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母親のために必死で雪を集めている子供に、
卵の話をしたらひどく悲しんだ。
一体なぜ?
14年02月09日 16:04
【ウミガメのスープ】
[セルス]
なにげに50問目でした。いつもご参加いただき、ありがとうございます。
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それは雪の降りしきる夜のことだった。
私の家が、#red#火事#/red#で燃え尽きた。
私は何とか息子(子供)を連れ出す事はできたのだが、
#b#妻(子供にとっての母親)は逃げ遅れてしまい、焼け死んでしまった#/b#。
妻の亡骸を前にしても、その死を理解できない息子。
すると、何を思ったのか、#b#降り積もった雪を集めてきて、妻の亡骸に雪をかけ始めた#/b#。
何をしているのかと息子に尋ねたら、こう答えた。
#b#氷は、あっためたらとけて水になるでしょ?#/b#
#b#その水をまたつめたくしたら、氷にもどるでしょ?#/b#
#red#おかあさんも、いまはあったまってこうなっちゃってるだけで、#/red#
#red#こうやってつめたくしたら、きっともとにもどるよ!#/red#
ああ。そういう事か。
息子は無邪気にも、#b#焼けた妻の身体を冷やせば生き返る#/b#と思っているのか。
堪えきれなくなった私は、息子にこう伝えた。
#b#卵ってさ、殻を割るとどろどろしているだろう?#/b#
#b#でも、卵焼きにすると、どろどろしてたのが、焼けて固くなるだろう?#/b#
#red#焼けた卵は、冷やしたって元には戻らない。#/red#
#red#お母さんも・・・元には戻らないんだよ。#/red#
死という概念を、息子が理解できているかどうかは判らない。
ただ、少なくとも#b#卵の話で、妻がもう、何をしても元に戻る事はない#/b#ことは理解したのだろう。
息子は声をあげながら、妻の亡骸にすがりつくようにして、涙をぼろぼろ零しつづけた。
そして私も、そんな息子を抱きしめながら、
突然訪れてしまった妻の死を、ただただ悲しみ続けた。
ひらけた住宅街の中心。
全裸の男を前に、少女が泣きわめいていた。
男の全裸が法に触れる行為でないとすれば、どういう状況なのか、説明をつけて下さい。
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住宅街は地震のあおりで炎に包まれていた。
その一角であるマンションの2階では、逃げ遅れた優先して救けるため、唯一の脱出口を妨げている梁を渾身の力で持ち上げた
。
男「僕が死んでも押さえ切る。君は全速力で走り抜けなさい」
正義も善行もわからない幼い少女は、恐怖のあまり返事もおろそかに、一目散に駆け去っていった。
やがて消防車が到着し、炎はかき消された。
黒煙収まらぬマンションの残骸を、少女が夢中で掘り起こす。
母親や消防隊の制止も聞かず、がれきを押し退け押し退け、残骸の深くへと身体を沈めていった。
ほどなく男と少女は再会を果たした。
男の身体は真っ黒に焼けただれ、服も全て焼け落ちていた。
少女はこの衝撃を生涯忘れないだろう。
男は体を透明にできる薬を発明し、自らの体を透明にすることができた。
その結果、男は#red#今まで以上に自由に食事をすることができるようになった。#/red#
一体なぜだろう?
14年02月06日 19:12
【ウミガメのスープ】
[甘木]
自分が今まであまり出したことのないタイプの問題(非現実要素あり)。SP:ディダムズさん
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男は日光を浴びると死んでしまうバンパイアであった。
しかし、透明の体を手に入れたことで#red#日光は体を通過するようになった#/red#ため、日の照る昼間でも死ぬことは無くなったのだ。
そのため、夜だけでなく朝や昼でも気軽に(?)食糧である人間を襲って血を吸う事ができるようになったのだ。
王様はある男を亡き者にするため、三人の息子を呼び出した。
「ここに100枚の金貨がある。この国の人々は金で動く。これを使って人を動かし、男の首を持ち帰るより良い策があれば、その者に使命を託す。成功すれば後継者としよう。」
長男は、100枚の金貨で屈強な戦士を雇うと言う。
次男は、その男を賞金首とし、100枚の金貨を賞金にすれば、長男の何倍もの人数が動くと言う。
三男が後継者となった。
三男は一体どんな策を提案したのだろうか。
14年02月05日 13:32
【ウミガメのスープ】
[北一心]
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王様「我が息子、お前たち三人を呼んだのは他でもない。あの男を亡き者にするため。この国は金で動く者ばかりだからな、ちゃんと資金は用意した。ただし、城の財政も苦しい状況だ。用意できたのはこの金貨100枚のみ。これを使って奴を探し出す知恵を持っているなら、その者に金貨を託そう。そして見事にあの男の首を持ち帰れば、私の後継者とする。」
長男「父上、私にお任せを。私はその金貨100枚で屈強な戦士を100人雇いましょう。100人が協力すれば捕らえられない相手ではありません。」
次男「兄上、この国の戦士たちが果たして金貨1枚で動きますかな。」
三男「・・・」
長男「ならば1人につき5枚で精鋭を20人雇えばいい。」
次男「それが知恵と言えますか。もっと良い方法がある。私ならあの男を賞金首にする。金貨100枚を得るために、おそらく戦士たちに加え、あらゆる者が必死に首を狙うでしょう。少なくとも兄上のやり方の何倍もの人間が動く。」
長男「し・・・しかし、争いが生まれ、効率的とは言えない。あの男は決して一人で捕らえられる相手ではない!協力しなければ・・・」
次男「兄上、私のやり方でも一人で動く者ばかりとは限らないんですよ。協力して賞金を分け合う者もいるでしょうに。それに、競争が生まれて何が悪いんだ。父上、私にお任せを。」
長男「くっ・・・」
三男「・・・」
王様「ふむ。どうやらそれが最良の策のようだな。それではこの金貨100枚はお前に・・・」
三男「父上・・・」
王様「なんだ、お前もなにか策があるのか。」
三男「私なら、その金貨を1枚も使わずに人々を動かすことができるでしょう。」
次男「ははは。笑わせるな。この国の者どもは金で動く者ばかり。この金貨なしには何も始まらんぞ!」
三男「いいえ。私の考える方法であれば可能です。それだけでなく、兄上たちの方法よりも多くの精鋭が集まり、彼らはもっと精力的に動くでしょう・・・」
王様「申してみよ。」
三男「はい。私なら金貨の代わりに、ルールを提供します。」
王様「どういうことだ。」
三男「男の首を持ち帰るというこのレースの参加権を、1人につき金貨1枚で売るのです。集まった金貨が賞金になります。そして成功した者、もしくは成功したチームがその賞金を総取りできる、というルールです。賞金に上限はないし、参加者は全員リスクを負うため、自信のある者が集まり、より精力的に動くでしょう。」
三男はこの方法で見事に男の首を持ち帰ることに成功し、後継者となった。
ゲームをしていたカメオは突然コントロールが利かなくなったとお父さんを呼ぶと
お父さんはボタンを押すとすぐにゲームを再開できる状態になったのですが
カメオは外へ遊びに行ってくると出てってしまいました。
一体なぜ?
16年11月01日 21:53
【ウミガメのスープ】
[天童 魔子]
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かなりハードで残酷描写のあるアクションゲームをしていたのですが
リモコンをいじってしまい父の殺人撮影ビデオにテレビが切り替わっていたので
カメオのコントロール無視で人間を斬りつけているのが
ビデオだと気付いたカメオは急いで家から逃げ出したのです。