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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

会うと死ぬ「3ブックマーク」
最近周りの人々から、やたらと「#b#あなたにそっくりな人を見た!#/b#」「#b#一体どういう関係なの?#/b#」と聞かれるようになった。
私には双子どころか兄弟なんていないのに、なぜだろう。
16年01月10日 20:27
【ウミガメのスープ】 [大和守]



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優一と出会ったのは、もう十年も前の話だ。小説家という夢を追う彼と、少女のような私は、身を寄せ合って暮らしていた。いつもお金がなくて、遠くに出かけることもプレゼントをくれることもなかった。けれど、彼が子供のように小説のアイデアを語るのを聞いているだけで、幸せだった。
いつ頃からか、私が会社で認められるようになって、仕事にやりがいを感じていくにつれて、ボロアパートで私を待っている優一の話を聞くのが苦痛になった。友人が結婚して幸せになっていくにつれて、情けなく微笑む優一に生活費を渡すことが、辛くなった。「次こそきっと入賞するから」「今書いているのには自信があるんだ」そう笑う彼に、「いい加減現実を見て」と叫んで、家を飛び出した。
そうして三年、彼の書いた作品が、茶川賞を受賞したと聞いても、喜ぶことはおろか、読む気にもなれずにいた。しかし、作品がドラマ化されてからというもの、周りから「あなたにそっくりな人を見た!」「一体どういう関係なの?」と聞かれるようになった。ヒロインの”マキコ”の設定が、とにかく私にそっくりなのだという。
私は震える手で、小説を手に取った。

——美香子に捧ぐ。

そこから先は字が滲んでしまって読めなくなった。夢を追う彼を愛したはずなのに、夢半ばで彼を捨てた私を、優一は憎んでいなかった。「いつか美香子のために本を書くよ」そう目を輝かせていた彼を思い出す。もうあの頃には決して戻れない。それでも、しまいこんでいた思い出が美しく蘇り、昇華されていくのを感じた。強く強く、抱きしめた。あの頃の幼い自分と彼の、結晶を。

#b#要約#/b#:自分をモデルとした小説がドラマ化されたから。
非現実的な現実「3ブックマーク」
女は殺人を犯したが、その後無意味だった事を知った。
いったいなぜ?
15年09月25日 13:04
【ウミガメのスープ】 [灰音]



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「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰なのかしら?」

「それはあなた、王妃様です。」

「ホッホッホッホ………」

〜〜〜〜〜〜〜〜

「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰なのかしら?」

「それはあなた、王妃様………でしたが今は彼女、白雪姫です。」

「なっ、なんですって!?」

王妃は毒りんごを使って白雪姫を殺害する事に成功した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰なのかしら?」

「それはもちろん………







死んだ白雪姫です。」



「え……………?」


白雪姫は死してなお、世界一の美しさを王妃に譲ることはなかった。
ビギナーズラック「3ブックマーク」
二人の男A,Bが大金をかけてチェスで勝負した。
Aは中級者で、Bはルールもおぼつかないド素人。
大金を手にしたのはBだった。
いったいなぜ?
15年09月24日 16:33
【ウミガメのスープ】 [karnel]



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Bは試合の前にこんな話を持ちかけた。
「ルールとかよく分かんないにからさ、本とか携帯とか使って、調べながらやっていい?」
Aはハンデとしてそれを了解した。そんなことで負けるはずがないと考えたのだ。
対局が始まると、Aはあらかじめスマホでダウンロードしていたチェスのアプリを起動し、コンピューターの強さを最強に設定した。
スマホ上ではAの打ち方をそっくり真似して勝負する。そして実際のチェス盤ではコンピューターの打ち方をそっくり真似して勝負する。
コンピュータにはぼろ負けだったが、BはAに圧勝した。
殺人鬼「3ブックマーク」
ある男は、殺人鬼の罪が少しでも軽くなるように尽力した。
しかし、その男も殺人鬼も死んでしまった。
15年09月23日 18:39
【ウミガメのスープ】 [karnel]



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ある男は、妻と二人の子供を養っていた。
しかし、彼が仕事に言っている間、殺人鬼によって妻も子供も殺されてしまった。
彼はあらゆる手段を使って、殺人鬼の罪が軽くなるように働きかけた。実際、かなり早めに殺人鬼は出所した。
その後、彼は復讐として殺人鬼を殺した後、自ら命を絶った。
もうあなたしか見えない「3ブックマーク」
人気者のカメオ君が恋をしたので

死にました
何で?
15年09月06日 12:50
【ウミガメのスープ】 [ですとん]

あっさり風味のこってりスープでした




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カメオ君は#red#みんながなくしものをしたときよく助けてくれて#/red#

すぐに見つけてくれました。
なのでみんなからは人気者でした。
しかしそれは#red#カメオ君がとった物#/red#だったのです
元々カメオ君は手癖が悪く他人の物をよくとってしまうということがよくありました
しかし根は悪い少年ではかったのでとった後に悪いことをしたといつも思っていました
ただ小心者だったので自分が盗んだとは言い出せず
いつもなくしものを見つけたよっといった感じで返していました
なのである日カメオ君が自分のなくしものを見つけられなかった時
みんなは不思議がっていました
ある日カメオ君はふととある女の子の物を盗んでしまいました
それを返したときカメオ君は一目惚れしました
そしてその女の子のなくしものを見つけてくれてありがとうといった言葉が忘れられなくなってしまいました
なのでカメオ君はその女の子のその言葉を聞きたいが為に#red#同じ事を短期間に何度も繰り返してしまいました#/red#
さすがに不審に思った周りの子供達が調べていたところカメオ君が盗んできたことがばれ
今までのことも発覚してしまいました
結果その女の子にも手痛く振られみんなからもつまはじきにされてしまったので#red#人生に絶望して自殺しました#/red#