「Unbreakable magic」「2ブックマーク」
男は微笑みながら女にあるものを見せた。
すると悲しそうな顔をした女の頬に涙がつたった。
そこで男は用意していたもうひとつのものを見せた。
女は声をあげて泣き、こう言った。
「 ありがとう 」
涙を拭う事ができず、子供のようにしゃくりあげる彼女に
男はかがんでキスをした。
さて男が女に見せた二つのものとはいったい何だったのだろうか?
*illustrated by さるぼぼ *
すると悲しそうな顔をした女の頬に涙がつたった。
そこで男は用意していたもうひとつのものを見せた。
女は声をあげて泣き、こう言った。
「 ありがとう 」
涙を拭う事ができず、子供のようにしゃくりあげる彼女に
男はかがんでキスをした。
さて男が女に見せた二つのものとはいったい何だったのだろうか?
*illustrated by さるぼぼ *
15年06月15日 12:55
【20の扉】 [緋色]
【20の扉】 [緋色]

さるぼぼさん、ありがとうございました。
解説を見る
「「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」」
「はい、誓います」
『…はい、誓います』
「「…それでは、
指輪の交換を……、、あ……!」」
何かに気がついたのか、しまった、という顔をする神父。会場には一瞬の静寂が訪れた。
「はい」
その静寂を断つように響いた新郎の声。
そして男は微笑みながら、ゆっくりと女に取り出した指輪を見せた。
すると悲しそうな顔をした女の頬に涙がつたった。
『…い、いらないっていったじゃない…!』
わざと困ったような顔をする男。
そして男は用意していたもうひとつのものを見せた。
それはキラキラと輝く細身のネックレスだった。
「…ずっと、ずっと、夢だったんだろう?
俺がかおりの夢、叶えてあげるから」
女はこらえきれず声をあげて泣き、こう言った。
『…あ、りがとう
何で翔太はこんなに、優しい、のよ!
…本当に、
私にはもったいないくらいの、人』
「初めて見たときからずっと、好きだったんだ
…君に出会えて、良かった」
涙を拭うことができず、子供のようにしゃくりあげる彼女の首には、指輪が光っている。
「「…えぇ、コホン、
それでは、ベールをあげてください
誓いのキスを…」」
ベールに手をかける新郎。
見つめ合う二人。
『…翔太って、魔法使いみたいだね?』
「え、知らなかった?」
そう言うと男は、少し微笑んで
車椅子に乗った五体不満足の彼女にかがんでキスをした。
【簡易解説】
場面は結婚式。
新郎である男は、五体不満足である彼女のために、指輪とネックレスを用意して指輪の交換を行った。
そして男は車椅子に乗った彼女のベールをあげ、かがんでキスをした。
__Unbreakable magic after your kiss _____
「はい、誓います」
『…はい、誓います』
「「…それでは、
指輪の交換を……、、あ……!」」
何かに気がついたのか、しまった、という顔をする神父。会場には一瞬の静寂が訪れた。
「はい」
その静寂を断つように響いた新郎の声。
そして男は微笑みながら、ゆっくりと女に取り出した指輪を見せた。
すると悲しそうな顔をした女の頬に涙がつたった。
『…い、いらないっていったじゃない…!』
わざと困ったような顔をする男。
そして男は用意していたもうひとつのものを見せた。
それはキラキラと輝く細身のネックレスだった。
「…ずっと、ずっと、夢だったんだろう?
俺がかおりの夢、叶えてあげるから」
女はこらえきれず声をあげて泣き、こう言った。
『…あ、りがとう
何で翔太はこんなに、優しい、のよ!
…本当に、
私にはもったいないくらいの、人』
「初めて見たときからずっと、好きだったんだ
…君に出会えて、良かった」
涙を拭うことができず、子供のようにしゃくりあげる彼女の首には、指輪が光っている。
「「…えぇ、コホン、
それでは、ベールをあげてください
誓いのキスを…」」
ベールに手をかける新郎。
見つめ合う二人。
『…翔太って、魔法使いみたいだね?』
「え、知らなかった?」
そう言うと男は、少し微笑んで
車椅子に乗った五体不満足の彼女にかがんでキスをした。
【簡易解説】
場面は結婚式。
新郎である男は、五体不満足である彼女のために、指輪とネックレスを用意して指輪の交換を行った。
そして男は車椅子に乗った彼女のベールをあげ、かがんでキスをした。
__Unbreakable magic after your kiss _____
「月」「2ブックマーク」
食欲の秋。
カメオとタト子の兄妹は食欲に負け、自宅で焼き芋を食べていた。
その様子を窺っていたシル太は、今なら人を殺せると思った。
なぜ?
カメオとタト子の兄妹は食欲に負け、自宅で焼き芋を食べていた。
その様子を窺っていたシル太は、今なら人を殺せると思った。
なぜ?
