動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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強欲は身を滅ぼす「1ブックマーク」
男は湖で釣りをしていた

釣り糸を垂らし待っているあいだ一服しようと
ポケットからタバコを取り出そうとした時だ
チャリンと一枚の金貨がポケットから転がった

この後男は死んでしまった
もし男が強欲でなければ幸せになれただろう


男がなぜ死んだのか推理してください
13年03月18日 22:40
【ウミガメのスープ】 [真央]

ほどほどのスープ




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男は氷の張った湖に一つ穴を開け釣りをしていた

釣り糸を垂らし待っているあいだ一服しようと
ポケットからタバコを取り出そうとした時だ

チャリンと一枚の金貨がポケットから転がったと思うと
ポチャンと開けた穴へと落ちてしまった

これはもったいないことをしたと嘆くと
突如女神が目の前に現れた


女神『あなたが落としたのは金貨2枚ですか?それとも3枚ですか?』


男は最初は驚いたが、有名な金の斧の童話を思いだし正直に答えた

男「いいえ、私が落としたのは金貨1枚です」

男が正直に答えると落とした金貨と女神の持つ金貨を貰い金貨は6枚になった


喜ぶ男は考えた、また金貨を落とせば増えるのだろうか?
どうせ元は無くなるはずの金貨一枚だ、そう思い6枚全部投げ入れた

するとやはり女神が現れ金貨は19枚になった
大喜びした男はねずみ算式に増えていく金貨を見ながら次々と投げ入れた


男が一生遊んで暮らせるほどの金貨を手に入れたとき
足元でミシリと音がした


気がついたときにはもう遅く、男は金貨と一緒に凍った湖の底で眠りについた
【隠された上履き】「1ブックマーク」
カメオの上履きを隠したカメタは、
翌朝一番乗りで登校した。

いじめの標的となったカメオはその日、
何食わぬ顔をしていた。

一体なぜ?

14年05月29日 19:03
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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カメオのクラスメイトの何人かがコソコソ話しているのを聞いたカメタ。

『カメオって影薄いし暗いし、なんかムカつくよな。』

『なぁ、カメオの上履き隠さねぇ?www』

『いいなそれwww 明日どんなリアクションするか楽しみだなwww』



………そんな悪質で陰湿な声を聞き、
カメタは許せなかった。

そんなイジメをして、何が楽しいんだ。



カメオが下校した後、
そいつらがカメオの上履きを隠そうとする前に、
そいつらに触れられない様にカメオの上履きを先に隠したカメタ。

こうしておけば、イジメによってカメオの上履きが隠される事はない。

そしてカメタは翌朝、一番乗りで登校し、カメオの上履きをカメオの下駄箱に戻してあげた。



陰でいじめの標的となっていたカメオはそんな事など知る由もなく、
何食わぬ顔をしていた。





気にくわないイジメっ子達はまた何かを企てるだろう。

人間の特異性が生み出す、世の哀しい連鎖だ。

だが、カメタの様に、そういった陰湿な行為を哀しみ、
自分に出来る事を何かしらしようとする人間も少なからずいる。

人を想いやる気持ちは、
いつまでも持ち続けたいものだ。

ダメダメ「1ブックマーク」
カメオとカメコの会話
「カメコく〜ん、いいじゃないのぉ〜」
『ダメよ〜、ダメダメ』
「カメコくんのために、もう女房とも別れるからさぁ〜、
 だから、ね? いいじゃないのぉ〜」
『ダメよ〜、ダメダメ』

そんなやり取りの後、カメオは会社に電話をかけた。
すると、カメオは激しく怒り出し
その後、とてつもない恐怖に包まれた。

いったい、何があったのだろう?
14年05月14日 20:13
【ウミガメのスープ】 [ビル・ワトソン]

初の(?)ホラー作品




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40年間、彼女無し。寂しい一人暮らしを送っていたカメオは
ついに『おしゃべりワイフシリーズ 未亡人カメコちゃん』を購入した。

『ダメよ〜、ダメダメ』としか言葉を発さない彼女だが、
色々なシチュエーションを想像しては、カメコとの会話を楽しんでいた。

ある日のこと、カメコが暴走を始めた。

一定の間隔で発するはずの言葉が連続して発するようになり、
しまいには止まらなくなってしまったのだ。

カメオはカメコと並んで座っていたソファから立ち上がりメーカーに電話した。

「あのね〜、おたくで購入した『おしゃべりワイフシリーズ 未亡人カメコちゃん』なんか調子がおかしいのよ。」

それに対してメーカーの担当は
『コンセントはささってますでしょうか?』
と、この状況において人をバカにしたような返答をしてきた。

カメオは憤慨し
「あのね〜、そんなのささってるに決まってるでしょ!
 大体、コンセントささってなきゃ喋るわけないじゃない!
 これ外部電源でしか動かない仕様じゃないの!」

と、メーカーの担当者を罵倒しながら、何気なくコンセントの方に目を向けると
なんとコンセントがハズれているではないか!!

