「テイスト・キラー」「1ブックマーク」
問
みなさん、こんばんは。『テイスト・チェンジャー』という道具を、娘が買ってきたみたいなんです。私、目が見えないのでどういう道具なんだかわからないんですよ。娘によると「最近、子供と女子の間で流行っている道具」何だそうですが……私、目が見えないので、詳しい内容がわからないんです。どういうものだか知りたいのですが、皆さんの力を貸していただけませんか?
みなさん、こんばんは。『テイスト・チェンジャー』という道具を、娘が買ってきたみたいなんです。私、目が見えないのでどういう道具なんだかわからないんですよ。娘によると「最近、子供と女子の間で流行っている道具」何だそうですが……私、目が見えないので、詳しい内容がわからないんです。どういうものだか知りたいのですが、皆さんの力を貸していただけませんか?
15年06月15日 01:40
【亀夫君問題】 [KUZUHARA]
【亀夫君問題】 [KUZUHARA]
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まさか、娘に彼氏ができていたなんて……。
いえ、ショックではありますが、祝福しますよ。もちろん、節度を保った関係でないと……
あら、あなたー? 今日もボクシングの王位、防衛できたのー?
娘の彼氏が心配ね……
#big5#wikipeqia 「テイスト・キラー」#/big5#(最終更新日時:2021/6/14)
テイスト・チェンジャー(taste changer)は舌を覆う膜状の道具。舌の型を取り、それに合わせて膜を作る。内側に梨味・ソーダ味・コーンポタージュ味などの味が付いており『好き嫌いをなくしたい君に』というキャッチコピーで、ラテシン社より発売された。
薄い膜であるため反転が容易で、『初恋の味はフルーツの味』として反転させることで接吻の際に好みの味を舌に付ける道具として用いることが、発売の翌年に発案された。以来、若い女性の間ではこの使われ方をする方が多い[*1]。
[*1]水平至幸『最近の若者』
いえ、ショックではありますが、祝福しますよ。もちろん、節度を保った関係でないと……
あら、あなたー? 今日もボクシングの王位、防衛できたのー?
娘の彼氏が心配ね……
#big5#wikipeqia 「テイスト・キラー」#/big5#(最終更新日時:2021/6/14)
テイスト・チェンジャー(taste changer)は舌を覆う膜状の道具。舌の型を取り、それに合わせて膜を作る。内側に梨味・ソーダ味・コーンポタージュ味などの味が付いており『好き嫌いをなくしたい君に』というキャッチコピーで、ラテシン社より発売された。
薄い膜であるため反転が容易で、『初恋の味はフルーツの味』として反転させることで接吻の際に好みの味を舌に付ける道具として用いることが、発売の翌年に発案された。以来、若い女性の間ではこの使われ方をする方が多い[*1]。
[*1]水平至幸『最近の若者』
「悩み無用」「1ブックマーク」
男には大きな悩みがあった。
だがある日、1人の女に出会ってから男はそれについて全く悩まなくなったのだ。
女がケアをした訳ではないが、一体どういうことだろう?
だがある日、1人の女に出会ってから男はそれについて全く悩まなくなったのだ。
女がケアをした訳ではないが、一体どういうことだろう?
15年06月13日 20:10
【ウミガメのスープ】 [ドタオング]
【ウミガメのスープ】 [ドタオング]
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女が男を殺したから。
死んだら悩むのクソも無くなる。
死んだら悩むのクソも無くなる。
「【呪い、刻む】」「1ブックマーク」
男は呪いをかけられた、それも極めてとびきりの呪いを。
男はなんとか、その呪いが効果を発揮しない様にした。
結果として、その呪いは効果を発揮することはなかったのだが、男は絶望を味わう事となる
いったい何故だろうか?
男はなんとか、その呪いが効果を発揮しない様にした。
結果として、その呪いは効果を発揮することはなかったのだが、男は絶望を味わう事となる
いったい何故だろうか?
