「お姉さん型ロボット」「16ブックマーク」
ツアーバスの車中、うたた寝していた私を揺り起こした息子は興奮した様子だ。
「お母さん、バスガイドのお姉さん、実は#b#合体ロボ#/b#なんだよ!」
「合体ロボ? 何わけのわかんないこと言ってんのよ」
「だって」
だって、何だろう?
「お母さん、バスガイドのお姉さん、実は#b#合体ロボ#/b#なんだよ!」
「合体ロボ? 何わけのわかんないこと言ってんのよ」
「だって」
だって、何だろう?
15年05月19日 20:43
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
解説を見る
「だって、お姉さんの左手、左手に見えるけど本当は#big5#石油化学コンビナート#/big5#なんだって!」
「ほあ?」
私は息子のわけのわからない発想力に感心しつつ呆れてしまった。
ちなみに、右手に見える方は千葉マリンスタジアムだという。
「すっげー、マジで左手にしか見えない!」
左手だもんね。
「右足に見えるのは何なんだろう?」
息子にその質問をさせないために、私は眠るわけにいかなくなった。
#big5#【解説の解説】#/big5#
バスガイドの決まり文句である#red#「左手に見えますのが」#/red#の正しい意味は
on your left hand(=左手の方向にあるのは)
であるが、息子はそれを
the thing that looks like a left hand is(=#red#左手のように見えるものは#/red#)
と解釈し、お姉さんを#red#様々な巨大施設が合体したロボット#/red#だと思い込んだのである。
「ほあ?」
私は息子のわけのわからない発想力に感心しつつ呆れてしまった。
ちなみに、右手に見える方は千葉マリンスタジアムだという。
「すっげー、マジで左手にしか見えない!」
左手だもんね。
「右足に見えるのは何なんだろう?」
息子にその質問をさせないために、私は眠るわけにいかなくなった。
#big5#【解説の解説】#/big5#
バスガイドの決まり文句である#red#「左手に見えますのが」#/red#の正しい意味は
on your left hand(=左手の方向にあるのは)
であるが、息子はそれを
the thing that looks like a left hand is(=#red#左手のように見えるものは#/red#)
と解釈し、お姉さんを#red#様々な巨大施設が合体したロボット#/red#だと思い込んだのである。
「そうだ京都に行こう」「15ブックマーク」
冬の京都に二泊三日で行くカメオ。なぜか海外出張用の一番大きなトランクで荷造りをしている。カメオの荷物は多くないし、京都でお土産をたくさん買うつもりでもないのに、一体なぜだろう?
15年12月19日 17:23
【ウミガメのスープ】 [letitia]
【ウミガメのスープ】 [letitia]
「死体運びますか?」を待ってました。
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トランク自体を持って行くことが目的だったから。
ウミオ「お兄ちゃん大きいトランクで帰ってきて。俺が使うから」
年末実家に帰省するカメオは、修学旅行で海外に行く弟のために、大きいトランクを持って帰ったのでした。
修学旅行がオーストラリアなんて羨ましいなあ〜┐(´д`)┌
ウミオ「お兄ちゃん大きいトランクで帰ってきて。俺が使うから」
年末実家に帰省するカメオは、修学旅行で海外に行く弟のために、大きいトランクを持って帰ったのでした。
修学旅行がオーストラリアなんて羨ましいなあ〜┐(´д`)┌
「ハッピーエンドは叶わない?」「15ブックマーク」
逃げるべく、ふわりと柵を飛び越えた僕
あと一歩というところで君と目が合った
諦めた僕の顔に笑みが浮かんだ
なぜ?
あと一歩というところで君と目が合った
諦めた僕の顔に笑みが浮かんだ
なぜ?
14年02月03日 18:53
【ウミガメのスープ】 [アマレット]
【ウミガメのスープ】 [アマレット]
天童さんのセンスに脱帽w
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「もう、何もかもだめだ」
絶望に沈んだ僕はこの世から逃げるべく
ビルの屋上から飛び降りる覚悟を決めた
俯いたまま柵を乗り越える
目線をまっすぐ前に向けると
目の前のビルの屋上に僕と同じ格好で
固まる少女の姿があった
「「えっ?!・・・え?!ええええええ?!!!!」」
目を丸くした彼女と僕の声が重なって
キーンと冷えた冬空に響き渡る
「「ぶっ、あははは・・・・」」
なんだかすべてが馬鹿馬鹿しくなり2人は
お腹をくの字に曲げて笑い転げる
「ちょっと待ってて、そっちに行くね」
僕は階段を駆け降りた
・・・This is "not" happy "end", is it?
