「「大好きなおにんぎょう」」「16ブックマーク」
わたしはお人形遊びが大好き。
中でもリカちゃんは、生まれた時からずっーと一緒の、お気に入り!
今日からお隣さんになった田中さん一家の子も、リカちゃんに興味津々。
親の影に隠れながら、じーっとリカちゃんのことを見てるの。
お母さんから聞いた話、その子もお人形遊びが大好きなんだって。
「あら、カオルちゃん、リカちゃんのことが気になるみたいね。よかったら
遊んであげて?」 とお母さん。でも、あたしはお部屋の片づけがあるし、
人形好きな子なら貸してあげてもいいかな?と思って、少しだけよ!と
念を押して、リカちゃんを渡したの。
なのに。 その子ったら、なかなかリカちゃんをかえそうとしないの。
お父さん、お母さんも、何もしてくれないし。
だからあたし、直接その子に「あたしのお人形返して!」って言ったの。
そしたらその子、リカちゃんはもうあたしのものじゃない、みたいなことを
言い出して、リカちゃんを手放そうとしないの。
だから無理やり返してもらったんだけど、その子、玄関まで追いかけてきて。
その子が小さいころから大事にしてる、っていうお人形を、さし出したの。
交換条件のつもり…?あたしが突っぱねると、今度は急に泣き出しちゃって。
そのせいで、あたしもその子も死んじゃった。
どういうことか、わかる?
中でもリカちゃんは、生まれた時からずっーと一緒の、お気に入り!
今日からお隣さんになった田中さん一家の子も、リカちゃんに興味津々。
親の影に隠れながら、じーっとリカちゃんのことを見てるの。
お母さんから聞いた話、その子もお人形遊びが大好きなんだって。
「あら、カオルちゃん、リカちゃんのことが気になるみたいね。よかったら
遊んであげて?」 とお母さん。でも、あたしはお部屋の片づけがあるし、
人形好きな子なら貸してあげてもいいかな?と思って、少しだけよ!と
念を押して、リカちゃんを渡したの。
なのに。 その子ったら、なかなかリカちゃんをかえそうとしないの。
お父さん、お母さんも、何もしてくれないし。
だからあたし、直接その子に「あたしのお人形返して!」って言ったの。
そしたらその子、リカちゃんはもうあたしのものじゃない、みたいなことを
言い出して、リカちゃんを手放そうとしないの。
だから無理やり返してもらったんだけど、その子、玄関まで追いかけてきて。
その子が小さいころから大事にしてる、っていうお人形を、さし出したの。
交換条件のつもり…?あたしが突っぱねると、今度は急に泣き出しちゃって。
そのせいで、あたしもその子も死んじゃった。
どういうことか、わかる?
12年12月16日 01:44
【ウミガメのスープ】 [yan]
【ウミガメのスープ】 [yan]

まとメモに質問をまとめた感じ、無駄な部分はほとんどないと思います 感想お願いします!
解説を見る
私は催眠術師。正確には催眠を使う殺し屋ね。巷では「人形使い」と呼ばれてるわ。
主な手口は、ターゲットの周囲の人間を操って殺させるんだけど、それだと私自身、
相手に近づかないといけないし、何かのはずみで催眠が解けたり、リスクが多いの。
今のマイブームは、催眠で感情のない人間を作って、一流の殺し屋に育てること!
何度か失敗して、実験体を廃人にしちゃうこともあるけど、私は元気です!
