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今日は学校で予防接種が行われる。
「注射嫌だなあ。」ジョンペーはため息をつきながら小学校に向かった。
そして無事に予防接種が終わり晴れやかな顔のジョンペー。
泣くことなく注射を終えることができたのだ。
しかしその時に先生の手に触れたことが原因でジョンペーは泣くことになる。
一体ジョンペーに何があった?
毎回ですが、SPを天才水上様にお願いしました。
14年08月23日 19:06
【ウミガメのスープ】
[ジョンペー]
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ジョンペーは小児科の医師。
今日は最寄りの小学校で予防接種が行われる。
ジョンペーは注射があまり得意ではない。必ず毎回泣きわめく子供達が出てくる。
「注射嫌だなあ、やりたくねえなあ」ジョンペーはため息をつきながら、足取り重く小学校に向かった。
しかし実際に予防接種が始まるといつになく調子がよく、
誰一人泣くことなく無事に注射を終えることができた。
その時に担当の若い女教師がお礼を兼ねて挨拶にやってきた。
ジョンペーはその女教師がもろタイプだったので、握手を求めた後、その柔らかい手をスリスリと撫で回した。
その3秒後にやってきた彼女の強烈なビンタでジョンペーは泣いちゃいました。
水上様コメント『というセクハラオチです。ジョンペー変態キャラだけどw
嫌なら水上に変えてくださいw』
べっ・・・別に馬鹿にしてる訳じゃないんだからねっ
ありがとうございました。
夏
這いつくばって集中する男にとって、
美しい音色は恐怖だ。
一体なぜ?
14年08月17日 11:03
【ウミガメのスープ】
[のりっこ。]
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夏
這いつくばってドミノ作りに集中する男にとって、
風鈴の美しい音色は恐怖だ。
風は敵なのだから。
カメオは空っぽの箱を指差して中にカブトムシがいると嘘をついた。
箱の中には本当にカブトムシがいた。
カメオは悲しんだ。
一体何故?
14年07月03日 19:09
【ウミガメのスープ】
[天童 魔子]
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カメオとカメタの両親はとうの昔に死んでおり二人で力を合わせて生きていました。
しかし貧しさは幼いカメタを蝕み栄養失調を引き起こし倒れてしまいました。
カメタはどうにかカメタを助けようと思いましたが何分お金がありません。
周りの人々も関わり合わないように避けていきました。
カメタはどんどん衰弱していき目が覚めている時間のほうが短くなりました。
カメオはそれでもカメタを救おうと時には盗みを働いてでも食料を調達して自分の食べる分もカメタのために回しました。
カメオ「これ食べて速く元気出せよ。」
カメタ「いいよ。僕お腹空いてない、お兄ちゃん食べていいよ」
カメオ「いいんだよ・・さっきたくさん食ったんだから・・・それよりなにか欲しいものないか?何でも兄ちゃんが用意してやるぞ。」
それはカメオの強がりでした。ただただカメタに元気になってほしくて付いた強がりでした。
カメタ「兄ちゃん・・・カブトムシが・・・いいな」
カメオ「カブトムシ?まかせろ!兄ちゃんがたくさん捕まえてきてやる。」
翌日カメオは山に登りカブトムシを探しましたが一匹も見つかりませんでした。
日が暮れて夜になっても探し続けましたがあんまり遅くなるとカメタが心配するのでしぶしぶ帰りました。
カメオ「ただいま~うっかり昼寝をしちゃって気付いたら夜だったよww」
カメタ「兄ちゃんお帰り~」
カメオはとっさに空き箱を拾い
カメオ「カブトムシ取って来たぞ。たくさん捕まえたんだぞ~
でも開けたら逃げちゃうからな!絶対開けるなよ!!」
カメオはまた嘘をつきました。
カメタにガッカリして欲しくはなかったのです。
