みんなのブックマーク

ゴルゴン『ああ、そういう事だったのね！

　　　　　オリオン、【Made in “ USA ”】っていうのはね、

　　　　　アメリカでつくられた　っていう意味なのよ^^』



オリオン『ええええーーーーーっ！？

　　　　　ウサちゃんはいってないのぉ！？

　　　　　ねぇママぁ、ウサちゃんはいってないのぉーーーーーっ！！！？？？』

カメオはカメミのことがずっと好きでした。

しかし告白する勇気がありませんでした。

カメミがあまりにも好き過ぎて嫌われてしまうのが怖かったのです。


あるときカメミが先輩と付き合っているのではないかっと言う

噂を聞いたカメオは酷く落ち込みました。

そんなカメオを励ましたのが荒廃のカメコでした。

カメオはカメコに告白そして付き会うことにしました。

なんのことはありません。

カメミの代わりを求めただけなのです。

それほどカメミが好きでした。



しかしそれは大きな過ちでした。



カメミは先輩と付き合っていた事実は無く

カメオのことがずっと好きだったのです。

だからカメオに彼女が出来たことが凄くショックで

自殺をしてしまいました。

それほどカメオが好きでした。




カメミが自殺したことがカメオの耳にも届きました。

そのときのショックは凄まじいもので生きる気力を失うには十分なほどでした。


結局カメオは#b#彼女が出来たために自殺することになりました。#/b#

















おまけ



カメオは死後カメミへの未練を募らせて成仏もせずに彷徨っていました。

記憶も無くし価値も無くし目的も無くし感情も無くし

それでもカメミへの想いだけでそこに留まっていました。


一体カメオが死んでからどのくらい時間が流れたのでしょう?

死んでしまったカメオには分からないことでした。

当ても無く永遠に近いほどの時を彷徨い続けカメオは辿り着きました。

初めてカメミと出会った場所に。

その当時は一目目が合っただけでカメオは恋に落ちてしまいました。

しかしその一瞬一目合ったその瞬間。

カメミもカメオと目が合いました。

カメミもその一瞬で恋に落ちたのです。


だからこそこの場所は『出会いの場所』でした。

カメオが辿り着いたそのときその場所で

同じタイミングであの時と同じようにカメミもやって来ました。

カメミもずっとカメオの未練を抱えて彷徨っていたのです。

二人は出会いを果たしました。

あの時と同じこの場所で

あの時のように一目見た一瞬でしたが

二人にはそれで十分満足するものでした。



二つの魂が#red#天に昇華#/red#されていくのを天童魔子さんは喜びました。

お父さんとお母さんは一生をかけて私とお兄さん､二人のﾋｭｰﾏﾉｲﾄﾞを作った｡

ですが､崖から転落したお兄さんは動けなくなった｡

お父さんもお母さんも死んだ以上､修理することも出来ないし､人間のように土に埋めたら地下水を汚染しちゃうから､私は兄を家に運んで回収した。

スリの男『田舎は都会と違って人混みが出来ないからな、
人と人との通行スペースは充分にある訳だから変にぶつかると不自然になるリスクが高まるからな。』

おとといきやがれ………か。



そっか、そうだよな。



『音と生きる』って決めたのは、

この俺自身なんだ。



静かなエールをありがとう、親父。



俺、またミュージシャンの夢に向かって

行けるとこまで頑張ってみるよ。