「「また、会えるよね?」」「4ブックマーク」
「早く、結婚しなさい。分かるよね、この意味。」
母からの叱責が私を、追い立てた。
「ほっといてよ!」
と、私は怒鳴り家から逃げ出した。
歩いて、歩いて、歩いて。
逃げて、逃げて、逃げて。
気付いたら、目の前に川があった。
大きくて、濁って、思わず逃げたくなるような川があった。
渡ろうとした時、あの彼が止めた。
そして、「一緒に帰ろう。」と言われ、抱えられた。その腕は暖かくて、紛れも無いあの彼だった。
眠っていたようだ。
ベットの上から起き上がると、私は涙を流しながら、笑った。
一体なぜ、私は笑ったのだろう?
母からの叱責が私を、追い立てた。
「ほっといてよ!」
と、私は怒鳴り家から逃げ出した。
歩いて、歩いて、歩いて。
逃げて、逃げて、逃げて。
気付いたら、目の前に川があった。
大きくて、濁って、思わず逃げたくなるような川があった。
渡ろうとした時、あの彼が止めた。
そして、「一緒に帰ろう。」と言われ、抱えられた。その腕は暖かくて、紛れも無いあの彼だった。
眠っていたようだ。
ベットの上から起き上がると、私は涙を流しながら、笑った。
一体なぜ、私は笑ったのだろう?
15年12月25日 12:22
【ウミガメのスープ】 [もんもん]
【ウミガメのスープ】 [もんもん]

Spは甘木さんとSNCさんにお願いしました。
解説を見る
彼氏は事故にあった。
意識が戻らなく、戻る可能性も少ないそうだ。
私の母は、彼のことをもう諦めており、お見合いを勧めてきた。
しかし、私は諦められなかった。
家から逃げ、母の言葉を背にぶらぶらとしていた私は、背後に迫る車に気付けなかった。
急に肌寒いような川に出た。
私の足が自然と川の方へと向かっていく。
それを止めてくれたのは彼だった。
そして、私を抱きかかえて「待っていろよ」と声をかけ、川と反対の方向へと歩いた。
彼の背中は暖かく眠ってしまった。
目を開けると、病院だった。
その瞬間、私は全てを悟った。
私が渡ろうとしたところで、彼が引き留めた。
渡ってはいけなかったから。
あそこを渡っていたら、私は……。
でも、彼が私と一緒に帰ってきた。
ということは、きっと彼も意識が残っているだろう。
これからの希望に対する嬉しさが私を包み込み、
笑いながら涙を流した。
意識が戻らなく、戻る可能性も少ないそうだ。
私の母は、彼のことをもう諦めており、お見合いを勧めてきた。
しかし、私は諦められなかった。
家から逃げ、母の言葉を背にぶらぶらとしていた私は、背後に迫る車に気付けなかった。
急に肌寒いような川に出た。
私の足が自然と川の方へと向かっていく。
それを止めてくれたのは彼だった。
そして、私を抱きかかえて「待っていろよ」と声をかけ、川と反対の方向へと歩いた。
彼の背中は暖かく眠ってしまった。
目を開けると、病院だった。
その瞬間、私は全てを悟った。
私が渡ろうとしたところで、彼が引き留めた。
渡ってはいけなかったから。
あそこを渡っていたら、私は……。
でも、彼が私と一緒に帰ってきた。
ということは、きっと彼も意識が残っているだろう。
これからの希望に対する嬉しさが私を包み込み、
笑いながら涙を流した。
「【ラテクエ57】有頂天HOTEL」「4ブックマーク」
ここは海辺の小さなホテル「HOTEL LATERAL」
ある時、このホテルに「地平線に沈む綺麗な夕陽を楽しみに来た」という老夫婦がやってきた。
ところが、この日はあいにくの小雨。綺麗な夕陽を眺めるのは絶望的に思われた。
そこで、ホテルスタッフが一計を案じた結果、夫婦は夕陽に大満足して帰っていった。
一体、このスタッフはどのような手を使ったのだろうか?
