「おばけなんてないさ♪」「3ブックマーク」
カメオくんは今日も大好きなバニラアイスを食べていました。
すると何か聞こえてくるのを耳にして、
さらにあることに気づきました。
そしてカメオくんは叫びました。
「おばけだっ!!」
状況を補完してください。
すると何か聞こえてくるのを耳にして、
さらにあることに気づきました。
そしてカメオくんは叫びました。
「おばけだっ!!」
状況を補完してください。
17年01月03日 17:12
【ウミガメのスープ】 [木貝貝女]
【ウミガメのスープ】 [木貝貝女]
解説を見る
カメオくんは夜な夜なつまみ食いをしていました。
今夜も両親にばれないようにこっそり起きて、
冷蔵庫にあったアイスを取り出しました。
スプーンも持ってきて一口食べると、
「たべないでくれぇぇ…」
どこかから声がします。
カメオくんはびっくり仰天。
このアイスは一体なんなんだ!?
そう思ってアイスの容器をよく見ると、
『おばけ味』
なんと、カメオくんはおばけのアイスを食べていたのです!!
アイスの色は真っ白で、まるでおばけをそのまま凍らせたようでした。
「おばけだっ!!」
おばけが大の苦手なカメオくんはそう叫んで、
大泣きしながら自分の布団へ戻っていったのです。
…影に隠れておばけの演技をしていたお父さんはガッツポーズ。
『バニラ味』を『おばけ味』と書き換えたのも、お父さんでした。
「これ以上俺のバニラアイスは食わせねぇぞ!」
※と☆んさんにスープパートナーをしていただきました。ありがとうございました!
今夜も両親にばれないようにこっそり起きて、
冷蔵庫にあったアイスを取り出しました。
スプーンも持ってきて一口食べると、
「たべないでくれぇぇ…」
どこかから声がします。
カメオくんはびっくり仰天。
このアイスは一体なんなんだ!?
そう思ってアイスの容器をよく見ると、
『おばけ味』
なんと、カメオくんはおばけのアイスを食べていたのです!!
アイスの色は真っ白で、まるでおばけをそのまま凍らせたようでした。
「おばけだっ!!」
おばけが大の苦手なカメオくんはそう叫んで、
大泣きしながら自分の布団へ戻っていったのです。
…影に隠れておばけの演技をしていたお父さんはガッツポーズ。
『バニラ味』を『おばけ味』と書き換えたのも、お父さんでした。
「これ以上俺のバニラアイスは食わせねぇぞ!」
※と☆んさんにスープパートナーをしていただきました。ありがとうございました!
「また遭いましょう」「3ブックマーク」
カメオとカメコはたった一晩であったが深く愛しあった。
そして、次の日二人は初めて出会った。
どういうことなのだろうか。
そして、次の日二人は初めて出会った。
どういうことなのだろうか。
16年12月31日 17:08
【ウミガメのスープ】 [よしま]
【ウミガメのスープ】 [よしま]
解説を見る
カメオは夢を見ていた。
この夢でカメオはひとりの女と出会った。
女の名はカメコと言った。
絶世の美女というわけではないが、なぜかその容姿はカメオの心を惹きつけて止まない。
カメコは夢を見ていた。
この夢でカメコはひとりの男と出会った。
男の名はカメオと言った。
特に顔立ちが整っているわけでもない、言ってしまえば冴えない容姿であったが、なぜかカメコの心を捉えて離さない。
二人は自然とお互いの下に歩み寄り、そして恋人同士となった。
楽しい夢の世界はわずかな時を永く引き伸ばしてくれるが、いつまでも続くことはない。
目覚めの時が近づき、夢の世界であると知ったふたりは一つの約束をした。
また夢の世界で遭いましょう。
そしてカメオは朝を迎えた。
どうやら夢を見ていたようだ。
おぼろげながらいい夢であったように思う。
ただ、胸にわずかに残る昂ぶりに気持ちが落ち着かない。
そうだ、今日は少し散歩でもしよう。
