動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

アンチ・クローズド・サークル「4ブックマーク」
ほぼ無人島といえるような島に一つだけぽつんとある洋風民宿
人や物資のやり取りは、週一度の船しか無い。

そこで一つの死体が発見された。

船は昨日島を出たばかりであり、
電話施設の破壊された館に取り残された10人の男女に
本土へ連絡を取る手段はなかった。

・・・

そんな、まるで古典推理小説のような状況に置かれたカメオであるが、
自分を含む全員の携帯電話が全て圏外であるということを知ったとき
安堵したのであだった。

なぜ?
17年07月03日 22:37
【ウミガメのスープ】 [Ratter]

あ、ヒントこっちにうっちゃったw




解説を見る
※長いので、要約的には最後の5行くらい読んでいただければ

夏休みに人のいないビーチに泳ぎに。孤島の動物を撮影に。知る人ぞ知る釣りの名所を求めて・・・
理由は様々であったが、9人の男女は、島の老夫婦が営む洋風民宿で1週間をともに過ごすことになった。

幼い息子に大自然の冒険をさせてあげよう カメオがこの島を訪れたのはそんな理由であった。

しかし事件はすぐに起こった。
船が戻ってった翌日。
与えられたツインルームで目を覚ましたカメオは、息子のカメタが部屋にいないことに気づいた。

今まで見たこともない自然が、すぐ目の前にあることに興奮していたし
まちきれなくて遊びにでも出てしまったのだろうか?

そう考えたカメオであったが、朝ごはんの時間にも、昼ごはんの時間にも戻ってくる様子がない。

流石に不安になり、老夫婦、そして、居合わせたほかの旅行客にも頼み込み
カメタの捜索をしてもらうことになった。

1時間後・・カメタは発見された。

館のリネンルームで、血まみれの死体として発見されたのだ。

体中に刺し傷があり、壁には血文字で犯人のものからと思われる【次を思わせる】メッセージが。
素人目で見ても、どう考えても他殺であった。

すぐに救急・警察へ・・と連絡を取ろうとしていた老夫婦が青い顔で戻ってきた
島唯一の電話施設が破壊されていたのだという。

【もしかしたらつながるかもしれない】と、全員の携帯電話がその場で確認されたが
どれも圏外であった。


それを知ったカメオの頭に浮かんだのは、暗い安堵であった。

警察への連絡ができてしまえば流石に殺人事件だ。船なりヘリなりで直ぐに警察はやってくるだろう。
・・・警察の検挙率は100%ではない。
だがそれは、通常の事件では捜査範囲が限定できなかったり、容疑者・関係者がおおすぎたりするからだ。

古典推理小説の時代設定ならばともかく
科学捜査のある現代において、この狭い島、人数限定のクローズドサークルなど、
警察は瞬く間に解決してしまうだろう。

それでは困る・・

別に自分が探偵として犯人をこの手で捕まえたい というわけではない。

犯人が殺した相手が、カメタ一人 では困るのだ

この日本では、一人殺しただけでは死刑にはならないという。

だからこそ、、

#b#犯人の罪がより重くなるように、より絞首台へと確実に近づくように#/b#
#red#狂人が次の犠牲者を生むまでの時間的猶予が与えられたことに#/red#

安堵したのであった。
宝くじを10枚買った直後、見知らぬ男が吉田に声を掛けてきた。
吉田のすぐ前で、宝くじを20枚買った男だ。
「今買った宝くじだが、どうも外れている気がする。
俺の買った20枚を、君の10枚と交換してくれないか?」
この宝くじの抽選は2週間後であり、当然、今当たり外れが判るはずはない。
男の出した宝くじは確かに吉田の買ったものと同種の宝くじで、今買ったばかりの正規品だ。
吉田は訝しがりながらも、チャンスが増えるのならとこの提案に乗ることにした。
ところが、2週間後、発表された宝くじの当選番号を見た吉田は、あの時まんまと男にダマされたのだと気付いた。

一体、どういうことだろうか?
17年06月24日 20:45
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



解説を見る
2週間後、吉田は驚いた。
何と男と交換していた宝くじが1等に当選していたのである。


しかし困ったことに
交換した男が予め番号を写メで控えており
失くしたと警察に届けていたのである。


浮かれて銀行に当選くじを持っていった男は
そのまま警察に通報され盗んだのではないかと疑いを掛けられた。


吉田は懸命に交換したことを告げたが
男は否定し買った後に盗まれたと主張を曲げなかった。


結局、男と交換した事実は発見できず
逆に当選宝くじからは男の指紋が検出され宝くじは男のものと認められてしまった。
吉田は犯罪者の烙印を押された。



そう、男は吉田から交換した30枚の宝くじ(+同じように交換を繰り返した分)すべて番号を控えていて
当選したものを失くしたと言い張っているのであった。
人はお尻が100%「4ブックマーク」
冷酷な暗殺者として恐れられている水上。

