「【要知識問題】『逆視』」「18ブックマーク」
男が自意識過剰に万能アピールしたので、
女は完全に右上に見えるランドルト環を指し、こう言った。
『じゃあ、あなたの場合はランドルト環が左下に見えるのでしょうね。』
これは一体どういう事だろうか?
女は完全に右上に見えるランドルト環を指し、こう言った。
『じゃあ、あなたの場合はランドルト環が左下に見えるのでしょうね。』
これは一体どういう事だろうか?
15年08月15日 23:47
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
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男『俺の辞書に不可能という文字はない。』
女は自身が所有している辞書を開き、
だいぶ終盤の、とあるページの冒頭(右上)を指差した。
そこには、【ランドルト環】という言葉の説明がなされている。
『あなたの辞書に【不可能】という文字がないのなら、
50音順による、その後の語彙は1つずつズレ込んで、
きっとこの【ランドルト環】も “前ページの最後の位置、
左下に表記されている” のでしょうね。』
女は自身が所有している辞書を開き、
だいぶ終盤の、とあるページの冒頭(右上)を指差した。
そこには、【ランドルト環】という言葉の説明がなされている。
『あなたの辞書に【不可能】という文字がないのなら、
50音順による、その後の語彙は1つずつズレ込んで、
きっとこの【ランドルト環】も “前ページの最後の位置、
左下に表記されている” のでしょうね。』
「無意味な石鹸」「17ブックマーク」
かっこいいと思い石鹸を手にいれた男は、
そのせいで風呂に入れなかった。
なぜ?
そのせいで風呂に入れなかった。
なぜ?
16年02月07日 23:17
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]
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ジョン「おっ、これかっこいいな」
#red#『石鹸』というタトゥーを 手に いれたジョン。#/red#
#b#銭湯に行ったけれども、#/b#
#b#タトゥーが目立つせいで断られてしまったという。#/b#
#red#『石鹸』というタトゥーを 手に いれたジョン。#/red#
#b#銭湯に行ったけれども、#/b#
#b#タトゥーが目立つせいで断られてしまったという。#/b#
「死を呼ぶアンケート」「17ブックマーク」
「アンケートにご協力いただきありがとうございました!」
女のアンケートに協力した男は、泣きながら死んでしまった。
一体何故だろう?
女のアンケートに協力した男は、泣きながら死んでしまった。
一体何故だろう?
12年11月01日 01:13
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]
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友人に裏切られ全財産を失い、荒れた暮らしで体を壊し不治の病に冒され、 ひとり寂しく死の床についている男がいた。
突然、目の前に美しい妖精が現れてこう言った。
「どんな願い事でも構いませんので、あなたがかなえたい事を3つ言ってください」
男は即答した。
「友情と財産と健康が欲しい!」
そして、感激し泣きながら男は続けて言った。
「本当にありがとう! もう何と言ってよいのか...」
妖精は答えた。
「いいえ、どういたしまして」
そしてさらに続けてこう言う。
「こちらこそ、アンケートに御協力いただきありがとうございました!」
※数秒後男は泣きながらショック死しました。
突然、目の前に美しい妖精が現れてこう言った。
「どんな願い事でも構いませんので、あなたがかなえたい事を3つ言ってください」
男は即答した。
「友情と財産と健康が欲しい!」
そして、感激し泣きながら男は続けて言った。
「本当にありがとう! もう何と言ってよいのか...」
妖精は答えた。
「いいえ、どういたしまして」
そしてさらに続けてこう言う。
「こちらこそ、アンケートに御協力いただきありがとうございました!」
※数秒後男は泣きながらショック死しました。
「セキ取りゲーム」「17ブックマーク」
カメオは小学一年生。ある日、近所に住む同学年のカメコが通り魔に刺殺された。
これを受けて、教育熱心なカメオの母親は小学校に電話をかけた。
我が子の事を考えてのことだが、カメオの母親は周囲から白い目で見られることになった。
一体何故だろう?