ある時、このホテルに「地平線に沈む綺麗な夕陽を楽しみに来た」という老夫婦がやってきた。
ところが、この日はあいにくの小雨。綺麗な夕陽を眺めるのは絶望的に思われた。
そこで、ホテルスタッフが一計を案じた結果、夫婦は夕陽に大満足して帰っていった。
一体、このスタッフはどのような手を使ったのだろうか?
15年10月24日 23:23
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
老夫婦は夕陽をとても楽しみにしていました。
そこで働いている親切な魔法使いさんにお願いして(゚д゚)ゞ
#red#時間を巻き戻してもらい#/red# ヾ(゚д゚)モ~ド~レ
まだ雨が降ってない頃へと戻してもらいました。
問題文の老夫婦が夫婦に変わっていたのもこのためなのです。
そして夫婦は大変満足し帰って行きました。
60年後。また老夫婦が若き日の思い出のホテルにやって来ました。
あの頃の夕陽は奇跡的で綺麗だったのでとても楽しみにしている。
はーい、お任せなのです。(゚д゚)ゞ
そして一行目に戻る。 ヾ(゚д゚)モ~ド~レ
そこで働いている親切な魔法使いさんにお願いして(゚д゚)ゞ
#red#時間を巻き戻してもらい#/red# ヾ(゚д゚)モ~ド~レ
まだ雨が降ってない頃へと戻してもらいました。
問題文の老夫婦が夫婦に変わっていたのもこのためなのです。
そして夫婦は大変満足し帰って行きました。
60年後。また老夫婦が若き日の思い出のホテルにやって来ました。
あの頃の夕陽は奇跡的で綺麗だったのでとても楽しみにしている。
はーい、お任せなのです。(゚д゚)ゞ
そして一行目に戻る。 ヾ(゚д゚)モ~ド~レ
「5日目の疑問だったり」「4ブックマーク」
初
心者のハニワが「天童さんって、どうして Oh って驚いてるんです?」と聞いたので、
私は何故そんなことを聞くのだろう?と困惑した後、理由がわかり呆れかえった。
状況を説明してください。
心者のハニワが「天童さんって、どうして Oh って驚いてるんです?」と聞いたので、
私は何故そんなことを聞くのだろう?と困惑した後、理由がわかり呆れかえった。
状況を説明してください。
15年09月06日 18:26
【ウミガメのスープ】 [ハニワ]
【ウミガメのスープ】 [ハニワ]
解説を見る
最
近、新しい炊飯器「天童さん」が販売された。
これは、大方のものをふっくらと美味しく炊き上げる機能を持っており、ハニワの家でもそれを買ってみた。
買ってから5日後、ハニワはある疑問を抱いた。
炊飯器に「Oh」と書いてあるけど、一体なにに驚いているんだろう?と。
そこで、近くにいた私にその疑問をぶつけたところ、私は少し沈黙した後に、なにを言っているのかに気づいた。
「それは、#red#「Oh!」と驚いているんじゃなくて、「0h」つまり、保温時間0時間を示してるんじゃないかな#/red#」
それを聞いたハニワは、なるほど!だからいつもお米が冷めてたのね!と納得しました。
近、新しい炊飯器「天童さん」が販売された。
これは、大方のものをふっくらと美味しく炊き上げる機能を持っており、ハニワの家でもそれを買ってみた。
買ってから5日後、ハニワはある疑問を抱いた。
炊飯器に「Oh」と書いてあるけど、一体なにに驚いているんだろう?と。
そこで、近くにいた私にその疑問をぶつけたところ、私は少し沈黙した後に、なにを言っているのかに気づいた。
「それは、#red#「Oh!」と驚いているんじゃなくて、「0h」つまり、保温時間0時間を示してるんじゃないかな#/red#」
それを聞いたハニワは、なるほど!だからいつもお米が冷めてたのね!と納得しました。
「押すなと言われると押したくなる」「4ブックマーク」
死刑囚が延々とボタンを押し続けている。
だが、その単調な作業をやめようとしない。
なぜ?
