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亀男(かめおとこ)、本名・浦島太郎が乙姫から貰ったのは『玉手箱』。

浦島太郎は乙姫から貰った箱を開けた結果、お爺さんになってしまいました。
その時浦島太郎は知ったのです、玉手箱とは自らの年を封じ込めたものだったのだと。
健啖家だった浦島太郎も寄る年波には勝てず、食欲が衰えてしまったのでした。



…ところで、浦島太郎が竜宮城で食べた料理って乙姫の手料理だったんでしょうか。
乙姫の白魚のような手で作られた料理…さぞかし美味しかったんでしょうね。

自販機のコーヒーが『あたたかい』(温かい)になったことに気づいたカメコ。

また、今年も冬が来る。

厳しくなる寒さに備えるべく、カメコは湯たんぽを買いに行くことにした。

海亀カメオは時空の狭間に吸い込まれ、1950年の日本から現在の日本にやってきた。

カメオ「こ、ここは一体？」
ラテオ「やぁ、カメオくん、ようこそ、2017年の日本へ！」

謎の人物、ラテオにより2017年の日本を案内されるカメオ。
そこで見たものは1950年では考えられない文明の数々。
俄かには信じられなかったが、未来にやってきたことに納得せざるを得なかった。
その中でも、#red#ペラペラと独り言を言いいながら歩く人々がいる#/red#ことにカメオは気付いた。

カメオ「あいつらは一体、誰と話しているんだ？」
ラテオ「ん？#red# あぁ、スマホね。彼らは、遠くの人々と会話しているんだよ#/red#」

カメオは若手お笑い芸人。インタビュー中にもアドリブでボケまくって、大勢を笑わせまくった。
その「大勢」の中にはカメラを持った新人ADも含まれていたため、収録中に笑いをこらえきれなかった新人ADの持ったカメラの画像はブレまくっていた。
しかし、逆にカメラを安定して持てないほど笑わせた証拠であるそのブレっぷりと録音された爆笑で、カメオは存分にお笑い芸人として結果を出せたと思ったのだ。
当然ながら、カメオはスタッフから評価されて、お茶の間の人気者になる一歩を踏み出したのだった。

カメオという青年が神にモテモテにしてほしいと頼んだところ、神はカメオ以外の全ての人間を生贄に願いを叶えた。
その後カメオは女性にモテモテになる体質を得たが、女性が居ない世界では意味が無かった。