動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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15年03月29日 18:07
【20の扉】 [のりっこ。]



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A=ヒ
B=カ



否定【ノ一】(のいち)が【く】に続く過程となり完成する1文字は、



【女】



である。



無人のコンサート「3ブックマーク」
廃屋になったコンサート会場では、月に何度か音楽が鳴り響くという。
人がおらず、客もほとんどいないというのに、一体どういうことだろう?
15年06月14日 01:09
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]

深夜のあっさりスープ




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廃屋になったコンサート会場は、#red#天井にいくつも穴が開いている#/red#。
雨が降ると、その穴から雨粒や雨水が落ち、#red#下に置いてある空き缶やドラムに当たり、音を奏でる#/red#。それがまるで、音楽のように聞こえるのだ。
雨に降られた近所の人は、この廃屋になったコンサート会場で、雨宿りをしながらこの雨のコンサートを楽しむことがあるのだとか。


フィーカス著:「無人のコンサート」より
http://ncode.syosetu.com/n2305cj/82/
【悠久休暇】「3ブックマーク」
???『永遠のバカンスなのでしょうか?素敵な響きですが……』

彼は悩みに悩んだ末に、申請を出して休暇をとった

結果として、彼が戻ってくる事は永遠に無かった

その事を知った同僚達は何も気にしなかったという

いったい、なぜだろうか?
15年06月09日 21:43
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]

タイトルは某所にて、タイトルだけで提出した事があります。問題文に関しては今回完全なオリジナルです




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・彼は『性同一性障害』によって悩んでいた

#big5#【そこで『彼』は休暇は勿論、役所等へも申請し、性転換を休暇中に行い『彼女』になった為『彼』として戻って来ることは無かったのだ。】#/big5#

【そして、彼女の悩みを、それ故の行動を知った同僚達は、何も気にすることなく、喜んで『彼女』を迎え入れ直したというわけだ】


――――――――――――
???『諸々の差別が減った昨今とはいえ、人知れず悩む方も多いそうです。ですが、暖かく迎え入れる人もいるのだと言うことは思っていてほしいものです』


※本作は、決してジェンダーによる差や、性同一性障害のある方を侮蔑、並びに差別することを推奨する意図を持って作られた作品ではありません。ご理解下さい
遠慮がちな読書会「3ブックマーク」
同じ部屋で読書をしている、ユズルとクレハ。
読んでいる本は二人とも同じ『削りたい雄牛』だが、ユズルの方が進みが遅い。
それというのも、ユズルはクレハが半分くらい読み進めたのを確認するまで、読み始めなかったからである。
彼のこの行動は、いかなる理由からであろうか?
15年06月08日 23:30
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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昨夜の牛肉のスープがいけなかったのか、お腹が緩い。
#red#実家のトイレ#/red#に駆け込むのは本日四回目だ。
便座に腰を下ろしたユズルは、今回は長期戦になりそうだと判断し、文庫本を読むことにした。目の前の棚(トイレ文庫と呼んでいる)に数冊常備してあるのだ。
「お、姉ちゃん、やっと半分いったか」
彼が手に取ったのは姉の愛読書『削りたい雄牛』だった。

姉のクレハは、栞をあまり使わない。
いつも、#red#ブックカバーの折り返し(=ソデ)を読みかけのページに挟み込んで#/red#代用している。
#red#本の半分まではオモテ表紙側のソデ、それ以降はウラ表紙側のソデを使う#/red#。
従って、#red#彼女が半分読み進む前に読もうとすると、挟んであるソデを一旦戻さなければならず、心理的抵抗が生じる#/red#。
#red#ウラ表紙側のソデを挟み込んである場合には、現状を維持したまま読むことができる#/red#ため、ユズルはそれまで待ったのである。

姉がどっぷりとはまり込んでいる本。
さぞかし面白いのだろうなと開いてみると、全篇牛語で書かれていた。
《もぉぉう、もうもぅ、もぉぉぉう、もぉう……》

本を閉じる。

ふと横を見ると、トイレットペーパーが切れていた。
手元には紙の束。



#big5#【要約解説】#/big5#
#b#場所は実家のトイレ。#/b#
#b#姉のクレハの読みかけの本には、栞の代わりにブックカバーの折り返しが使われている。#/b#
#b#彼女が半分以上読めば、オモテ表紙側に代わってウラ表紙側の折り返しが挟み込まれるため、抵抗なく最初から読み始めることができる。#/b#
【民間伝承】「3ブックマーク」
♪〜


くるくるり くるくるり

ひいてたのしい こまあそび

ひいてかなしい こまがとぶ

こまがとぶ

――――――――――――

某県にある山村には、こんな民間伝承がある

【独楽引き山で遊ぶと独楽引きの手毬唄を歌う、人ならざる少女に誘われ、黄泉の國へ連れていかれる】

非、科学的だと思われるこの民間伝承だが、伝承されるに足る決定的な根拠が有り、伝承されているのだという。


いったい、どういうことなのだろうか?
15年06月08日 18:37
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]



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♪〜


某県にある山村では、#b#【定期的に間引きが行われていた】#/b#

【それも、間引きの対象は子供であった】

閉鎖的なこの村では、活性化等は望まない。

下の者が増えていけば、それはネズミ算式に飽和の道へと進む事の顕れとなる。

故に、三人以上子供が産まれた家庭では【全員が七歳を越えた時に一番ひ弱な子供が間引かれるのだ】


間引きの対象となった子は山へ連れていかれる

独楽遊び等をさせ

楽しい思いをしている内にひと思いにと

#red#【刀を引き、首を撥ねられた】#/red#

#red#【撥ねられた首は独楽の様にくるくると回ったという】#/red#

手毬唄はこの情景から作られた





さて、勿論この様にして間引きが行われる事を幼子達に【ありのまま教える程に】大人達は人非人でも無かった


また、好奇心で【間引きが行われている凄惨たる山に子供が足を踏み入れる事を恐れた】


故に大人達は#b#【間引いた子供の存在を隠す為、そして子供が山に入らぬ様にこう語るのだ】#/b#

#red#【あの子は、独楽引き山で、遊んでいたから黄泉の國へ連れていかれちまったんだ。だからお前は山に行ってはいけないよ?】#/red#と

そして、伝承は進化する。間引きが行われる日には合図として【手毬唄を山で唄うのだ】

山から手毬唄が聞こえてきたらその日は【間引きが行われる】

大人達は子供が山に行かぬ様に益々監視の目を光らせる

こうして、この村では民間伝承は【必要の為に】伝え続けられるのだ。#red#【間引きの風習と共に】#/red#


これが、独楽引き山=コマヒキヤマ=#red#子間引き山#/red#の麓にある山村で伝承が語り継がれる根拠なのだ

きっとまたその内聴こえるだろう……あの手毬唄が…………