絶望に沈んだ僕はこの世から逃げるべく
ビルの屋上から飛び降りる覚悟を決めた
俯いたまま柵を乗り越える
目線をまっすぐ前に向けると
目の前のビルの屋上に僕と同じ格好で
固まる少女の姿があった
「「えっ?!・・・え?!ええええええ?!!!!」」
目を丸くした彼女と僕の声が重なって
キーンと冷えた冬空に響き渡る
「「ぶっ、あははは・・・・」」
なんだかすべてが馬鹿馬鹿しくなり2人は
お腹をくの字に曲げて笑い転げる
「ちょっと待ってて、そっちに行くね」
僕は階段を駆け降りた
・・・This is "not" happy "end", is it?
「うっかりさんっているものですよね」「15ブックマーク」
カメオは某国の超一流スパイだ。
最初はカメオの能力を疑っていたカメタだったが、カメオの仕事ぶりを通じて、カメオが自分の想像を超えた能力の持ち主であることを知った。
敵対する組織のアジトに時限爆弾を仕掛け、木っ端微塵に吹き飛ばすという任務に対し、
カメオの立てた計画は、カメタの考えが及ばない一級品の物だった。
アジトへの忍び込み、爆弾の設置、そして脱出までの手筈も、華麗にこなしていく。
カメオの手際の良さに、カメタは舌を巻いた。
やがて、カメオとカメタはアジトからの出口を見つけた。
出口の直前で「あと30秒だ…予定通りだな。」と言うカメオに対し、
「あとは扉を開けて脱出するだけだ」とうなずくカメタ。
しかしカメタは、タイマーの残り時間が30秒であることを確認すると同時に、誤ってボタンを押してしまった。
次の瞬間、アジトは爆発した。
にもかかわらず、カメオとカメタはどちらも助かった。
なぜ?
【この問題は、3000才さんにスープパートナーとしてご指導をいただきました。3000才さん、本当にありがとうございます!】
最初はカメオの能力を疑っていたカメタだったが、カメオの仕事ぶりを通じて、カメオが自分の想像を超えた能力の持ち主であることを知った。
敵対する組織のアジトに時限爆弾を仕掛け、木っ端微塵に吹き飛ばすという任務に対し、
カメオの立てた計画は、カメタの考えが及ばない一級品の物だった。
アジトへの忍び込み、爆弾の設置、そして脱出までの手筈も、華麗にこなしていく。
カメオの手際の良さに、カメタは舌を巻いた。
やがて、カメオとカメタはアジトからの出口を見つけた。
出口の直前で「あと30秒だ…予定通りだな。」と言うカメオに対し、
「あとは扉を開けて脱出するだけだ」とうなずくカメタ。
しかしカメタは、タイマーの残り時間が30秒であることを確認すると同時に、誤ってボタンを押してしまった。
次の瞬間、アジトは爆発した。
にもかかわらず、カメオとカメタはどちらも助かった。
なぜ?
【この問題は、3000才さんにスープパートナーとしてご指導をいただきました。3000才さん、本当にありがとうございます!】
14年08月03日 19:41
【ウミガメのスープ】 [吉]
【ウミガメのスープ】 [吉]
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今日、僕、カメタは、大人気映画「スーパースパイカメオ伝説」のDVDを買ってきた。
映画館には行けなかったけど、すごい映画だと友達から聞いている。楽しみだ。
この映画のもっともすごいところは、「爆弾の残りタイマーがリアルタイムと同じ速度で進む」点だ。これがもう、臨場感がたっぷりでたまらない演出なのだという。
……見始めると、なるほど止まらない。
高度なセキュリティシステムや計算されつくした見張りの配置を逆手に取る計画を立てる。
実働の忍び込みを完ぺきに実行し、爆弾を仕掛ける。
そしてタイマーを作動させ、脱出をも華麗なテクニックでこなしていく。
そしてなにより、タイマーに表示される時間が刻一刻と迫ろうとも、カメオは全く焦らない。
その様子は、僕の「スーパースパイ、は言いすぎじゃないかな」という疑念を晴らすのに十分すぎるほどだった。
…やがてクライマックス間近、出口を見つけてクールに笑うカメオ。
カメオ「残り30秒だ…予定通りだな。」
あとは脱出するだけだな、と、僕は思わずうなずいた。タイマーの臨場感もあって、僕までその場にいるかのように感じた。「あと30秒か」と確認して、期待に胸を膨らませつつ身を乗り出す。
ぴっ、ドカ―――――――――――ン!
次の瞬間、すごい勢いでアジトが爆発していた。
カメタ「あ、あれ!?なんでいきなり爆発してるの!?カメオは!?あ、脱出してる!?なんで!?」
慌てふためく僕。……でも、手元をよく見ると、身を乗り出した時に指がリモコンの「30秒スキップ」ボタンを押していた。
その後、あわてて巻き戻すと、出口を開けて、
「……じゃあな。世界一大きい火葬場だぜ、派手好きのお前にはぴったりだな。」
と、クールに去っていくカメオの30秒間が描かれていた。
………かっこいい。僕はすっかり、この映画のファンになってしまっていたのだった。
※パロディとして意識したにも関わらず、私は某24時間な映画、或いはドラマを、見たことはありません!