で、このリカちゃんは最高傑作!なにせ、生まれたての赤ん坊をさらって来たから
刷り込み(インプリンティング)も完璧! 人格が形成される前に、感情や意志等を
奪ったから、完全に私の操り人形なの! まぁ、色々と不便だから、自立思考や、
疑似人格なんかは用意してあげてるけどね。
さて、人体実験なんかやってると、けっこう場所が必要。ある程度成功した検体は、
メイドとして使ってるし。今使ってる家だと、ちょっと手狭なのだ。
なので、郊外で売りに出されているお屋敷を購入して、引っ越すことにしたの。
田舎道を車で乗り付けて、屋敷についたのだけど…
<ピンポーン> 「はーい?」 …? 荷物を運びこんだあたりで、もう客が来た。
誰だろう? 「仕方ないわね…リカちゃん、一緒に来て」 「はい、おかあさま」
今のリカちゃんは<スマイルモード>。誰かと目が合えばニッコリ天使のような
微笑みを返す無難なモードだが、いざという時はすぐに防衛モードに切り替わる。
玄関に出ると、近所の家族が待っていた。両親と、その子供。子供と言っても、もう
いい大人の男性なのに、母親の陰にかくれてコソコソとリカちゃんを見てる。キモい。
どうやら引越ししてきたあたし達への挨拶、らしい。田舎って近所付き合いが大変…
せっかく人里離れた屋敷にしたのに、とか考えている間、田中ママはしゃべり続ける。
どうやら、立派な屋敷に住むくらいだからお金持ちだろう、仲良くしとかなきゃ!という
ニュアンスを感じたが、それより気になるのはリカちゃんのことらしい。
この息子、カオルという名前らしいが(いい年して「カオルちゃん」とか呼ばれている!)
窓から、助手席のリカちゃんと目が合って、ニッコリ微笑まれて一目ぼれしたらしい。
「あらカオルちゃん、リカちゃんのことが気になるみたいね。よかったら遊んであげて?」
と、田中ママ。まだ部屋の片づけ終わってないのに…。だが、聞いた話、このカオル君、
人形遊びが好きらしい。いい歳した男が「人形遊びが好き」とかキモいことこの上ないが、
その点、わたしも人のこと言えないなぁ…と考え直して。まぁ同好のよしみという奴である。
いずれにせよ、近所の家族も「傀儡化」する必要がある。家族のデータを収集しておく為、
またリカちゃんの<接待モード>の実働データを取る、いい機会かもしれない。
「わかりました。夕飯前には帰してくださいね? …リカちゃん、<インバイトモード>。」
インバイトモードは接客専用モード。どんなつまらない話やギャグも楽しげに聞き、笑い、
相手を上機嫌にするのだ。ちなみに、あんなことやこんなことも教え込んでいるが、リカ
ちゃんはまだ小学生。両親もいることだし、そういう流れになることはないだろう。
わたしは彼らを見送ると、メイドに部屋の片づけを命じ、思慮の整理を始めた…
そして今、午後8時である。 「遅い!!」 ちょっと、夕飯時には帰してって言ったのに!
6時7時までは、まだ夕飯には早いかも?って思ったけど! 何考えてるの!?
リカちゃんから電話が無いのもおかしい。ひょっとして、あの家圏外? 念のため、携帯に
かけてみると、「はーい!あたしリカちゃん!いま電話に出れないの…」 留守電モードに
切り替わるということは、圏外ではないが…。田中家の電話番号を調べさせ、かけてみる。
「もしもし、久々津ですが、うちのリカちゃん、まだそちらですか?」
「はい!リカちゃんならさっき一緒に夕飯食べて、今は息子とゲームしてますよ!」
…クラクラ来た。子が子なら、親も親だ! 「女の子をこんな遅くまで引き留めるなんて!」
「あら、そうですね… あ、じゃあ、今夜は泊っていったらどうかしら?!」
#big5#「… ふ ざ け ん な ー !!!」#/big5#
あたしは電話を切り、家を飛び出す。リミッターを解除すると、500mを1分で走り抜けた。
窓から車に乗ったリカちゃんが見えたなら、道路に面した2階の部屋がヤローの居場所か。
