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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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あゝ無情「3ブックマーク」
「バカヤロー!!」と怒鳴り散らした男は、
完成したばかりの自分の作品を全てゴミ箱に突っ込んだ。

何故だろうか?
15年05月02日 21:33
【ウミガメのスープ】 [ユーヴェイル]

もう一問!薄めのスープかもです…




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12月上旬のある日。
「よし、これで終わりだ!」
男は年賀状に筆を入れ終わると、安堵のため息をついた。

男の前には300枚近い年賀状の山。
律儀な男はいつも手書きの年賀状にこだわっており、
今年もようやく全ての年賀状を完成させたのだった。

ところが、そんな男の元に一本の電話が届く。
―『父親が亡くなった』
元々男は父親と折り合いが悪かったため、
別に父親が死んだ事に関してはどうとも思わなかった。

だが、電話を切った男は年賀状の山を見て
あることに気が付く。

#b#「喪中はがき出さなきゃいけねーじゃねえか!!!」#/b#

律儀な男は素知らぬ顔で年賀状を出すわけにもいかず、
「こんなタイミングで死にやがって!親父のバカヤロー!!」
と怒鳴り散らしながら、完成したばかりの年賀状の山を
全てゴミ箱に突っ込んだのだった。

【まとめ】
・「自分の作品」=「年賀状」。
・男が年賀状を全て捨てた理由は、
 「肉親の訃報を知って喪中はがきを出さなくてはいけない
 =年賀状を出せないことに気が付いた」ため。
また会えるね「3ブックマーク」
もうすぐ祖父母に会えると聞かされたコウイチは、
毎朝一番に、片手を頭上高く挙げる動作をするようになった。
何故だろう?
15年08月08日 02:34
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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「お母さん、お盆ってなあに?」
八月上旬のある日、小学校四年生のコウイチは尋ねた。

「#red#お盆にはね、おじいちゃんとおばあちゃんが帰ってきてくれる#/red#んだよ」
お母さんは丁寧に答えてあげた。

「え、でも、おじいちゃんもおばあちゃんも、死んじゃったよ」
「亡くなった人にまた会えるのがお盆なんだ」
「ゆ、#red#幽霊#/red#ってこと?」
あはは、とお母さんは笑った。
「そうかもね」


それ以来、コウイチは幽霊が怖くてなかなか寝付けなくなった。
特に、真っ暗にしたら目が冴えてしまう。
いつもは紐を三回引っ張って灯りを完全に消していたのだが、引く回数を二回にし、#red#豆電球だけは点けておくことにした#/red#。

当然、#red#朝起きた時に豆電球を消すために紐に片手を伸ばす#/red#ことになる。


しかし、毎晩タオルケットの中で震えながらも、優しかったおじいちゃんとおばあちゃんにまた会えるのがどこか楽しみでもあるコウイチなのであった。



#big5#【解説】#/big5#
#b#お盆には死んだ祖父母が帰ってくると聞かされたコウイチ。#/b#
#b#幽霊が怖くなり、寝る時に豆電球だけは点けておくことにした。#/b#
#b#そのため、起床後すぐに、豆電球を消すために紐に片手を伸ばすようになった。#/b#
冥府より来たる「3ブックマーク」
誰かが私の名を呼んでいる。

神経痛で痛む体、弱った足を引きずって扉を開ける。

#red#そこには黒い服を着た人影があり、私の目を覗き込むと、あの世からの使者を名乗った。#/red#

私は小さくうなずく。彼が遠からず私の元へやって来ることはわかっていたのだから……。

悲しげにも見える表情で、人影は私にゆっくりと手を差し伸べた。
私はそれに応じて、やっとのことで言葉を絞り出した。



――結局、その人影は私に指一本触れないまま姿を消した。
あたりは何事もなかったかのように静かで、いつも通りだ。

私は足を引きずって家に戻る。今度また、別のあの世からの使者が来ればよいのに、と思いながら。


この場所でなにが起こったのか、状況を説明してください。
16年07月03日 19:36
【ウミガメのスープ】 [ゴトーレーベル]

暑い夏にオカルト風味の31問目。




解説を見る
「#b#もしもし、俺だよ。会社の金を落っことしてしまってさ……#/b#
#b#母さん、すまないけど、300万貸してくれないかな。これから人をやるから、その人に渡して」#/b#
1時間ほど前にそんな電話が来た。

#red#しかし、私の一人息子はもう遠い昔に死んでしまっている。#/red#偽者であることは明らかだった。
私は警察に電話をかけた。

しばらくしてやってきた男は、息子からの使いを――#red#死んでしまっているとは知らず#/red#――名乗る。
続いて「息子さんにお届けするものをお預かりします」と言って手を差し出した。
私は物陰に隠れた警官に合図の声を発した。

逮捕劇が終わって皆が引き揚げた後、私は自由の利かなくなった体を引きずって家に戻りながら、亡き息子や夫を思い出す。
#b#そして思う。この世にはもうなんの未練もない、本当のお迎えであれば拒みなどしないのに、と。#/b#


※イラスト素材提供:http://www.silhouette-ac.com/
【狙撃手達の饗宴『AIR RIDE』】「3ブックマーク」
プロローグ〜(問題文並びにルール要約は下にあるので、興味無い方は──問題文──まで、スキップ推奨。プロローグに、今回の謎解きに関しての要素は一切ない事を保証致します〜作者より〜)

はじめまして、いや、それとも久しぶりかな?