ファンの方、大変申し訳ありませんでした!
映画館には行けなかったけど、すごい映画だと友達から聞いている。楽しみだ。
この映画のもっともすごいところは、「爆弾の残りタイマーがリアルタイムと同じ速度で進む」点だ。これがもう、臨場感がたっぷりでたまらない演出なのだという。
……見始めると、なるほど止まらない。
高度なセキュリティシステムや計算されつくした見張りの配置を逆手に取る計画を立てる。
実働の忍び込みを完ぺきに実行し、爆弾を仕掛ける。
そしてタイマーを作動させ、脱出をも華麗なテクニックでこなしていく。
そしてなにより、タイマーに表示される時間が刻一刻と迫ろうとも、カメオは全く焦らない。
その様子は、僕の「スーパースパイ、は言いすぎじゃないかな」という疑念を晴らすのに十分すぎるほどだった。
…やがてクライマックス間近、出口を見つけてクールに笑うカメオ。
カメオ「残り30秒だ…予定通りだな。」
あとは脱出するだけだな、と、僕は思わずうなずいた。タイマーの臨場感もあって、僕までその場にいるかのように感じた。「あと30秒か」と確認して、期待に胸を膨らませつつ身を乗り出す。
ぴっ、ドカ―――――――――――ン!
次の瞬間、すごい勢いでアジトが爆発していた。
カメタ「あ、あれ!?なんでいきなり爆発してるの!?カメオは!?あ、脱出してる!?なんで!?」
慌てふためく僕。……でも、手元をよく見ると、身を乗り出した時に指がリモコンの「30秒スキップ」ボタンを押していた。
その後、あわてて巻き戻すと、出口を開けて、
「……じゃあな。世界一大きい火葬場だぜ、派手好きのお前にはぴったりだな。」
と、クールに去っていくカメオの30秒間が描かれていた。
………かっこいい。僕はすっかり、この映画のファンになってしまっていたのだった。
※パロディとして意識したにも関わらず、私は某24時間な映画、或いはドラマを、見たことはありません!
ファンの方、大変申し訳ありませんでした!
「【オオカミ少年】」「15ブックマーク」
海亀村で最も大嘘つきだと悪名高いデマオが叫ぶ。
『オオカミだ!!!!!
人喰いオオカミが出たぞーーーーー!!!!!
みんな家の中に避難しろーーーーーっ!!!!!!!!!!』
それを聞いた村人は口を揃えてこう言う。
『またデマオが大嘘ついてやがる…
人喰いオオカミなんて怖いもんか!!!』
村人はみんなデマオを罵る。
だが、外にいた村人達は実際にオオカミの姿を見たり声を聴いたりした訳でもないのに、
次々と家の中に入って鍵をかけた。
一体なぜ、村人全員から大嘘つきと呼ばれ悪名高いデマオが叫んだ事であり実際にオオカミを目撃した訳でもないのに、
みんな『人喰いオオカミなんて怖くない』と言いながらも家の中に入り鍵をかけたのだろう?
『オオカミだ!!!!!
人喰いオオカミが出たぞーーーーー!!!!!
みんな家の中に避難しろーーーーーっ!!!!!!!!!!』
それを聞いた村人は口を揃えてこう言う。
『またデマオが大嘘ついてやがる…
人喰いオオカミなんて怖いもんか!!!』
村人はみんなデマオを罵る。
だが、外にいた村人達は実際にオオカミの姿を見たり声を聴いたりした訳でもないのに、
次々と家の中に入って鍵をかけた。
一体なぜ、村人全員から大嘘つきと呼ばれ悪名高いデマオが叫んだ事であり実際にオオカミを目撃した訳でもないのに、
みんな『人喰いオオカミなんて怖くない』と言いながらも家の中に入り鍵をかけたのだろう?
14年05月13日 16:33
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
海亀村で“唯一の正直者がデマオ”であり、
“他の村人全員が嘘つき”なのである。
嘘つきである村人みんなは正直者のデマオを“海亀村で最も大嘘つき”だと嘘をつき、
デマオは悪名高くなった。
村人は当然デマオが正直者だと知っているので、
デマオの叫びで人喰いオオカミが本当に出たんだと悟り恐怖し、
『デマオがまた大嘘をついた』
『人喰いオオカミなんて怖くない』
などと嘘をつきながら家の中に避難したのであった。
“他の村人全員が嘘つき”なのである。
嘘つきである村人みんなは正直者のデマオを“海亀村で最も大嘘つき”だと嘘をつき、
デマオは悪名高くなった。
村人は当然デマオが正直者だと知っているので、
デマオの叫びで人喰いオオカミが本当に出たんだと悟り恐怖し、
『デマオがまた大嘘をついた』
『人喰いオオカミなんて怖くない』
などと嘘をつきながら家の中に避難したのであった。