動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

恐くて言えない「12ブックマーク」
サッカーをする少年。砂で遊ぶ少女。イチャイチャするカップル。そんな光景をたか君は公園のベンチに座りながら見ていた。

たか君はため息をつき、時計を見るとゆっくりと家に帰った。

家に着くとたか君は泣きながら花をいじりはじめた。

状況を説明してください。
12年11月13日 22:00
【ウミガメのスープ】 [Taka]



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たか君の家に最強で最恐の兄、アザゼル家族が遊びに来る。たか君は嫌で仕方がない。あの家族はむちゃくちゃなんだ!

ピンポーン

ひゃあ!

アザゼル「おいっす!たか!来たぜ!まぁ、すぐ帰るからよ。」
たか君「やぁ、兄さん。ゆっくりしていってよ。僕は買い物に行って来るよ。」

たか君はそそくさと家を飛び出した。家にいると何をされるかわからない。とりあえず様子を見るために自分の家の隣の公園のベンチに座り、家の窓から様子を伺っていた。

するとどうだ。アザゼルの息子は家の中でサッカーをし、大事な植木を次々に壊しまくる。娘はその土を水で濡らし泥だんご。それを叱ることもせずイチャつく親。

たか君はため息をつき、仕方なく家に帰ることにした。

家に着き、中を見ると外から以上の光景。まさに地獄絵図。たか君の目から自然と涙がこぼれる。

まだアザゼル家族はワイワイしていたが、何も言えない。静かに大事なお花を助けてやるたか君でした。

ミ◯Σ(;゜0゜)ガンッ

ボールやら団子やらぶつけまくられるたか君。それ見て笑うアザゼル。現実か否か・・
これでいいのよ「12ブックマーク」
女に言われたとおり、絵を買ってきた男。

だが男はその後、絵を破り捨てて自分の仕事を始めた。
その男の仕事ぶりを見て、女はほくそ笑んだ。

状況を説明してください。
13年11月24日 23:22
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]



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「私、貴方の絵がまた見てみたいな……」

唐突に、病床の妻がそうつぶやいた。

「な、なにいってるんだ……」

そう言って俺は、力なく俯いた。
俺は昔は、名の通った画家として知られていた。

だがある時、交通事故によって、右腕を失ってしまったのだ。

もう絵がかけない───それは、俺を絶望に突き落とすのには充分であった。

もう絵なんか見たくない……!


俺はそのあと耐え切れなくなって、家にあった絵はすべて処分し、家に閉じこもる生活となってしまった。

「絵なんか……」

そんな俺を、ずっと献身的に面倒を見てくれたのが、妻であった。

だが、ある日過労がたたって、妻は倒れた───余命はいくばくもないらしい。

「っ!」

俺は慌てて病院を出て、自分の絵を捜し求めた。

ようやく見つけた一枚の絵。
ずいぶんと若い、それでいて全盛期の作品だった。

俺はすぐに、その絵を大金をはたいて持ち主から買い取った。


これで妻は喜ぶ……!
そう思ったとき、ふと一つの疑念が浮かんだ。

妻は、何を求めているんだ……?

いまさら絵を見たいなんて……
ひょっとして……ひょっとして、何か思い違いをしているんじゃないか?

その時、いつかの妻の言葉が思い浮かんだ。
それは、まだ結婚する前の、ずっと前の記憶───

「私、貴方の絵も好きだけど、楽しそうに絵を描いている姿はもっと好きよ」


「っ!」

───妻の想いが、結婚して数十年。

今やっと分かった気がした。

俺はその絵を破り捨てる。

妻が欲しいのは「過去」じゃない。

「今」なんだ───!



