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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

フライドポテト「9ブックマーク」
とある外国企業の日本法人にて食品への異物混入が話題になった。

ポテトへの異物混入

である。

このニュースは瞬く間にTVなどでも盛んに話題に上がるようになり
社長の考える今後の対応が放送されることになった。

曰く「そのほうが利益が有り、また、問題が無いと考えるため、今後共サービスを提供していく所存です。」
である。

その後、社長の判断は正しかったと評価されることとなった。

なぜ?
15年01月18日 01:52
【ウミガメのスープ】 [Ratter]



解説を見る
動画投稿サイトYourtubeでの出来事。とある動画が注目を集めた。

「店の商品にいたずらしてみた」じゃが○こ編

である。

たかだか爪楊枝を突っ込むだけのしょぼい映像だが
投稿者の中二病のこじらせかたなどがネットやテレビで話題となり、連日放送されることになった。

放送の中で、Yourtubeのサービスを行っている、ググレ社の日本法人の社長へのインタビューも放送されたのだが
インタビュアー「なぜ、こんな犯罪者のアカウントを凍結しないのか?」
社長「(アホなこと聞くなぁ・・)
そのほうが(まだ動画を上げてくるアホの居場所が特定しやすくなるという社会的)利益が有り、
また、(犯罪内容が直視に絶えない凄惨なものでもないので、映像的に)問題が無いと考えるため、今後共サービスを提供していく所存です。」

その後、社長の予想通り、投稿者のIPから携帯会社がわれ、使用された基地局が割れ、速攻居場所が割れて犯人はつかまることとなり
続々と動画投稿を続ける犯人のアカウントをそのままにしておいた社長の判断は正しかったと評価されることとなった。
ライアーライアー「9ブックマーク」
嘘をついてカメコを騙したカメオは、バレる前にカメコの前から姿を消した。
しかしその後、偶然ばったりカメコと再会してしまい、カメオは当然気まずく思い逃げ出そうとしたが、カメコに捕まってしまった。
すると、#b#嘘はとっくにバレていたにもかかわらず#/b#、カメコはちっとも怒らないどころか、二人は仲良く談笑を始めた。一体なぜだろう?
15年12月21日 20:17
【ウミガメのスープ】 [letitia]

回答がすごく楽しかったです。ナイスガイ!




解説を見る
カメオが帰宅途中の電車の中。

(あーなんか…おばちゃんかおばあちゃんか微妙な見た目の人が乗ってきたな…どうしよう…まあ黙って立っとくか…)

「あらっなに、席なんて譲らなくていいのよ!まだそんな年じゃないんだから!座って座って!」

(いや充分ババアだよ…てかもう立っちゃったのにまた座って終点まで乗ってる方が無理だから!)

#b#「いやあの、次降りる駅なんで…」#/b#
(見つからないように先頭車両にのりかえよ…)

————

最寄駅。

(あっやべえさっきのババアじゃん!最寄一緒かよ!気づいてないふりで早く逃げ…)

「あらっさっきの子じゃないあらやだあなた次で降りるんじゃなかったの!」

(うわあ〜逆ギレされたら超めんどくせ〜)
「いや…その…」

「ま〜今時珍しい親切な子じゃないありがとね!電車では見栄はったけどね、そろそろ腰が辛い年だから助かったわ〜家このへんなの?大学生?一人暮らし?ちゃんと食べてなさそうな体してるわね!駅前のスーパーでなんかおばちゃんが好きなもん買ってあげようか?」

(なんだこのババアすげえグイグイくるな…)
「いやあの…じゃあ唐揚げお願いします」

その後も駅でちょいちょい声をかけられるようになったカメオだった。(たまにおまんじゅうとかくれる)
グラタン日和「9ブックマーク」
山村カナエが窓の外に目をやると、
満月の見える穏やかな夜だったので、
今日の夕飯はグラタンかなと思った。

カナエの推理過程を辿れ。
15年12月02日 20:37
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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バイトから帰宅した山村カナエは、自室で寝そべって、ヘッドフォンから流れてくるお気に入りのポップスを聴いていた。
いつも、アルバムを一枚聴き終わる頃には夕飯の準備ができている。
これだから、実家暮らしはやめられない。

突然、#red#部屋の明かりが消えた#/red#。

──停電?