これを受けて、教育熱心なカメオの母親は小学校に電話をかけた。
我が子の事を考えてのことだが、カメオの母親は周囲から白い目で見られることになった。
一体何故だろう?
14年11月09日 11:06
【ウミガメのスープ】 [離学部生]
【ウミガメのスープ】 [離学部生]
初スープ。薄味かもしれませんが、お楽しみ下さい。
解説を見る
難関私立・スイヘイ小学校を受験したカメオとカメコ。
カメコは合格したが、カメオは落ちてしまった。
仕方なくカメオを市立小学校に行かせたカメオの母親だが、
ある日のニュースでスイヘイ小学校の児童が刺殺されたことを知り、
スイヘイ小学校の籍に一つ空きが生じたと考えた。
そして、スイヘイ小学校に電話をかけて、こう言った。
「貴校に欠員補充の予定は有りませんか?」
カメコは合格したが、カメオは落ちてしまった。
仕方なくカメオを市立小学校に行かせたカメオの母親だが、
ある日のニュースでスイヘイ小学校の児童が刺殺されたことを知り、
スイヘイ小学校の籍に一つ空きが生じたと考えた。
そして、スイヘイ小学校に電話をかけて、こう言った。
「貴校に欠員補充の予定は有りませんか?」
「NeverMore」「17ブックマーク」
ライナー「意識が遠くなっていく……」
#red#参加条件#/red#:熱い想いでライナーを励ましてください。解説に反映させます。
#red#参加条件#/red#:熱い想いでライナーを励ましてください。解説に反映させます。
17年09月24日 21:08
【亀夫君問題】 [オットセイ三世]
【亀夫君問題】 [オットセイ三世]
忘れないよ 大事なみんなと過ごした毎日
解説を見る
正解:
ライナーに謎を解く楽しさや、謎を通じて育んだ絆を思い出させる。
背景:
アルカーノの街を覆う白い霧。どこからともなく現れた怪しげな魔物が徘徊し、不思議な現象そのものが減っているのに関わらず、街の住民は疑問に思うことなく、奇妙なほど変わらぬ日常を送っていた。
そうした世界の異常に危機感を覚えたライナーたちは、その原因を調査していた。覆い隠された謎を見つけ出し、それを解明するなかで育んだ絆の力「ラテソナ」を駆使したライナーたちは、彼らに襲いかかる魔物を退けながら、徐々に事件の真相に迫っていった。
そして彼らは、つい事件の背後にいる一人の男を突き止め、ラテシンの館にて対峙する。
その正体は、ラテシンが閉鎖されることに絶望した人々の悲しみだった。
彼は、白い霧でアルカーノの街を覆い隠すことで、あらゆる謎を消滅させ、謎を通じて得た記憶そのものを葬りさろうとしたのだった。
アルカーノの街を救うため、強大な絶望に抗うライナーたち。しかし、予想もしていなかった真実にショックを受けた彼らは、一人、また一人と闇に飲み込まれていく。その中でたった一人抗っていたライナーだったが、ラテシンが失われる絶望に押しつぶされ、この悲しみを忘れたいと願ってしまったために、心の隙間に入り込まれ、とうとう闇に堕ちてしまった。
本編:
意識が遠くなっていく……
強大な相手を前に…ここで…力尽きるしかないのだろうか…
………
………?
誰かの…声が…聞こえる…
「ライナー君。君がこの街で育んだ絆は、そんなものだったのかい?」
うつ伏せに倒れるライナーの前から、とても懐かしい声がした。どうして、失踪したはずの先生がここにいるのだろう。動けないライナーを静かに見つめた謎の人物は、黙って扉に手をかけた。
その先からまばゆい光を放ちながら、ライナーに飛び込んできた声は…
天童 魔子「早く起きないとライナーが朝ご飯になるのですよー (°д°)」
まりむう「死ぬならいなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
キヨヒメ「ライナー!私はここよ!ほら、ここにいるわ……」
野生のキャベツ「ライナー歯ぁくいしばれぇぇぇええ!!」パァン!
