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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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【相談済み問題】ウミガメのスープ「4ブックマーク」
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すまない。これは本当にウミガメのスープなのか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません」
男は勘定を済ませ、帰宅せず、慣れ親しんだ街を出て行った。
何故でしょう?

#b#この問題を出題するにあたり、ディダムズさんにスープパートナーとしてご協力いただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。#/b#
13年02月01日 23:01
【ウミガメのスープ】 [ぜらちんべると]

本歌取り




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男は既婚者でありながら、愛人がいた。
一週間程前、男は愛人を食事に誘った。
「前に話した『ウミガメのスープ』の問題を覚えているかい?本物のウミガメを食べさせてくれるレストランがあるらしい。今度、一緒に行かないか?」

三日後、夕食に見慣れない食材のスープがでる。妻はニコニコと上機嫌だ。
「美味しそうだけど、これは何のスープだい?」
「…ウミガメのスープよ」
妻の言葉にどきりとしたが、それ以上何も言ってこない。男はその日のことは、奇妙な偶然と片付けた。

その日の晩、愛人からメールで返事が来る。
「素敵!ぜひ行きたいわ」
男はレストランに予約を入れた。

愛人とのデートの日、男は件のレストランへ向かう。
しかし、待てども待てども愛人は来ない。
急用か、まさか振られたか。
しかし、せっかくなのでウミガメ料理ぐらいは楽しんで帰ることにした。
「連れは急用のようだ。キャンセル料は払う。このウミガメのスープをくれないか」
「かしこまりました」

スープが運ばれてきて男は驚く。
まず匂いが違う。具も違う。味も違うし、食感も違う。
「すまない。これは本当にウミガメのスープなのか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません」
どういうことだ?あの時のスープは一体…。
その時、男は唐突に妻の笑顔と、『ウミガメのスープ』を思い出す。
確か、あの正解は。

男は勘定を済ませたが、家には帰らなかった。
愛人から、いや愛人が持っていた携帯からメールが来る。
「ウミガメのスープは美味しかった?」
男は慣れ親しんだこの街から逃げ出した。
霧雨の降る中、外に洗濯物を干す老人。
不思議に思った通行人が尋ねると
「このくらいの天気がいいんじゃ」
とニカっと笑いながら答えた。

一体なぜ、彼はこんな悪天候の日に洗濯物を干すのだろうか?


*ラテクエ48問題決定戦、ディダムズさんの問題文をお借りしました。

※ラテクエ48 本戦は11月22日(土)、11月23日(日)開催となっております。

また、ラテクエ48の詳細については下記の「ラテクエ48問題文決定戦」をご参照ください。
http://sui-hei.net/mondai/show/12740
14年11月18日 19:40
【ウミガメのスープ】 [金田一]



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悪天候の日に洗濯物があると、中に人がいないと思うじゃろ?

そうやってわしは#red#空き巣#/red#が家に入るのを待っておる。

何故かって?




#red#殺して食うため#/red#じゃよ。

わしもこの先長くない。せめて死ぬ前に一度、人の肉がどんな味か知りたいんじゃよ。ホッホッホ。
忘れられないミステリー「4ブックマーク」
男は推理小説を読んでいた。しかし、半分も読まないうちに、間のページを飛ばして最後の結末を読み始めた。そして、読み進めるうちに、男はみるみる青ざめ、震え、恐怖した。

どういうことだろう?
14年10月17日 22:15
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

ミステリースープ2




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推理小説を読んでいた男は、先の展開をどんどん予測できることに違和感を覚えた。

平和な町を突如襲った、悲惨な事件。
被害者はまだ幼い、何の罪もない少女。
容疑者が多すぎて絞り切れない警察。
目ぼしい証拠も見当たらず、遅々として進まない捜査。
そして、影でほくそ笑む犯人。

知り合いの家に呼ばれ、少し待つように言われたリビングで、無造作に机に置かれた小説だった。見たことも聞いたこともない作家の本だったが、暇つぶしにと読み進めていたのだが……

知っている。この話を、俺は知っている……!

