「心中お察しします。」「1ブックマーク」
暇そうにしている店員を見て、私は大変だなと思った。
なぜ?
なぜ?
16年05月11日 18:59
【ウミガメのスープ】 [のこのこ]
【ウミガメのスープ】 [のこのこ]
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「お会計540円になります」
(レジ台との身長差やべえ・・・)
私は彼の「身長」を見て思った。
その店員はなかなかの長身で、レジをするとき屈んでやらなければならないのだ。あれ絶対腰にクるわ。
「ありがとうございましたー」
店員はそう言いながら、身体を反らして腰を拳で叩いていた。
・・・心中お察しします。
(レジ台との身長差やべえ・・・)
私は彼の「身長」を見て思った。
その店員はなかなかの長身で、レジをするとき屈んでやらなければならないのだ。あれ絶対腰にクるわ。
「ありがとうございましたー」
店員はそう言いながら、身体を反らして腰を拳で叩いていた。
・・・心中お察しします。
「空を切るトランプマジック」「1ブックマーク」
カードマジシャンカメオのライブショー。
今日の出し物はカード当てマジック。
会場の客の一人にカードを選んでもらい、カメオがそれを当てるという内容だ。
一枚のカードが空中を舞う。
それは確かに観客が選んだカードで間違いないのだが
カメオは失敗したな、と思った。
なぜ?
今日の出し物はカード当てマジック。
会場の客の一人にカードを選んでもらい、カメオがそれを当てるという内容だ。
一枚のカードが空中を舞う。
それは確かに観客が選んだカードで間違いないのだが
カメオは失敗したな、と思った。
なぜ?
17年07月06日 23:54
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
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「ではそこのお客さん、壇上に上がってきてもらえますか?」
カメオが指名した男が壇上に上がる。
「ではこの中から好きなカードを選んでください」
「これにします」
観客がカードを指さすと、それが宙を舞う……って、えっ⁉
会場は観客が起こした現象に騒然となる。
当然視線はその観客のもとに集まった。
無事マジックは成功したのだが、カメオは観客が選んだカードが観客の手によって宙に浮かんだのを見て、
自分よりすごいマジックを前に#red#観客選びに失敗したな#/red#。と思ったのである。
カメオが指名した男が壇上に上がる。
「ではこの中から好きなカードを選んでください」
「これにします」
観客がカードを指さすと、それが宙を舞う……って、えっ⁉
会場は観客が起こした現象に騒然となる。
当然視線はその観客のもとに集まった。
無事マジックは成功したのだが、カメオは観客が選んだカードが観客の手によって宙に浮かんだのを見て、
自分よりすごいマジックを前に#red#観客選びに失敗したな#/red#。と思ったのである。
「猫仔猫さんの脱帽」「1ブックマーク」
付き合っているカメオが両親にあって欲しいと言うので猫を殺害しました。
一体なぜ?
一体なぜ?
17年07月09日 23:52
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
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(`・ω・´)お前、性格ヤバい奴なんだからせめて両親の前では猫を被っておけ、絶対に変な事はするなよってもう遅かったか
「イターイ黒歴史」「1ブックマーク」
チピオくんは必殺技を放ち、敵を倒すことに成功したのだが、直後にその必殺技を放った事を後悔した。
どういう事? 【参加テーマ・好きな必殺技】
どういう事? 【参加テーマ・好きな必殺技】
16年10月08日 00:27
【ウミガメのスープ】 [チピオ]
【ウミガメのスープ】 [チピオ]
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チピオの右手に雷が宿る。
雷を纏った全力での手刀突き、それがチピオの必殺技だった。
弱った敵に狙いを定め…全力で…その雷の手刀を突き出す!
ドンッ!