風木守人「とりいそぎオットセイのシチューを作ったので一緒に食べませんか?」
あたりめ屋「ライナーッッッッッッ!!!!貴様ッッッッッ!!!ここで死ぬなどッッッ!!!絶ッッッッ対許さんッッッッ!!!!」
ノーネーム「立て!立つんだ!ジョ・・・じゃないライナー!」
低空飛行便「ライナー! シンディが毛生え薬持ってきてくれたよ!」
からす山「「気合い入れろおおぉぉぉぉ!!」
YOUSUN「生きろおおおおおおおおお」
神子「諦めないでよ…!」
しゃっくり2「ライナー!!お前は不滅だぁぁぁぁぁぁ!!」
………
………絆を真に深めた相手の心が力に変わる…
悲しみ「…なぜ戻ってきた。」
悲しみ「だが同じこと。人の総意が何度でもお前を奈落の底に引きずりこむ」
悲しみ「なぜ?なぜ前に進む?霧の中で謎を忘れて、望んだままの世界にひたるだけの方が幸せなはずなのに。」
ライナー「何が幸福か…決めるのはお前じゃない!」
悲しみ「ラテシンが失われてしまったら、お前は孤独なんだぞ」
ライナー「俺は…俺たちは…孤独なんかじゃない!」
真っ直ぐに悲しみを見つめ、確かな足取りで歩むライナー。彼の心は、謎を通じて築いた人々の絆で満ちている。闇に飲み込まれたアルカーノの仲間の想いがライナーを支え、最後の一歩を導いた。
カメオ「ライナー!出番だよ!」
ポトフ「頼りにしてますよ。ええ」
カメコ「大好きだよ!ライナー!」
ラテオ「ガツンと一発決めてくれ!」
シルビア「………(グッ)」
アガピト「信じてるぜ…ライナー!」
ラテナ「OK!世界はお前に託した!」
シンディ「任せたよ…相棒」
#big5#カッ!!#/big5#
ライナー#big5#「ラテソナ…!!」#/big5#
あたりをまばゆい光が包み込み、一瞬にして霧が晴らされた。
闇が消え去った後のアルカーノの街は、おとぎ話のように美しい世界だった。霧に覆われるずっとずっと前、この世界はこういう場所だったのだ。いたるところで謎が芽吹き、奇妙で、暖かく、背筋が凍ることもあるけれど、なによりも驚きと期待に満ちたこの世界を、みんな心から愛していた。本来あるべきアルカーノの街に、ようやく戻ることができたのだった。
エピローグ:
事件が全て終わったあと、ライナーはアルカーノの街を去ろうとしていた。電車に乗ろうとするライナーに、最後の別れを告げる住人たち。ただ、そこに、シンディの姿はなかった。
カメオ「じゃ、またね」
ラテオ「むこうでもがんばれよ」
ラテナ「なんかあったら、駆けつけるからな」
ポトフ「また会いましょう。ええ」
アガピト「ライナー、俺まってるから」
カメコ「じゃあね、ライナー」
シルビア「………またね」
ライナー「ああ、みんなも、元気で」
静かに動き出す電車。穏やかな笑みを湛えたポトフをのぞいて、ラテシンのメンバーがたまらず電車を追いかける。
シルビア「……こんど会うときまで、元気で!」
カメオ「ライナーは、ずっと俺の先生だから!」
アガピト「忘れんなよ!俺らのこと!」
カメコ「ライナー!愛してるー!」
ラテオ「俺ガンバッから!ライナーも、逃げんじゃねぇぞ!」
ラテナ「距離なんて関係ねぇ!離れても、仲間だかんなー!」
ライナー「忘れない…絶対に…」