そしてカメコは朝を迎えた。
どうやら夢を見ていたようだ。
悪い夢と言うわけでもない。
ただ胸に残るわずかな寂しさに焦燥感を感じている。
そうだ、今日は少し散歩でもしよう。
そして、ふたりは―――
この夢でカメオはひとりの女と出会った。
女の名はカメコと言った。
絶世の美女というわけではないが、なぜかその容姿はカメオの心を惹きつけて止まない。
カメコは夢を見ていた。
この夢でカメコはひとりの男と出会った。
男の名はカメオと言った。
特に顔立ちが整っているわけでもない、言ってしまえば冴えない容姿であったが、なぜかカメコの心を捉えて離さない。
二人は自然とお互いの下に歩み寄り、そして恋人同士となった。
楽しい夢の世界はわずかな時を永く引き伸ばしてくれるが、いつまでも続くことはない。
目覚めの時が近づき、夢の世界であると知ったふたりは一つの約束をした。
また夢の世界で遭いましょう。
そしてカメオは朝を迎えた。
どうやら夢を見ていたようだ。
おぼろげながらいい夢であったように思う。
ただ、胸にわずかに残る昂ぶりに気持ちが落ち着かない。
そうだ、今日は少し散歩でもしよう。
そしてカメコは朝を迎えた。
どうやら夢を見ていたようだ。
悪い夢と言うわけでもない。
ただ胸に残るわずかな寂しさに焦燥感を感じている。
そうだ、今日は少し散歩でもしよう。
そして、ふたりは―――
「酔ってって」「3ブックマーク」
酔ってカウンターに倒れ込んだたか君。たか君はクラシックが流れる中、酒瓶を片手にグラスを眺める。
曲も終盤に近づいた。
たか君「もう、終わりだなぁ。」
たか君は席を立ち、帰ろうとした。
すると後ろから、男に声をかけられた。
男「何かお忘れ物はございませんか?」
男は、たか君を殴りつけた。それに怒ったたか君は男を殴り返した。
そしてたか君は男の言葉に涙し、勢いよく飛び出した。
状況を説明して下さい。
曲も終盤に近づいた。
たか君「もう、終わりだなぁ。」
たか君は席を立ち、帰ろうとした。
すると後ろから、男に声をかけられた。
男「何かお忘れ物はございませんか?」
男は、たか君を殴りつけた。それに怒ったたか君は男を殴り返した。
そしてたか君は男の言葉に涙し、勢いよく飛び出した。
状況を説明して下さい。
12年10月29日 23:39
【ウミガメのスープ】 [Taka]
【ウミガメのスープ】 [Taka]
解説を見る
~ボクシング界に新星現る!~
今、新聞やテレビを騒がすボクシング界のニュースターたか君は、15戦無敗。次はタイトルをかけチャンピオンに挑戦も決まっていた。たか君は誰にも負ける気がしなかった。チャンピオンすらも余裕で倒せる。そう思っていた。
実況「決まったー!!チャンピオンのカウンター!マットに倒れこむ挑戦者!これは立ち上がれないー!!・・おっと、挑戦者、大丈夫でしょうか?動きません・・担架、担架です!そのまま担架に乗せられ病院へ送られるみたいです!」
全治一年半、下顎骨複雑骨折。
たか君は自分の強さに酔い、カウンターに倒され、アゴと自信、そして夢を打ち砕かれた。
たか君「もう何もない。俺には何もない。」
酒に明け暮れる毎日。フラフラと酒瓶を片手に外を歩く。
いつ死んでもいい。もうボクシングも捨てた。何も楽しくない。何もいらない。
フラフラと歩き、たか君はとても大きな教会にやってきた。ここでもうすぐ街の人によるクラシックコンサートがある。
椅子に腰をかけ、クラシックを聞きながら、天井付近にある壮大なステンドグラスを眺める。
たか君「なんてすごいステンドグラスなんだ。・・綺麗だ。そしてこのクラシック。最後にいいところに来た。もう思い残すことはない。この曲とともに逝こう。」
曲も終盤。
たか君「もう終わりだなぁ。未練はない。逝こうか。」
席を立つたか君の肩を後ろから男に掴まれた。男はその教会の牧師だった。
