動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

リバースカー「3ブックマーク」
男は地元を流れる川の中に自分の車が突っ込んでいくのを見て
車を買い換えるのはやめようと思った。

一体なぜ?
14年01月09日 23:02
【ウミガメのスープ】 [水上]



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男の勤め先は地元を流れる川の向こう側にある。
男はその川を迂回してマイカーで通勤していたが、学生時代から乗っている車は燃費が悪く、
ハイブリッドの車に買い換えようと考えていた。

そんな矢先、その川に橋がかけられることになった。

男は早速完成した橋を車で渡ってみた。
古いナビでは対応していないのでナビ上では車が橋のない川を横断している。

そして自分の勤め先に着くと今までと比べかなり距離が短縮されていた。
これなら燃費も気にならない。

男は愛着のある車なので買い換えるのはまだやめておこうと思った。
ランニングマン「3ブックマーク」

屋の中をドタドタと走る男。
彼は後日逮捕された。

いったいなぜ?
13年10月13日 23:29
【ウミガメのスープ】 [ikoano]



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は子を虐待死させたことを周りの家に気づかれぬよう、子供の出す音を再現しようとしていた。
しかし、結局は毎晩響いていた泣き声がやんだことから通報され、逮捕されることになったのだ。
ついた、ついてない、ついてた「3ブックマーク」

を運転しながら目的地を目指していた男がいた。

しかし、その道中、異変に気づいた男は、車を止めた。

バッテリーが上がっている事に気づいた男は、「頑張れ!」と車を叩いた。

車は動きだし、順調に目的地に着いた男は、すぐに放心状態になった。

一体何故?
13年01月13日 10:50
【ウミガメのスープ】 [Taka]



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~夏の全国高校野球選手権大会~

夏の高校野球を甲子園に見に行っている男は、試合の様子が気になりラジオを聞く。

もうすぐだ。もうすぐ甲子園。しかしそのラジオから聞こえてくる試合の様子が気になる。応援しているチームが初回からガンガン打たれている。いいピッチャーなのに。おかしい。実況と共に男も気づく。

実況「これは、どうした!ウミガメ高校バッテリー!緊張の為か、本領を発揮出来ていないようです。ノーアウト満塁だー!」

車を脇に止め、バッテリーを陰ながら応援する男。悔しそうに「頑張れ!」とハンドルを叩き、喝を入れた気持ちで、甲子園へ向かう。

順調に甲子園に着いた男は電光掲示板を見る。

25対2

負けじゃん!

着いた瞬間、放心状態に陥った、男でした。
炎と遺書と相談相手「3ブックマーク」

燥したクリスマスの夜、閑静な住宅街の片隅で火災が起きた。
女性の一人暮らしに似合いそうなかわいらしいアパートの2階の一室が全焼したのだ。

鎮火された部屋からは一つの焼死体が発見された。
身元も間もなく判明し、警察はMixyのアカウントに遺書とみられる書き込みがあったことから、自殺と判断した。

その火事を119番に通報した男は、警察の質問にこう答えた。
「相談すら受けていなかったので、詳しいことはわかりません。私が通報した頃にはもう既に天井にまで燃え広がっていました。」


事件の真相を暴いてください。
12年12月11日 22:12
【ウミガメのスープ】 [ikoano]



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クリスマスのイルミネーションが煌々と輝く夜の街。
男は長引いた仕事を何とか終わらせ、彼女の家に急いでいた。
片手には不機嫌になっているであろう彼女をなだめるためのケーキを抱えている。
ドアの前に立ち、呼び鈴を鳴らす。だが、反応がない。
「・・・?」
不思議に思った男はドアノブに手をかける。鍵はかかっていなかった。

ゆっくりとドアを開けて、中を覗き込む。
暗闇に目が慣れるまでに時間がかかったが、その後目の当たりにした状況を理解するにはさらに時間がかかった。
乱れた服のまま彼女が倒れている。その向こうには、見知らぬ男が同じように倒れていた。
地面が真紅に染まっている。
慌てて彼女に駆け寄った。息はあった。ひとまずほっとする。
そばにあった折りたたみ椅子が目に入った。一目見てそれが凶器になったのだとわかった。
倒れていた男の方は、息をしていなかった。

そういえば、最近彼女がストーカーがいるとか言っていたような・・・
後悔と自己嫌悪の渦に飲み込まれそうになるのを必死にこらえながら、男は彼女が殺人者にならない方法を考えた。
ふと、男のケータイが目に入る。ブラウザを開きブックマークを探すと、すぐにmixyが見つかった。
そのままログインし、こう書き込んだ。

「好きな女を道連れに死ぬことにした。」

ケータイはそのまま放置し、部屋に火をつけた。心の中で彼女に謝りながら。
死んだストーカーと気を失った彼女。
そんな異常な光景すら煙で覆おうとしている炎を、男はじっと見つめていた。
舞い散る火の粉で火傷をしようが気にも留めなかった。
「・・・ごめんな。」
天井まで燃え広がるのを確認し、彼女を抱えて外を目指す。
幸いなことに外には誰もいない。
安全なところに彼女を置いて、彼は消防に電話をかけた。


後日、新聞の3面記事にこの事件が載った。
「ストーカー、無理心中を図ろうとするも失敗」
「ある女性につきまとう男が、クリスマスに女性宅に侵入、乱暴した後放火した。だが、女性と交際していた男性がちょうど女性宅を訪れ、燃え広がる前に女性を救出することに成功。加害者の男はその火事により、焼死した―――」
素晴らしい目標「3ブックマーク」
僕には素晴らしい目標があった。

その目標を達成するのはとても困難だが、
僕はその目標を一日たりとも見失う事はなかった。

しかし僕が目標について強く思えば、思う程、目標の達成は遠ざかって行った。

終ぞ目標がかなう事なく、僕は死んだ。

状況を補完してください。
12年11月27日 19:54
【ウミガメのスープ】 [海亀太郎]



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僕には「明日から頑張ろう」と言う素晴らしい目標があった。

僕は毎日、毎日明日から頑張ろうと思い続けていた。そして頑張らなかった。

明日から頑張るから今日はもう寝よう、明日から頑張るから今日は引きこもろう。明日から頑張るという逃げ道に強く頼れば頼るほど、僕の頑張る力はどんどんなくなっていった。明日から頑張っている自分の姿を想像して、ゴミのような自分から目をそらし続けた。義務教育に通っているるうちは良かったけど卒業するとニートになった。人も離れて行った。

僕は死ぬ前の日も明日から頑張ろうと思った。何も頑張らずに、何も得ずに、一人で死んだ。

全く苦労しなかったけど、楽しい事も悲しい事もない生ごみのような人生だった。