カメオは震える声でメーカーの担当者に質問した
「あのぉ・・・、確認だけどね?カメコちゃん、コンセントささってないと動かないよね?」
『はい。我が社の『おしゃべりワイフシリーズ』はすべて外部電源でのみ動く仕様となっておりますので、
 コンセントがささっておりませんと動くことも喋ることも出来ません。』

カメオは恐怖のあまり思わず電話を落としてしまった。
すると、背後に気配を感じそっと振り向いた。
そこには、さっきまでソファに座らせていたはずのカメコが立っていた。

『ダメよぉ〜、ダメダメ〜!!』
気を使いすぎる彼女「1ブックマーク」
今日のデートでは途中、おいしい回転寿司屋にいったんだ

給料も入ったから、たまには彼女にかっこいいとこ見せようと思って、「僕が奢るよ」と言ったんだ。

彼女、最初は遠慮してたけど、最後は僕にお礼を言って店の中に入ったんだ。

だけど・・・
彼女は玉子、納豆巻き、カッパ巻き、お味噌汁・・・など、比較的安いものしか頼まないんだ。

お刺身だったらマグロやえびも普通に食べるのに・・・

僕に遠慮してるのかな・・・?

彼女の行動の真意を説明してください
13年03月20日 22:23
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]

ラテシン彼女5




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彼「ねえ、なんでいつもそればっかり食べてるの?」

彼女「え?」

彼「お刺身だとマグロとかも普通に食べてるのに、おすし屋に来るといつも、玉子、納豆巻き、カッパ巻き、イクラぐらいしか食べないじゃん」

彼女「それは・・・その・・・」

彼「大丈夫。お金は給料入ったから充分にあるよ。もっと遠慮しないで・・・」

彼女「違うの・・・」

彼「え? じゃあ、どうして?」

彼女「───だって・・・」

彼「だって・・・?」

彼女「マグロだと、入ってるじゃない、わさびが・・・」

彼「え? あ・・・もしかして、わさびNG!?」

(彼女、顔が真っ赤に)

彼女「だって・・・あのピリピリが、どうしてもいやで・・・トラウマで・・・」


彼「・・・・なるほど、ここの回転寿司、さび抜きにはお子様用の旗がついてるもんね。でも、だからといって、店員に直接頼むのは僕がいて恥ずかしいってところかな?」

彼女「うん・・・あの、ごめんね? 気を使わせちゃって」



彼「・・・すいません、大トロのわさび抜きください!」

店員「はい、大トロ抜きいっちょー!」

彼女「え・・・?」

彼「ほら、何にも恥ずかしがることなんてないよ? さび抜きもおいしいしねー」


彼女「うん・・・うん・・・・・・そうだね。ありがとう・・・」



ナニコレ大☆団☆円なの?
自己満足ヒーロー「1ブックマーク」
僕は小学校低学年の頃からヒーローに憧れ続け本気でなりたいと思っていた。
しかし土台無理な話で歳を重ねていくうちに夢を諦め、気づけば新聞記者になっていた。

かといって完全に妥協し諦め切ったわけではなく
新聞記者になれば世の悪が隠そうとしている不正や悪事を暴けるかもという
充分夢見がちな動機だったので僕はまだまだ子供なんだろう。


おっと、自分語りが過ぎてしまったね、本題に入ろう。
それはとある高名な画家の新作発表会の事だった。
僕は彼のその作品を初めて見たのだが、一目見た瞬間に
彼が本当の作者を隠して作品を描いていた事に気づいてしまったのさ!


画家に真偽を尋ねたが彼はのらりくらりと受け答えをしはぐらかす。
その彼の態度に #b#僕の正義を愛する心が爆発した! #/b#


#b#「必ず真実を明かす」 #/b#と啖呵を切った僕に
画家は身もすくむような鋭い眼光で僕を見据えながら
「そんな事をしても君の自己満足にしかならんよ
そんな事をしたらどうなるか…君はまだ若いからわからんかもしれんが
やめておいた方がいい、詰まらん事はするもんじゃないよ」
と、言ったが僕はお構いなく踵を返して行動に出た。



・・・・・・・・・・・一週間後

真実を明かし記事にした僕は、かの画家と向かい合っていた。
画家は予想より早く真実を晒された驚き、僕に言葉をまくし立て
#b#「やはり自己満足なヒーロー気取りだったな」と言い放つ。 #/b#

僕は全くそんなことはないと言いつつ、全くその通りだと思い。
画家は全くその通りだと言いつつ、前言を撤回した。



僕は自分の持っていた確固たるヒーロー像が砕けていくのを感じた。



君も物語の真実を明かしてみてくれ。
14年05月07日 23:36
【ウミガメのスープ】 [ゴルム]

本当のヒーローってどんな人?正義の心で謎を暴け!




