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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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ワンダートリック「16ブックマーク」
犯行時間、男は犯行現場にいなかったため犯人と断定された。

一体どういうことなの?
14年09月20日 19:51
【ウミガメのスープ】 [なさ]



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ある大学の期末試験。
机の上に置いた学生証の写真から、ある生徒の替え玉受験が発覚した。
替え玉をしていた生徒はもちろん、その場にいなかった替え玉を頼んだ生徒も犯人として処罰された。
感性が素直に表に出る人「16ブックマーク」
脱出ゲームのモニターを頼まれた。

「感性で道を切り開け!」だそうで。
17年03月15日 20:40
【亀夫君問題】 [生姜蜂蜜漬け]



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地上に到達した。これでクリアらしい。

依頼してきた学者っぽい人が報酬の5万円をくれた。
天を衝いた髪も戻ってきたし、竹里と仲直りしてご飯でも食べに行こう。私ってば【太っ腹】だなぁ。

と考えたらお腹周りが大きくなった。




「実験成功ですね。博士」
「ああ、大収穫だ。これで研究が大きく動く」
「脱出ゲームと思わせるアイデア、さすがですよ。能力を発動させるのに全く違和感持たせませんでしたから」
「ああ、この方法は使えるな。サンプルをもっと増やしたいところだ」

「それにしても、再生能力が半端ないとは聞いていましたが、ここまで丈夫とは驚きです」
「ああ、だが今回の最も大きな収穫は、やはり最終テストだな。まさか空まで飛べるとは思わなかった」
「10年かかるって言われてましたけど、これならもっと早く完成するんじゃないですか? この、ええと――」
「『感性が素直に表に出る人種』だよ。
 ま、5年後くらいには、

 『殺戮兵器』とか『化け物』とか呼ばれてるだろうけどね」

回答例
1)「足が棒になる」で棒で殴る。「顔から火が出る」で燃やす。「穴が開くほど見つめる」で穴をあける。など

2)「へそで茶を沸かす」でお湯を沸かした後、カップ麺を食べて「ほっぺたが落ちる」
(アダムのリンゴは全くの想定外でした)

3)「天にも昇る気持ち」「おだてられて舞い上がる」などで空を飛ぶ
(ちなみに、ここにはありませんでしたが、「レッド〇ル 翼を授ける」でもいけますw)
狭間-times and square-「16ブックマーク」
誰にでも人に話せない側面があるものだ。


男の手元には正方形のタイマーが握られていた。

几帳面な男はいつもだれもいないことを確認した後、きっちり3分間タイマーの時間をセットする。

     カチリ・・カチリ・・ 

タイマーが1秒ごとに正確に時を刻んでいく。男はいつも悩んでいた、自分のしていることが正しいのかどうか・・。



ある日を境に男がセットする時間は短くなった。



状況を補完して説明してください。

13年01月18日 00:26
【ウミガメのスープ】 [こいる]



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そのマンションには少年とその家族が住んでいた。

少年は数日前、住んでいるマンションと隣のビルの隙間に子猫を見つけた。親猫はいないようだった。

たまたま近くにあった雑誌からその子猫を『スクエア』と名付けた。


両親にこのことが知られると怒られるに違いないと思った少年は、この隙間でこっそりと飼うことにした。

段ボールと新聞紙でささやかな家を作ったり、スクエアが寒くないように毛布を持ちだしたりした。

いつしか彼は自分のお小遣いで買った猫用のミルクを持ってスクエアに会いに行くのが楽しみになっていた。


もちろん、ミルクは家族がいない時を見計らって家で温めてから持って行った。

高い位置にある鍋を手に取り、毎日キッチンタイマーできっちり3分間計って温める。

・・・カチリ・・・カチリ  コンロの火を調整する。

子猫のもとまで届ける頃にはちょうど人肌になっている算段だ。

逆に言えば彼ができることはそれぐらいしかなかった。



(スクエアのためを思うならこんな路地裏で飼い続けるのではなく、飼ってくれる人を探しに行くべきなのではないか?)


