動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

明日も全国的に冷え込むでしょう「3ブックマーク」
天気予報を見終わり、ソファに座りながらテレビのチャンネルを変えた男は、
省エネを心がけていた事を後悔した。

何故?
16年01月13日 10:16
【ウミガメのスープ】 [苔色]



解説を見る
おっと今夜から氷点下の予報か。道理で寒いはずだ。
省エネでエアコンの設定温度は20℃にしてあるが、
こう寒いと部屋はなかなか温まらない。

そういえばうちで飼っているチワワの姿が見えないな。
寒いからベットの中にでも引きこもってるのか……
思いつつ、チャンネルを変えながらソファに腰を下ろす。

めきっ

ソファカバーの下から嫌な音がした。

【一行解説】
部屋が寒いのでソファカバーの下に潜り込んでいたチワワの上に座ってしまったため。
会うと死ぬ「3ブックマーク」
最近周りの人々から、やたらと「#b#あなたにそっくりな人を見た!#/b#」「#b#一体どういう関係なの?#/b#」と聞かれるようになった。
私には双子どころか兄弟なんていないのに、なぜだろう。
16年01月10日 20:27
【ウミガメのスープ】 [大和守]



解説を見る
優一と出会ったのは、もう十年も前の話だ。小説家という夢を追う彼と、少女のような私は、身を寄せ合って暮らしていた。いつもお金がなくて、遠くに出かけることもプレゼントをくれることもなかった。けれど、彼が子供のように小説のアイデアを語るのを聞いているだけで、幸せだった。
いつ頃からか、私が会社で認められるようになって、仕事にやりがいを感じていくにつれて、ボロアパートで私を待っている優一の話を聞くのが苦痛になった。友人が結婚して幸せになっていくにつれて、情けなく微笑む優一に生活費を渡すことが、辛くなった。「次こそきっと入賞するから」「今書いているのには自信があるんだ」そう笑う彼に、「いい加減現実を見て」と叫んで、家を飛び出した。
そうして三年、彼の書いた作品が、茶川賞を受賞したと聞いても、喜ぶことはおろか、読む気にもなれずにいた。しかし、作品がドラマ化されてからというもの、周りから「あなたにそっくりな人を見た!」「一体どういう関係なの?」と聞かれるようになった。ヒロインの”マキコ”の設定が、とにかく私にそっくりなのだという。
私は震える手で、小説を手に取った。

——美香子に捧ぐ。

そこから先は字が滲んでしまって読めなくなった。夢を追う彼を愛したはずなのに、夢半ばで彼を捨てた私を、優一は憎んでいなかった。「いつか美香子のために本を書くよ」そう目を輝かせていた彼を思い出す。もうあの頃には決して戻れない。それでも、しまいこんでいた思い出が美しく蘇り、昇華されていくのを感じた。強く強く、抱きしめた。あの頃の幼い自分と彼の、結晶を。

#b#要約#/b#:自分をモデルとした小説がドラマ化されたから。
非現実的な現実「3ブックマーク」
女は殺人を犯したが、その後無意味だった事を知った。
いったいなぜ?
15年09月25日 13:04
【ウミガメのスープ】 [灰音]



解説を見る
「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰なのかしら?」

「それはあなた、王妃様です。」

「ホッホッホッホ………」

〜〜〜〜〜〜〜〜

「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰なのかしら?」

「それはあなた、王妃様………でしたが今は彼女、白雪姫です。」

「なっ、なんですって!?」

王妃は毒りんごを使って白雪姫を殺害する事に成功した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰なのかしら?」

「それはもちろん………







死んだ白雪姫です。」



「え……………?」


白雪姫は死してなお、世界一の美しさを王妃に譲ることはなかった。
ビギナーズラック「3ブックマーク」
二人の男A,Bが大金をかけてチェスで勝負した。
Aは中級者で、Bはルールもおぼつかないド素人。
大金を手にしたのはBだった。
いったいなぜ?
15年09月24日 16:33
【ウミガメのスープ】 [karnel]



解説を見る
Bは試合の前にこんな話を持ちかけた。
「ルールとかよく分かんないにからさ、本とか携帯とか使って、調べながらやっていい?」
Aはハンデとしてそれを了解した。そんなことで負けるはずがないと考えたのだ。
対局が始まると、Aはあらかじめスマホでダウンロードしていたチェスのアプリを起動し、コンピューターの強さを最強に設定した。
スマホ上ではAの打ち方をそっくり真似して勝負する。そして実際のチェス盤ではコンピューターの打ち方をそっくり真似して勝負する。
コンピュータにはぼろ負けだったが、BはAに圧勝した。
殺人鬼「3ブックマーク」
ある男は、殺人鬼の罪が少しでも軽くなるように尽力した。
しかし、その男も殺人鬼も死んでしまった。
15年09月23日 18:39
【ウミガメのスープ】 [karnel]



解説を見る
ある男は、妻と二人の子供を養っていた。
しかし、彼が仕事に言っている間、殺人鬼によって妻も子供も殺されてしまった。
彼はあらゆる手段を使って、殺人鬼の罪が軽くなるように働きかけた。実際、かなり早めに殺人鬼は出所した。
その後、彼は復讐として殺人鬼を殺した後、自ら命を絶った。