15年06月11日 21:26
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]
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男の受けた呪いは『年に一度の夏祭りの日、花火が上がると同時に#big5#死ぬ#/big5#』というもの
これを知った男は、呪いが効果を発揮させないように真逆の呪いを上書きした。
すなわち【年に一度の夏祭りの日、花火があがっても#big5#死なない#/big5#呪いを】
こうして男は死を免れた。そう#big5#【永遠に】#/big5#
#big5#【それから幾年の月日が流れ、何度夏祭りの日に花火が上がろうと、男は死ねなかったのだ】#/big5#
今年も、男が死ねない夏祭りの日がやってくる……
※今作品のトリック部分には元ネタがありますが、その作品の根底に関わる部分に密接するので、詳細を割愛致します。設定だけは独自にアレンジさせて頂きましたが……この素晴らしい発想を含め、素晴らしき作品を創られたH.G氏に敬意をこめて。後書きとします。
これを知った男は、呪いが効果を発揮させないように真逆の呪いを上書きした。
すなわち【年に一度の夏祭りの日、花火があがっても#big5#死なない#/big5#呪いを】
こうして男は死を免れた。そう#big5#【永遠に】#/big5#
#big5#【それから幾年の月日が流れ、何度夏祭りの日に花火が上がろうと、男は死ねなかったのだ】#/big5#
今年も、男が死ねない夏祭りの日がやってくる……
※今作品のトリック部分には元ネタがありますが、その作品の根底に関わる部分に密接するので、詳細を割愛致します。設定だけは独自にアレンジさせて頂きましたが……この素晴らしい発想を含め、素晴らしき作品を創られたH.G氏に敬意をこめて。後書きとします。
「ハッピー絶望さぷらいず」「1ブックマーク」
「宮田さん、おめでとうございます!」
その言葉を聞いた女は絶望した。
一体どうしてだろう?
その言葉を聞いた女は絶望した。
一体どうしてだろう?
14年05月17日 22:04
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]
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電話がかかってきたので出たところ、聞き覚えのあるイケボで、
「きゅうでんさん、おめでとうございます!懸賞に当たりました!」と言われた。それを聞いた女は、懸賞に応募してなどいなかったので、詐欺だと直感した。そして、女の名字は、「宮田」と書いて「きゅうでん」と読む、難読名字だ。それなのに聞き覚えのあるイケボで正しく名字を言ってきた、この人は……詐欺の犯人が自分の息子であると考えた女は絶望した。
「きゅうでんさん、おめでとうございます!懸賞に当たりました!」と言われた。それを聞いた女は、懸賞に応募してなどいなかったので、詐欺だと直感した。そして、女の名字は、「宮田」と書いて「きゅうでん」と読む、難読名字だ。それなのに聞き覚えのあるイケボで正しく名字を言ってきた、この人は……詐欺の犯人が自分の息子であると考えた女は絶望した。
「ただいまの後に」「1ブックマーク」
男は、長い間空けていた家を、久しぶりに訪れた。
男はある心配を抱えており、怖々家に入ったが、家では男が心配していたような事態にはなっていなかった。
ところが、そのことに男は絶望し、死んだ。
一体、どうしてだろう?
男はある心配を抱えており、怖々家に入ったが、家では男が心配していたような事態にはなっていなかった。
ところが、そのことに男は絶望し、死んだ。
一体、どうしてだろう?
14年04月20日 14:25
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]
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男は、幸せの絶頂にあった。長年恋焦がれてきた女と結婚できたからだ。彼女は、顔も美しく、スタイルも良く、頭も性格も良いという、完璧な女性だったが、その唯一の欠点、“家事が全く出来ないこと”のおかげで、家事の得意な男は、結婚することが出来たのである。正直、男にはかなり勿体ないような女性であったため、男はいつしか、「自分の存在価値は家事が出来ることだ」と思い込むようになった。
数年後、男は病気にかかり、長期の入院を余儀なくされた。男は、変わりなく優しい妻を愛おしく思いながらも、一つの心配を抱えていた。家事の出来ない妻のことだ。家は散らかり放題、食事もコンビニ弁当で済ませているのではないだろうか、と。
そして一時帰宅の日、男は不安を胸に家へと帰る。ところが、家はすっきりと片付き、出される料理も自分が作るものより美味しい。
男は「自分の存在意義はなくなってしまった」と絶望した。そして、そのまま病状は悪化し、男は死んでしまうのであった。
数年後、男は病気にかかり、長期の入院を余儀なくされた。男は、変わりなく優しい妻を愛おしく思いながらも、一つの心配を抱えていた。家事の出来ない妻のことだ。家は散らかり放題、食事もコンビニ弁当で済ませているのではないだろうか、と。
そして一時帰宅の日、男は不安を胸に家へと帰る。ところが、家はすっきりと片付き、出される料理も自分が作るものより美味しい。
男は「自分の存在意義はなくなってしまった」と絶望した。そして、そのまま病状は悪化し、男は死んでしまうのであった。