動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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ウミガメのスージ「3ブックマーク」
彼らは123456789は祝わなかったが、2345678910は祝うらしい。
桁数の違いは重要でなく、ゼロのあるなしも関係なく、
数字の並びの美しさでも明らかに前者の方が美しいのに、
一体なぜ2345678910だけを祝うのだろう?
16年01月24日 17:12
【ウミガメのスープ】 [唐沢]



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前者は1234年5月6日 7時8分9秒、後者は2345年6月7日 8時9分10秒
1234年には西暦の概念もなく、時計も決して一般的なものではなかった。
しかし2345年に西暦の概念が続き、時刻というものが存在して、
世界中に時計があるならば、この美しい並びは世界に歓喜を与えるだろうから。
もちろん彼らというのは、人間たちのことである。

KY:西暦、時刻、昔は西暦の概念がなかった
【解説は八文字】Am I?「3ブックマーク」
おっちょこちょい
17年05月26日 23:16
【20の扉】 [YOUSUN]

や ら か し た (設定上)




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私の性格を当てよ
ウミガメのスープ「3ブックマーク」
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。

どうして?

17年04月23日 22:14
【ウミガメのスープ】 [あらい]

一度は飲んでおきたい。既出オチでしたらすみません




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『ウミガメ亭』は、私と彼女の、夢そのものだった。

海の好きな彼女の為に、いつでも綺麗な海が見える場所を、必死で探した。
小さな店ではあったものの、他にはない独特なメニューは話題と評判を呼び、いつも満員で忙しかった。
大変だったけど、それ以上に幸せだったのは、フロアをくるくると動き回る彼女が、いつでも笑顔で楽しそうだったから。

「おいしいね!」
幼い頃、はじめて作った失敗作を、顔を青くしながら褒めてくれた時も。
「いつか二人でお店をやりたいな~、なんてね」
どうして経営について学ぼうとしているのか尋ねた時も。
「新作は必ず、私に一番に食べさせてね」
プロポーズの指輪を、受け取ってくれた時も。

いつも向けられてきた彼女の笑顔は、私にとって幸福の象徴であった。

あの頃、私達の毎日はきらきらと輝いていた。





……しかし、あの男のせいで、全ては狂いだした。
店は乗っ取られ、理不尽な借金を負わされ、世間からは冷たい目を向けられるようになった。
『ウミガメ亭』から遠く離れ、こそこそと隠れるような暮らしが何十年も続いた。
いつしか彼女は病気で伏せるようになり、ほとんど何も口に出来なくなってしまった。
痩せ細っていく彼女になんとか少しでも食べさせようと腕をふるったが、まともな材料も道具も手に入らない現状では、いくら頑張っても大した成果は得られなかった。その上私自身、手足に痺れが出始めていた。掌に包丁を縛り付け、時間をかけて何とか調理を繰り返した。
「……ぉぃ……ぃ」
ほとんど無理矢理流し込むように口に入れる度、彼女は掠れた声を絞り出して「おいしい」と伝えてくれた。

しかし、かさついた顔面に、もはや笑顔など浮かびようがなかった。

「なぁ、何が食べたい?なんでも作るぞ。お前の為だけに。……なんでも、言ってくれ」
縋り付くように、彼女の口元に耳を寄せた。
おそらくもう、最期の時は近い。
せめて、何かしてやりたくて。考えてもやっぱり、自分には料理しかなかった。
「…………メ」
「ん?」
「ゥ……ガ、メ」
「っ!」
確かに聞こえた「ウミガメ」に、目の前が真っ暗になった。
きっと彼女は、「ウミガメのスープ」と言いたかったのだ。

彼女に初めて食べてもらった料理。
『ウミガメ亭』の、看板メニュー。

作りたい。
彼女の望みなら。
作れない。
彼女の望みでも。

ウミガメの入手が難しいだけではない。
ウミガメのスープは、繊細で難しい料理だ。
今の私の身体では、とてもじゃないが作れる物ではなかった。



それでも私は何とか、彼女の最期になるであろう望みを叶えたかった。
藁にも縋る思いで、私はかつての『ウミガメ亭』の扉をくぐった。

あの時、強制的に回収されたレシピが、きちんと引き継がれていたならば。
最期に彼女を、笑顔に出来るかもしれない。

そうしたら私も、最期に、全てを許せるかもしれない。










家に帰ったら、彼女は既に息絶えていた。
何もかも間に合わなかった。
例え間に合っていても、意味は無かったけれど。

「……私は、許さない」



さぁ、彼女の為に、美味しい料理を作りに逝こう。





【かつて男はそのレストランのシェフであった。その際の看板メニューであるスープの味が変わり果てていた為に、絶望して自殺した】
見た目だけでは「3ブックマーク」
彼は上手に真似できていたのだが、彼自身は「また失敗だ!」と不服そうにしている。

