友達が出来ればなあって。どんなことでも気兼ねなく話せる友達が」
「……そう、か…………」
それから、俺と彼女は少しの間、他愛の無い会話をした。
そして、次第に日が落ちてきて、外が暗くなってきた。
「……分かった。その願い、叶えよう。今日はもう帰ってよいぞ」
「ホントに……いいの? あ、ありがとうございます!」
そう言って、少女は帰っていった。
さて、と……叶えにいきますか───。
翌朝。
学校へ向かう途中。
ランドセルを背負った、アイツがいた。
俺は勇気を出して声をかけた。
「な、なあ! あの……友達に、ならねぇ?」
振り返って、驚いた顔を見せる彼女。
そして、少しの沈黙の間、彼女はクスッと笑って、僕の方に近づいた。
「今日もまた、神社でね」
「長電話はおよし」「4ブックマーク」
母の電話が長かったせいで、カメオはたくさんの女子高生から注目をあびることになった。何があったのだろう?
    
17年03月23日 17:46
【ウミガメのスープ】 [[規制]おじさん]
【ウミガメのスープ】 [[規制]おじさん]
解説を見る
大学受験当日。
母から借りたスマートフォンを地図代わりにポケットに入れ、ホテルを出発したカメオ。
電車の席に座っているうちに、スマートフォンが大きくて長いせいでポケットから滑り落ちてしまった。
カメオ(探す暇ないし、タクシー代もったいないし、あそこに居るどっかの高校の生徒についていくか……)
30分後
カメオ(ええ~、ここ女子大やんけ! なんか女の子からジロジロ見られて恥ずかしいし! タクシー乗らんと試験開始に間に合わん!)
結果、遅刻。不合格。
母から借りたスマートフォンを地図代わりにポケットに入れ、ホテルを出発したカメオ。
電車の席に座っているうちに、スマートフォンが大きくて長いせいでポケットから滑り落ちてしまった。
カメオ(探す暇ないし、タクシー代もったいないし、あそこに居るどっかの高校の生徒についていくか……)
30分後
カメオ(ええ~、ここ女子大やんけ! なんか女の子からジロジロ見られて恥ずかしいし! タクシー乗らんと試験開始に間に合わん!)
結果、遅刻。不合格。
「すぴーくだーく?」「4ブックマーク」
長生きしたいなぁ。
そう思ったカメオは煙草と酒を始めることにした。
なぜ?
そう思ったカメオは煙草と酒を始めることにした。
なぜ?
15年11月17日 00:31
【ウミガメのスープ】 [Ratter]
【ウミガメのスープ】 [Ratter]
解説を見る
生活に困っていたカメオがとある仕事についた。
(拉致られてきた)子供を、(子供を欲しがっていて購入しようと考えている新しい)親に届けるだけ
という簡単なお仕事である。※要するに人身売買。もちろん犯罪。
こんな簡単なお仕事だというのに、給料はよく、しかも仕事量自体はそんなにないので休みも多いという。
まさに渡りに船!カメオはありがたく思っていた。
ただ・・一つだけ心配事があった。
社長(ボス??)はお金に細かい男という噂で、しかも取り扱う商品は超高額ときたものだ。
もし、商品に逃げられることがあれば・・
自分自身が商品となってその穴埋めをしなければならないのだという。
もちろん、子供ならともかくおっさんのカメオに、新しい子供としての商品価値はない。
価値が有るのはその中身。臓器 である。
健康体であれば、商品として売られる。つまりバラされる。
が・・酒や煙草、さらにはやばい薬をやっていた場合は臓器は商品にならない。
その場合、けちな社長(ボス??)は見せしめのためだけに殺すくらいなら、
その損失を少しでも埋めるために死ぬまでこき使って働かせるのだという。
これまで、どんな簡単な仕事でも失敗を繰り返してきたカメオは考えた。
1.即時、商品(臓器)としてバラされて売られる。
2.死ぬまで奴隷のようにこき使われる。
「う~ん。長生きしたいなぁ」
そう考えたカメオは、肺が真っ黒になるよう。肝臓と腎臓がダメになるよう酒と煙草を始めたのであった。
まあ、案の定仕事に失敗したカメオが、知らないうちに多額の生命保険金がかけられていたのに気づくのはこれから少し後の話である(=゜ω゜)ボー
(拉致られてきた)子供を、(子供を欲しがっていて購入しようと考えている新しい)親に届けるだけ
という簡単なお仕事である。※要するに人身売買。もちろん犯罪。
こんな簡単なお仕事だというのに、給料はよく、しかも仕事量自体はそんなにないので休みも多いという。
まさに渡りに船!カメオはありがたく思っていた。
ただ・・一つだけ心配事があった。
社長(ボス??)はお金に細かい男という噂で、しかも取り扱う商品は超高額ときたものだ。
もし、商品に逃げられることがあれば・・
自分自身が商品となってその穴埋めをしなければならないのだという。
もちろん、子供ならともかくおっさんのカメオに、新しい子供としての商品価値はない。
価値が有るのはその中身。臓器 である。
健康体であれば、商品として売られる。つまりバラされる。
が・・酒や煙草、さらにはやばい薬をやっていた場合は臓器は商品にならない。
その場合、けちな社長(ボス??)は見せしめのためだけに殺すくらいなら、
その損失を少しでも埋めるために死ぬまでこき使って働かせるのだという。
これまで、どんな簡単な仕事でも失敗を繰り返してきたカメオは考えた。
1.即時、商品(臓器)としてバラされて売られる。
2.死ぬまで奴隷のようにこき使われる。
「う~ん。長生きしたいなぁ」
そう考えたカメオは、肺が真っ黒になるよう。肝臓と腎臓がダメになるよう酒と煙草を始めたのであった。
まあ、案の定仕事に失敗したカメオが、知らないうちに多額の生命保険金がかけられていたのに気づくのはこれから少し後の話である(=゜ω゜)ボー
「その待遇、桁違い」「4ブックマーク」
「現金で九万円のお釣りだと! バカな!」
そう叫んだ男は、すぐさま電話をかけた。
すると、「表に出ろ!」と言われた。
男はなぜそう言われたのか?