だが、その単調な作業をやめようとしない。
なぜ?
15年08月11日 18:12
【ウミガメのスープ】 [黒幕]
【ウミガメのスープ】 [黒幕]
解説を見る
大罪を犯した男は、処刑されることになった。
絞首台へ案内されるかと思っていたのだが、
通されたのは机がひとつあるだけの個室だった。
男は椅子に座らされ、机から伸びるコードを胸に貼り付けられた。
係官が机の上のボタンを指さして、このボタンを押してみろ、と言う。
言われた通りにすると、男の心臓がドクン、と大きく脈打った。
「これよりお前の心臓を停止させる。
このボタンを押せば心臓は一回脈打つ」
昼も夜も自らの命のために小さなボタンを押し続ける。
それが男に処された刑だった。
<要約>
ボタンを1回押す度に男の心臓が1回脈打つという
処刑中。押し続けることをやめたら心臓が止まって死ぬ。
絞首台へ案内されるかと思っていたのだが、
通されたのは机がひとつあるだけの個室だった。
男は椅子に座らされ、机から伸びるコードを胸に貼り付けられた。
係官が机の上のボタンを指さして、このボタンを押してみろ、と言う。
言われた通りにすると、男の心臓がドクン、と大きく脈打った。
「これよりお前の心臓を停止させる。
このボタンを押せば心臓は一回脈打つ」
昼も夜も自らの命のために小さなボタンを押し続ける。
それが男に処された刑だった。
<要約>
ボタンを1回押す度に男の心臓が1回脈打つという
処刑中。押し続けることをやめたら心臓が止まって死ぬ。
「【かもめの水平と水上さん】」「4ブックマーク」
私……かもめの水平はその日、縁あってラテシンユーザーの水上さんと直接お会いする約束を取り付けた。
緊張するなあと思いながら自らの顔を鏡でチェックし、待ち合わせの時間を今か今かと心待ちにしていた
そこに現れたのは事前に聞いていた通りの男前な水上さんだった
水も滴る良い男というのは彼のことを指すのだろう。同性としては嫉妬を通り越して感心した。
さて、立ち話もなんだという事になり、私と水上さんは一軒の居酒屋に入る事にした
居酒屋の名は【うぉーたみ】何処かで聞いたような名だ
店に入り、席に案内されると案内してくれた店員に私達は早速注文をする
私は焼酎『かもめ殺し』を水割りで
水上さんはオシャレにもワインを頼んでいた
ついでに摘みとしてミズナのサラダを頼むと、私達は店員が戻ってくるのも待たずに会話を繰り広げる
曰く、あれは水平思考的だの、ウミガメのスープは素晴らしいなど
とても、知的な話をしていたのに、先程の店員が戻って来て飲み物とミズナのサラダをおいて去ったのを見ると
『あの娘可愛いね、肌もみずみずしいし』
なんて言った。
やっぱりこの人も男なんだなあと、私はおかしくなった
――――――
楽しい時間はあっという間に過ぎ、私達はアルコールばかり摂取していたのを反省し、お冷を頂くと、会計を行う事にした
すると水上さんはこう言った
『今日は僕が出そう。水平さんとまた飲む時には水平さんが出してよ』
そう言った。
ははあ、これがイケメンの由来だな。でもそれは女性相手にしたらいいのにと、思いつつ
この好意に水を差すのも悪いと思い。お言葉に甘えることにした。
そして解散する私達。
しかし……今日は素敵な一日だった。家に着いた私はカレンダーの真ん中に今日を覚えて置くために丸をした……
――――――――――――ここで問題。この問題文に『ミズ』は何回出て来た?