「開けなさい!」 怒鳴り込むと、田中ママが顔を出す。「こんばん…」 「どきなさい!」
この程度なら、催眠など使わずとも「目力」で事足りる。 田中ママがひるんだ隙に上がり、
2階の部屋のドアを開ける。 「あたしの人形、かえしなさいーー!」
…中では、二人が仲良くゲームをしていた。カオルのヤローをみると、リカちゃんの携帯を
反射的に隠していた。うまくいいくるめて、奪い取ったのか。力づくだったら、防衛モードが
働いて、ボコボコにされてただろうに…。
「に、人形?何のこと?あ、リカちゃんってイイ子ですね!ボクこんなに楽しいの初めて…」
「はあ?バカね!#red# ”リカちゃんはあたしの人形” #/red#、それはただの疑似人格、演技よ!」
「え、演技…?本当リカちゃん?」 リカは既にキーワードでマリオネットモードに移行済み。
「YES。 私ハますたーノ人形。 人形ハ、意志モ感情モ、持チマセン…」
#red#「…違う!人は誰かの操り人形なんかじゃない!リカちゃんはお前の所有物じゃない!」#/red#
「あら?意外とイイこと言うじゃない。でも、おあいにく様。この子の心も体も、あたしのもの」
カオルはリカちゃんに手を伸ばすが、リカちゃんは、その手を素早く払いのける。
「気をつけて。強引に手を出すと、手をはたかれるだけじゃ済まないよ?」 「…!」
そして、私たちは屋敷に戻ったのだが… 玄関に着いたあたりで、カオルが追い付いてきた。
手には、何やら古臭い日本人形。 何事かと見ていたら、急にその人形を針で刺し出す。
「何を…うっ!?」 いきなり、胸や体に痛みが走った。どうやら人形が刺されると、同じ個所に
痛みが走るようだ。 「リカちゃんを解放するんだ!」 「…はっ、なにを、この程度で…」
だが、リカちゃんをバトルモードに切り替えようとしたわたしの目に、信じられない光景が…!
「に、人形が、泣いてる…?!」
「…そうだよ、このお菊ちゃんは、ボクの小さいころからのお友達さ。お菊ちゃんを針でさすと、
ボクが憎いと思う相手に仕返ししてくれるんだ! ボクのために、泣いてくれるんだ!」
「だから!人形にだって、意志や感情はある! 人形にも魂は宿るんだ!」
「そ、そんな…!」 信じられないことだが、問題はそこじゃない。リカちゃんにかけた暗示は
「あなたは人形」 「人形に意志はない」 「感情はない」 …でも、その前提が崩れたら…!
「リカちゃん!スリープモ…」 わたしが機能停止を命じる前に、リカちゃんのほうが動いた。
わたしは喉を切り裂かれ、「ヒュー」と笛のような音をたてながら、地面に崩れ落ちた。
「…カオルさん、ありがとう。おかげで私、自由になれました」
「と、当然のことをしたまでだよ! も、もしよかったら、ボ、ボ、ボクとつつつつつきあって…」
「…ありがとう、でも、ごめんなさい。だって… #b#あたしにも選ぶ権利はあると思うの#/b#」
「…へ?」
「それに…その態度は、あんまりだと思うの」
「…へ? う、うわっ!?」
カオルの背後に投げ捨てられた、お菊人形。憤怒の表情で涙を流し、髪を伸ばしてカオルの
喉を締め上げる。 「ヒドイ…! 毎回、コンナ痛イ目ニアッテマデ、尽クシテキタノニ…!」
「用がすんだらポイ、だなんて、ヒドイわ。 貴方が言った通り、人形にも感情はあるのに…」
「た、助けてくれー!」
「あら、お似合いよ? 末永く、お幸せにね… ね? お菊ちゃん」
「アリガトウ… アナタモ、オ幸セニ」
そして、そこには二つの死体が残された…
数年後。 裏の世界で、「踊る自動人形(オートマタ)」と呼ばれる凄腕の殺し屋が君臨していたという…
主な手口は、ターゲットの周囲の人間を操って殺させるんだけど、それだと私自身、
相手に近づかないといけないし、何かのはずみで催眠が解けたり、リスクが多いの。
今のマイブームは、催眠で感情のない人間を作って、一流の殺し屋に育てること!
何度か失敗して、実験体を廃人にしちゃうこともあるけど、私は元気です!