    
そう叫んだ男は、すぐさま電話をかけた。
すると、「表に出ろ!」と言われた。
男はなぜそう言われたのか?
15年06月01日 23:21
【ウミガメのスープ】 [いなかじん]
【ウミガメのスープ】 [いなかじん]
解説を見る
「九万円のお釣りはおかしい! お釣だったら、一万円未満になるはずだろう!」
男は電話主、お店のレジ係に向かって怒鳴り付けた。
十万円札でもあるなら話は別だが、この日本にそんな紙幣は出回っていない。
一番値段の高い貨幣金額、一万円はお釣として使えない。
「何回も話しているが、レジの際の金の動きはきちんと記録されているんだぞ」
男は几帳面だから、お金の流れを正しく記把握するように、レジ金の出納は、記録させていた。
怒られている側はすました声で答える。
「その会計レシートを見てください」
「見たぞ。商品の総額が一万円。預り金が十万円になっている!」
「はぁ。そこじゃなくて、内容です。
多分、千円のランチが十人分、売り上がっているはずです」
「そうだ!」
「十人全員が、一万円ずつ支払っていったんです。個別会計、というやつですよ」
千円のランチに対して、一万円払うと、お釣は九千円。
会計処理上で、1つの伝票にまとめると、入金額は十万円。売上額は一万円。お釣は九万円である。
仲間内での金銭のやり取りの煩わしさ。これを嫌い、みんなで食事をしたとしても会計はバラバラに、というのはよくあること。
男のように、システム画面の数字だけを追っていても解らないことだ。
「経理の仕事が忙しいからって、電話で済まそうとせずに現場に出てきてください。私たちは数字やお金じゃなくて、お客様と商売をしているんです」
要約
現場ではよくある支払い方法を知らない男が、現場に出てこい、と言われた。
別解答。
ゴトーレーベルさんより。
男は引きこもり。日本では、貨幣の種類が増えて十万円札が生まれた。
電話の相手に、「引きこもってないで、外に出ろ」と言われた。
筋は通ります。
男は電話主、お店のレジ係に向かって怒鳴り付けた。
十万円札でもあるなら話は別だが、この日本にそんな紙幣は出回っていない。
一番値段の高い貨幣金額、一万円はお釣として使えない。
「何回も話しているが、レジの際の金の動きはきちんと記録されているんだぞ」
男は几帳面だから、お金の流れを正しく記把握するように、レジ金の出納は、記録させていた。
怒られている側はすました声で答える。
「その会計レシートを見てください」
「見たぞ。商品の総額が一万円。預り金が十万円になっている!」
「はぁ。そこじゃなくて、内容です。
多分、千円のランチが十人分、売り上がっているはずです」
「そうだ!」
「十人全員が、一万円ずつ支払っていったんです。個別会計、というやつですよ」
千円のランチに対して、一万円払うと、お釣は九千円。
会計処理上で、1つの伝票にまとめると、入金額は十万円。売上額は一万円。お釣は九万円である。
仲間内での金銭のやり取りの煩わしさ。これを嫌い、みんなで食事をしたとしても会計はバラバラに、というのはよくあること。
男のように、システム画面の数字だけを追っていても解らないことだ。
「経理の仕事が忙しいからって、電話で済まそうとせずに現場に出てきてください。私たちは数字やお金じゃなくて、お客様と商売をしているんです」
要約
現場ではよくある支払い方法を知らない男が、現場に出てこい、と言われた。
別解答。
ゴトーレーベルさんより。
男は引きこもり。日本では、貨幣の種類が増えて十万円札が生まれた。
電話の相手に、「引きこもってないで、外に出ろ」と言われた。
筋は通ります。
「カサカサ…」「4ブックマーク」
窓
に近づいたえぜりんは窓ガラスにアザアザムシが張り付いているのを見て近づくのを止めた
何故?
【参加テーマ・蟲は好きですか?】
に近づいたえぜりんは窓ガラスにアザアザムシが張り付いているのを見て近づくのを止めた
何故?
【参加テーマ・蟲は好きですか?】
16年08月20日 23:08
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
暑
かったのでクーラーをつけたえぜりん
あれ?あそこの窓って開いてるのかな?透明でわかんないや
えぜりんは確かめに近づいたが窓ガラスにアザアザムシの姿を見つけ閉まってる事を確信したのでした
かったのでクーラーをつけたえぜりん
あれ?あそこの窓って開いてるのかな?透明でわかんないや
えぜりんは確かめに近づいたが窓ガラスにアザアザムシの姿を見つけ閉まってる事を確信したのでした