大きな音がして、慌てて目を覚ます。
夢を見ていたようだ。
何故か右手が痛い。
起き上がり、電気をつけて恐る恐る右手を確認してみる。
なんと親指以外の指が普段曲がる方とは真逆の方向に曲がっていた。
どうやら、夢の中で必殺技を放った時、現実でも寝ながら同じ動きをしてしまっていたらしい。
硬い壁に向かって全力で手刀を突き出せば、こうなるのは当たり前。
チピオは夢の中でその必殺技を使った事を後悔した。
その後一定期間右手を包帯でぐるぐるに巻いて固定した状態で登校したため、まわりから中二病くんと呼ばれたそうな。
雷を纏った全力での手刀突き、それがチピオの必殺技だった。
弱った敵に狙いを定め…全力で…その雷の手刀を突き出す!
ドンッ!
大きな音がして、慌てて目を覚ます。
夢を見ていたようだ。
何故か右手が痛い。
起き上がり、電気をつけて恐る恐る右手を確認してみる。
なんと親指以外の指が普段曲がる方とは真逆の方向に曲がっていた。
どうやら、夢の中で必殺技を放った時、現実でも寝ながら同じ動きをしてしまっていたらしい。
硬い壁に向かって全力で手刀を突き出せば、こうなるのは当たり前。
チピオは夢の中でその必殺技を使った事を後悔した。
その後一定期間右手を包帯でぐるぐるに巻いて固定した状態で登校したため、まわりから中二病くんと呼ばれたそうな。
「女神の足音を追いかけて」「1ブックマーク」
重い税金や戦争のために、貧しさにあえぐ人々の絶えなかった時代ーーーー
大通りをとぼとぼとゆく、みすぼらしいエレナ。
そんな彼女のためを思い、人々は喜んでお金を手向けた。
そのお金はすべて自分のものなのだと思い知り、#b#エレナはひどく絶望した。#/b#
いったいどういうことだろう?
大通りをとぼとぼとゆく、みすぼらしいエレナ。
そんな彼女のためを思い、人々は喜んでお金を手向けた。
そのお金はすべて自分のものなのだと思い知り、#b#エレナはひどく絶望した。#/b#
いったいどういうことだろう?
16年10月07日 17:25
【ウミガメのスープ】 [すいま]
【ウミガメのスープ】 [すいま]
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恥
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「エレナの首を!」「エレナの首を!」
宮廷に向かう大通りに、大勢の国民が詰めかけている。民衆の汗が蒸気となって、ムワッとあたりを包み込む。
エレナはほんの数日前まで、国を統べる女王だった。
王族の地位と権威は神によって与えられたものだ、父からそう教えられたエレナは、無邪気に信じこんでいた。自分のことは、何者であろうと邪魔したりできないのだと。
父から譲り受けた王位を手に勝手放題を繰り返す日々。
自身の贅沢のため重税を課し、少しでも気に入らない国には戦争をふっかけ。批判や忠告が耳に入ると、親類の王族までも血の粛清を行った。
次第に高まっていく民衆の不満のうずは、王を打倒する革命となって爆発した。国王軍の中からも反逆者は次々と現れ、瞬く間に王宮は包囲されてしまう。
とらえられ、荒々しく縛られたエレナは困惑した。王族権力の神聖さを信じて疑わぬ彼女には、革命という言葉さえよく理解できない。
「なぜ神より選ばれた君臨者たるわらわが、かくなる責苦を受けねばならんのだ?」
舞台は冒頭に戻る。
エレナは公開処刑されるのだ。
王宮からほど近い広場まで、処刑人に連れられとぼとぼと歩く。一週間前に宰相の処刑を命じたばかりのこの男に、自分が連行されるとは奇妙なことだ。エレナはこのときに至ってさえ、自身の破滅を信じることはできなかった。その時。
#b#ゴリッ#/b#
何かが後頭部にぶつかる。愚かな民草が、石でも投げたのだろうか?地面に落ちたそれを見れば、エレナ自身の顔が浮き彫りされた金貨であった。
なぜわざわざ高価な金貨を…?