で、このリカちゃんは最高傑作!なにせ、生まれたての赤ん坊をさらって来たから
刷り込み(インプリンティング)も完璧! 人格が形成される前に、感情や意志等を
奪ったから、完全に私の操り人形なの! まぁ、色々と不便だから、自立思考や、
疑似人格なんかは用意してあげてるけどね。
さて、人体実験なんかやってると、けっこう場所が必要。ある程度成功した検体は、
メイドとして使ってるし。今使ってる家だと、ちょっと手狭なのだ。
なので、郊外で売りに出されているお屋敷を購入して、引っ越すことにしたの。
田舎道を車で乗り付けて、屋敷についたのだけど…
<ピンポーン> 「はーい?」 …? 荷物を運びこんだあたりで、もう客が来た。
誰だろう? 「仕方ないわね…リカちゃん、一緒に来て」 「はい、おかあさま」
今のリカちゃんは<スマイルモード>。誰かと目が合えばニッコリ天使のような
微笑みを返す無難なモードだが、いざという時はすぐに防衛モードに切り替わる。
玄関に出ると、近所の家族が待っていた。両親と、その子供。子供と言っても、もう
いい大人の男性なのに、母親の陰にかくれてコソコソとリカちゃんを見てる。キモい。
どうやら引越ししてきたあたし達への挨拶、らしい。田舎って近所付き合いが大変…
せっかく人里離れた屋敷にしたのに、とか考えている間、田中ママはしゃべり続ける。
どうやら、立派な屋敷に住むくらいだからお金持ちだろう、仲良くしとかなきゃ!という
ニュアンスを感じたが、それより気になるのはリカちゃんのことらしい。
この息子、カオルという名前らしいが(いい年して「カオルちゃん」とか呼ばれている!)
窓から、助手席のリカちゃんと目が合って、ニッコリ微笑まれて一目ぼれしたらしい。
「あらカオルちゃん、リカちゃんのことが気になるみたいね。よかったら遊んであげて?」
と、田中ママ。まだ部屋の片づけ終わってないのに…。だが、聞いた話、このカオル君、
人形遊びが好きらしい。いい歳した男が「人形遊びが好き」とかキモいことこの上ないが、
その点、わたしも人のこと言えないなぁ…と考え直して。まぁ同好のよしみという奴である。
いずれにせよ、近所の家族も「傀儡化」する必要がある。家族のデータを収集しておく為、
またリカちゃんの<接待モード>の実働データを取る、いい機会かもしれない。
「わかりました。夕飯前には帰してくださいね? …リカちゃん、<インバイトモード>。」
インバイトモードは接客専用モード。どんなつまらない話やギャグも楽しげに聞き、笑い、
相手を上機嫌にするのだ。ちなみに、あんなことやこんなことも教え込んでいるが、リカ
ちゃんはまだ小学生。両親もいることだし、そういう流れになることはないだろう。
わたしは彼らを見送ると、メイドに部屋の片づけを命じ、思慮の整理を始めた…
そして今、午後8時である。 「遅い!!」 ちょっと、夕飯時には帰してって言ったのに!
6時7時までは、まだ夕飯には早いかも?って思ったけど! 何考えてるの!?