解説を見る
僕は小学校低学年の時、両親を亡くした。
3人で家族旅行に行ったときに起こった交通事故のせいだ。
施設に預けられた僕は全く感情を表に出さないようになった。


ヒーローが現れたのはそんな時だ。
彼はその当時流行っていた変身物のヒーローのお面を被って
いつも絵を見せに来てくれた。

その時間は僕にとっては苦痛で、いつも彼が早く帰ればいいと思っていた。
だけど不思議なもので、ある時絵を見ていると温かい心でいっぱいになっている自分に気づいた
次の瞬間涙が急に止まらなくなってヒーローの胸に顔を埋めながら泣いている僕がいた。

それからも何回かヒーローは来てくれて、僕に絵を見せてくれた。
#b#「今度は君が誰かのヒーローになりたまえ」 #/b#
彼と最後に会った時に言われた言葉は彼のくれた絵同様に僕の宝物になった。



たがて僕は新聞記者となり仕事をこなし、ついにヒーローと再開したのだ。


#big5#あの新作発表の日、僕は大物画家があのヒーローだったと気づいたのだ。 #/big5#



僕が彼に尋ねると訝しげに
「その取材に答える気はない、どこから聞いてきたか知らんが迷惑だ」
と言い、取り合ってくれなかった。


そこで僕は「必ず真実を明かす」と逆上してしまい。
彼の制止を振り切って取材にまわった。





一週間後

僕は記事が載った新聞をもって彼の所に意気揚々と訪ねた。
あんなことを言っていたが、善行をしていたという事を広めるのが悪いはずがない。
彼も変に悪く描かれる事を心配していたのだろうが記事を見せれば褒めてくれるはずだ。


俺「先生!見てください、これであなたの善意が多くの人を勇気づけるはずですよ」
画家「記事は見たよ・・・君はもし、私が有名になるという打算の為に孤児院を回ってたとしたらどう思う?」

僕「ははっ、そんな事はありえませんよ、取材した僕がそれはないと断言できます」
画家「君はそう確信できるが、記事を読んだ孤児たちはどう思うだろうね」

僕「!!?」
画家「誤解する子もいるだろうね、売名に利用されたと」
画家「昔の子だけじゃない、私は今でもあの活動を続けているのだよ、これからはマスコミも注目するし
   子供たちも心を開きにくくなるかもしれない、彼らの心は繊細だ」


画家「いや・・・君の責任ではない、最初は君が功名心に取り憑かれたただの新聞記者だとおもった。
しかし君のことを調べてわかったよ、君は私のことを覚えていたんだね?
   そして・・・純粋に私を喜ばせたかっただけ・・・なんだね?」


画家「君の真意にもっと早く気づいていれば・・・
   いや、そもそも私がもっときちんと君に対応していれば・・」
僕「っ・・・」



画家「私は人を信じる尊さを子供にといていながら、自分はむやみに人を疑う小人だったのだよ」
僕「うっ・・・く・・・・ボロボロ」



#big5#画家「私はただの・・・自己満足なヒーローきどりの男だった」 #/big5#



(僕は自分の持っていた確固たるヒーロー像を自分で壊してしまったことに気づいた。)


僕「違います!、先生は本当のヒーローです!!」
(一週間前の言葉の通りだ、自己満足なヒーロー気取りは俺の方だったんだ!)

画家「いや、自己満足のヒーローさ、今回のことで自分の器の底が見えたんだ
   今もこうして私の自己満足な解説のせいで君を傷つけてしまったしね」

画家「最初に会った時に君のことを自己満足といったのは取り消そう
   本当にまっすぐ、立派な大人に成長したようだ。
   ヒーローというものは失敗してもまた立ち上がる者だと思っている。
   君は・・・もう立ち上がれないかい?」


僕(あの時の「君がヒーローになりたまえ」って言葉にどれだけ励まされたか!
  そしてまた、チャンスを与えてくれようとしているこの人の期待に応えたい!)




・・・あの日から僕はより一生懸命に生きるようになった。
まだ何をすればヒーローになれるかはわからないままだ。
ただ僕の胸にいるヒーローに恥じない生き方をする事だけは間違いない。