疑問に思う間もなく。はじめのひとつを皮切りにしたように、大通りに集まった群衆から、金貨や銀貨が雨あられのように降り注いだ。どれをとってもエレナの#big5#顔、顔、顔…#/big5#
#big5#「エレナの首を落とせ!」「エレナの首を転がせ!」#/big5#
エレナはだんだんと理解する。自分が処刑されれば、命じて作らせた貨幣も無価値となるのだ。何よりも、人々は女王エレナのために受けた苦しみを、エレナの首つきの金貨を投げる行為によって示していた。
「エレナの首などもう要らぬ」と。
自分の歩いた道にできた「首」の山から、君主を殺すことができる民衆の歓喜と憎悪を思い知り、エレナは#b#ようやく絶望することができた。#/b#
神に選ばれたと信じる裸の女王様を、民衆を導く自由の女神が殺しに来たのだ。
ギロチン台はもうすぐである。
#b#要約解説:エレナは女王であり、圧政により民衆に処刑されることとなった。彼女のため受けた苦しみを思う民衆から、エレナの顔がついた金貨を投げられ、国民の怒りと自らの死の不可避を知り、絶望したのだった。#/b#
宮廷に向かう大通りに、大勢の国民が詰めかけている。民衆の汗が蒸気となって、ムワッとあたりを包み込む。
エレナはほんの数日前まで、国を統べる女王だった。
王族の地位と権威は神によって与えられたものだ、父からそう教えられたエレナは、無邪気に信じこんでいた。自分のことは、何者であろうと邪魔したりできないのだと。
父から譲り受けた王位を手に勝手放題を繰り返す日々。
自身の贅沢のため重税を課し、少しでも気に入らない国には戦争をふっかけ。批判や忠告が耳に入ると、親類の王族までも血の粛清を行った。
次第に高まっていく民衆の不満のうずは、王を打倒する革命となって爆発した。国王軍の中からも反逆者は次々と現れ、瞬く間に王宮は包囲されてしまう。
とらえられ、荒々しく縛られたエレナは困惑した。王族権力の神聖さを信じて疑わぬ彼女には、革命という言葉さえよく理解できない。
「なぜ神より選ばれた君臨者たるわらわが、かくなる責苦を受けねばならんのだ?」
舞台は冒頭に戻る。
エレナは公開処刑されるのだ。
王宮からほど近い広場まで、処刑人に連れられとぼとぼと歩く。一週間前に宰相の処刑を命じたばかりのこの男に、自分が連行されるとは奇妙なことだ。エレナはこのときに至ってさえ、自身の破滅を信じることはできなかった。その時。
#b#ゴリッ#/b#
何かが後頭部にぶつかる。愚かな民草が、石でも投げたのだろうか?地面に落ちたそれを見れば、エレナ自身の顔が浮き彫りされた金貨であった。
なぜわざわざ高価な金貨を…?
疑問に思う間もなく。はじめのひとつを皮切りにしたように、大通りに集まった群衆から、金貨や銀貨が雨あられのように降り注いだ。どれをとってもエレナの#big5#顔、顔、顔…#/big5#
#big5#「エレナの首を落とせ!」「エレナの首を転がせ!」#/big5#
エレナはだんだんと理解する。自分が処刑されれば、命じて作らせた貨幣も無価値となるのだ。何よりも、人々は女王エレナのために受けた苦しみを、エレナの首つきの金貨を投げる行為によって示していた。
「エレナの首などもう要らぬ」と。
自分の歩いた道にできた「首」の山から、君主を殺すことができる民衆の歓喜と憎悪を思い知り、エレナは#b#ようやく絶望することができた。#/b#
神に選ばれたと信じる裸の女王様を、民衆を導く自由の女神が殺しに来たのだ。
ギロチン台はもうすぐである。
#b#要約解説:エレナは女王であり、圧政により民衆に処刑されることとなった。彼女のため受けた苦しみを思う民衆から、エレナの顔がついた金貨を投げられ、国民の怒りと自らの死の不可避を知り、絶望したのだった。#/b#