カメオ「でも兄ちゃんと一緒のときならちらっとだけなら見てもいいぞ。
一瞬だけだぞ、逃げちゃうからな?」
カメタ「いいよ・・・・僕ね・・・もう目がぼんやりして兄ちゃんの顔も良く見えないんだ。
ねぇ兄ちゃん・・・知ってる?カブトムシってすごく高いんだって・・・高く売ればもう兄ちゃんが頑張らなくてもご飯が毎日食べれるね・・・
カメオがカメタを救いたかったように
カメタもカメオを救いたかったのでした。
カメタ「僕もね・・兄ちゃんが『お仕事』行ってる間に何か出来ないかってね・・・・
こっそり抜け出してカブトムシ捕まえに行ってたんだけどね・・・
やっぱり兄ちゃんには適わないな・・・・
でもね・・・僕もこの前一匹だけ捕まえて・・箱の中にしまっておいたんだ。
本当は僕が売って兄ちゃんを驚かせたかったんだけどね・・・
カメオがその箱を開けるとカブトムシが一匹干からびていました。
カメオは涙を零しました。
カメタの手は泥に塗れてボロボロでした。
カメタはもう喋りませんでした。
男は湖で釣りをしていた
釣り糸を垂らし待っているあいだ一服しようと
ポケットからタバコを取り出そうとした時だ
チャリンと一枚の金貨がポケットから転がった
この後男は死んでしまった
もし男が強欲でなければ幸せになれただろう
男がなぜ死んだのか推理してください
13年03月18日 22:40
【ウミガメのスープ】
[真央]
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男は氷の張った湖に一つ穴を開け釣りをしていた
釣り糸を垂らし待っているあいだ一服しようと
ポケットからタバコを取り出そうとした時だ
チャリンと一枚の金貨がポケットから転がったと思うと
ポチャンと開けた穴へと落ちてしまった
これはもったいないことをしたと嘆くと
突如女神が目の前に現れた
女神『あなたが落としたのは金貨2枚ですか?それとも3枚ですか?』
男は最初は驚いたが、有名な金の斧の童話を思いだし正直に答えた
男「いいえ、私が落としたのは金貨1枚です」
男が正直に答えると落とした金貨と女神の持つ金貨を貰い金貨は6枚になった
喜ぶ男は考えた、また金貨を落とせば増えるのだろうか?
どうせ元は無くなるはずの金貨一枚だ、そう思い6枚全部投げ入れた
するとやはり女神が現れ金貨は19枚になった
大喜びした男はねずみ算式に増えていく金貨を見ながら次々と投げ入れた
男が一生遊んで暮らせるほどの金貨を手に入れたとき
足元でミシリと音がした
気がついたときにはもう遅く、男は金貨と一緒に凍った湖の底で眠りについた
カメオの上履きを隠したカメタは、
翌朝一番乗りで登校した。
いじめの標的となったカメオはその日、
何食わぬ顔をしていた。
一体なぜ?
14年05月29日 19:03
【ウミガメのスープ】
[のりっこ。]
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カメオのクラスメイトの何人かがコソコソ話しているのを聞いたカメタ。
『カメオって影薄いし暗いし、なんかムカつくよな。』
『なぁ、カメオの上履き隠さねぇ?www』
『いいなそれwww 明日どんなリアクションするか楽しみだなwww』
………そんな悪質で陰湿な声を聞き、
カメタは許せなかった。
そんなイジメをして、何が楽しいんだ。
カメオが下校した後、
そいつらがカメオの上履きを隠そうとする前に、
そいつらに触れられない様にカメオの上履きを先に隠したカメタ。
こうしておけば、イジメによってカメオの上履きが隠される事はない。
そしてカメタは翌朝、一番乗りで登校し、カメオの上履きをカメオの下駄箱に戻してあげた。
陰でいじめの標的となっていたカメオはそんな事など知る由もなく、
何食わぬ顔をしていた。
気にくわないイジメっ子達はまた何かを企てるだろう。
人間の特異性が生み出す、世の哀しい連鎖だ。
だが、カメタの様に、そういった陰湿な行為を哀しみ、
自分に出来る事を何かしらしようとする人間も少なからずいる。
人を想いやる気持ちは、
いつまでも持ち続けたいものだ。