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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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フラジャイルシップ「2ブックマーク」
友人である田中の話を聞いているタカ君。

最初は全然興味がなかったが、彼の話がとても面白くどんどん引き込まれていった。

最後まで話を聞き終えたタカ君は(よし、友達やめよう!)って思った。

一体なぜ?
17年07月28日 22:39
【ウミガメのスープ】 [水上]

岐阜から愛を込めて




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最初はね、タカ君のこと全然興味なかったんだ。


屋上で親友のさしゃこと話している田中の姿を見つけたタカ君は二人に声をかけようと思ったが、
二人の会話の中に自分の名前が聞こえた気がして素早く物陰に隠れた。

盗み聞きは良くない、頭ではわかっていたが、いま自分が一番気になっている田中が
自分のことをどう思っているかを知りたい欲求には勝てなかった。


彼ね、すごく話が面白いの。面白いだけじゃなく、なんていうかちゃんと私のことを
気遣ってくれてるっていうのが伝わってくるんだ。
だから彼にどんどん引き込まれていっちゃった。私、タカ君のことを好き、なんだと思う。


罪悪感を持ちながらも田中の話を最後まで聞き終えたタカ君。
自分の気持ちと田中の気持ちが一緒だということがわかったタカ君は
友人関係をやめて恋人関係になりたいと思い、告白を決意した。
アドバイスを「2ブックマーク」
そろそろ夕食が近い。
私は小腹は埋めたいのだが、美味しい夕食のためにも食い過ぎはよろしくないと考えていた。
小腹は埋めたし、満腹は避けたし。
うーん、小腹は埋めたいが、夕食を考えると何を口にすべきか。

そんなわけで。
美味しい夕食を食べるための良いアイディアが出てこなくて、今私は冷蔵庫の前で頭をかかえている。
いいアイディアをもらえないかと思い、今回出題してみた。
夕食までに私は何を口にすべきかアドバイスを頂戴したい。
16年06月04日 16:35
【20の扉】 [白紙]



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そもさん。
小腹は埋めたし、夕食は美味しく食べたし、いかようにすべきか。
説破。
つまり美味しい夕食で小腹を満たせばよい。
そう考えた私は「作りかけの夕食」をつまみ食いした。

そんなわけで。
その罪によって冷蔵庫前にてママ上様にゲンコツを入れられてしまった。
世間では虐待にあたるのではと思うが口にはしない。
我が家は古風、というか今時から外れているのだ。
大体このまま怒らせていれば夕食抜きもありうるだろう。
タンコブは痛いし夕食は遠のいていくし、頭をかかえてしまう。
そんな私が口にすべきは、何だろうか。

そうか、まずは【謝罪】の言葉であった。
残りの「美味しい夕食」がお預けにならぬよう誠心誠意、謝るとしよう……。
彼は彼女を殺し、その後自らも死んだ。
彼は何故こんな事をしたのだろう?

「あなたをお慕いしていました」

真実は彼女だけの胸に...
16年05月25日 21:48
【ウミガメのスープ】 []



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時は戦国、今まさに攻め落とされようとする、とあるキリシタン大名の城にて


彼女はキリシタン大名の娘。
彼女の従者である彼は、彼女を逃がそうとした。
だが、彼女はそれを頑なに拒んだ。

どうせ捕まれば殺されてしまう。それならば、その前に自ら死を選ぼうと思ったのだ。

しかしキリスト教徒である彼女は自殺できない。

彼女は彼に頼んだ。
私を殺して欲しい、そしてあなたはここを去り、生き延びて欲しいと。


胸元のロザリオを握りしめ、彼女はそっと目を閉じた。

「大丈夫。貴方に殺されるのなら、怖くはないわ。」

彼は彼女の願いを半分聞き入れ、彼女を殺した。
だが、もう半分には従わなかった。

彼はその場を去ろうとはせず、彼女の亡骸をそっと抱きかかえた。

「最期までお供をさせてください。
私は、あなたをお慕い申し上げておりました。」

やがて城が焼け落ちてしまうまで、
彼はただ静かにそうしていた。
ロマンチックな瞳「2ブックマーク」
彼は普通の人には見えないものを見ることが出来たので、
新しくハニワやメガネをつくった。