半分も読まないうちに我慢できなくなり、慌てて最後の結末へとページをめくる。犯人は警察からの追及を逃れ、事件は未解決のまま幕を閉じていた。悔しがる警察、被害者を悼み涙するしかできない家族や友人、そんな中、近くにいながらも全く疑われることもなかった犯人が、ひとりうすら笑を浮かべる――。

ここまでは知っている。自分の記憶とぴたりと合う。
この犯人は……まぎれもなく、自分だ。
なぜ知っている。誰も知らなかったはずだ。誰も気づかなかったはずだ。完全犯罪だった。証拠もない。もはや時効だ。
男は頭の中で疑問を繰り返す。

小説には続きがあった。鳥肌が立ち、歯が鳴り始めていたが、それでもページをめくることをやめられなかった。

『罪から逃れた彼は、しかし数年後、一冊の本に出会う。知り合いに招かれた家で、偶然手に取ったはずの小説には、彼の罪がすべて告白されていたのだ。知らずに読み進めた彼は、あまりに自分に似た登場人物と、経験したことのある状況に、恐怖を覚える。誰かが知っているのだ。誰かが自分の罪を。恐怖に駆られながら、それでもページをめくる指は止まらない。
誰だ。誰なのだ。完全犯罪のはずなのに、自分の過去をここまで詳細に暴いた人間は。
男は焦り、恐怖する。
さて、誰が彼の罪を知り、その小説を書いたのか。
その答えは……



あ な た の う し ろ に あ る 』

END


#b#男は未解決事件の犯人。過去に犯した罪と似た事件が書かれていることに驚き、結末を読むと、そこには男の知らない事件の続きが記されていた。自分の罪を知る者がいること、そして復讐される可能性があることに気付き、男は恐怖した。#/b#
僕は~それを左に受け流す~「4ブックマーク」

上はゆりりに告白した

しかしゆりりは表情一つ変えず返事を返さない

何で?ホントは嬉しいんでしょ?

【参加テーマ・言われて嬉しい言葉】
14年10月14日 00:42
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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日も深夜遅くに帰宅してきた水上

食卓には待ちくたびれて寝てしまったゆりりの姿があった

そのゆりりの頭を優しく撫でる水上。反応は無い

水上『最近相手をしてやれなくてごめんな。愛してるよ』

ゆりり『…(ピク)』

水上『やっと今までの苦労が上に認められたんだ。これからは早く帰れるよ』

ゆりり『……(ピクピク)』

水上『結婚してくれ。《目覚めた後》でいいから返事が欲しい』


水上は《不自然なまでに》無表情なゆりりの《寝顔》の頬に流れる一筋の涙をそっと拭いた
五手詰「4ブックマーク」
男がため息交じりに作り上げた渾身の一品。
その一皿には手作りのドーナツやエクレアが乗せられており、
エクレアにはたっぷりの粉砂糖の雨を降らせ、さらにアクセントにローリエを数枚。
さっそくテーブルに置いたのだが、しかし出来映えを見た女は男に向かい、
『シェフが無精ひげはやしていちゃダメでしょ』と身だしなみを笑ったのだ。
一体なぜ?

※(SPにはフィーカスさんに手伝っていただきました。3時から5時という長い時間ありがとうございました。 午前のです。)
16年01月09日 22:06
【ウミガメのスープ】 [唐沢]



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男は絵描き歌にあわせてシェフを描いて女に見せた。

1.ため息ひとつつきました(黒)
2.ドーナツふたつとエクレアに(茶)
3.三日三晩の砂糖の雨(赤)
4.葉っぱ四枚しなやかに(緑)
5.いつつ数えりゃあっという間にコックさん(青)

母親「シェフに砂糖で無精ひげはやさなくてもいいでしょwwww」


KY:絵描き歌、粉砂糖=無精ひげ