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その生命力の高さから、九つの命を持つともいわれる猫。
ここには、本当に九つの命を持つ猫達がいた。
五度目の命を生きる猫の王。
五度目の死が迫ったある時、猫の王は言った。
「次の死が、私にとって最後の死となるだろう」
なぜ、そんな事を言ったのだろうか。
15年05月21日 21:15
【ウミガメのスープ】
[グリア]
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一度目の命を生きていた頃、
彼は仲間の野良とつるんで悪事ばかり働いていた。
悪事を働く最中、彼らを追ってきた魚屋の店主に殺されて、その命は潰えた。
二度目の命を生きていた頃、
彼らに相対する猫たちの勢力が出来た。
その抗争の最中、その命は潰えた。
三度目の命を生きていた頃、
彼らは相対する勢力と血みどろの争いを続けた。
彼らの中で一層の力と知恵を身に着けた猫の王は、
敵を打ち倒すため、仲間を守るためにその力を発揮し、抗争に勝利した。
敵すべての命を奪うことに手を尽くし、力を使い果たした勝利の時、その命は潰えた。
四度目の命を生きていた頃、
彼らは平穏な時を過ごし、一際大きな力を持つ彼が「王」として崇め奉られた。
しかし、傲慢の限りを尽くした彼に、仲間たちのほとんどが愛想を尽かし、
一際大きな恨みを抱いた猫に暗殺され、その命は潰えた。
そして迎えた五度目の命。
わずかに残った仲間たちに支えられながら、彼はひっそりと生きた。
その最中、彼は拾われ、飼われた。
仲睦まじい人間の夫婦と、二人が設けた二人の子供。
平穏な日々を過ごしていく中で、
彼はその温かな心に触れて、それを知る。
そして、これまでの自分の五度の命を振り返り、
悪事を働き、命を奪い、傲慢の限りを尽くした、過去の愚かな生を後悔した。
ある晩、一家の家族に盗人が忍び込む。
目を覚ました父親がその存在に気づいて大きな声で叫ぶと、
逆上した盗人に殺されてしまった。
目を覚ました他の家族も盗人に見つかり、
母親は自らの命を犠牲にして、子供たちと猫の王に逃げるように言った。
二人の子供たちとともに逃げる猫の王。
しかし、子供と猫の足では、大の男のそれに敵うはずもなく、
異常な様子を察した仲間の猫たちの力を借りてもなお、追いつかれてしまう。
猫の王の目の前で、二人の子供たちは殺された。
猫の王は、仲間たちに告げた。
「次の死が、私にとって最後の死となるだろう
-残された四の命を、私は彼らに捧げよう」
猫の王は、温かな心を与え、過ちに気づくきっかけを与えてくれた一家に感謝していた。
彼にとっては、一家の命こそが何よりも大切だった。
だから、彼は残された四つの命を彼らに捧げる事を決めた。
失いたくないもののために。
猫の王は、盗人に勝ち目のない戦いを挑んだ。
お粗末様でした。
私
の名はアザゼル
今夜、私に会いに来た男女ジャンポケとなつなつ
私は仲間である二人に友として言葉をかけた
二人は一瞬キョトンとし、次に私を嘲り、最後には激怒した
私の言葉を理解したのだろう
さて、二人が怒った理由が解るかな?
【参加テーマ・最近怒った理由】
13年01月08日 23:11
【ウミガメのスープ】
[アザゼル]
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私
は悪魔アザゼル、まあ数百年前までは天使だったがね
神に逆らった罪により次元結界に幽閉されている
何故滅ぼされずにいるかと言うと・・・おっと、お客さまだ
現れたのは男女の天使、私は戯れに《能力》を発動する
ジャンポケ『悪魔アザゼル、お前に用がある』
なつなつ『素直に従いなさい』
アザゼル『おお!友よ、同士よ、何でも聞いてくれ』
私の言葉に二人はキョトンとする
ジャンポケ『何を言ってるんだ、この悪魔が!』
なつなつ『我々は天使、神の使いだぞ。悪魔風情が』
アザゼル『そうだったな、で私に用とは?』
ジャンポケ『決まってる!お前の持つ予知能力で・・・』
なつなつ『予知能力・・・』
二人は私の発言の意味に気付いた
私の能力は《予言》外れる事は絶対にない
ジャンポケ『撤回しろ!嘘だと言え!』
なつなつ『私達が悪魔なんかに!』
アザゼル『ククク・・・』
数年後二人は私の隣に幽閉される事になる
あのね、聞いてくれる?