リカちゃんから電話が無いのもおかしい。ひょっとして、あの家圏外? 念のため、携帯に
かけてみると、「はーい!あたしリカちゃん!いま電話に出れないの…」 留守電モードに
切り替わるということは、圏外ではないが…。田中家の電話番号を調べさせ、かけてみる。
「もしもし、久々津ですが、うちのリカちゃん、まだそちらですか?」
「はい!リカちゃんならさっき一緒に夕飯食べて、今は息子とゲームしてますよ!」
…クラクラ来た。子が子なら、親も親だ! 「女の子をこんな遅くまで引き留めるなんて!」
「あら、そうですね… あ、じゃあ、今夜は泊っていったらどうかしら?!」
#big5#「… ふ ざ け ん な ー !!!」#/big5#
あたしは電話を切り、家を飛び出す。リミッターを解除すると、500mを1分で走り抜けた。
窓から車に乗ったリカちゃんが見えたなら、道路に面した2階の部屋がヤローの居場所か。
「開けなさい!」 怒鳴り込むと、田中ママが顔を出す。「こんばん…」 「どきなさい!」
この程度なら、催眠など使わずとも「目力」で事足りる。 田中ママがひるんだ隙に上がり、
2階の部屋のドアを開ける。 「あたしの人形、かえしなさいーー!」
…中では、二人が仲良くゲームをしていた。カオルのヤローをみると、リカちゃんの携帯を
反射的に隠していた。うまくいいくるめて、奪い取ったのか。力づくだったら、防衛モードが
働いて、ボコボコにされてただろうに…。
「に、人形?何のこと?あ、リカちゃんってイイ子ですね!ボクこんなに楽しいの初めて…」
「はあ?バカね!#red# ”リカちゃんはあたしの人形” #/red#、それはただの疑似人格、演技よ!」
「え、演技…?本当リカちゃん?」 リカは既にキーワードでマリオネットモードに移行済み。
「YES。 私ハますたーノ人形。 人形ハ、意志モ感情モ、持チマセン…」
#red#「…違う!人は誰かの操り人形なんかじゃない!リカちゃんはお前の所有物じゃない!」#/red#
「あら?意外とイイこと言うじゃない。でも、おあいにく様。この子の心も体も、あたしのもの」
カオルはリカちゃんに手を伸ばすが、リカちゃんは、その手を素早く払いのける。
「気をつけて。強引に手を出すと、手をはたかれるだけじゃ済まないよ?」 「…!」
そして、私たちは屋敷に戻ったのだが… 玄関に着いたあたりで、カオルが追い付いてきた。
手には、何やら古臭い日本人形。 何事かと見ていたら、急にその人形を針で刺し出す。
「何を…うっ!?」 いきなり、胸や体に痛みが走った。どうやら人形が刺されると、同じ個所に
痛みが走るようだ。 「リカちゃんを解放するんだ!」 「…はっ、なにを、この程度で…」
だが、リカちゃんをバトルモードに切り替えようとしたわたしの目に、信じられない光景が…!
「に、人形が、泣いてる…?!」
「…そうだよ、このお菊ちゃんは、ボクの小さいころからのお友達さ。お菊ちゃんを針でさすと、
ボクが憎いと思う相手に仕返ししてくれるんだ! ボクのために、泣いてくれるんだ!」
「だから!人形にだって、意志や感情はある! 人形にも魂は宿るんだ!」
「そ、そんな…!」 信じられないことだが、問題はそこじゃない。リカちゃんにかけた暗示は
「あなたは人形」 「人形に意志はない」 「感情はない」 …でも、その前提が崩れたら…!
「リカちゃん!スリープモ…」 わたしが機能停止を命じる前に、リカちゃんのほうが動いた。
わたしは喉を切り裂かれ、「ヒュー」と笛のような音をたてながら、地面に崩れ落ちた。
「…カオルさん、ありがとう。おかげで私、自由になれました」
「と、当然のことをしたまでだよ! も、もしよかったら、ボ、ボ、ボクとつつつつつきあって…」
「…ありがとう、でも、ごめんなさい。だって… #b#あたしにも選ぶ権利はあると思うの#/b#」
「…へ?」
「それに…その態度は、あんまりだと思うの」
「…へ? う、うわっ!?」
カオルの背後に投げ捨てられた、お菊人形。憤怒の表情で涙を流し、髪を伸ばしてカオルの
喉を締め上げる。 「ヒドイ…! 毎回、コンナ痛イ目ニアッテマデ、尽クシテキタノニ…!」
「用がすんだらポイ、だなんて、ヒドイわ。 貴方が言った通り、人形にも感情はあるのに…」
「た、助けてくれー!」
「あら、お似合いよ? 末永く、お幸せにね… ね? お菊ちゃん」
「アリガトウ… アナタモ、オ幸セニ」
そして、そこには二つの死体が残された…
数年後。 裏の世界で、「踊る自動人形(オートマタ)」と呼ばれる凄腕の殺し屋が君臨していたという…
「【某人名ある物当ての扉】」「16ブックマーク」
「未熟なタイムトラベラー」「16ブックマーク」
宿敵怪盗ベータにめちゃくちゃされた悲惨な過去を変えたくて、ガンマ博士はタイムマシンで自分の過去の人生を修正することにしました。
しかし、博士は過去を変えたいのに未来へ向かいました。
なぜでしょうか?