14年08月24日 18:26
【ウミガメのスープ】 [セルス]
【ウミガメのスープ】 [セルス]

oyasumi
解説を見る
その日、食欲の秋だし焼き芋を食べよう!と、カメオとタト子の兄妹は話していた。
カメオとタト子は家からサツマイモを持ち出すと、自宅の庭の#red#落ち葉#/red#を集めた。
・・・が、焼き芋をやるにはちょっと葉の量が少なすぎるようだ。
そこで二人は自宅にある木の枝を揺すって#red#たくさんの葉を落とした#/red#。
秋に入って葉っぱも落ちやすくなっていたので、子供の力でも十分だった。
これだけあれば焼き芋できるぞ!
カメオとタト子は落ち葉でサツマイモをふかし始めた。
・
・
・
その様子を遠くから窺っていた者が一人。
彼はシル太。仕事は#red#暗殺者#/red#である。
今回のターゲットは、カメオとタト子の父親である。
あくどい商売で多くの人間から相当な恨みを買っていたようだ。
彼の暗殺方法は#red#遠距離からの射殺#/red#。
今回は色々と事情があって、父親が自宅にいる所を狙撃するという作戦にしていた。
ところが、一つ問題があった。
人のいない廃屋が近くにあったので、そこから#b#父親の自室を狙撃#/b#する作戦だったのだが、
そこからだと#red#父親の自室付近にある庭の木が邪魔で、父親の姿を捉えることが出来なかった#/red#のである。
かといって、他に狙撃できそうな地点も見当たらない。
自宅外での射殺は出来れば避けたかったが、作戦を根本から見直す必要があるだろうか・・・
そう思いながらターゲットの家の様子を窺っていると、
ターゲットの子供たちが焼き芋をやるために#red#庭の木から葉を落としているのが見えた#/red#。
結構たくさんの量を落としているようだが・・・
何をやっているのかと思えば、焼き芋をふかすための燃料集めだったようだ。
面白い事考えたもんだな・・・と感心して、ふと木を見てみると、
なんと、#red#狙撃箇所から木の枝の隙間を縫って父親の自室が見えるようになっている#/red#!
あいつらどんだけ葉っぱ落としたんだよ・・・
まっとにかくこれでターゲットの暗殺に支障は無くなった。今なら殺れる。
そして翌日、シル太は暗殺を決行した。
まさかターゲットも、自分の子供達に足をすくわれるなんて思ってなかっただろうな。R.I.P.
#b#※要約#/b#
スナイパー・シル太がターゲット狙撃するには、その射線上にある木の葉が邪魔だった。
しかし、芋をふかすためにカメオとタト子が木から大量に葉っぱを落としたことにより、
葉で遮られていた視界が確保され、問題なくターゲットを狙撃可能となった。
カメオとタト子は家からサツマイモを持ち出すと、自宅の庭の#red#落ち葉#/red#を集めた。
・・・が、焼き芋をやるにはちょっと葉の量が少なすぎるようだ。
そこで二人は自宅にある木の枝を揺すって#red#たくさんの葉を落とした#/red#。
秋に入って葉っぱも落ちやすくなっていたので、子供の力でも十分だった。
これだけあれば焼き芋できるぞ!
カメオとタト子は落ち葉でサツマイモをふかし始めた。
・
・
・
その様子を遠くから窺っていた者が一人。
彼はシル太。仕事は#red#暗殺者#/red#である。
今回のターゲットは、カメオとタト子の父親である。
あくどい商売で多くの人間から相当な恨みを買っていたようだ。
彼の暗殺方法は#red#遠距離からの射殺#/red#。
今回は色々と事情があって、父親が自宅にいる所を狙撃するという作戦にしていた。
ところが、一つ問題があった。
人のいない廃屋が近くにあったので、そこから#b#父親の自室を狙撃#/b#する作戦だったのだが、
そこからだと#red#父親の自室付近にある庭の木が邪魔で、父親の姿を捉えることが出来なかった#/red#のである。
かといって、他に狙撃できそうな地点も見当たらない。
自宅外での射殺は出来れば避けたかったが、作戦を根本から見直す必要があるだろうか・・・
そう思いながらターゲットの家の様子を窺っていると、
ターゲットの子供たちが焼き芋をやるために#red#庭の木から葉を落としているのが見えた#/red#。
結構たくさんの量を落としているようだが・・・
何をやっているのかと思えば、焼き芋をふかすための燃料集めだったようだ。
面白い事考えたもんだな・・・と感心して、ふと木を見てみると、
なんと、#red#狙撃箇所から木の枝の隙間を縫って父親の自室が見えるようになっている#/red#!
あいつらどんだけ葉っぱ落としたんだよ・・・
まっとにかくこれでターゲットの暗殺に支障は無くなった。今なら殺れる。
そして翌日、シル太は暗殺を決行した。
まさかターゲットも、自分の子供達に足をすくわれるなんて思ってなかっただろうな。R.I.P.
#b#※要約#/b#
スナイパー・シル太がターゲット狙撃するには、その射線上にある木の葉が邪魔だった。
しかし、芋をふかすためにカメオとタト子が木から大量に葉っぱを落としたことにより、
葉で遮られていた視界が確保され、問題なくターゲットを狙撃可能となった。
「【ラテクエ53リサイクル】低空飛行」「2ブックマーク」
「ツバメが低く飛ぶと雨」とは天気に関わる有名な諺です。
これは、餌となる小さな虫が湿気で重くなり低いところを飛ぶためだと言われています。
さて、ここカメリカ合衆国では、雨の日になると旅客機も高度を下げて飛ぶそうです。
これもちゃんとした理由あっての事なのですが、一体なぜか、わかりますか?
