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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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本の面白さは折り紙つき「1ブックマーク」
カメオが本を読もうとすると、ページが折れ曲がっているところがあった。
カメオは落胆すると同時に、「この本を明日友達に薦めてみよう」と思った。
一体なぜカメオはそう思ったのだろう?
15年07月31日 19:32
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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カメオは過去に図書館で借りた本をまた借りて読もうとした。
カメオにとっては非常に面白い本であったが、現在では書店で売られていないため定期的に同じ本を図書館で借りているのである。
そして、カメオは本の右上の端が折れ曲がっていることに気付いた。
カメオには覚えがあった。カメオが読書を中断する時に、しおり代わりにやるクセ(ドックイア)である。
前回この本を借りた時、レンタル期間が来てしまい読み途中で返した。
きっと普段自分の本でやっているクセでこれにもやってしまったのだろう。
カメオは自分の無頓着さに我ながら落胆した。

しかし、その折り目がそのままということは、気付いて直す人がいなかったということ……図書館内での扱いも雑で、前回自分が借りてから今回また自分が借りるまでの間に借りた人がいない可能性が高いとカメオは考えた。

カメオ「この本面白いのに、そんなに借りられていないのか……よし、明日友達に薦めてみよう!」
牛丼チェーン店「亀屋」は、創業者の牛毛亀夫が作りだしたたれが大人気で、全国展開していった。今では1000店舗を越える有名チェーン店だ。
「スーパーで買える物で美味しいたれを」をモットーに作りだしたたれのレシピなのだが、亀夫が死んだ後、誰もたれのレシピを知らないという。
しかし、「カメヤ」は亀夫の死後20年以上にわたり、ずっと同じ牛丼の味を守りつづけているという。

一体どうやって、創業以来の牛丼の味を守りつづけているのだろう?


※この問題は新形式ですが、ウミガメのスープと同様に回答していきます。
※特殊正解が存在します。そちらを答えてもらっても正解とします。
15年08月01日 21:31
【新・形式】 [フィーカス]



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たれの詳細な作り方は誰も知らない。しかし、#red#作り方を分割して、他の従業員に教えていた#/red#。
例えばA工場でA液を作り、B工場でB液を作る。A液とB液を店舗で混ぜ合わせて「牛丼のたれ」を作る、といった具合だ。A液の作り方、B液の作り方をそれぞれの工場で人数を限定して教えていた。

なので、#red#元の原料からのレシピをすべて知っている人は誰もいない#/red#のである。

※なお、「ろっくむこうのじゅっかい」はあまり関係なかったので次回に持ち越します。

介「畜生……また、またやっちまった……!」
水雄「……あ、何だ? その……気にするな、な?」
亀介「でもっ……。でもよ……!」
水雄「まあー……。完璧な者はいないんだぞ?」
亀介「……はぁー……」

何人もの人が傷つき、死んでいくのを目の当たりにしながらも、二人はその場にただ立っていることしかできなかった。

どういうことだろうか?




みょんさんの迷宮入り問題及びディダムズさんの「【迷宮からの脱走者】これは……やっちまったぁ……」の改変問題です。
ディダムズさんには許可を頂きました。ありがとうございます。
13年06月02日 08:22
【ウミガメのスープ】 []



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ここはとある県道、少しきつめのカーブのある場所であった。

亀介はある夜、タクシーで自宅へと帰る途中にその県道に差しかかった。
すると突然路上に白い人影が飛び出してきたように見えた。
結果タクシーは、カーブが曲がり切れず、ガードレールに激突し、運転手は助かったようだが、亀介は即死だった。
しかし、魂は何故かあの世へは行けず地縛霊になってしまったらしい。