※この問題を作るに辺り、水上さんには快くお名前を提供して頂けました。水上さん、本当にありがとうございました
緊張するなあと思いながら自らの顔を鏡でチェックし、待ち合わせの時間を今か今かと心待ちにしていた
そこに現れたのは事前に聞いていた通りの男前な水上さんだった
水も滴る良い男というのは彼のことを指すのだろう。同性としては嫉妬を通り越して感心した。
さて、立ち話もなんだという事になり、私と水上さんは一軒の居酒屋に入る事にした
居酒屋の名は【うぉーたみ】何処かで聞いたような名だ
店に入り、席に案内されると案内してくれた店員に私達は早速注文をする
私は焼酎『かもめ殺し』を水割りで
水上さんはオシャレにもワインを頼んでいた
ついでに摘みとしてミズナのサラダを頼むと、私達は店員が戻ってくるのも待たずに会話を繰り広げる
曰く、あれは水平思考的だの、ウミガメのスープは素晴らしいなど
とても、知的な話をしていたのに、先程の店員が戻って来て飲み物とミズナのサラダをおいて去ったのを見ると
『あの娘可愛いね、肌もみずみずしいし』
なんて言った。
やっぱりこの人も男なんだなあと、私はおかしくなった
――――――
楽しい時間はあっという間に過ぎ、私達はアルコールばかり摂取していたのを反省し、お冷を頂くと、会計を行う事にした
すると水上さんはこう言った
『今日は僕が出そう。水平さんとまた飲む時には水平さんが出してよ』
そう言った。
ははあ、これがイケメンの由来だな。でもそれは女性相手にしたらいいのにと、思いつつ
この好意に水を差すのも悪いと思い。お言葉に甘えることにした。
そして解散する私達。
しかし……今日は素敵な一日だった。家に着いた私はカレンダーの真ん中に今日を覚えて置くために丸をした……
――――――――――――ここで問題。この問題文に『ミズ』は何回出て来た?
※この問題を作るに辺り、水上さんには快くお名前を提供して頂けました。水上さん、本当にありがとうございました
15年06月11日 22:49
【20の扉】 [かもめの水平さん]
【20の扉】 [かもめの水平さん]

水上さん、お名前をお貸し頂きまして誠にありがとうございます
解説を見る
【自ら、ミズからがあるから一つカウントが増える?】
【うぉーたみ。だからうぉーた=水=ミズだよな】
【いやいや、出て来た水は『お冷』だけだから一回だけだよ】
【あっ、お冷の『冷』って『にすい』じゃん!】
【カレンダーの真ん中。すなわち『水』曜日だからもう一回あるな】
【注意書き見ろよ、水上さんって二回言ってるぜ】
【でもそもそも、水上さんってミナカミさんじゃん】
いえいえ、そうでは無いのです。
#big5#【今作品に出て来たミズ=Ms.は、水上さんに『あの娘』と呼ばれた女性店員1人だけなのです。】#/big5#
なので、#big5#【Ms.の出て来た回数=登場回数は最初に店に入って案内された時と、サラダとお酒を持ってきた二回が、正解】#/big5#
こんな問題になるとは知らずお名前をお貸し頂けた水上さん、本当にありがとうございました。
【うぉーたみ。だからうぉーた=水=ミズだよな】
【いやいや、出て来た水は『お冷』だけだから一回だけだよ】
【あっ、お冷の『冷』って『にすい』じゃん!】
【カレンダーの真ん中。すなわち『水』曜日だからもう一回あるな】
【注意書き見ろよ、水上さんって二回言ってるぜ】
【でもそもそも、水上さんってミナカミさんじゃん】
いえいえ、そうでは無いのです。
#big5#【今作品に出て来たミズ=Ms.は、水上さんに『あの娘』と呼ばれた女性店員1人だけなのです。】#/big5#
なので、#big5#【Ms.の出て来た回数=登場回数は最初に店に入って案内された時と、サラダとお酒を持ってきた二回が、正解】#/big5#
こんな問題になるとは知らずお名前をお貸し頂けた水上さん、本当にありがとうございました。