しかし、博士は過去を変えたいのに未来へ向かいました。
なぜでしょうか?
15年11月08日 23:42
【ウミガメのスープ】 [青い赤]
【ウミガメのスープ】 [青い赤]
解説を見る
タイムマシンは未完成。
いつ完成するのか見通しがつきません。
過去へ行きたいのは山々ですが、普通の人間であるガンマ博士が時間の流れに逆らえるはずがありません。
図らずも1秒、1分、1時間と時間が経ってしまいます(=未来へ向かってしまう)。
いつ完成するのか見通しがつきません。
過去へ行きたいのは山々ですが、普通の人間であるガンマ博士が時間の流れに逆らえるはずがありません。
図らずも1秒、1分、1時間と時間が経ってしまいます(=未来へ向かってしまう)。
「ボールペンが箸代わりとかあり得ん」「16ブックマーク」
ボールペンのインクが予想より早く切れたので、カメコはカメオにお弁当を作ってあげようと思いました。
一体なぜでしょう?
一体なぜでしょう?
15年07月19日 09:17
【ウミガメのスープ】 [まぴばゆ]
【ウミガメのスープ】 [まぴばゆ]
解説を見る
夕
食を食べている時、妻のカメコが僕の弁当を作りたいと言い出した。
カメオ「いいけど急にどうしたんだい?」
カメコ「最近、#b#家計簿#/b#で赤を使う機会が少し増えちゃってさ。#red#赤のボールペン#/red#がいつもより早く無くなっちゃったから、家計をよくするために作ろうかな~って!」
確かに僕の稼ぎは少ない。その少ない稼ぎと妻のバイト料で家計を賄っていたが、まさかそんなことになっていたとは…。知らなかった。
カメオ「ごめん、僕の稼ぎが少ないせいで苦労をかけてしまって。」
カメコ「いいのよ!あなたは十分頑張っているんですから気にしないで^^」
カメオ「でも…。」
カメコ「はい、この話はおしまい!早く食べなきゃご飯が冷めちゃうわよ~。」
妻のおいしいご飯を食べながら、僕は涙を流した。
【簡易説明】
#b#家計簿#/b#を付けている時、ボールペンの#red#赤インク#/red#が予想より早く無くなってしまったので、節約の為にお弁当を作ろうと思った。
食を食べている時、妻のカメコが僕の弁当を作りたいと言い出した。
カメオ「いいけど急にどうしたんだい?」
カメコ「最近、#b#家計簿#/b#で赤を使う機会が少し増えちゃってさ。#red#赤のボールペン#/red#がいつもより早く無くなっちゃったから、家計をよくするために作ろうかな~って!」
確かに僕の稼ぎは少ない。その少ない稼ぎと妻のバイト料で家計を賄っていたが、まさかそんなことになっていたとは…。知らなかった。
カメオ「ごめん、僕の稼ぎが少ないせいで苦労をかけてしまって。」
カメコ「いいのよ!あなたは十分頑張っているんですから気にしないで^^」
カメオ「でも…。」
カメコ「はい、この話はおしまい!早く食べなきゃご飯が冷めちゃうわよ~。」
妻のおいしいご飯を食べながら、僕は涙を流した。
【簡易説明】
#b#家計簿#/b#を付けている時、ボールペンの#red#赤インク#/red#が予想より早く無くなってしまったので、節約の為にお弁当を作ろうと思った。
「【還らぬ人】」「16ブックマーク」
愛する娘が還らぬ人となったので男は喜んだ。
一体なぜ?