───数時間後。

妻が危篤との連絡を受けて、俺は急いで妻の病室に向かった。

病室に入って。
医師や看護師が目を丸くする。

服は絵の具だらけ。髪はボサボサ。
そして左手に、なにかを抱えているものをまじまじと見つめた。


妻にゆっくりと近づく。
妻も俺の様子に気付き、そして目を丸くした。


「ごめん……今の……左腕だけの俺じゃ、こんな絵しかかけなかった……!」

そういって、おそらく画家人生の中で最低の出来ともいえるかもしれない絵を見せた。


───その時の妻の表情は、おそらく一生忘れない。

そしてそっと、絵の表面に触れた。

「───まるで、子供が描いた絵ね……」


「……うるせいよ」


「───これで、いいのよ」

妻はそう言って、そっとほくそ笑んで、息を引き取った。


どうやら俺は、最後の最後まで妻に迷惑をかけたらしい。


俺はこれからも、画家としてやっていけそうだ。
「これで、いいのよ」その言葉を、いつも胸に刻みながら───。


二つのシモベに命令だ!「12ブックマーク」

魔アザゼルは君に二体の僕を与えてくれた

一体は与えられた命令に忠実に従う素直君
一体は与えられた命令と反対の事をする反対君

例えば『部屋を掃除しろ』と命令すると素直君は掃除するが反対君は部屋を散らかす
『手伝え』と命令すると素直君は手伝い反対君は邪魔をする
あえて『部屋を散らかせ』と言えば素直君が部屋を散らかしてしまう

二体は人並み外れた知力・体力を持っている(魔法等は使えない)
与えた命令は必ず二体が共有する(片方だけに命令できない)

さて、この二体の僕を有効利用する方法を考えて下さい

一人で多数投稿大歓迎
質問は雑談欄でお願いします

解説に最も近い方にアザゼルのシンクロ者と言う不名誉と・・・

【参加テーマ・出題者に願う事!】
12年06月04日 20:00
【新・形式】 [アザゼル]



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は草だらけの畑に二人を連れてきた
主人『畑の土を掘り返せ!』
命令に従い デレ子は土を掘り返す
ツン子は逆に掘り返された土を戻す
結果的に柔らかく解された良い畑になり俺はそこに作物の種をまくのだった

数時間後
主人『そろそろお昼にするか、おーい・・・』
そうだ『こっちへ来い』と言ったらツン子は来ない、どうすれば?
思案している間に二人は傍にいた
俺は無言でおにぎりを二人に渡す
二人は受け取ると『ありがとうございます』と言いニコリと笑った
デレ子だけでなくツン子も
そうだ!二人は人間と同じように自由意志を持っているのだ!『命令』にだけ悪魔の呪いが働くだけなのだ
つまり・・・
昼食を食べた私は無言で仕事をする
二人は無言で手伝う
掘る・埋めるの単調作業ではなく畑を耕し種をまき水をやる 私の何十倍も早く

それから・・・

朝、何も言わなくともツン子は朝御飯を作っておりデレ子は畑に水をやっている
二人の労を労ってやると顔を赤らめる
命令以外の言葉には悪魔の呪いは発動しない これでツン子が泣きながら邪魔をする顔を見ずにすむ(彼女も苦しかったのだ)

ツン・デレ『『ご主人さま』』
主人『ん?』
ツン・デレ『『愛してます』』
俺は無言で二人を抱き締めた
灰色の世界「12ブックマーク」
どす黒い雲が雨を降らすので家から出れないでいる私は

分厚い眼鏡をかけて白電球の明かりで花の写真を眺めました。

雨が上がり埃で白くなった窓に

とても美しい花が咲いているのを見ると私はとても恐怖しましたが父は喜びました。

一体なぜ?【参加テーマ:好きな花は何ですか?】
15年07月29日 23:19
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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世界に核が落されました。




