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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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笑顔なんか、作れそうにないや「2ブックマーク」
私は、とある病室に入院した。しばらく日が経って二日後の私の誕生日、彼の姿がみえた。
「よっ。久し振り」
彼はそう、話かけてきた。
「久し振り」
私もそう言った。
「元気だったか?」
「元気……かな?」
私は思わず笑った。
「――実は、お前に話したい事がある」
彼が真剣な顔になる。
「退院の日が決まった」
「えっ!」
私は、驚いたと同時に、不思議に思った。
「俺の口から、こんな言葉が出るとは思わなかっただろ?」
「……」
「まあ、お前にあげる誕生日プレゼントなんて買ってないけどさ、元気になったら好きなだけ買ってやる。だから――」
そこで彼の言葉は詰まった。一回深呼吸をして、もう一度言った。
「だから、俺と付き合ってくれないか?」
私は、その時に泣いてしまった。一体、何故?
16年08月30日 23:08
【ウミガメのスープ】 [あっと!]

私は目をそらさない。だけど、それじゃ立派とは言えないかな。




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彼は元々病弱だった。学校はほぼ不登校。家にも帰らないで、ずっと病室で暮らしていた。
だから、いつ死んでもおかしくはない。その時には、彼を笑顔で見送ってやろう。そう考えていた。
いや、そんな事はほとんど考えてもいなかった。ただ、もしも、本当に起きるのなら、そうしてあげたい。と、少しは思っていた。
――本当は、このまま彼は生き続けると信じていた。303号室のドアを開ければ、本を読んでいる彼にいつでも会えるのかと思っていた。
でも、"もしも"は起きた。
三日後にも、五日後にも、303号室に、彼の姿は無かった。

そして一週間が過ぎたころ、私は道で倒れた。原因はストレスなどによる過労らしい。

入院してから二日後、彼からビデオメッセージが届いた。恐らく、タイマー式のメッセージで、彼が私の誕生日にセットしたものだろう。
彼の退院が決まっていたことには驚いた。不思議だ。病気は快方に向かっていたならなんで、なんでこうなっちゃうんだろう。
――「だから、俺と付き合ってくれないか?」
その声が頭にフラッシュバッグするたび、胸が痛む。
「嘘つき」
私はそう言って、泣くことしか出来なかった。
ユアロープダイアリー「2ブックマーク」
いつもは日記を書かない、ごく一般的な男子高生のカメオ。ところが、#b#カメコの姿を見てからというもの、毎日欠かさず日記を書いている#/b#という。
日記の内容はごく普通のもので、今日あった出来事やカメオの友達、先生のことなどであり、#red#カメコのことはほとんど書かれていない#/red#。
さらに、#red#その日記はカメコにとってとても役に立っている#/red#という。

#b#何故カメオは突然日記を書くことになったのだろう?#/b#
16年08月29日 11:08
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



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カメオとカメコは普通の高校生だったが、ふとしたきっかけで#red#心と体が入れ替わってしまった#/red#。つまり、カメオはカメコの身体に、カメコはカメオの身体になってしまったのだ。
入れ替わった当初はまったく違う環境や人間関係、性差などに戸惑っていたが、お互い一日も経てばかろうじて適応できるようになった。

さてこの二人、単純に心と体が入れ替わるだけでなく、なんと#red#一日おきに入れ替わったり元に戻ったりする#/red#というややこしい体質だということがわかった。入れ替わって次の日になると元の身体になり、また一日経つと入れ替わる。おかげで、不安定な毎日を送っていた。もしかすると、他の人とも入れ替わるしれない。

この体質に気が付いたカメオは、ふと入れ替わった人間のことを考えた。もし同じように心と体が入れ替わっているなら、相手だって不安なはずだ。
カメオはカメコのことをほとんど知らない。カメコのことを知るために、何か手がかりはないかとカメコの部屋を調べる。すると、一冊の日記を見つけた。
「そうだ、これを使えば……」
そこでカメオは、#red#カメオの身体の時には自分自身のことや両親、友達関係、先生、学校などのことを日記に書き、カメコの身体の時には今日起こった出来事やカメコの身体で困ったことについてを日記として書き留めた#/red#。こうすれば、入れ替わった相手(=カメコ)がカメオの身体の時には友達との付き合い方について役に立つし、カメコの身体の時にはカメオにアドバイスを送ることが出来る。人間関係の修復や生活のつじつまも合わせることができる。