・・・そんな亀介に先輩幽霊の水雄(多分タクシーから見えた白い人影は彼だろう)が話しかけてきた。

水雄「やあ、お前にも俺が見えちまったか。このカーブは夜な夜な事故で死んだ男の霊が出るって噂は聞いたことないかい?」
亀介「いや、特に・・・。」
水雄「そうか、まあその幽霊は俺なんだがな。とにかくすまんかった。ところでお前はあの世へは行かんのか?」
亀介「いや、僕にも分からないんだけど、ここから動けないんだ」
水雄「ああ、俺と同じ地縛霊ってやつだな。何かこの世に心残りがあるのかい。」
亀介「うーん・・・。タクシーに乗ってたからタクシーの運ちゃんに恨みがあるのかもしれない。」
水雄「・・・ふーん、じゃあそいつがここにきて祟り殺さない限り成仏は無理かもな。まあ、ゆっくりしていくこった。どうせここから動けないんだからな。」
亀介「はぁ・・・。」

亀介がここに立ってほどなく、一台の車がタクシーと同じようにカーブを曲がり切れずガードレールに激突した。
大半の車は2人に気付かず通り過ぎていくが、いわゆる「見えてしまう人」には2人が道の真ん中にいるように見え、ハンドル操作を誤るのだという。
運転手は亡くなったようで、魂が天に昇っていく。2人を見つめる魂の視線は怒りとも恨みとも見えるものであった。

このように、亀介たちを見てハンドル操作を誤る者はあとを絶たず、亀介はいやおうなくその姿を見ることとなった。

亀介「畜生……また、また(事故を)やっちまった……!天に昇る魂が怖い目で俺たちを見ている。」
水雄「……あ、何だ? その……気にするな、な?どうせそこからは動けないし、こちらから避ける術はないのさ」
亀介「でもっ……。でもよ……!」
水雄「まあー……。完璧な者はいないんだぞ?とっさに霊が見えればそりゃハンドル操作を誤るのは仕方ないのさ。」
亀介「……はぁー……」

早く成仏してここから立ち去りたい。亀介はそう願うが肝心の運転手は現れず、わけのわからぬ状況に途方に暮れるのだった。
【ビチャッ!!!】「1ブックマーク」
とある強風の日、窓を全開にして車に乗っていた男は少年に注意した。

『すみません』

少年は道端でつばをはいたのだ。
これはいけないと思った少年は男の方を向いて頭を下げた。

そして顔がビチャビチャの男は安堵した。

一体なぜ?

15年07月31日 00:44
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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とある強風の日、窓を全開にして車に乗っていた男は、
道端で掃き掃除をしていた少年に接触しない様に注意しながら運転していた。

その時、強い横風で男のかぶっていたキャップが車外へと飛ばされてしまい、
清掃中の少年の足元に落ちた。



男『すみません』



少年は車の中からキャップが飛んできた事にすぐには気付いていなかったし、
それまで道端を掃き続けていた勢いもあり、
突然足元に落ちてきたキャップのつばを掃いた。
そこで初めてキャップに気付き、これはいけないと思った少年は男のいる側に落ちているキャップを拾い上げる為に頭を下げた。



少年『こちらこそすみません、勢いでちょっと掃いちゃいました………汚れてませんかね………?』



多汗症の男『大丈夫です、拾ってくれて本当に助かりました。ありがとうございます!』





少年からキャップを受け取り、颯爽と車を再発進させる多汗症の男。

全開の窓からキラキラと風に乗って舞い戻ってきた男の顔汗は、

清掃少年の顔面にビチャッ!!!と煌びやかに降り注いだ。



隠恋慕「1ブックマーク」
私の恋は叶うことがなかった。
まともに会話も出来ないし、彼に触れることすら出来ない。

状況を説明してください。
15年07月29日 20:46
【ウミガメのスープ】 [灰音]

題名は芳香さんです。ありがとうございます。




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ここは鏡という概念が無い世界。もちろん鏡も存在していない。

……はずだった。

しかしどういうわけか別の世界から、人の顔がちょうどうつるくらいの大きさの鏡が流れ着いた。
それをたまたま見つけた少年がいた。少年は黄金に輝くと街で言われるほどの美少年だった。

(小さな窓………?)

少年はそう思った。

(!!!!!)

少年は心を奪われた。

鏡にうつる、自らの姿に。