世界のありとあらゆるものが死に絶え灰になり





有害な黒い雨を降らせる死の世界となりました。







父は幼い私を連れシェルターの中に避難しました。





しかし核の力はすさまじく






シェルター内でも私たちは分厚い水中眼鏡みたいなものをつけた#b#防護服#/b#で身を守るしかありませんでした。






光りもわずかな白電球だけで育った私の見える世界は#b#白と黒だけの世界でした。#/b#




しかし元から色の概念が無い私は特に不便を感じませんでした。






シェルターには二人分の水分と固形食糧と白黒写真と紙と鉛筆くらいしかありませんでした。




なので父から外の話を聞いたり水平思考をしたりして一日を過ごしていました。







そんなある日




私は窓の外に #red#色のついた花#/red#を見つけ




その毒々しさと言うか視覚に訴える何かにものすごく恐怖しました。




しかしその普通の色素を持った花は






#big5#世界から核の影響が薄れた証しでした。#/big5#
























父と一緒に初めて見た外の世界は











































     #red#一 面 美 し い 花 畑 で し た 。#/red#



【猛者のスープ】すれ違う想い「12ブックマーク」
約10年ぶりにいとこの少女と再会した少年。
二人は、お互いがまだ小さかったころによく遊んでいた裏山へと向かった。
大木の下に、少し離れて座る二人。

気持ちよさそうに髪をなびかせる少女は、ひざを曲げたり伸ばしたりしていた。
その様子を見て漠然と違和感を持った少年は、少女の真似をしてみた。
すると少年の違和感はある確信へと変わった。

少年が確信した内容と、それに至った経緯を説明してください。
16年09月22日 21:00
【ウミガメのスープ】 [ポトフ]



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【解答要約】
約10年ぶりに大木の下の#red#手作りブランコ#/red#に座った二人。
少年は隣の少女が自然にブランコをこぐのを見て違和感を感じる
ブランコをこぐのを真似してみて、少年は違和感が何であったか気づく。
小さい子に合わせた低いブランコなら、#red#足が地面に当たって#/red#上手くこぐことはできないはずなのだ。
少年はブランコの#red#板の高さが変えられている#/red#ことを確信した。
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10年ぶりに、幼馴染であり父方のいとこでもあるサナが遊びに来ている。
小学校に入学する前、近所で同い年だった僕らは毎日のように遊んでいた。
しかし、10年前にサナの一家が都会に引っ越してからは、たまに近況報告をしていたくらいだった。

久しぶりに直接会ったサナは、面影はあるものの別人のようだった。
高校の制服に身を包み、小さいころに肩の上で揃えられていた髪は、今では背中まで伸びている。
もちろん、僕だってあのころとはだいぶ見た目が違う。
僕の身長だってだいぶ伸びた。

幼馴染は僕をどんな風に見ているんだろう。なんだか気恥ずかしくて話しづらい。
もっとも、それはあちらにとっても同じだろう。そんな風に思っていたけど……。

「ねぇコウちゃん、まだあのブランコあるの? 行ってみよう!」

僕の記憶の中にある笑顔で、サナは僕に気安く話しかけてきた。



サナと他愛もない会話をしながら、裏山を登っていく。
てっぺんに近づくと、特徴的に曲がった大木にブランコが二つ、さみしそうにぶら下がっているのが見えた。
いつのころからか全く遊ばなくなっていた、父さんが手作りしたブランコだ。

典型的な仕事人間の父さんが昔ブランコを自作したなんて、今ではちょっと信じがたいことだ。
平日は家に帰るのも遅く、食事すらめったに一緒に取らない。
もっとも、たまにいっしょに食事をしても会話なんてほとんど無いのだけど。



山頂にたどりつくと、サナがはしゃいだ様子で大木の外側のブランコに座る。
そういえば、いつも座る場所が決まっていたっけ。
僕は内側のブランコの板を軽く手で払って、そこへ座った。
久しぶりに座ったブランコから見える田舎の風景は、小さいころとあまり変わらない。
木々の隙間から差し込む太陽の光はまだ強いが、風からは秋の兆しを感じた。

「昔と変わらないね!」

そう言いながら、サナが軽くブランコをこぎ始めた。

僕が違和感を感じたのはこの時だった。

髪をたなびかせ、ブランコをこぐサナ。
その足を見ると地面からの高さに余裕があることが分る。

違和感がなんなのかわからないまま、続いて僕もブランコをこいでみる。
そこで僕は違和感が何なのかに気づいた。

ブランコをこぐ感覚……小さかったころと変わらないのだ。
僕の身長はあのころと全然違うのに……!