幼心にそういう葛藤がない訳ではなかった。ただ、どういう判断を下せば正しいのか少年には分からなかった。

迷いに迷った少年は、スクエアの住処である段ボールに『だれかかってあげてください。なまえはすくえあです。』とだけ書いた紙を張り付けておいた。



ある日、いつものように彼がミルクを温めて持っていくとスクエアの姿がなかった。理由はすぐに分かった。

段ボールに貼った紙の自分の文字の下に、恐らく大人の人が書いたであろう綺麗な字で小さく

『わかりました。すくえあちゃんはだいじにするのであんしんしてください。』と書いてあった。


本当はスクエアを引き取ってもらったことを喜びたかった。しかし、それとは違う感情の涙が勝手に溢れてきた。
涙を堪えて上を向くと、お世辞にも綺麗とは呼べない路地裏の狭い隙間から冗談みたいに青い空が見えた。


・・・とぼとぼと家に帰ると、珍しく両親が帰宅していた。父親が「明日引っ越しをするから準備しておきなさい」と言ってきた。スクエアがいないこの町に未練などない今の彼にはどうでもよかった。

「そうそう、それだけじゃないんだ。今日からは可愛い家族が増える」父親がそういうと同時に聞き覚えのある鳴き声。




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「すくえあ!」

少年が名前を呼ぶと父親の後ろからとことこと子猫が歩いてきた。

「なんで?」

少年はスクエアを抱えると両親に尋ねた。

「可愛い子どもの字くらい見たらわかるわ。見覚えのある毛布もあったもの。」

「そうそう、それにこのマンションじゃその子は飼えないからな。ふふふ、今度の家は一戸建てだぞ!」

少年は嬉しくてたまらなかった。スクエアも嬉しそうだった。

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今日も少年はきっちり3分間・・ではなく、今ではタイマーをセットするのは1分間だけだ。


・・・もう少年が狭間に行く必要はなくなったのだから。
【猛者のスープ】清らかな殺意「16ブックマーク」
私は、私の夫を殺した男を殺してやりたいほどに憎んでいます。
けれど今は、その男の命を助けてしまったことに誇りを感じています。
何故だか分かるでしょうか。
16年09月25日 21:00
【ウミガメのスープ】 [ポトフ]



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#b#要約解説#/b#
男は、夫と同時に別の人物にも危害を加えていた。
医者である『私』が手術でその別の人物の命を救ったことで男の罪状が軽くなり、
判決に影響を与え求刑の死刑ではなく無期懲役になった。
『私』が別の人物を治療したことにより、男の命をも助けた、と言える。
しかし『私』は医者として当然の行いをしたまでであり、別の人物を救ったことを誇りに思っている。



#b#解説#/b#
あの日見た夫の亡骸は、これまで医師の仕事で散々見てきたはずのそれとは、まったく重ならなかった。
自分のことを気丈な方だと考えていたけれど、ただの思い込みだったらしい。
霊安室にいた刑事が何やら口にしていた言葉は、何ひとつ頭に入らなかった。

どうにか葬儀は済ませたものの、私は夫に起きたことを受け入れきれていなかった。
コーヒーは未だに二人分淹れてしまう。
墓参りにも行っていなければ、まだ位牌に手を合わせてさえいない。
でも、今日は夫を殺した男の裁判だ。
そろそろ区切りを付けなければ、きっといつまでも彼を弔えない。
その思いだけで、今どうにか傍聴席に座っていた。

被告人が入廷し、淡々と手続きが進められていく。
民家に強盗目的で侵入した被告人が、住人の女性と、電気工事に来ていた私の夫を刺したという事件。
検察に罪状を告げられると、被告人は全ての犯行をあっさり認めた。
夫は死んだが、 彼が死の直前にした救急への通報のおかげで女性は一命を取り留めた。
説明した後、検察官は被害者二人の受傷箇所を図で示した。
その図を見た瞬間、鼓動が速まった。
女性のものとして示された特徴的な受傷箇所に、はっきり見覚えがあったからだ。
以前担当したある手術の患者の負っていた怪我と、全く同じだった。
その直後に夫の亡骸と対面したせいか、いやに生々しく記憶に焼き付いている。
……道理で、彼女が今こんなところにいて、被告人に鋭い視線を向けている訳だ。
左隣に座る女性にちらりと視線をやった私は、深く頷くとまた裁判に集中し直した。

