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この怪談会は夏休み中に行われた。
正直もう怖い話を聞きたくなかったラテオは
「夏休みも最後の一週間になるけど、カメオたちは宿題終わった？終わってないなら早く寝て明日からちゃんとしないときついと思うよ？」と聞いた。
それを聞いてほとんど宿題に手を出していなかったカメオとカメコは布団にくるまって寝てしまった。
ラテオとシンコはもう終わっていたので全然怖くなかったようだ。

シンコ「あららカメオとカメコはまだ宿題が終わってないみたいね…でも大丈夫！私はもう終わってるからまだ怪談を言い合えるわ♪まだまだ私のストックもあるしね♪」
ラテオ「え…(勘弁してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！)」

男『風呂上がりで濡れた手のままドライヤーで感電したあの夜は死ぬかと思ったからな………
もうあんな思いは二度としたくない………
母ちゃんが投げるバスタオルはきちんとしっかり使わなきゃな………』

カメオは同人作曲家の中でもアレンジが専門であり、なおかつそれぞれのテーマ曲を組み合わせた文字通りのカップリング曲に定評があった。（この場合のカップリング曲とは○○x△△のカップリングならば○○と△△、それぞれのテーマ曲を組み合せたアレンジ曲を指す）。したがってカメオは今まで新しく0から曲を作ったことはなかった。しかしながらカメオは複数の原曲から新しい曲を作るため、作曲家というイメージが強くなっていたのである。
その中でカメオはカップリングを支持しようにもテーマ曲を持たないキャラクターのためにオリジナルのイメージ曲を作曲したが、キャラクター名を書き忘れた事（カメオ自身はタイトルと曲のみで十分キャラクターを表現しきったと思っていた）とカメオにとって初めての領域とが相まって当初は鳴かず飛ばずに終わってしまった。
　しかしカメオはめげずにオリジナル曲を元に前述のカップリング曲を作り上げたことで既刊の「カメオオリジナル」に人気が集中し、当初から嘘のように脚光を浴びることとなったのだった。
要約：カメオはオリジナル曲を作ったことがなかったため全然売れなかったが、専門であるアレンジをしたことで脚光を浴びた。

カメオ「てか勝手に殺すな。」
変人「サーセン」

カメコはカメオの両親を殺し、飼っていた豚に食べさせました。その豚を使った角煮を作りカメオを招待しました。
カメオはカメコが両親を殺して豚のえさにしたことを知り、カメコの招待に応じた振りをしてカメコの家に入り、カメコを殺しました。
そして、両親を食べた豚で出来た角煮を見つけて、こんな豚の角煮のために両親は死んだのかと涙を流した。


両親「どうしたのカメコちゃん？私たちをカメオに内緒で、呼び出して」
カメコ「カメオくんを元気づけるために特別な豚を作りたいから手伝ってほしいんです！」
両親「そうなのかい？いいよ、かわいい息子の彼女の頼みだ手伝おう！」
カメコ「ありがとうございます！」


カメコ「カメオのお父さんとお母さんが手伝ってくれてよかった。カメオの大好きなものを食べた豚ならきっとおいしい味になるよね？きっと元気が出るよね？(´▽｀*)」

亀海は#red#アメリカ#/red#に来ていた。
アメリカのこのホテルは、様々な国の料理を提供することで有名だ。
その中には当然のように#b#和食が含まれる#/b#。

#b#被害者は日本人#/b#だった。ルームサービスには和食を頼んだようだ。
現場の部屋を調査した時、テーブルにはルームサービスのおにぎりが載っていた。
しかし#b#ルームサービスの伝票には「SOBA」と書かれていた#/b#。
そう、#red#ホテル側がソバと勘違いしておにぎりを出していたのだ#/red#。

「このソバはなかなか美味いな！」
#b#アメリカの人間らしき宿泊客の男#/b#がそう言っているのを食堂で聞いた時、亀海は何の気なしに男の方を見やった。
#b#男が手にしていたのは、ビュッフェで取って来たおにぎりだった。#/b#
その様子を見た亀海は、現場を調べた時の事を思い出した。

－ん？この男、もしかして#red#ソバとおにぎりを勘違いしている#/red#のか？

確かに、日本人以外がおにぎりを別の食べ物と勘違いするだけならおかしいことではないだろう。
しかし、#b#おにぎりをソバと勘違いする人物は、現場を知る人物#/b#、すなわちホテルの従業員か被害者、#bそして殺人犯ぐらいだろう#/b#。

ホテルの従業員でも、まして被害者でもないこの男。もしや・・・
動かぬ証拠とは言えないだろうが、疑念を抱くには十分な根拠だった。

その後、亀海は男をマークして捜査を進めた結果動かぬ証拠を見つけ、男が殺人犯だと特定するに至った。