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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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涙のスープ「1ブックマーク」
フジイはミュージシャンを目指す大学生だ。毎日ギターを背負って街を歩く。
しかしある日、フジイは病に倒れてしまう。情けない自分の姿を人に見られるのは気が引けるが、仕方なく友人のふわ太に電話をした。

病院に駆けつけたふわ太から差し出されたのは一杯のスープ。
それを口にして数秒後…フジイは突然、泣き出した。

一体どうして?
10年10月04日 20:38
【ウミガメのスープ】 [藤井]



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フジイは高校卒業後、親の反対を押し切ってミュージシャンを目指すため一人上京する。
慣れない土地でストリートライブをしたり、オーディションに申し込んで名を広げようとしたり…色々やってみたが、結局うまくいかない。
フジイを心配してか両親は度々電話をかけてきたり手紙を送ってきたりしたが、あれだけ反対されながら意地を張って家を出てきてしまったのだ。弱音なんて吐けるはずもなく、「大丈夫だから」とそっけなく返すだけだった。
次第にフジイの生活は落ちぶれていく。諦めてしまったミュージシャンの夢。ギターも売ってしまった。何をするでもなく、ただ食べて寝るだけの毎日…次第に金も底をつく。偏った生活のせいか病魔にも襲われ、ついには入院生活が始まってしまう。
フジイはこんな情けない姿を人に見せるのは気が引けたが、仕方なく地元の友人のふわ太に電話をした。

電話を受けたふわ太は真っ先にフジイの両親にその事を伝えた。「一緒に会いに行きましょう」と両親を誘う。
しかし母親が寂しそうに笑って首を振った。
「会いに行きたい気持ちは山々だけど、きっとあの子は嫌がるわ。昔から人一倍、負けず嫌いで意地っ張りな子だもの…
 私達に弱い姿を見せたくないからこそ、私達じゃなくふわ太くんに電話をしたんだと思うの」
その代わりに持って行ってほしい物がある、と母親はあるものを作り始めました。それはフジイが幼い頃からずっと大好きだったカボチャのスープ。
「あの子の事だからきっとろくに食べてないだろうから…。あ、でも私達からだって言わないでね」
コクリと頷いて母親からスープを受け取り、ふわ太はすぐさま病院へ向かいました。

病室で久しぶりに顔を合わせたフジイとふわ太は他愛もない会話を交わします。
そして「これ家から持って来たんだ、お腹空いてるだろ?」とふわ太から差し出されたスープを見て、フジイの表情は明るくなりました。
「まじで?これカボチャスープ?俺大好きなんだよなー」
嬉しそうにスプーンを手に取り、スープを一口飲んだ瞬間…懐かしいその味にフジイの表情はみるみるうちに歪んでいきます。それは幼い頃から大好きだった母のスープの味でした。
反対を押し切って家を出たこと、長い間連絡を取らなかったこと、夢を諦めてしまったこと…様々な思いが絡み合い、フジイの目からはぽろぽろと涙が零れ落ちるのでした。
逃走劇「1ブックマーク」
ある男から私は逃げていた。
しかし男は私を捕まえた瞬間、いきなり逃げ出したのだ。
これはどのような状況?

初投稿です。よろしくお願いします^^
10年10月03日 16:32
【ウミガメのスープ】 [フルクロウス]



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鬼の人は私を追いかけていた。
私の足はさほど速くないのでつかまってしまったのだ。
そう、私たちは鬼ごっこをしていたのだ。めでたしめでたし

まさかこんな早く答えが出てしまうとはwやはり簡単すぎたのかなぁ、出直してきますw
友情のカタチ「1ブックマーク」
ある所に二人の男(A.B)がいた。
この二人は最近出会ったばかりなのだが、気が合い友達となった。

しかしある日、BはAを殺害しなければならなくなった。

殺害当日、Bは結局Aを殺せなかった。
しかし、Aは他の人間によってその日に殺されてしまった。

この状況を詳しく説明せよ。
10年09月25日 20:52
【ウミガメのスープ】 [部屋の隅]



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Aは死刑囚、BとCは刑務官だった。
刑務官と死刑囚は交流しやすいため、そのままAとBは仲良くなってしまった。
しかしそんなBにAの死刑執行の知らせが舞い込む。
しかも、その後上司にAの死刑執行人になれと命令が下った。
上司の命令には逆らえない。しかし、なるべくならそれを回避したかった。
その思いも儚くAの死刑執行日が来てしまった。
ボタン室にてBは、せめて当たりのボタンは押したくないと思いつつ、死刑執行のボタンを押した。

Bの押したボタンはダミーだった。
そして、Aは落ちていったのだった。
小さな貧しい村「1ブックマーク」
小さな貧しい村での話。
その村には宿屋、肉屋、花屋、八百屋、雑貨屋があり、皆仲良く暮らしていた。

その村に、ある朝一人の旅人が訪れた。
旅人は宿屋に行き、100ドルを出して「一晩泊めてくれ」と言った。


最近客足が遠のいていた宿屋の夫婦は喜び、「好きな部屋を選べ」と、部屋のある二階に旅人を通した。
そして旅人が階上に上がるやいなや、宿屋のおかみさんは花屋から借りている100ドルを返しに行った。


しばらく後、全部屋を見た旅人が一階に戻ってきた。

「気に入った部屋がなかった。別のところへ行くから金を返せ」

そして宿屋の夫婦から100ドルを受け取り、そのまま村を出て行った。

旅人の後ろ姿を見ながら、宿屋の主人は言った。
「有り難いことだ。誰も損をしなかったんだからな」

100ドルを失ったはずの主人は、なぜそんなことを言ったのだろう?
10年09月24日 02:13
【ウミガメのスープ】 [カワムラ]



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旅人が宿屋の2階で部屋を物色している頃。

テーブルに置かれた100ドルを掴み、おかみさんは花屋へと駆け込んだ。
娘の結婚式で使った花代の100ドルを返すためだった。

100ドルを受け取った花屋の娘は肉屋へと走り、肉屋から借りていた100ドルを返した。そして肉屋は八百屋に借りていた100ドルを、八百屋は雑貨屋に借りていた100ドルを返すため、村の中を走りまわった。

最後に100ドルを受け取った雑貨屋は、宿屋に借りていた100ドルを急いで返しに行った。
雑貨屋が宿屋に100ドルを返したちょうどその時、2階から旅人が降りてきたのだった。

利益こそ得られなかったものの、旅人の100ドルのおかげで村全体から借金がなくなったのだった。


元ネタは経済学の有名な小話です。
落ちた男「1ブックマーク」
ある男が、高い塔に登った。
ある男が頂上まで登り、その風景を楽しんでいる時、男は足を滑らせ塔から落ちてしまう。

しかし、その男は軽い打撲を負っただけで、大きな怪我はしなかった。

一体何故だろうか?
10年09月20日 17:28
【ウミガメのスープ】 [部屋の隅]



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その塔は、古代に作られた塔だった。
しかし、時が経つにつれ塔の下の地盤が崩れていき、塔は次第に傾き、今は立っているとは言い難い状態になっている。

男は塔を発見し、頂上であった部分に梯子を掛けて登った。
その後は前述のとおりである。