どういうことだろう?
15年10月09日 13:22
【ウミガメのスープ】 [春海]



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一般的に人は肉眼では6等星までの星が見えるといわれているが、彼はなんと肉眼で9等星まで見ることが出来た。

そのため、彼は空気の綺麗な田舎にて、

「あ、あそこの星、なんかハニワみたい。ハニワ座って名付けよう!」
「あっちの方はメガネみたいだなー!メガネ座にしよう!」

といったふうに、勝手に星座をつくっていたのであった。

※ちなみに6等星までなら約8600個、9等星までなら約12万個の星が見られるそうです。
運命の正体「2ブックマーク」
運命の正体を見抜いた彼は、それを大々的に世間に明らかにしたため、生かさず殺さずの目に遭わされたが、決して後悔することはなかった。
状況を補完してください。
17年10月29日 20:15
【ウミガメのスープ】 [からす山]

いろいろ不完全な気がするけど、何とか今日出したかった問題。




解説を見る
科学と哲学、両方に興味があった駆け出しの小説家である彼は、運命の正体について考えていた。
一体、人の世界を支配する、しているように思われる、何か得体のしれない力、人の力では抗うことの出来ない巨大な、目に見えない力、運命――その正体は一体、何なのだろうか?
そうして、あるとき、ふいにその正体を見出した。

その正体は、「宇宙人」なのではないか?

宇宙のはるかかなたにいるかもしれない、地球よりはるかに文明の発達したまだ見ぬ知的宇宙人たちが、地球では想像も出来ない科学力でもって、地球上の事象をコントロールしているのではないだろうか。
もしそうであれば、宇宙人たちは、何らかの目的をもって、あるいは単なる戯れに、彼らからしてみれば未発達の、我らが地球の者たちの身の回りをさりげなく操って、たとえば、何か大きな事故を起こしたり、もっと小さいところでは落とした財布を見つからなくしたり。そういった大小様々な「悪戯ーいたずら」をしている、ということなのだろうか。

単なる戯れで、地球人の運命を好き勝手操り、運命だの神だの何だのと恐れられている悪戯宇宙人たち。
もし本当にそんな連中がいるのだとしたら、許せない、と彼は思った。
そして、小説家である彼は、その空想を基にして、一片のSF小説を書き上げた。未知なる宇宙人、運命を操る卑怯者を、大々的に発表しなければいけないと思ったのだ。

あくまでそれは彼個人の空想であり、読者が皆その考えに賛同したわけではなかったが、小説そのものの娯楽性は受け入れられ、そこそこ売れた。それによって、「悪戯宇宙人」の考えが、わずかながらも世に広まることになる。

その直後から、彼は様々な悩みに悩まされた。
信号が毎回赤だったり、所持金をすぐなくしたり、きわめて些細なことだが、小説発表前に比べて、明らかに損をすることが多くなったのだ。

彼は、明らかに感じ取っていた。悪戯宇宙人の存在を。
人に話しても、馬鹿馬鹿しいと笑われるかもしれない。けど、この細かい不幸は、あまり大それたことを起こす度胸のない小物の悪戯宇宙人たちが、その存在を世に広めた自分に対して、細かく細かく嫌がらせをしてきているのだ。運命の正体共が、自分の運命を操りにかかっているのだ。

彼は様々な目にあわされた。ほとんどは軽いものだったが、時として、生かさず殺さずといったほどの、危うく命を落としかねない目にあわされたこともたまにあった。
しかし、彼は、つらくなかった。たとえほかの誰も理解してくれなくても、自分だけは理解している、運命の正体を、はっきりと。今自分が、生かさず殺さずの目、あるいは立て続けにもっと軽い目にあわされているのが、その証拠。自分の身をもって、証明している。
これからも、悪戯宇宙人を題材にした小説を、少しずつ発表していこう。そしていつの日か、人類が宇宙に進出して、悪戯宇宙人どもと直接相まみえるときが来たら、今度は、地球人に様々な運命を押し付けてきた悪戯宇宙人たちに直接復讐することもあるいは出来るだろう。その未来のために、自分の小説で少しでも後押し出来るのなら、それでいい。

彼は描く。運命の正体を。喜びとともに、それが実を結ぶ未来を胸に抱きながら。