私の名前はカーモメラ・テランシィ

某国にて狙撃兵を務めている者だ

今宵もまた君達の素晴らしい狙撃能力をみせて欲しくてやって来たのさ

今回もまた、問題を用意した

【私の方で想定している正解は4つある】

【4つの内のどれか一つの正解を導きだしてくれたまえ】

しかし、条件がある
【私は君達からの質問に一度たりとも回答をしないし、二度目以降の解答にも答えるつもりはない】

一発。たった一発の解答で答えを撃ち抜いて欲しい。

狙撃の合図は【21時15分にヒント欄に現れる『fire!!』の文字だ】

そこから【『撃ち方止め!』の合図がでる2~3分の間に君の導き出した答えを撃ち込んでくれたまえ】



ああ、それと誰も書き込まなかった場合ヒントが出せないということは学習させてもらった。

【誰か一人先着1名にだけ、問題と関係ない発言をお願いしたい】頼めるかな?


ではそろそろ問題に移ろうか

タイトルは『ある旅客機での出来事』だ。グッドラック



#big5#──問題文──#/big5#

#big5#ある航空中の旅客機での出来事#/big5#

#big5#コクピットに銃を持った男がやって来て、機長に向かって#/big5#
#big5#『予定していた通りのコースで飛べ』と言った#/big5#

#big5#いったい、何故だろうか?#/big5#


#big5#〜ルール要約〜#/big5#

・問題に対する#red#質問は出来ません#/red#(されても答えません。悪しからず)

また、解答権は1人1回のみです(2回目、及び誤字脱字以外の編集解答には答えません。こちらも、重ねてご了承下さい。一応、解答確認後、直ぐに一度『弾丸は放たれた』と書き編集不可の状態にするつもりではありますが……)

皆様#b#個人個人の水平思考をフル回転#/b#させて、見事1回の解答で正解を撃ち抜いて下さい。

【解答は4つ用意しておりますが、どれか1つに正解すれば構いません】

・解答は21時15分にヒント欄にて#big5#『fire!』#/big5#と書かれてからのおおよそ2~3分間に行って下さい(解答の足並みを揃えて、なるべく他の方の解答をヒントに答えが出ない様にする為です。ご協力下さい)

・上の理由から【雑談チャットでの問題の相談もお控えください】


・終了の際にはヒント欄にて#big5#『撃ち方止め!』#/big5#と書きます。そこから私がページリロードを行って反映された解答までを有効とします


※ヒント欄を出すために先着1名様にだけ【問題文に関係ない質問をお願いしたく思います】(もしもの場合はこちらでなんとかします)
16年03月31日 21:00
【新・形式】 [かもめの水平さん]



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ターゲット一覧
【A】
機長は【銃を持った男の仲間の一人であり】

『予定していた通りのコースで飛べ』とは

【ハイジャックが成功した際に飛ぶコースの事を指しているのである】

#b#【機長が共犯であり『予定コース=犯罪者の予定するコース』である場合】#/b#

【B】
銃を持った男=ハイジャック犯達の目的は【乗客達の金品であり】

飛行機が【コースを逸れると管制塔に事件性を察知される為、飛行機から逃亡するギリギリまで、異常が無いように見せたかったのだ】

#b#【自分達の犯罪行為がギリギリまで露見したくなかった場合】#/b#


【C】

銃を持った男はテロリスト犯であり、目的は【今この飛行機が向かっている空港】

そこきているであろうターゲットに突撃させる事が目的だったのだが、直前で察知されて軌道を変えられては失敗するのでこうして脅しに来たのである

#b#【目標が元々の進行方向にあった場合『亡命等の理由もこれに含まれる』】#/b#


【D】

銃を持った男は【乗客の子供】

【モデルガンでハイジャックごっこをして遊んでいたのだが、勿論何か要求があるわけでも無い】

困った子供は『と、とりあえず予定通り飛べ! ……お、落ちないように飛んでよね?』と言ったのである。

可愛いものである

#b#【銃を持った男が乗客である場合『軍によるチャーターで銃を持った男=軍人の場合もこれに含まれる』】#/b#



――――――――――――――――――――――――
いかがだったかな?

君の解答は問題の核を貫く事が出来ただろうか?


まあ、勿論#b#正解しなくてもいいのさ#/b#

自分一人の手で#red#【問題の可能性を推測して推理を積み立てていく感覚】#/red#はいかがだったろうか?


それを味わって貰えたなら。来ていただけた甲斐があったというものさ


また会うことがあるかもしれない。出来れば、それが戦場でない事を祈っているよ

【トレンド男の右手はグー】「3ブックマーク」
相手がわからないまま首を傾げて中に入った女は、
流行のファッションに身を包んだ現代風の男の左目が右目より小さかったので、
古風だなと思い頷いた。

一体どういう事だろう?

15年10月26日 09:12
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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入り口上方の横書き看板を見ても一体何の店か理解出来ないまま入店した女。

『いらっしゃい。
 今みてるお客さんが終わり次第占いますから、
 そこのソファーに掛けてお待ちください。』

奥の方で先客の掌を見つめていた店主の男が右手にルーペを持った状態のまま顔を上げて女に声を掛けたので、
女には店主の右目がやたら大きく見えた。

『あっ……… もしかして、手相占いのお店なんですか?
 す、すみません……… 何のお店かなって思って、初めて入ってみたんです………』

『ああ、看板が読めなくて入ってくるお客さんも多いからね。
 どう? せっかくだし、占っていきませんか?』



入店する前に見上げた【相手】と書かれた看板。
一体何の相手? 相手が何? と首を傾げながら興味本意で入店してみた女は、
店主との対面で初めて

【右から左に読むタイプの看板だったんだ、古風だな…】

と思い理解し、
入店してしまった手前、占い料もそんなに高くなかったので
せっかくだからと手相をみてもらう事にした。