動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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果報は寝て待て「2ブックマーク」
小さなスコップと、あるものを幾つか持って、
僕はある場所へ行きました。
うん、これで自由研究はバッチリだ。

状況を補完して下さい
16年09月23日 11:31
【ウミガメのスープ】 [板本龍馬]



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僕は小学5年生。
今年から夏休みの宿題に、自由研究が含まれる。

でも、小学5年の夏は忙しい。
動画サイト巡り、ゲームに、お昼寝に時間はいくらあっても
足りない、植物観察日記なんて毎日毎日時間を
かけなきゃならない、それは面倒。

そこで僕は、他人があまりやらず、
手間がかからず、理科っぽい事を
テーマにしようとネットでネタを探しておいた。

それは砂金採取。
川っぺりで、川砂を平たい器に水ごと取り、
ゆっくりと揺すり、徐々に上澄みを捨てながら
最後には比重の重い金が残るという物。
でも、重労働だし、必ずしも取れるとは限らない。
そしたらまた繰り返し、イヤだなあ。

でも、その問題をして解決する方法があったのだ。

その方法は、フタを外した平べったい空き缶を
川底に仕込むという物。
上流から流れてくる土や砂や石、それが仕込んだ空き缶に
溜まっていく。
溜まり堆積した砂や土は、比重が軽い物は川の流れが
下流へと流していく。
一ヶ月も経てば、重い比重のものが残る。
上手くすれば金、悪くとも砂鉄は取れるだろう。

果報は寝て待てって、こういう事かな?
ミトメタクナイ「2ブックマーク」
耳鼻科の医師から診断結果を聞いた男は喜んだ。
なぜでしょう?
16年03月05日 16:17
【ウミガメのスープ】 [K-OS]



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春はペットの毛が生え変わる季節。
ものすごいくしゃみが出始めたので、男はあせった。
ひどい毛アレルギーは喘息なみに呼吸困難になることもあり、
可愛がっている犬を飼えなくなってしまうかもしれない。
アレルギー検査でスギ花粉症だと分かって、男は安心した。
近くのコンビニで100円のジュースを買ったカメオ

遠くの自販機で130円で同じ商品を買えば良かったと後悔しました。

一体何故?
14年08月19日 19:38
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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カメオは偽札を使いましたが店員にバレてしまいました。
身勝手よりの救い「2ブックマーク」
彼はある望みを持っていた。
しかし、それを自分の力では叶えられないのを知っている。

そんな時、ある人物の身勝手な行動が彼の望みを叶えた。

一体どういうことなのだろうか?
10年11月15日 20:54
【ウミガメのスープ】 [部屋の隅]



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欧化政策の一環として行われた暦の変更。
当時の人々はいきなりの暦の変更で非常に困惑したとか。
特に旧暦で種まきの時期などを判断していた農民から見ると、どの時期に蒔けばいいのかわからないなど非難轟々だったみたいです。

「明治五年(1872)十二月三日を以って、明治六年(1873)一月一日とする」
とあるように、1872年には12月が数日しかなかったというらしいですが・・・


彼の祖父は衰弱しきっていて、いつ死んでもおかしくなかったらしいです。
彼は考えました。「せめてじいちゃんと年を越したい」と。
そう思っても、まだ一年が一ヶ月以上ある今年を乗り切るのは、とてもじゃないけど無理みたいだったので、半分諦めていたのですが・・・

いきなり元旦になってしまったことを聞いた彼はすぐさま正月の準備をしました。
急ごしらえで正月の準備をして、彼は不可抗力で出来た正月を楽しみました。

祖父は大変喜び、その後日悔いの無い顔でひっそり亡くなったそうです。

その日がちょうど「旧暦」の正月だったそうですよ。
指の傷 ラテ1「2ブックマーク」
男の指は包帯が巻かれていた。
だが男はニヤニヤしている。
なぜか?
10年11月08日 19:47
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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ラテ1 自転者のお陰で世界が縮んだよ

源助には息子タケシ(6さい)がいる。
今日は公園にて、二人で猛特訓していた。

「お父さん、絶対手を離さないでね(・_・;」
「分かった。お父さんを信じなさい(゚o゚;;」
そう、自転車の特訓だ。

源助は堅物で真面目だ。
だから、なかなか息子とコミュニケーションを取れていなかった。
今回珍しく息子が自分から頼みごとをしてきた。
自転者の乗り方を教えて欲しいと。

源助は無言でうなずいた。
もちろん心の中では大喜びだった。

さてさて実際に練習してみると、結構難しいものだ。
あのバランス感覚をどう教えたらよいのか。
それ以前に漕ぎ続ける勇気をどう与えたらいいのか。
源助は一生懸命教えようとしたが、なかなか実を結ばなかった。

黄昏時、カラスも鳴き始めた、お日様が寝転び始めた。
「もう……帰るか…」
源助は諦めようとした。
するとタケシは、
「まだ帰りたくない。……絶対乗れるようになるんだ( *`ω´) 」
と負けん気を見せはじめた。
息子の成長に少しだけ顔が綻んだ。

源助は漕いだ雰囲気だけでも体験させようとした。
自転者の後ろを持って、安定させながら漕ぐ作戦だ。
二人はお互いを確かめあった。信頼しあった。

タケシは勇気を持って、はじめの一歩を踏み込んだ。

ふら、ふらふら、ふら。
遅くて安定しない。タケシは泣きそうだ。
それでも必死で踏み込む。徐々に速くなる。
安定してきた。まっすぐ進むようなった。

「お、お父さん。まだ離しちゃだめだよ(;゜0゜)」
「わ、分かった。離さない。心配するなぁ!( *`ω´) 」

どんどんスピードが速くなる。お父さん走る。超走る。全力で走る。
源助は真面目過ぎた。心配性だった。
息が切れはじめた。でもまだだ。まだ離さない。
絶対離さないぞー!!タケシー!!ギュウッ!!ぬわー(*`へ´*) 

勢いあまってタイヤを思いっきり掴んでしまった。
左の中指が反対側へ折れ曲がった。そのまま離してしまった。

「お父さん!?どうしたの?……あれ?漕いでる!!一人で乗れたよ、お父さーん♪( ´▽`)」

息子が喜んでいる。
自分の緊急事態を悟られまいと、左手を後ろに隠しながらそれに応えた。
「良かったなーヾ(@⌒ー⌒@)ノ。お前も今日から一人前だー。」

その日から二人の距離は一気に縮まった。

それから源助は辛い事があるたびに左の中指を見つめるようになった。
無骨で、少しだけ綺麗ではないその左中指は、大切な、本当にきれいな思い出が詰まっている。

成長したタケシが源助に憎まれ口を叩く。
「親父~、なーにまた感傷に浸ってんの?乙女かよw」
源助は言った。
「この指を見つめてると大切な人を思い出すんだよなぁ。お父めの心は乙女の様に純真なんだよ(^∇^)どやっ」
……ほんの少しだけ距離が離れた。