一体なぜ?
15年02月23日 00:40
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
若くして妻に先立たれ、子供が出来なかった博士にとって、
自ら作った人間そっくりなアンドロイドの娘だけが唯一の支えだった。
街の人々は珍しいものを見る様な目で、
“ロボットだ”、“ロボットが博士と歩いてる”と口を揃え、
後ろ指をさしたりした。
大切な娘に“感情”というものを与えていた博士は、
いつも人前では明るく優しい娘が、ひとりでいる時には
“涙”というものを密かに流している事を知っていた。
ある日、娘は博士に“胸中”を打ち明けた。
“私もパパと同じニンゲンに生まれたかった”
溢れ出す涙を博士に見られまいと必死に両手で顔を塞ぐ娘を抱き締めながら、博士は言う。
“ごめんな………本当にごめんな………
でも、お前はパパと同じニンゲンだよ。
何ひとつ変わらないじゃないか。”
………それからも、娘はずっと明るく、優しい娘でいてくれた。
愛してくれた博士を愛し、
街の人々にもずっと、ずっと変わらない笑顔で接した。
そんな純粋な“心”を持ち合わせた娘の事を、
“ロボット”などと呼ぶ人はもう、いなくなっていた。
娘は“父親”だけではなく、街のみんなからも親しまれ、
とても愛される存在になっていた。
娘の“死”は突然だった。
道路に飛び出した子犬を助けようとして自らが犠牲になった交通事故。
“修復”可能だったかどうかは、わからない。
ただ、博士は哀しみに暮れながらも、
“修復”などという行為はしなかった。
沢山の花束を供え、街のみんなが涙を流した。
決して、“壊れたロボット”などではない。
“どうか、亡くなられた娘さんに、
お線香を上げさせてください”
“本当に、可愛らしくて優しい、
良い娘さんでしたね”
あたたかな街の人々の声を聴き、
涙を拭った博士は微笑みながら手を合わせた。
還らぬ“人”となった、愛する娘に。
自ら作った人間そっくりなアンドロイドの娘だけが唯一の支えだった。
街の人々は珍しいものを見る様な目で、
“ロボットだ”、“ロボットが博士と歩いてる”と口を揃え、
後ろ指をさしたりした。
大切な娘に“感情”というものを与えていた博士は、
いつも人前では明るく優しい娘が、ひとりでいる時には
“涙”というものを密かに流している事を知っていた。
ある日、娘は博士に“胸中”を打ち明けた。
“私もパパと同じニンゲンに生まれたかった”
溢れ出す涙を博士に見られまいと必死に両手で顔を塞ぐ娘を抱き締めながら、博士は言う。
“ごめんな………本当にごめんな………
でも、お前はパパと同じニンゲンだよ。
何ひとつ変わらないじゃないか。”
………それからも、娘はずっと明るく、優しい娘でいてくれた。
愛してくれた博士を愛し、
街の人々にもずっと、ずっと変わらない笑顔で接した。
そんな純粋な“心”を持ち合わせた娘の事を、
“ロボット”などと呼ぶ人はもう、いなくなっていた。
娘は“父親”だけではなく、街のみんなからも親しまれ、
とても愛される存在になっていた。
娘の“死”は突然だった。
道路に飛び出した子犬を助けようとして自らが犠牲になった交通事故。
“修復”可能だったかどうかは、わからない。
ただ、博士は哀しみに暮れながらも、
“修復”などという行為はしなかった。
沢山の花束を供え、街のみんなが涙を流した。
決して、“壊れたロボット”などではない。
“どうか、亡くなられた娘さんに、
お線香を上げさせてください”
“本当に、可愛らしくて優しい、
良い娘さんでしたね”
あたたかな街の人々の声を聴き、
涙を拭った博士は微笑みながら手を合わせた。
還らぬ“人”となった、愛する娘に。












