みなさん、こんばんは。『テイスト・チェンジャー』という道具を、娘が買ってきたみたいなんです。私、目が見えないのでどういう道具なんだかわからないんですよ。娘によると「最近、子供と女子の間で流行っている道具」何だそうですが……私、目が見えないので、詳しい内容がわからないんです。どういうものだか知りたいのですが、皆さんの力を貸していただけませんか?
【亀夫問題】
テイスト・チェンジャーを触った感じで、だいたいの形と大きさを教えてください。
「はい……大きさはM○N○消しゴムの一番大きいサイズくらいでしょうか。形は……何型というのでしょう……?」 [良い質問]
硬さは消しゴムと同じですか?
「硬さは……いえ、少しやわらかいですが、ゴムっぽいです」 [良い質問]
テイスト=味 だと思うのでとりあえず嘗めてみましょう
「えーっと……大丈夫ですか? 汚くないですかね?」 [良い質問]
1より。娘さんの口に入りそうなくらいの大きさでしょうか?
「はい、入りそうです」 [良い質問]
娘さんの年齢はいくつでしょうか?
「16です……反抗期で……」
触った感じで、テイストチェンジャーに穴は空いていますか?
「穴は空いている……ような気がします。わかりにくいですが」 [良い質問]
3より ではウェットティッシュで拭いてから嘗めてみましょう
「……ペロッ、これはリンゴ味!」 [良い質問]
舌にテイスト・チェンジャーをかぶせてから食べ物を食べることで味が分からなくなる、という道具でしょうか?
「……そうかもしれません! でも、娘は好き嫌いなんかないんですよ。私の料理をいつも美味しい美味しいって食べてくれますし……」 [正解][良い質問]
娘さんは、どんな時に使うかについて、なにか言っていませんでしたか?
「いえ、最近、子供と女子の間で流行っている道具」とだけ……。子供の間で流行っているのは、味がわからなくなるからかもしれませんが……女子に流行っているというのは……?
ちなみに今あなたのいる年は 2015年ですか?
「いえ、今は2031年ですが……それは私が大学生のときの歳ですね。今とたいして変わりませんょ」 [編集済]
娘さんは家でそれを使ってるようですか?
「いいえ。外に持って行っているようです」 [良い質問]
失礼ですがあなたは盲目なので料理を失敗したりすることもあり、娘さんはそれに気を使って、テイスト・チェンジャーを購入したのではないでしょうか?
「そんなことはないと思います……私、料理は料理教室の先生にも褒められて、ちょっとした自慢なんです。目が見えなくとも、料理で失敗することはないはずなんですが……」 [良い質問]
娘さんの好きな食べ物を教えて下さい
「娘は私のシチューが大好物なんですよ」
11より。外とは、娘さんが通っている学校ですか?
「はい、たぶん、学校にも持って行っていると思います……」
娘さんには彼氏はいそうですか?
「……!! 言われてみると、……話は聞いていませんが……いる……かもしれません」 [良い質問]
娘さんには、学校に行く時にお弁当を持たせていますか?
「はい、持たせていますよ。盛り付けは自分でやってもらうんですが、おかずは私が作っています」
娘さんが褒めた料理ばかり作っていて、さすがに飽きた娘さんは味を変えようとして、テイストチェンジャーを買ったのではないでしょうか?
「毎日メニューは変えているのですが……そうなのでしょうか?」
娘さんは、娘さんご自身で使うために、テイストチェンジャーを買ってきたのですか?
「たぶん、そうだと思います……」
ファーストキスはレモン味 実現装置なのでは?
「……!! そうかもしれません。あっ、娘が帰ってきました!!」 [正解][良い質問]
15より。娘さんは、彼氏のために料理の練習をしている素振りはないですか?
「いえ……ないですね。私はキッチンに誰か立っていれば気づきますし」
ご飯を食べた後に、ミントタブレットのように口の匂いを消すために使うのでしょうか?
「そうなんでしょうか……?」
もしかしたら料理の味のドーピングが出来る機械の様なので彼氏に自分の手作り料理を食べさせる際に使っている可能性がありますね
「そんな便利な機能が……!?」
19より なるほどフレッシュレモンになりたいんですね
「そうでしょうね……ちょっと衝撃ですね。昔はあんなに小さかったあの子が……」
いえ、ショックではありますが、祝福しますよ。もちろん、節度を保った関係でないと……
あら、あなたー? 今日もボクシングの王位、防衛できたのー?
娘の彼氏が心配ね……
wikipeqia 「テイスト・キラー」(最終更新日時:2021/6/14)
テイスト・チェンジャー(taste changer)は舌を覆う膜状の道具。舌の型を取り、それに合わせて膜を作る。内側に梨味・ソーダ味・コーンポタージュ味などの味が付いており『好き嫌いをなくしたい君に』というキャッチコピーで、ラテシン社より発売された。
薄い膜であるため反転が容易で、『初恋の味はフルーツの味』として反転させることで接吻の際に好みの味を舌に付ける道具として用いることが、発売の翌年に発案された。以来、若い女性の間ではこの使われ方をする方が多い[*1]。
[*1]水平至幸『最近の若者』
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