ヘッドフォンで聞こえなかったが、雷でも落ちたのかと思い、カナエはカーテンに手を伸ばした。
満月の見える、穏やかな夜だった。

#red#──雷でも、強風でもなさそうね。#/red#

カナエの家は特に貧しいわけでもなく、電気代を滞納しているというようなことはない。
だとすれば、#red#ブレーカーが落ちた#/red#可能性が高い。

今の時間帯、消費電力の増大の主な原因は、#red#夕飯の準備#/red#である。
そして調理家電のうちで#red#特に消費電力が大きいのは、オーブンレンジ#/red#
だ。

#red#──オーブンを使ったお母さんの料理といえば、グラタン!#/red#

そのクリーミィな味を想像し、唾液が止まらなくなったカナエ。
電気が回復すると(おそらく母親のチエがブレーカーを上げたのだ)、ちょっと思い立ち、部屋を出た。

「お母さん、大丈夫?」
キッチンに行くと、ちょうどチエが玄関の方から戻ってきたところであった。
「ああ、ごめん。びっくりした? オーブンと炊飯器を一緒に使っちゃって」
「ドンマイ。それよりさ」
「何?」
「グラタン、作り方教えてくれる?」

チエは少し驚いた顔をした後、ニヤリと笑った。

「好きだといいわね」
「え、な、何のこと?」

慌てて取り繕うカナエなのであった。



#big5#【要約解説】#/big5#
#b#山村カナエが自室で音楽を聴いている時、明かりが消えた。#/b#
#b#外は満月が綺麗に見えたので、天候が原因ではなさそうである。#/b#
#b#だとすれば、ブレーカーが落ちた可能性が高い。#/b#
#b#ブレーカー落ちの原因と考えられるオーブンレンジを使った料理のうち、山村家でよく出てくるのはグラタンである。#/b#
狂えばよろし「9ブックマーク」

じめられていた少年は、
教師からも、両親からも、救われることはなかった。

絶望した少年は死ぬことにしたが、
そのせいでさらに絶望することとなった。

なぜ?
15年11月23日 20:52
【ウミガメのスープ】 [ハニワ]



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日も、またいじめがあった。
誰も救いの手を差し伸べてくれず、ただただこの状況を受け入れるしかなかった。

…もう、死んでしまいたい。
そう思い、僕は包丁を手首に当て、

…引いた。



なんだ、これ…?
コードと、オイル?

不意に、足音が近づいてくる。
「…はあ、またストレスでの自傷か」
「仕方ありません。彼には人間と思ってもらわなければならないのですから。
 そうでもなければいじめ代替用ロボットとして機能しないでしょう?」
「記憶チップを書き換え、修理、か…。手間がかかるな」
「これも、子供たちをいじめから守るためですよ」

絶対に救われないのだと、そう気づいてしまった僕のスイッチは、
両親だと思っていた学者によって、何の躊躇いもなく、切られた。
オープン・パスワード「9ブックマーク」
ウミガメ・コーポレーションでは、社内で共有しているどんなデータにも必ずパスワードをかけている。
しかしそのパスワードは、社員の名前だったり、営業部の電話番号だったりと、誰でも簡単に調べることができるようなものばかり。しかもデータのファイル名にパスワードのヒントが書いてある始末だ。
そして、なぜかパスワード変更だけはきちんとまめに行っている。
一体何が目的なのだろう?
15年06月09日 23:10
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

セキュリティスープ




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今日もウミガメ・コーポレーションでは、あちらこちらから社員達の呟きが聞こえてくる。
「ええと、このファイルは営業部の電話番号か……」
「秘書の名前は……サメジマアオさん、と。これは簡単だな」
「毎日開いてたら、いつの間にかこのファイルのパスワード、覚えてたよ」
社内で働く他の社員の名前や、その人の担当部署、部署ごとの電話番号、新商品の商品名など、覚えたほうが良いけれどもなかなか覚えられないもの……ウミガメ・コーポレーションでは、そういった類のものを、様々なデータのパスワードにするのだ。
そのデータファイルを見るためにパスワードを入力しなくてはいけないから、必然的にそのパスワードになった言葉を調べることになるし、その言葉を目にする機会が増える。そしてそのうち、毎回調べるのが面倒だからとパスワードを覚えるようになるのだ。
社員達が覚えてきたら、また別の覚えてもらいたい言葉をパスワードにする。
セキュリティが目的ではなく、パスワードを利用して社員に暗記を促しているのだった。

「良いアイディアだろう? まあ面倒ではあるが、社員が自然に覚えてくれると良いと思ってね」
「面白い試みですね、社長。一応確認ですが、まさか社長の誕生日をパスワードにして誕生日を覚えさせたかった……のが真の目的ではないですよね?」
「さ、サメジマ君。何を言うのかな。それはまあちょっとした遊びというかなんというか別に祝ってもらいたいとかそういうわけでは……」

END

#b#社員に覚えさせたい人名や電話番号などをパスワードにすることで、「データを開くたびに調べるのが面倒だから、覚えよう」という気にさせるため。#/b#