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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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「だーかーらー、違うって!」「2ブックマーク」
「はい、私、田中一郎と申します」

…いや、そうじゃなくって。


「27です」

……。 いや! だから違うって!


「いえ、おくりますので」

………。 ! いや、違うってばー!


さて、どのような状況?
11年01月12日 22:38
【ウミガメのスープ】 [yan]



解説を見る
ここは京都の和菓子屋さん。八つ橋などを主に取り扱っています!
私は店員で、ショーウインドーの中から商品を出したり、レジ打ちをしています

あ、お客さんだ。「いらっしゃいませ~」

その、サラリーマン風のお客さんは、ショーウインドーの中の商品を指差して、
「すみません、コレを下さい」と言いました。でも、向こう側から指差されたんじゃわかりにくいのよね。

「すみません、名前を言っていただけますか?」
「はい、私、田中一郎と申します」

…いや、そうじゃなくって。
「いえ、そうではなくて…商品名をおっしゃってください」

「ああ、ではこの八つ橋を」
「わかりました、おいくつですか?」
「27です」

……。 いや! だから違うって!
まさか、27個も買うわけじゃないよね!年齢のことだよね?
「いえ、お客様の年齢じゃなくて…個数はいくつ必要ですか?」

「ああ、1個でいいですよ」
「わかりました…八つ橋はおたべですね?」
「いえ、おくりますので」

………。 ! いや、違うってばー!
「いえ…八つ橋でも特に有名な「おたべ」というメーカーのものでいいですか?」
「ああ、それでおねがいします」

つ、つかれた…真面目で人がよさそうな感じだけどなぁ。
話せば分かる……かも。「2ブックマーク」
食事中に胸をうたれた男が言った。
「話せば分かる」
そして女は涙を流した。

状況を説明してください。
13年11月03日 22:34
【ウミガメのスープ】 [256]

某総理大臣とは関係ないです。




解説を見る
数日前、俺は娘に紹介したい人がいると言われた。
その言葉を聞いたときピンときたね。
ああ、娘もそろそろ年頃なんだなって。
でもそのときは何も言わないでおいたよ。

で、その週末の今日、今、娘の恋人が結婚の許しを請うためにやってきた。
深々と頭を下げて、俺に挨拶をした。
今時珍しい、真面目な若者じゃないか。
俺は軽く胸を打たれた。
だが、緊張してるのかなかなか本題に入ろうとしない。

「話せば分かる」

……そろそろ口を開いてもいいんじゃないかい?
そういうつもりで言った。
俺は別に頑固親父を気取る気はないし、娘の旦那とは腹を割って話してみたいと思ったからな。
まぁ話しだしてからも、彼は口下手なようで、なかなか本題までたどり着かなかったが。

「どうか、僕に、娘さんを任せて頂けませんか!」

……いい男じゃねぇか。

「娘をよろしく」

俺の声は少しだけ震えちまった。
娘が泣きだすもんだから、俺までうるっときちまったよ。
俺はつまみを口に放り込んでビールを一気に煽った。
……幸せになってくれよな。



長々と失礼しました。
活躍「2ブックマーク」
彼は人々の安全を守っていた。
しかし、それによって人々は
さらに大変な目にあうのであった。

一体どうしたんだよ
12年09月22日 09:44
【ウミガメのスープ】 [猫先生]

オリジナルかもな季節遅れの怖い話




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昔々・・・まあいつぐらいでもいいだろう

あるところに不思議な少年がいた。
彼は不思議な力を持っていたらしい。
それは目の前の危険を「どうやってでも」願いだけで回避するというとても大きな力だ。

これによって大火事が起こっても燃え広がる前に津波(もちろん被害が最小限で)を起こして消火したり、
殺人が起きたって時にはそいつにだけピンポイントで雷を落としたり、
まさに「万能」ってやつだな。

ある日その少年の住む村に鬼がやってきた。
もちろん数も力もあいつらが上だから正面から戦うなんて無理だ。
人々は少年を頼った。

・・・あの鬼を消してくれ・・・

彼がそう願うと鬼はいっせいに消えた。
「やったぞ!私たちの勝ちだ!」

「こうして平和は守られました、めでたしめでたし。」
読み聞かせが終わって子どもたちは一つの質問をしました。
「ねえおじさん!あっちから大きな人たちがこっちに来るけどあの人たちだれ?」
ふしぎな成績評価「2ブックマーク」
「この問題が解けない人、手を挙げなさい」

先生のこの質問に挙手をした者は優秀な生徒だと思われたという。
いったいどういうことだろうか?
15年05月23日 20:02
【ウミガメのスープ】 [緋色]



解説を見る
『佐藤先生、この前のパンフレットに載せた授業風景の写真、非常に評判が良いですよ』

教室内のほぼ全員が手を挙げている写真を指し示す校長。

「…ありがとうございます」

『いまどきこんなに生徒が積極的な授業は珍しい。優秀なクラスですね』

「ははっ、良い子ばかりですよ…」

『佐藤先生には期待していますよ』

曖昧な笑顔を校長に向けた佐藤は思った。


______狙い通り。
規則正しいニワトリ「2ブックマーク」
ある牧場2つのニワトリ小屋が建っていた。
片方の小屋には早朝にしか鳴かないニワトリが、もう片方には夕方にしか鳴かないニワトリがいた。
どちらのニワトリもお互い決まったときに鳴いていた。

ある日牧場を経営している農夫が良いことを思いつき実行に移した。
ところが次の日、ニワトリは片方しか鳴かなくなってしまった。

なぜ片方しか鳴かなかったのか説明してください。
13年01月13日 00:06
【ウミガメのスープ】 [23]

初出題です!ヒントを出しました!




解説を見る
おう!俺はこの牧場の農夫だ。
実は最近困ったことがあったんだよ。聞いてくれ!

うちの牧場には早朝に日が昇る瞬間に鳴くニワトリと夕方に日が沈んだ瞬間に鳴くニワトリがいるんだ。
そのニワトリの鳴き声で起きたり、晩飯を食ったり、天気を確認したりしてるのさ。
だからお礼にそれぞれのニワトリ小屋を掃除してやったんだ。
だけどニワトリを一か所に固めていたせいでどっちがどっちか分からなくなっちまったんだ。
それにニワトリ小屋は俺の家を真ん中に挟んで東と西に一軒ずつ建っているからニワトリからしたら俺の家が邪魔で片方しか見えないんだ。
だから両方同じニワトリ小屋にいれてどっちがいつ鳴くか観察していたから次の日は片方しか鳴かなかったんだ。