動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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ここは安楽椅子探偵事務所。探偵とビルの看板には書いているが、深夜0時のテレビに入って調査したり、記憶喪失の探偵のように居候している探偵事務所の外に行って様々な人たちに話を聞くといったことはしない。
#red#「依頼人と会話する」#/red#だけで依頼を解決する。それがこの事務所の業務内容だ。
たとえ西日がまぶしくてもこの安楽椅子からは立ち上がってはいけない。それでは私に代わって依頼人と会話し依頼を解決してやってくれ。
今回の依頼人は虹村 七海(にじむら ななみ)(23)。大学生らしいぞ。依頼内容は以下の通りだ。

――――――――――――――――――――――――――

一週間ほど前に小学校の同窓会がありまして、その中で「七不思議」の話になったんです。
私の通っていた小学校は歴史あるところだったので、七不思議はどれも古臭く、ありきたりなものでした。
その内容はというと、「深夜にピアノを弾く花子さん」「その下で告白したら必ず成功する伝説の木」「あるはずがない6年5組教室」「過去へと飛べる渡り廊下」「丑の刻に始まる合唱会」「陽気に笑うベートーベン」


そして… #red#「夜中に髪が伸びる黒髪の日本人形」#/red#

それは夜中に美術室にある「黒髪の日本人形」の髪の毛が伸びるという、ありがちなものでした。

酔った勢いで盛り上がっていた私と友人たちは、「夜中に髪が伸びる黒髪の日本人形」の話が本当かどうか突き止めることにしました。
#b#同窓会の次の朝、けだるい体を動かして僕たちは学校へ行き黒髪の日本人形を撮影し、そしてその日の夜にもう一度小学校へ訪れ、また黒髪の日本人形を撮影しました。#/b#

そしてすぐに二つの写真を比較してみた所…#b#伸びていたんです、黒髪の日本人形の髪の毛が。#/b#

僕たちは怖くなってその場から逃げだし、その日はすぐに解散することになりました。

僕や友達以外にこのことを知っている人は居ないし、僕たちはずっと一緒にいたので仲間の誰かが黒髪の日本人形を入れ替えたという事もあり得ません。


お願いします。この不可思議な現象の真実を暴いてください。
14年11月23日 08:16
【亀夫君問題】 [耳たぶ犬]



解説を見る
どうもどうも、虹村が6年の時の担任、今は教頭兼美術部顧問の菅山と申します。

日本人形?そんなものはもうこの学校には置いてないですよ。
今この学校にある日本人形の見た目をしたものといえば、#b#私が製作途中の「黒髪の日本人形」という油絵だけ#/b#ですね。
油絵は何度も重ね塗りする必要があり、乾くまで一日程度置いておく必要があるのです。なので、私はいつも昼間に「黒髪の日本人形」を塗っているのです。(見た目はすでに完成しているように見えますがね。)

だから朝と夜で「黒髪の日本人形」の髪の長さが違うのは当たり前っちゃあ当たり前ですな!はっはっは!
記憶喪失「3ブックマーク」
クラス全員 突然カメオの記憶が途絶えた。

一体何故?
15年09月17日 17:36
【ウミガメのスープ】 []



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夏休みの日記の音読発表中、途中までしか書いていない事を忘れていたカメオ
いくら思い出そうとしてもカメオの記憶はそこで途絶え……

発表を聞いていたクラスメートも、
カメオが夏休みどのように過ごしていたかの記憶が途中で途絶えた。
壺を愛でる男「3ブックマーク」

の右にある壺が割れ左にある壺が割れた

男は次に割れる壺はこれだと確信した

何故?

【参加テーマ・おい…邪魔するなって…おい! (γ・^)壺いりませんか?お安くするでチュよ~】
15年04月15日 19:40
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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は新しく手にいれた壺を運んでいる

飾られている壺と壺の間を通った瞬間 右側の窓から一発の弾丸が飛び込んできた!

恐るべき威力を持った弾丸は壺を貫き男を貫き更にその延長上にあった壺をも貫いた

左右の壺が砕ける様を見た男は つい手放してしまった壺が固い床に落ちるのを見た………
あゝ無情「3ブックマーク」
「バカヤロー!!」と怒鳴り散らした男は、
完成したばかりの自分の作品を全てゴミ箱に突っ込んだ。

何故だろうか?
15年05月02日 21:33
【ウミガメのスープ】 [ユーヴェイル]

もう一問!薄めのスープかもです…




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12月上旬のある日。
「よし、これで終わりだ!」
男は年賀状に筆を入れ終わると、安堵のため息をついた。

男の前には300枚近い年賀状の山。
律儀な男はいつも手書きの年賀状にこだわっており、
今年もようやく全ての年賀状を完成させたのだった。

ところが、そんな男の元に一本の電話が届く。
―『父親が亡くなった』
元々男は父親と折り合いが悪かったため、
別に父親が死んだ事に関してはどうとも思わなかった。

だが、電話を切った男は年賀状の山を見て
あることに気が付く。

#b#「喪中はがき出さなきゃいけねーじゃねえか!!!」#/b#

律儀な男は素知らぬ顔で年賀状を出すわけにもいかず、
「こんなタイミングで死にやがって!親父のバカヤロー!!」
と怒鳴り散らしながら、完成したばかりの年賀状の山を
全てゴミ箱に突っ込んだのだった。

【まとめ】
・「自分の作品」=「年賀状」。
・男が年賀状を全て捨てた理由は、
 「肉親の訃報を知って喪中はがきを出さなくてはいけない
 =年賀状を出せないことに気が付いた」ため。
また会えるね「3ブックマーク」
もうすぐ祖父母に会えると聞かされたコウイチは、
毎朝一番に、片手を頭上高く挙げる動作をするようになった。
何故だろう?
15年08月08日 02:34
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



解説を見る
「お母さん、お盆ってなあに?」
八月上旬のある日、小学校四年生のコウイチは尋ねた。

「#red#お盆にはね、おじいちゃんとおばあちゃんが帰ってきてくれる#/red#んだよ」
お母さんは丁寧に答えてあげた。

「え、でも、おじいちゃんもおばあちゃんも、死んじゃったよ」
「亡くなった人にまた会えるのがお盆なんだ」
「ゆ、#red#幽霊#/red#ってこと?」
あはは、とお母さんは笑った。
「そうかもね」


それ以来、コウイチは幽霊が怖くてなかなか寝付けなくなった。
特に、真っ暗にしたら目が冴えてしまう。
いつもは紐を三回引っ張って灯りを完全に消していたのだが、引く回数を二回にし、#red#豆電球だけは点けておくことにした#/red#。

当然、#red#朝起きた時に豆電球を消すために紐に片手を伸ばす#/red#ことになる。


しかし、毎晩タオルケットの中で震えながらも、優しかったおじいちゃんとおばあちゃんにまた会えるのがどこか楽しみでもあるコウイチなのであった。



#big5#【解説】#/big5#
#b#お盆には死んだ祖父母が帰ってくると聞かされたコウイチ。#/b#
#b#幽霊が怖くなり、寝る時に豆電球だけは点けておくことにした。#/b#
#b#そのため、起床後すぐに、豆電球を消すために紐に片手を伸ばすようになった。#/b#