彼が老若男女問わず人を尻で判断するには理由がある。

一体どういう理由なのだろうか?
17年06月10日 00:15
【ウミガメのスープ】 [水上]

やはり尻問題は良いね。




解説を見る
彼が人型の暗殺マシンであることは開発者を含む一部の人間にしか知られていない。

口がロボっぽいところを除けば、彼がロボットであることは見た目ではわからないであろう。
仮にロボットであることがバレたとしても、その瞬間秘密を知った人間は彼に消されてしまう。

そんな暗殺マシン水上を設計する際、開発者は全ての動作を司るメインコンピュータを臀部に設置した。
彼が敵に襲われることを想定すると、彼がロボットであることを知らない者は
銃などで狙撃する際、頭部、胸部、もしくは腹部を狙うことはあっても尻を狙うことはないだろう。

メインコンピュータさえ無事であれば水上は活動することができる。
なのでメインコンピュータの設置場所は臀部となったのだ。

メインコンピュータが尻にあるので情報を処理するのは尻。
人を判断するのも尻。

そう。尻、なのだ。
カメオが散歩をしていると、よく鯉のぼりについて質問される。
一体どのような事情があるのだろう?


えぜりんさんのラテクエリサイクルです。
17年05月25日 01:19
【ウミガメのスープ】 [az]



解説を見る
仕事の都合で、一時的に海外で暮らしているカメオ一家。

その間も日本の心を忘れないようにと、カメオは年中行事を大切にしており、5月になると息子たちのためにベランダに鯉のぼりをあげる。

カメオ宅のベランダに突然現れた変な布を不審に思う、近所に住む現地の人々。カメオが自宅の近くを散歩していると、彼らから#red#「あれはいったい何だ」#/red#と質問されるのだ。
異邦の旅人「4ブックマーク」

(私は夢を見ているのだろうか?ここはまるで中世ファンタジー世界のようだ...)


放浪中で宿無しの私に一夜の宿を提供してくれたのは貧しい身なりの少年だった、15歳くらいだろうか?
質素ではあるが心のこもった食事を用意してくれたので、夕食は楽しいひと時となり、お互いの身の上話が弾んだ。
彼は幼い頃に両親を亡くし、ずっとこの村で細々と生活しているが、不満もなくこの地の神に感謝しているという。

翌朝気持ちの良い目覚めを迎え、私は旅立つ前にご両親のお墓に手を合わせたいと願い出た。彼は喜んでくれた。
お墓は石を積み重ねだだけの簡素なものであったが、この地の貧しい者達にとってはこれが普通なのだと言う。
とは言え、二つ並んでそれぞれに花と水が供えてあり、花は大きくなかなか見事なものだ、少年の優しさが感じられる。
失礼ながら生活の割には随分と立派な花だと思ったが、聞けばこの地は植物の育成に適しているらしい。
彼も生業の一部としており、街の市場に花を売りに行く事も有るのだと言う。

そして少年のご両親のお墓に手を合わる。しかし、そこで私は小さな疑問を感じた。
二つの墓それぞれに花と水が供えてあるのだが、一方の墓だけが花で隠れんばかりなのだ。


いったいどういう事だろう?
17年05月23日 23:47
【ウミガメのスープ】 [立派なうさぎ]



解説を見る
私は尋ねた。
彼は少し照れ、少し悲しそうに、そして少し誇らしげに答える。

「左の小さなお墓は父さん、花でだいぶ隠れちゃってるけど。
 僕が4つの時に亡くなったんだけど、その時もう母さんは身体が弱っていて殆ど起きる事ができなくて。
 泣きながら僕一人で石を積んだんだ、他に身内もいなかったからね。
 右の大きなお墓は母さん、結局そのまま回復せず僕が8つの時に遂に逝ってしまって。

 今なら二人のお墓をもう少し立派にする事もできるけど・・・
 僕が4歳の時の最後の父さん、僕が8歳の時の最後の母さんを忘れたくないから。
 これでもあの時の僕が精一杯、僕なりに作る事の出来た最高のお墓なんだよ。
 手を合わせてくれてありがとう。」


(そんな彼の言葉を薄れる意識の中で朧気に聞きながら私は旅立った、元の世界へと...)






FA条件&要約
(①この地の貧しい者達は、身内の者が石を積んでお墓を作る。)
②花の大きさは同じで、お墓の大きさの大小が違う。
「一方の墓だけが花で隠れんばかりなのだ(花で隠れんばかりに小さいのだ)」
③亡くなった年齢当時に運べる石の重さの違いがお墓の大きさの差異に。

①については、②③回答時点で既に前提となっていれば特には不要