駅を発ってしばらくしたあと、座席に腰掛けたライナーは、帽子を脇に置こうと手を伸ばして、違和感に気づいた。帽子の中に、小さく折りたたまれた手紙のようなものが入っている。訝しみながら手紙を開くと、そこには見慣れた流麗な筆跡で、何よりも味わい深い、ウミガメのスープがしたためられていた。同時刻、街を見下ろす丘の上で、帽子を目深に被った女性が小さく微笑む。わずか6行ほどの文章を読み終えたライナーは、目元を隠すように帽子を深く被り直した。
最後に、二人の旅の始まりを振り返って、彼らの旅立ちを見送るとしよう。手紙には、こう記してあった。
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
ラテシンは閉鎖されてしまうかもしれない。けれども、このサイトで育んだ絆や、生み出し、解き明かしてきた謎の数々は、決して失われるわけではないのだ。
もしも私たちが出会わなければ、こんなに辛い思いもせずに済んだかもしれない。けれど、私たちが出会ったからこそ、ラテシンで生まれた謎を通じて、日々の生活がほんの少し彩のあるものになったのではないだろうか。謎を楽しむ心がある限り、ラテシンで得た大切な思い出は色あせたりしない。
謎は、一人では生まれない。絆が生み出すものなのだから。
ライナーに謎を解く楽しさや、謎を通じて育んだ絆を思い出させる。
背景:
アルカーノの街を覆う白い霧。どこからともなく現れた怪しげな魔物が徘徊し、不思議な現象そのものが減っているのに関わらず、街の住民は疑問に思うことなく、奇妙なほど変わらぬ日常を送っていた。
そうした世界の異常に危機感を覚えたライナーたちは、その原因を調査していた。覆い隠された謎を見つけ出し、それを解明するなかで育んだ絆の力「ラテソナ」を駆使したライナーたちは、彼らに襲いかかる魔物を退けながら、徐々に事件の真相に迫っていった。
そして彼らは、つい事件の背後にいる一人の男を突き止め、ラテシンの館にて対峙する。
その正体は、ラテシンが閉鎖されることに絶望した人々の悲しみだった。
彼は、白い霧でアルカーノの街を覆い隠すことで、あらゆる謎を消滅させ、謎を通じて得た記憶そのものを葬りさろうとしたのだった。
アルカーノの街を救うため、強大な絶望に抗うライナーたち。しかし、予想もしていなかった真実にショックを受けた彼らは、一人、また一人と闇に飲み込まれていく。その中でたった一人抗っていたライナーだったが、ラテシンが失われる絶望に押しつぶされ、この悲しみを忘れたいと願ってしまったために、心の隙間に入り込まれ、とうとう闇に堕ちてしまった。
本編:
意識が遠くなっていく……
強大な相手を前に…ここで…力尽きるしかないのだろうか…
………
………?
誰かの…声が…聞こえる…
「ライナー君。君がこの街で育んだ絆は、そんなものだったのかい?」
うつ伏せに倒れるライナーの前から、とても懐かしい声がした。どうして、失踪したはずの先生がここにいるのだろう。動けないライナーを静かに見つめた謎の人物は、黙って扉に手をかけた。
その先からまばゆい光を放ちながら、ライナーに飛び込んできた声は…
天童 魔子「早く起きないとライナーが朝ご飯になるのですよー (°д°)」
まりむう「死ぬならいなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
キヨヒメ「ライナー!私はここよ!ほら、ここにいるわ……」
野生のキャベツ「ライナー歯ぁくいしばれぇぇぇええ!!」パァン!