*ラテクエ53選考会、ディダムズさんの作品です。
※ラテクエ53 本戦は5月27日(土)、28日(日)+26日(金)開催となっております。
また、ラテクエ53の詳細については下記の「ラテクエ53問題文決定戦」をご参照ください。
http://sui-hei.net/mondai/show/16539
一体なぜだろうか?
これは、餌となる小さな虫が湿気で重くなり低いところを飛ぶためだと言われています。
さて、ここカメリカ合衆国では、雨の日になると旅客機も高度を下げて飛ぶそうです。
これもちゃんとした理由あっての事なのですが、一体なぜか、わかりますか?
*ラテクエ53選考会、ディダムズさんの作品です。
※ラテクエ53 本戦は5月27日(土)、28日(日)+26日(金)開催となっております。
また、ラテクエ53の詳細については下記の「ラテクエ53問題文決定戦」をご参照ください。
http://sui-hei.net/mondai/show/16539
一体なぜだろうか?
15年06月24日 00:00
【ウミガメのスープ】 [tsuna]
【ウミガメのスープ】 [tsuna]
解説を見る
カメリカ合衆国の旅客機(宇宙船)は雨が降ってしまう大気圏を突破する事が危険な為、その星を移動する旅客機のみが飛ぶから。
「さすが……」「2ブックマーク」
一流の剣豪同士の対決、「通り雨のカメオ」対「一本指のウミオ」。
通称「通り雨のカメオ」と呼ばれるカメオはその名の通り刀を「ひとふり」しただけで相手を仕留めることで知られている。
一方、「一本指のウミオ」と呼ばれるウミオもその名の通り一瞬で「ひとさし」にして相手を仕留めることの出来る刀の腕前である。
二人の勝負は瞬きする間もなく決まった。
勝負を開始してすぐにカメオに向けた刀をウミオは一瞬でさすことが出来た。
当然、ウミオの体には怪我ひとつなく、血の一滴も流していないまま勝負はついた。
しかし、誰が見てもその勝負はカメオの勝ちだったという。
一体なぜだろう?
通称「通り雨のカメオ」と呼ばれるカメオはその名の通り刀を「ひとふり」しただけで相手を仕留めることで知られている。
一方、「一本指のウミオ」と呼ばれるウミオもその名の通り一瞬で「ひとさし」にして相手を仕留めることの出来る刀の腕前である。
二人の勝負は瞬きする間もなく決まった。
勝負を開始してすぐにカメオに向けた刀をウミオは一瞬でさすことが出来た。
当然、ウミオの体には怪我ひとつなく、血の一滴も流していないまま勝負はついた。
しかし、誰が見てもその勝負はカメオの勝ちだったという。
一体なぜだろう?
15年06月23日 18:23
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]

ちょうどアザゼルさんも剣士の対決問題を出していたので。
解説を見る
勝負開始の合図がした次の瞬間、ウミオはカメオを向けた刀を#red#逆に向け、すぐに自分の腰に『差』して鞘に収めた。#/red#
カメオ「おい、ウミオ。お前の得意技は相手を一瞬で『刺』すことだと聞いていたが、俺の勘違いだったかな?勝負を前に、刀を鞘に収めるなど……。」
ウミオ「いや、私はお前と対峙して察した。お前の腕は私を大きく上回っている。私とて死ぬことが分かっている勝負などしたくない……私の負けだ。」
こうしてカメオの腕を一瞬で見抜いたウミオは現状ではとても埋めようのない実力差を認め、自ら降参したのだ。
カメオ「おい、ウミオ。お前の得意技は相手を一瞬で『刺』すことだと聞いていたが、俺の勘違いだったかな?勝負を前に、刀を鞘に収めるなど……。」
ウミオ「いや、私はお前と対峙して察した。お前の腕は私を大きく上回っている。私とて死ぬことが分かっている勝負などしたくない……私の負けだ。」
こうしてカメオの腕を一瞬で見抜いたウミオは現状ではとても埋めようのない実力差を認め、自ら降参したのだ。
「悶絶ノート」「2ブックマーク」
電車の中で太郎がノートに名前を書き込むと、隣に座っていた花子は急に苦しみはじめた。
なぜ?
なぜ?
15年05月27日 21:49
【ウミガメのスープ】 [3000才]
【ウミガメのスープ】 [3000才]
解説を見る
太郎は自分の名前のサインを芸能人っぽくノートに練習していた。
花子は、それを見て、吹き出しそうになり、
なんとか笑いをこらえようとしたけど、やっぱり無理。
苦しくなって声出して笑った。
太郎はそれでも傷つかない。
花子は、それを見て、吹き出しそうになり、
なんとか笑いをこらえようとしたけど、やっぱり無理。
苦しくなって声出して笑った。
太郎はそれでも傷つかない。