牧師「本当ですか?何かお忘れ物はございませんか?この世に未練があるでしょう。わかりますよ。知っています。あなたはボクサーですね。ボクシング諦めるのですか?」
たか君「いや、もういいんだ。何もかも忘れた。この拳ももう使うことはない。じゃあ行くよ。」
牧師はニコッと笑うと、たか君を殴りつけた。
たか君は腹を立て、牧師を殴り返した。
牧師「いたたた・・やはりボクサーですね。今でも気持ちのこもったパンチを出される。この気持ちこそ、あなたの気持ちでしょう。拳から伝わりました。まだボクシングをしたい!と。やればいいじゃないですか。その気持ちを私は応援しています。神のご加護がありますように。」
たか君は牧師の言葉に涙を流し、自らの醜態を憎み、前を向いた。たか君は牧師に一礼すると、勢いよく教会を飛び出した。
たか君は牧師の言葉を心に刻み、後ろは決して向かないと神に誓った。
今、新聞やテレビを騒がすボクシング界のニュースターたか君は、15戦無敗。次はタイトルをかけチャンピオンに挑戦も決まっていた。たか君は誰にも負ける気がしなかった。チャンピオンすらも余裕で倒せる。そう思っていた。
実況「決まったー!!チャンピオンのカウンター!マットに倒れこむ挑戦者!これは立ち上がれないー!!・・おっと、挑戦者、大丈夫でしょうか?動きません・・担架、担架です!そのまま担架に乗せられ病院へ送られるみたいです!」
全治一年半、下顎骨複雑骨折。
たか君は自分の強さに酔い、カウンターに倒され、アゴと自信、そして夢を打ち砕かれた。
たか君「もう何もない。俺には何もない。」
酒に明け暮れる毎日。フラフラと酒瓶を片手に外を歩く。
いつ死んでもいい。もうボクシングも捨てた。何も楽しくない。何もいらない。
フラフラと歩き、たか君はとても大きな教会にやってきた。ここでもうすぐ街の人によるクラシックコンサートがある。
椅子に腰をかけ、クラシックを聞きながら、天井付近にある壮大なステンドグラスを眺める。
たか君「なんてすごいステンドグラスなんだ。・・綺麗だ。そしてこのクラシック。最後にいいところに来た。もう思い残すことはない。この曲とともに逝こう。」
曲も終盤。
たか君「もう終わりだなぁ。未練はない。逝こうか。」
席を立つたか君の肩を後ろから男に掴まれた。男はその教会の牧師だった。
牧師「本当ですか?何かお忘れ物はございませんか?この世に未練があるでしょう。わかりますよ。知っています。あなたはボクサーですね。ボクシング諦めるのですか?」
たか君「いや、もういいんだ。何もかも忘れた。この拳ももう使うことはない。じゃあ行くよ。」
牧師はニコッと笑うと、たか君を殴りつけた。
たか君は腹を立て、牧師を殴り返した。
牧師「いたたた・・やはりボクサーですね。今でも気持ちのこもったパンチを出される。この気持ちこそ、あなたの気持ちでしょう。拳から伝わりました。まだボクシングをしたい!と。やればいいじゃないですか。その気持ちを私は応援しています。神のご加護がありますように。」
たか君は牧師の言葉に涙を流し、自らの醜態を憎み、前を向いた。たか君は牧師に一礼すると、勢いよく教会を飛び出した。
たか君は牧師の言葉を心に刻み、後ろは決して向かないと神に誓った。
「ええええええ!?」「3ブックマーク」
大きな病院で働くカメモル君が
患者さんの家族に「どうぞ!」と言うと
患者さんの家族は死んでしまった。
ええええええ!?そんな!?俺が悪いの?
カメモル君はびっくりした。
一体何があったのだろう?
患者さんの家族に「どうぞ!」と言うと
患者さんの家族は死んでしまった。
ええええええ!?そんな!?俺が悪いの?
カメモル君はびっくりした。
一体何があったのだろう?
14年09月11日 12:54
【ウミガメのスープ】 [下向]
【ウミガメのスープ】 [下向]
のろのろ進行すみません!