私は先輩のことが好き
気のせいかもしれないけど最近、先輩も
私のこと意識してくれているかもしれない(キャw)
2人の間には障害があったけど
ついに昨日、乗り越えちゃいました
え、その後どうなったって?
そーね、先輩は にかい割られて
呼吸できない身体になってしまったけれど
完璧な神に生まれ変わったわ
友達にもますます人気が出ちゃったみたい
もう二度と会うことはないけれど、私は幸せよ♪
一体、先輩はどうなってしまったのだろう?
13年11月20日 19:40
【ウミガメのスープ】
[アマレット]
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あるウェブサイトで知り合ったカメコとB
カメコはサイトの中で神のような存在のBに憧れる
先輩であるBは自分のことを慕ってくれるカメコに
次第に心を惹かれていった
カメコの憧れはあるささいな事件をきっかけに
おかしな方へ暴走してしまう
「そんな事ある訳ない。B様が下ネタを言うなんて・・・」
「そうだ、B様は殺されてしまったのね。今サイトにいるのは
偽者に違いない。だって本当のB様は私の中にいるんだもの。
あいつを殺せばB様は戻ってきてくれる?そうに違いないわ!!」
元々カメコに好意を持っていたBは
カメコの実際に会いたいという願いを聞いてしまう
デートを楽しんだ後、カメコは甘えた声でお願いをする
「いまここで、私たちが出会ったサイトを見たいな♪」
すっかり心を許してしまったBは素直にカメコの目の前で
ログインしてしまう
その瞬間、Bの頭は真っ赤に染まった
「とっととIDとパスワードを教えればいいんだよ。この偽者が!」
崩れ落ちるBに冷ややかな視線を向け吐き捨てる
次の日からサイトには決して下ネタなど言わない
完璧な神が降臨した
◆当てて欲しかった事項
私と先輩の関係=と或るウェブサイトの先輩と後輩
障害=PCの画面であり、リアルで会うという心構え
二回割られる=身元(ID、パスワード)、頭
完璧な神=私が先輩のIDを襲名
Bのイメージ人物=?w
良太には特殊な能力が2つある。
良太は能力を使い、他人の役に立とうとしていた。
しかし、彼はいつも勘違いのせいで誰の役にも立たなかった。
しかし、彼はいつも満足していた。
なぜ?
16年01月02日 16:56
【ウミガメのスープ】
[言迷]
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良太の能力の1つは、予知能力。
しかし、良太が見れるのは誰かが死ぬ未来のみで、それも数分後です。
もう1つは、瞬間移動。
彼は一度見た場所に瞬間移動できる。それは予知能力で見た場所でも行けた。
良太は人が死ぬ未来を見ては、その場所に瞬間移動して、その人が死なないように行動した。その後はすぐに瞬間移動で帰っていた。
良太は人の死を阻止できたという満足感を毎回感じていた。
しかし、良太は1つ大きな勘違いをしていた。
それは、予知能力のことである。
彼が見れる未来は、誰かが死ぬ未来……それも、自殺する未来だった。
良太に自殺を阻止された人は、死ねなかったと残念に思う人ばかりだった。
男はたまたま、鳥を見たくなった事により 秘密と金 を手に入れた。
一体何故?
15年09月13日 23:54
【ウミガメのスープ】
[華]
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我が家にある百科辞典に挟まった妻のへそくりw