風木守人「とりいそぎオットセイのシチューを作ったので一緒に食べませんか?」
あたりめ屋「ライナーッッッッッッ!!!!貴様ッッッッッ!!!ここで死ぬなどッッッ!!!絶ッッッッ対許さんッッッッ!!!!」
ノーネーム「立て!立つんだ!ジョ・・・じゃないライナー!」
低空飛行便「ライナー! シンディが毛生え薬持ってきてくれたよ!」
からす山「「気合い入れろおおぉぉぉぉ!!」
YOUSUN「生きろおおおおおおおおお」
神子「諦めないでよ…!」
しゃっくり2「ライナー!!お前は不滅だぁぁぁぁぁぁ!!」
………
………絆を真に深めた相手の心が力に変わる…
悲しみ「…なぜ戻ってきた。」
悲しみ「だが同じこと。人の総意が何度でもお前を奈落の底に引きずりこむ」
悲しみ「なぜ?なぜ前に進む?霧の中で謎を忘れて、望んだままの世界にひたるだけの方が幸せなはずなのに。」
ライナー「何が幸福か…決めるのはお前じゃない!」
悲しみ「ラテシンが失われてしまったら、お前は孤独なんだぞ」
ライナー「俺は…俺たちは…孤独なんかじゃない!」
真っ直ぐに悲しみを見つめ、確かな足取りで歩むライナー。彼の心は、謎を通じて築いた人々の絆で満ちている。闇に飲み込まれたアルカーノの仲間の想いがライナーを支え、最後の一歩を導いた。
カメオ「ライナー!出番だよ!」
ポトフ「頼りにしてますよ。ええ」
カメコ「大好きだよ!ライナー!」
ラテオ「ガツンと一発決めてくれ!」
シルビア「………(グッ)」
アガピト「信じてるぜ…ライナー!」
ラテナ「OK!世界はお前に託した!」
シンディ「任せたよ…相棒」
#big5#カッ!!#/big5#
ライナー#big5#「ラテソナ…!!」#/big5#
あたりをまばゆい光が包み込み、一瞬にして霧が晴らされた。
闇が消え去った後のアルカーノの街は、おとぎ話のように美しい世界だった。霧に覆われるずっとずっと前、この世界はこういう場所だったのだ。いたるところで謎が芽吹き、奇妙で、暖かく、背筋が凍ることもあるけれど、なによりも驚きと期待に満ちたこの世界を、みんな心から愛していた。本来あるべきアルカーノの街に、ようやく戻ることができたのだった。
エピローグ:
事件が全て終わったあと、ライナーはアルカーノの街を去ろうとしていた。電車に乗ろうとするライナーに、最後の別れを告げる住人たち。ただ、そこに、シンディの姿はなかった。
カメオ「じゃ、またね」
ラテオ「むこうでもがんばれよ」
ラテナ「なんかあったら、駆けつけるからな」
ポトフ「また会いましょう。ええ」
アガピト「ライナー、俺まってるから」
カメコ「じゃあね、ライナー」
シルビア「………またね」
ライナー「ああ、みんなも、元気で」
静かに動き出す電車。穏やかな笑みを湛えたポトフをのぞいて、ラテシンのメンバーがたまらず電車を追いかける。
シルビア「……こんど会うときまで、元気で!」
カメオ「ライナーは、ずっと俺の先生だから!」
アガピト「忘れんなよ!俺らのこと!」
カメコ「ライナー!愛してるー!」
ラテオ「俺ガンバッから!ライナーも、逃げんじゃねぇぞ!」
ラテナ「距離なんて関係ねぇ!離れても、仲間だかんなー!」
ライナー「忘れない…絶対に…」
駅を発ってしばらくしたあと、座席に腰掛けたライナーは、帽子を脇に置こうと手を伸ばして、違和感に気づいた。帽子の中に、小さく折りたたまれた手紙のようなものが入っている。訝しみながら手紙を開くと、そこには見慣れた流麗な筆跡で、何よりも味わい深い、ウミガメのスープがしたためられていた。同時刻、街を見下ろす丘の上で、帽子を目深に被った女性が小さく微笑む。わずか6行ほどの文章を読み終えたライナーは、目元を隠すように帽子を深く被り直した。
最後に、二人の旅の始まりを振り返って、彼らの旅立ちを見送るとしよう。手紙には、こう記してあった。
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
ラテシンは閉鎖されてしまうかもしれない。けれども、このサイトで育んだ絆や、生み出し、解き明かしてきた謎の数々は、決して失われるわけではないのだ。
もしも私たちが出会わなければ、こんなに辛い思いもせずに済んだかもしれない。けれど、私たちが出会ったからこそ、ラテシンで生まれた謎を通じて、日々の生活がほんの少し彩のあるものになったのではないだろうか。謎を楽しむ心がある限り、ラテシンで得た大切な思い出は色あせたりしない。
謎は、一人では生まれない。絆が生み出すものなのだから。