解説を見る
カメモル君は大きな病院の駐車場の前で車の出し入れの誘導を行う整備員だった。
カメモル君はお見舞い帰りの家族のていた車が駐車場から道路に出るときにきちんと右左を確認して「どうぞ!」と言ったが、
右から90キロ出した車が来ていることに気づいてなかった。この車、イマドキのハイブリッドで、音がしない車。更にヘッドライトが切れておりカメモル君は気付くことができなかったのだ。
そしてお見舞帰りの家族の車とぶつかり、患者さんの家族は死んでしまった。
悪いのは突っ込んできた車なのでカメモル君は逮捕されることはもちろんなかったが、仕事はクビになってしまった。
そ、そんなぁひどいよぅ……byカメモル
カメモル君はお見舞い帰りの家族のていた車が駐車場から道路に出るときにきちんと右左を確認して「どうぞ!」と言ったが、
右から90キロ出した車が来ていることに気づいてなかった。この車、イマドキのハイブリッドで、音がしない車。更にヘッドライトが切れておりカメモル君は気付くことができなかったのだ。
そしてお見舞帰りの家族の車とぶつかり、患者さんの家族は死んでしまった。
悪いのは突っ込んできた車なのでカメモル君は逮捕されることはもちろんなかったが、仕事はクビになってしまった。
そ、そんなぁひどいよぅ……byカメモル
「解雇されるいわれは毛頭ない」「3ブックマーク」
※この話は自分が『ルートノベル』に投稿しているものの番外編(宣伝などではない!)ですが、内容には一切繋がりはありませんので読まずとも解くうえで全く問題ありませんので安心してご参加ください。あと、初めに言っておきますがこの問題はだいぶネタ要素強めです。というかほとんどネタです。
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私の名前は#b#ジョセフ・鈴木#/b#。かの有名な探偵・ホー○ズの生まれ変わり(自称)である!
さて、今回私が手掛けた事件について諸君に推理してもらおう。
私の探偵事務所に訪ねてきた依頼人、桂さんのお話だ。
桂さんの勤めている土木会社の社長が#b#薄毛やハゲの社員を解雇する方針#/b#で進めているという。
驚くと同時に困った桂さん。実は名前の通り桂さん自身が薄毛を隠すためにカツラを着用しているのだ。
社長に理由を聞こうにも、しつこく聞いたら自身が疑われかねないため、私に相談をしにきたというわけだ。
こうして仕事を依頼された私は色々やって(詳しくは聞くな!)探偵であることを隠したまま、その社長と二人で話す機会を作った。
社長の乗っている車のこだわりやよく食べる好物の話などを聞いたあと、会社の利益が少なくなることを恐れているという話も聞いた。
#b#これで私は、なぜ社長が薄毛やハゲの社員を解雇しようとしているのかを察した。#/b#
そして、私は薄毛やハゲがいかに会社に必要かを説いてその考えを改めさせることが出来た。#/b#
それ以来、今では社長は薄毛やハゲの社員を解雇にするどころか大切にするようになったそうだ。
さて……一体私はどうやって社長の考えを見抜き、説得させたのだろう?
【参加テーマ(Not強制):ラテシンの姉妹サイト『ルートノベル』について述べるなんていかが?】
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私の名前は#b#ジョセフ・鈴木#/b#。かの有名な探偵・ホー○ズの生まれ変わり(自称)である!
さて、今回私が手掛けた事件について諸君に推理してもらおう。
私の探偵事務所に訪ねてきた依頼人、桂さんのお話だ。
桂さんの勤めている土木会社の社長が#b#薄毛やハゲの社員を解雇する方針#/b#で進めているという。
驚くと同時に困った桂さん。実は名前の通り桂さん自身が薄毛を隠すためにカツラを着用しているのだ。
社長に理由を聞こうにも、しつこく聞いたら自身が疑われかねないため、私に相談をしにきたというわけだ。
こうして仕事を依頼された私は色々やって(詳しくは聞くな!)探偵であることを隠したまま、その社長と二人で話す機会を作った。
社長の乗っている車のこだわりやよく食べる好物の話などを聞いたあと、会社の利益が少なくなることを恐れているという話も聞いた。
#b#これで私は、なぜ社長が薄毛やハゲの社員を解雇しようとしているのかを察した。#/b#
そして、私は薄毛やハゲがいかに会社に必要かを説いてその考えを改めさせることが出来た。#/b#
それ以来、今では社長は薄毛やハゲの社員を解雇にするどころか大切にするようになったそうだ。
さて……一体私はどうやって社長の考えを見抜き、説得させたのだろう?
