みんなのブックマーク

狂暴化したラテラル市のカラスは人間を襲って啄んでいるのです。



つまり人間の血肉を糧にして育ったそのカラスの血肉を食べてしまうのは間接カニバリな気がして気が進まないのです

カメコと仲良くなりたいカメオは



毎朝早朝にカメコの犬を勝手に散歩していて飼いならしていたのです。



そしてカメコの散歩コースに待ち伏せをして



カメコの愛犬と偶然を装い仲良くなって犬好きアピールをしたのですが



カメコの愛犬の癖などを詳しすぎたのでカメコはカメオが怖くなったのです

何かと周囲から疑わしい目で見られているカメオ



近所でボヤ騒ぎが起きれば真っ先に疑われ



バイトをするも不審者がられてなかなか売れずお金に困り



家賃を滞納してしまい追い出されてしまう。




おまけに雪まで降ってきて



これで犬までいればまるでフランダース・・・・





ｷｬﾝ!ｷｬﾝ！




たまに面倒を見ているカメコの愛犬がカメオに飛びつきました。






（パトラッシュ… お前ここを探してきてくれたんだね。分かったよ。


お前は「いつまでも僕と一緒だ」って、そう言ってくれてるんだね…。ありがとう。）





カメオの頭の中にネロのセリフが浮かびました。




外は吹雪で身動きもできず食事をまともに取ってないカメオには答えました。





ぶっちゃけ死ぬんじゃね?(´・ω・｀)





（パトラッシュ… 疲れたろ…。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。）



カメオの中のネロが甘く囁きます。







翌日　カメオとカメコの愛犬の凍死体が発見され




寄り添うように眠る姿にカメコはフランダースのイメージを重ね







そうか・・・・２人は天国へ行ったんだ。




カメオは怪しい人だけど悪い人じゃなかったんだと思ったのでした。































ちなみにカメオの上着からはカメコの盗撮写真が２枚見つかっていた。




※よくわかる解説『フランダースっぽい死に方だったので天国へ行ったのだと思った』なのです

世界的有名なラテシン駅にはたった一冊(種類)の本と


観光客用に各国の言語に翻訳された多数の種類の本があるが



ラテシン民は母国語のみ売っている本屋に買いに行くのです

カメオはウミガメ社の開発部門の鬼面接官で面接希望者の知識不足と情熱のなさを快く思わず全員不採用となった