この日記が命綱のように、二人の関係を支えていた。

#b#要約:一日ごとにカメコと体が入れ替わる体質になったカメオ。相手のカメコのことを考え、カメオの身体の時にはカメオの人間関係などを、カメコの身体の時には今日起こった出来事や困ったことを書くことで、入れ替わった相手の負担を軽減したり、つじつまの合う生活を送らせるようにするため#/b#

やがて二人は、お互いの居場所を探し出し、そして出会うことになる。

合言葉は……

【君の縄。】
今日の夕食はお寿司にすることに決めたカメオ。しかし、#b#カメオ自身お寿司を食べたいと思ったわけでなく、「仕方なく」お寿司にした#/b#のである。

何故、カメオは仕方なく夕食をお寿司にすることになったのだろう?

#b#【REASONS4とは?】#/b#
ある4つの理由が重なった結果、問題文のような状況になりました。
その「4つの理由」を解明し、問題文の結果になった理由をまとめてください。
16年04月06日 21:59
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



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仕事場でのこと。

先輩「カメオ、これ嫁が作ったハンバーグなんだけど、食べないか?」
カメオ「あ、ありがとうございます、いただきます」
先輩「ただ、これ昨日の残りだから#red#あまり長く置いておかない方がいい。今日中に食べないとまずいかもしれない#/red#ぞ」
カメオ「分かりました、今日いただきます」

おかずが手に入ったので、今日の夕食は安心だと思ったカメオ。
早く帰ってご飯を食べようと思ったのだが、#red#思いのほか仕事に手間取り、深夜まで残業する羽目になった#/red#。

カメオ「はぁ、疲れた……#red#もう家に帰って何も作る気しない#/red#……とりあえず先輩からもらったハンバーグをおかずにしよう」

しかし、ふと#red#家に炊いたご飯がないことを思い出した#/red#。カメオはごはんが無いとおかずが食べられない性格なのである。

カメオ「仕方ない、スーパーに寄って、ご飯だけ買って帰ろう」

しかし、夜遅かったせいで、#red#弁当はおろかおにぎりすら無くなっていた#/red#。残っているのはお寿司のみ。

カメオ「仕方ない、お寿司買って帰ろう」

家に帰ったカメオは、ハンバーグをレンジでチンして、お寿司と一緒に食べるのだった。

#b#要約:会社の先輩からおかずを貰ったカメオ。今日中に食べなければいけないので夕食にしようと思ったが、残業で疲れてしまい調理する気力が無い。しかもご飯を炊いていなかったためスーパーに寄ったが、ごはんものがほとんどなく、仕方ないので寿司を買って帰った。#/b#

【KEY REASONS】
KR1:他の人からおかずを貰ったから→今日中に食べないとまずい
KR2:ご飯を炊いていなかったから→カメオはごはんが無いとおかずを食べられない性格
KR3:(仕事で)疲れていたから→ご飯を炊いたり他に調理をしたりする気力がない
KR4:ごはんものが他に売っていなかったから→おにぎりすらなく、ごはんものはお寿司くらいだった。
壺売りの少女2「2ブックマーク」
壺、いりませんか~!
壺、買って下さ~い!

うう……。一個も売れないよぉ…(γT^)

えっ!全部買ってくれるのでチュか!?

やったー!ありがとでチュ!

壺が全部売れて上機嫌のまびぱゆはその後、泣きながらヴぇっヴぇろっヴぇぱっきゅと叫んでいた。

一体どういうことだろうか?