【参加テーマ(Not強制):ラテシンの姉妹サイト『ルートノベル』について述べるなんていかが?】
15年06月29日 21:22
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
サブタイトル:自称ホー○ズの事件簿番外編~薄毛組合~
解説を見る
社長から話を聞くと、車のナンバープレートを縁起のいい7でそろえるこだわりがあることや、勝負事の前には勝つためにカツをよく食べるという。
どうやら社長はゲンを担ぐ性格のようだ。そして会社の利益が少なくなるのを恐れているという話……。
そう!社長は#red#『儲けがない』#/red#ことを恐れ、#red#『もう毛がない』#/red#薄毛やハゲの人を縁起が悪いとして解雇しようとしていたのだ!(んなアホな……。)
そこで私はこう言ってやったのさ。
鈴木「ところで社長さん。話は変わりますが、ハゲている人というのは会社という組織にとってはなくてはならない人だと私は思うのです。なにせ#red#『ハゲ増し』#/red#は#red#『励まし』#/red#につながり、#red#『ハゲ身』#/red#は他の社員の#red#『励み』#/red#に繋がる。それに社長の会社での土木作業、#red#『怪我ない(毛がない)』#/red#に越したことはないでしょう?」
あとはもう、驚くほど簡単だった。
社長「た、確かに!実はお恥ずかしいことに、私は薄毛やハゲの方を解雇する計画を立てていたのです。いやはや、あなたのおかげで間違っていることに気付けた!社員の皆には余計な不安をさせてしまった。頭を下げなければな……。」
鈴木「うん、社長さん……社員の方々が最初になにより聞きたい言葉は#red#『申し訳ない』#/red#という言葉ではありません。聞きたいのは無闇に社員を#red#『もう仕分けない』#/red#という言葉。安易な考え方でクビキリなんて金輪際しないと誓うことなのですよ。」
こうして私は無事に桂さん及び薄毛やハゲの社員の方々を救うことが出来たのだ。
しかし、社長も勘違いをしてはいけない。#b#言葉遊びというのは文字通りあくまで遊びである。詭弁や屁理屈に意味を持たせるための都合のいい道具などではないし、ましてやそれによってあるはずの無い説得力を信じ込むことほどくだらないことはない。#/b#
なんにせよ、こんな依頼は#red#もうたくさん#/red#だ。……ハゲていない私からすれば#red#毛沢山#/red#、なんてね……。
どうやら社長はゲンを担ぐ性格のようだ。そして会社の利益が少なくなるのを恐れているという話……。
そう!社長は#red#『儲けがない』#/red#ことを恐れ、#red#『もう毛がない』#/red#薄毛やハゲの人を縁起が悪いとして解雇しようとしていたのだ!(んなアホな……。)
そこで私はこう言ってやったのさ。
鈴木「ところで社長さん。話は変わりますが、ハゲている人というのは会社という組織にとってはなくてはならない人だと私は思うのです。なにせ#red#『ハゲ増し』#/red#は#red#『励まし』#/red#につながり、#red#『ハゲ身』#/red#は他の社員の#red#『励み』#/red#に繋がる。それに社長の会社での土木作業、#red#『怪我ない(毛がない)』#/red#に越したことはないでしょう?」
あとはもう、驚くほど簡単だった。
社長「た、確かに!実はお恥ずかしいことに、私は薄毛やハゲの方を解雇する計画を立てていたのです。いやはや、あなたのおかげで間違っていることに気付けた!社員の皆には余計な不安をさせてしまった。頭を下げなければな……。」
鈴木「うん、社長さん……社員の方々が最初になにより聞きたい言葉は#red#『申し訳ない』#/red#という言葉ではありません。聞きたいのは無闇に社員を#red#『もう仕分けない』#/red#という言葉。安易な考え方でクビキリなんて金輪際しないと誓うことなのですよ。」
こうして私は無事に桂さん及び薄毛やハゲの社員の方々を救うことが出来たのだ。
しかし、社長も勘違いをしてはいけない。#b#言葉遊びというのは文字通りあくまで遊びである。詭弁や屁理屈に意味を持たせるための都合のいい道具などではないし、ましてやそれによってあるはずの無い説得力を信じ込むことほどくだらないことはない。#/b#
なんにせよ、こんな依頼は#red#もうたくさん#/red#だ。……ハゲていない私からすれば#red#毛沢山#/red#、なんてね……。