どういうことだろう?
14年09月13日 17:06
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

見よう見まねスープ




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息子が真剣なまなざしで見つめる先には、単純な線を組み合わせただけの、素っ気ない絵が載った本。
 絵というより、記号とか図形とか言った方が良いのかもしれない。
 しかし、彼はそのつまらない絵をじっくり眺め、似たようなものを手元の紙に書き写していた。鉛筆で丁寧に引かれた線は、徐々に本の中の絵と似たようなものになっていく。
 小学校にあがったばかりの息子にしてみれば、あまり複雑な絵を書き写すのは難しいだろう。とはいえ、ここまで簡易な絵に、興味を引かれるとも思えないのだが…
「面白いのか?」
「……」
「おい」
「……ちょっとパパは黙ってて!」
 怒られてしまった。
 もくもくと鉛筆を走らせる息子。こんなに集中しているところを見るのは初めてかもしれない。
 黙って見守っていると、ふいに息子の表情が変わった。
「ああ! また失敗だ!」
 失敗?
 不思議に思って手元をよくよく見てみると、多少線が歪んでいるとはいえ、本の中の絵とほぼ同じ形が描けている。
「なんだ、失敗じゃないじゃないか」
「失敗だよ! ここが違うもん」
「線1本足りないだけだろう? 書き足せばいいじゃないか」
「それじゃだめなんだよ!」
 口をとがらせ、もう一回、とまた鉛筆を握り直す。
 また視線を向けた本をよくよく見てみれば、なんてことはない、それは……。
「なるほど、一筆書きの本か」
「そ。一筆書きできないと意味ないの!」
 どこから書き始めようか悩み出す息子を前に、一筆書きのコツを教えてやりたくなったが……
 せっかく考えているところへポンと簡単に答えを与えてしまえば、きっとまた怒られるだろうな。
 息子に嫌われちゃ困る、と、静寂を守ることにした父であった。

END

#b#彼は一筆書きでかける絵を真似していた。同じような絵はかけるのだが、一筆でかけなかったので、「失敗」だったのだ。#/b#
正解だけど間違えた!「3ブックマーク」
「君は17才だね?」
「そうだよ。」
深夜の電車の中。
乗客の年齢を一人ずつ当てる男がいた。
ついに残り一人を除いて全ての乗客の年齢を当てた男は、最後に一番端に腰掛けていた女に声をかけた。

「あなたは20才ですね?」
「はい、20才です。でもどうして分かるんですか?」

その言葉を聞いた男は少し考えると、顔を青ざめた。

どうしてだろう?

注)意味がわかると怖い話から問題を作りましたが、もちろん解説は変えております。
14年10月01日 11:13
【ウミガメのスープ】 [耳たぶ犬]



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夜間学校の修学旅行。
貧しくも一生懸命学校に通っている人達のために、カメオ先生は修学旅行を企画しました。
この学校に来るまでいじめられていた経験があったり、お金を払えなくて修学旅行に参加できなかった人達の笑顔は、カメオ先生にとってとても嬉しいものでした。
今日は寝台列車で移動する日。一車両全体に生徒たちがいます。

カメオ先生「じゃあみんな、出席をとります!」
生徒『はーい!』

カメオ先生はみんなの名前と年齢を確認しながら回りました。

カメオ先生「君は耳たぶ太郎君、26才だね?」
耳たぶ太郎「そうですよ。でもみんな知ってる仲だし、年齢確認だけで良くないですか?みんな違う歳だしさww」

そして途中から、年齢だけを訊くようになりました。

カメオ先生「君は16才だね?」
「はい、そうでふ。」
カメオ先生「きみは19才、あと一年で成人だ!」
「そーでーす。早くお酒のみた〜い!」

そして最後の一人、一番端に腰掛けていた女性を残すのみとなった。
カメオ先生はその女性に見覚えがなかったが、残り一人の生徒、ラテコが化粧したのだろうと考えて声をかけた。

カメオ先生「あなたは20才ですね?」
???「はい、20才です。でもどうして分かるんですか?」

カメオ先生「・・・ラテコさん、ですよね?」
???「いいえ、私はシンコです。」

カメオ先生(そういえば、さっき停車した羅手心駅でやけに外が騒がしかったな……まさか………)






羅手心駅。
ラテコ「みんなどこー?」