やがて弁護側の立証が始まった。
「被害者二名の受傷箇所に致命傷となり得るものはありません。
現に、被害者のうち一名は命を取り留めています。
これは、被告人は被害者の動きを止めたかっただけで、
強い殺意による行為ではないことを証明しています」
ふざけるな。
彼女が死ななかったのは、今ここで被告人に鋭い視線を向けているのは、
夫の通報が早く、私が手を尽くしたからだ。
断じて、殺意の強さは関係ない。
あの男の罪は、そんなことで軽くなっていいものじゃない。

その後検察官は、一件の強盗殺人と一件の強盗傷人を罪名として挙げ、死刑を求刑した。
判決の言い渡しは二週間後。
遠い。
すぐにでも首を吊らせてやりたいくらいなのに。
そう思ったけれど、人一人死に追いやる判決を出すのにそれだけの時間を要することは
頭では理解できたから、その日は大人しく家に帰った。
そこからの二週間は、思っていたよりずっと早く過ぎた。
あの男を私自身の手で殺してやりたい、そんな衝動がよぎることこそあったけれど、
ほとんどの時間は仕事に追われていたからだろう。

そして、判決の日。
被害者の女性は、また私の左隣に座っていた。
「主文。被告人を、無期懲役に処す」
聞こえた主文に、痺れた頭が煮立ったように熱くなる。
無期懲役? そんなこと許されるのか。
「被告人には強い殺意がなかったことを考慮し……」
強い殺意がなかった?
なら、どうして夫は死んでいるのだ。
一人は死ななかったけれど、一人は死んでいるのに。
もう、いないのに。
涙が膝に落ちた時、弁護士の言葉が蘇りこだました。

――現に、被害者の一名は命を取り留めています――

私があの時彼女を治したから、無期懲役になったとでも言うのか。
もし彼女を見捨てていれば、死刑判決が出たとでも言うのか。
私の、せいで、あの男は、死を免れた、のか?
その考えが浮かんだ途端、すぐ隣で判決に怒りを湛えている女性が疎ましく見えてきた。
彼女さえ、いなければ?

くらくらした頭のまま裁判所を出ると、誰かを待っているような父娘らしき二人が門の前に見えた。
女の子が笑顔で手を振っている。
自分に手を振られたのかと思い面食らったが、
よく見ると、さっきまで私の左隣に座っていた女性が私の後ろで小さく手を振り返していた。
どうやら、彼女の夫と娘らしい。
女性が門の方へ向かうと、女の子が駆け寄って抱きついた。
夫らしき男性が、女の子の頭を撫でて悲しげに笑う。
女性が何やら話すと、男性は彼女を抱きしめて背中を撫でた。
……いい家族だ。
あの父娘から笑顔を奪わなくて済んで良かった。
そんな温かい気持ちだけが心を満たし、犯人への憎悪は驚くほどに薄れていた。
そう、私はあの光景のために医者になったのだ。
誇らしくなった私は、青空の方へと顔を上げた。

あなた、見ててね。私、これからも救い続けるわ。
愛犬?ルンバ「16ブックマーク」
18時。そろそろ彼女がここを通る時間だろう…。

電柱の陰に隠れた男は辺りを見回すと、お目当ての女性の後ろ姿を発見した。

よし!

覚悟を決めた男は目出し帽をかぶり、紐をつけたルンバを高速で走行させ女の横を通り過ぎた。

男が至って正常な人物であり、職業上の理由でこうしているとしたらなぜだろうか。
16年01月08日 23:58
【ウミガメのスープ】 [緋色]



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ふぅ…。

一仕事を終えた男はおもむろに携帯を取り出した。

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[目出し帽 ルンバ]【検索】
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緋色 @hiiro_ 1月8日
なんか道端で目出し帽かぶってルンバ散歩させてる人がいるんだけどwww
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あった、あった、、、。
男はどこかに電話をかけた。

「あっ、もしもし××さんですか?
…はい、私です。
…はい、そうです。
あの、例の件ですが、Twitのアカウント見つけましたよ。
…はい、IDはhiiro_でアカウント名は緋色のようです。
…あ、はい、こちらこそご依頼ありがとうございました。また何かあったらご連絡下さい。
…はい、それでは失礼します。」

電話が切れるのを待ち、ポケットに携帯をしまう男。

ネットって怖ぇな…。
そう小さく呟くと、男は探偵特有であるロングコートの内ポケットからタバコを取り出し、それに火をつけた。