子供の身長に合わせて、座る部分が低くなるように取り付けられていたブランコ。
高さがあのころのままだったら、足が地面に当たってまともにこげるはずがない。

僕は確信した。このブランコは板の高さが変えられている……!

「――――ねぇ、聞いてる? せっかく久しぶりに会ったのに!」
「……え。あぁ、ごめん。ちょっと気になることがあって」

サナが何か話しかけてきていたようだが、まったく頭に入ってきていなかった。
それにしても、使っていないブランコがどうして……。



「ねぇ、母さん。裏山のブランコなんだけど……」
「ん? どうかした?」

僕は家に帰ると、なぜか不機嫌そうだったサナをなだめてから、母さんに疑問をぶつけた。

「なんか不思議なんだ。ブランコの座るとこが高くなってるみたいなんだけど……」
「あぁ、そのこと? お父さんがちょくちょく見に行ってたのよ? 気づいてなかった?」

母さんは僕の疑問に答えて笑う。

「え……なんで……?」
「んー、今お父さんいないし、せっかく気づいたんだから見せちゃおうか。ちょっと待ってて」

そう言うと母さんは、父さんの部屋から一冊の古びたノートを持ってきた。
僕はノートを開いた。



『20×●年○月△日 コウの5歳の誕生日。裏山にブランコを作る。コウは喜んでくれたようだ、日が沈んでも遊んでいたので裏山へ迎えに行く。』
『20×◇年◎月×日 よく遊びに来るサナちゃんのためにブランコ増設。仲がいい二人が微笑ましい』
『20×▼年●月○日 台風で綱が少し傷む。強度に問題は無いが、念のため付け替え』
『20×*年▲月△日 コウの身長に合わせて高さ調整。子供の成長の早さには驚かされる』
『20×◇年※月*日 メンテナンス。傷みのあった腰掛板取り替え。コウは気づくかな』
『20×■年◆月◇日 綱の張り替え。サナちゃんが引っ越してから、コウはブランコで遊ばなくなったようだ』

――――

『20△×年■月□日 高さ調整。コウの身長がサナちゃんを抜いた。ブランコの高さが入れ替わる』

――――

『20△○年▼月▽日 メンテナンス。最近コウと話していないな』

――――

『20△▼年★月☆日 高さ調整。サナちゃんが久々に遊びに来るようだ。ブランコには来るかな』

――――

ノートの最後のページには、僕とサナの身長が書きこんであった。
ブランコを作った年から毎年欠かさずに記された身長は、表のようになっていた。



「サナ! もういっかいブランコ行こう!」
「えっ? もうそろそろ暗くなる……えっ!? ちょっと!?」

僕はサナの手を取って裏山に走り出していた。
もう一回。しっかりと。ブランコに二人で座った記憶を焼き付けなければならない。そんな思いに駆られて。



山のてっぺんの大木。特徴的に曲がった太い枝からぶら下がっている二人のブランコ。

夕日に照らされたブランコはどこか幻想的で、そこだけ時間が止まっているみたいだ。
もっとも、ブランコの時間を止めていたのは父さんだったのだけど。
今まで父さんのことを誤解していた自分が馬鹿みたいで、思わず笑ってしまう。
立ち止まって、サナに振り向く。

「……綺麗だね」
「えっ……!?」

走ってきたからか、サナの顔は真っ赤に紅潮していた。

もう一度ブランコに乗ったらサナにも伝えよう。
僕らの成長を父さんが、不器用な愛情表現で見守ってくれていたことを。

思いを受け止めるため、僕らはもう一度思い出のブランコに向かう。

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【ブランコの板が高くなっていた理由要約】
ブランコは父が、作成時から絶えず成長に合わせてメンテナンスしていた。
そのこと知った少年は、父から愛されていることに気づくのだった。