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この問題は某悪魔さんの問題で無茶ぶられたことにより出来ました。
詳しくはhttp://sui-hei.net/mondai/show/14730をチェック!
15年03月27日 16:56
【ウミガメのスープ】 [まぴばゆ]

そういえば50問目でした




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時は今よりもっと未来の話。地球は様々な星と貿易していた。

(γ・^)「まぴばゆおばあちゃまが作ったありがたーい壺なのに…。なんでみんなかってくれないのでチュ?」

(゚Д゚)「ぱっきゅっきゅカニぱっきゅヴぇ?(この壺はいまよりもむかしにつくられたものなのですか?)」

(γ×^)「え、えっと…。(宇宙語わからないでチュ!)おばあちゃまが作ってくれたカピバラ神様の力がたっぷりとつまった壺でチュ!」

(゚Д゚)「ヴぇっ!!ぱっろバリきゅっきゅろ!(歴史的価値があるのですね!!ぜひ全部売ってくださいなのです!)」

(γ・^)「もしかして全部買ってくださるのでチュか!?ありがとうございまチュ!!」

そうして壺が売れルンルンとしていた時、突如地球は(゚Д゚)星人により侵略された。

そう、(゚Д゚)星人はこれから地球を侵略するため、地球の歴史的価値のあるものを地球のお金を使い買い占めていたのだ。

そうして地球人はほぼカニバ…全滅してしまった。

そのせいで、地球の通貨はほぼ流通しなくなり価値を失ってしまったのでまびぱゆは働かないといけなくなった。

(γT^)「ヴぇっヴぇろっヴぇぱっきゅ~!!ぱっきゅっきゅ100兆円カニーバ!(壺買ってください~!!値段は今の地球通貨でいうと100兆円ですー!)」

…だからといって100兆円では誰も買ってくれなかったので値段を¥495,000に下げて売ったのは別の話。http://sui-hei.net/mondai/show/14730

簡易説明
まびぱゆは異星人に壺を売った。
その異星人は地球侵略をたくらんでおり、侵略する前に歴史的文化価値のあるものを保護することが目的だった。
そして、地球が侵略された今、地球のお金は価値がなくなったので宇宙語のヴぇっヴぇろっヴぇぱっきゅ(壺を買ってください)と叫びまびぱゆは働かざるを得なくなった。

因みに、祖母まぴばゆ 孫(問題文の中で壺売ってたやつ)まびぱゆ
【ラテクエзo】NEP「2ブックマーク」
時の流れを遡ることはできない。

そんな当たり前のことを受け入れられずに男は旅の支度をしている。

旅に持っていきたいものは沢山あったが、結局男はカバンに何も入れずに出掛けた。

いったい何故だろう?
13年05月18日 22:23
【ウミガメのスープ】 [水上]



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西暦2215年
核戦争、環境破壊、温暖化、オゾン層の減少…
様々な要因で地球は滅亡の一途を辿り、残された人類はNEP(ネオアースプロジェクト)を始動した。

光速移動が可能な宇宙船ノアズアークによって移民可能な惑星を探し出す。

ノアズアークは人類の希望の光。

クルー達は全人類の希望を背負い、ノアズアークで宇宙へと旅立った。

・・・

宇宙を放浪すること十余年…

ついにノアズアークは人類が生息可能な第二の地球となる惑星を発見することに成功した。

しかし光速移動中のノアズアークでの十年間は、地球では100年余りの歳月に相当し、クルー達は週に一度の定時連絡で自分の妻、子供達の訃報や、加速度的に早まる環境破壊の情報を聞かされていた。

惑星の発見により移民群が次々と宇宙へ旅立つ。
それでもまだ全人類を運び出すには宇宙船が足りず、巨大船艦であるノアズアークも地球に戻った。

・・・

定時連絡を交わしていたとはいえ、目の前に広がる光景は受け入れ難いものだった。

見渡す限りの荒野。

ノアズアークのクルーである男は自分の家があったであろう場所で立ち尽くしている。

防護マスクなしでは外出できない故郷。

何か思い出の品が残っていれば持ち帰ろうと思って持ってきたカバンはその役割を完全に失っている。
男は担いでいたカバンを地面に置き、しばらくの間、その光景を眺めた。

息子がこぼしたジュースでシミができてもお気に入りだったカウチ。
男は過去の思い出を夢想し、何もない荒野に腰を降ろす。

「時の流れは早まっても、遡ることはできないのか…」

男は地面に置いていたカバンを拾い上げ、何度も故郷の方角を振り返りながら基地へと戻って行った。