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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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抱きカメラ「1ブックマーク」

気予報が大幅に外れ、土砂降りの雨が降っていた日、私はそれでも彼のもとに走る。
彼は壊れたカメラを抱きながら眠っていた。
私はかじかむ手で彼の手を取り、キスをした。
私が立ち去った後、彼は目を覚まし、絶叫した。

状況を説明してください。

【問題制作:hypnos 解説制作:Taka 】
12年12月27日 01:14
【ウミガメのスープ】 [Taka]



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私「うっわ!今日晴れるって言ってたじゃーん!天気予報の嘘つき!」

彼の家に行く途中に、いきなりの大雨。朝の天気予報では、そんなこと言っていなかった。だから私は傘も持たず来てしまった。雨宿りをしながら、彼の家に走っていた。

私の目の前に光る二つの白い光。私にスポットライトを当てるように近づいてくる。私はもう目を閉じ、立ちすくむことしか出来なかった。

キキーッ!!

私は目を開けた。目の前には大きなトラック。青ざめた顔をしたおじさんがこちらを見ている。痛くない。良かった、助かった。おじさんがこちらに近づいてくる。

私「大丈夫です!ケガひとつありません。」

そんな私を気にする事もなくおじさんは、私の足元に座り込んだ。私も自分の足元を見る。そこには血まみれで横たわる私。それを見て私は悟った。

私「あぁ、私、死んだんだ。」

しかし今、私には幽霊ながら意識がある。最後に彼に会いたい。私は無い足で走り出す。彼の元へ。

彼の家。するりと抜けて彼の部屋へ入る。彼は壊れたカメラを握りしめ眠っている。

彼のカメラは壊れていて、撮る事が出来ない。しかし、勝手に撮る事もあるのだ。彼はそのカメラを気に入って、毎日一緒に寝てるんだって。

幽霊だけど雨に濡れたせいか、少し寒い。かじかんだ手で彼の手をとる。しかし、触れることが出来ない。何度やっても。

私は彼にキスをした。もちろん触れることは出来なかった。私はもう彼に触れることが出来ないんだ、そう思うと胸が苦しくなる。

私は溢れ出る涙を流しながら彼の元を去る。私は振り向きながら彼に言った。

ごめんね。

パシャ‼

私は少し後悔はあるが、死んでしまった身。どうすることも出来ない。そろそろ行こうかな。

私はこの世を去った。

次の日
彼の元に一本の電話が入る。

彼「んー・・はい?もしもし・・えぇ!彼女が死んだ?ウソつくな!誰だお前は!ガチャッ。」

彼はその電話を信用しなかった。いや、出来るわけない。信じたくないのだ。

ふとカメラを見ると、一枚の写真。そこには彼女が写っていた。それを見た彼は全てを受け入れ、悲しさと悔しさを噛み締め叫んだ。

彼「うわぁぁぁぁぁぁぁーー!」


彼は写真に写った悲しそうに笑う彼女と共に涙をながす。
レアの輝き「1ブックマーク」
ここはとある海の見えるレストラン。

料理を前に難しい顔をしている女に向かって俺は話しかけた。
「これってレアだよな?」
「そうね」
「俺、焼いてきていいかな?」

しっかり焼けたのを見て、女は呆れ顔を浮かべた。

なぜだろう?
13年03月01日 00:45
【ウミガメのスープ】 [Ratter]



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よう!俺だ。ん、しつこいって?(【ラテクエ26】もう、返事は決まってるはずさ をご参照ください)

今日はねーちゃんと、ウミガメの産卵で有名なビーチのそばにあるレストランに来てる。
つっても、まだそのレストランはオープンしていないんだけどな!
実は、ねーちゃんの修行時代の兄弟子が新たにオープンするレストランなんだよ。
で、オープン前のメニュー選定会にねーちゃんが呼ばれたんで
免許を持っていないねーちゃんに仰せつかって運転手としてやってきた ってわけさ。

季節は梅雨。更に降水確率100% ってんで、ビーチに行くっていってもあんまり気乗りしなかったんだけどさ~
これが、ついてみたら天気予報は大外れで外はカンカン照り、泳ぐにはもってこいの天気だ!

つぅわけで、試作メニューを前に、兄弟子となんか難しい話をしているねーちゃんに話しかけたわけさ。

「なー梅雨だってのにいい天気だよね?100%降るって言ってたのにさ~、外は眩しいくらいだぜ~?」
「そうね」
「これってレアだよな?」
「そうね」
「俺、焼いてきていいかな?」
「・・・まぁ、あなたの舌には期待してないわ・・思う存分焼いて来なさい・・」

4時間後、しっかり真っ黒に焼けた俺を見てねーちゃんが呆れた顔でつぶやいた。
「・・・年頃の女の子なのに、小学生みたいにまぁ真っ黒になっちゃって。
6月は一番紫外線強いんだからね?あとでシミが出来たとか後悔することになるわよ」

「そんなこと気にするのは、ねーちゃんがみそz・・」
そこまで言いかけてねーちゃんの顔を見て言葉を飲み込んだ。
帰りの車内も天気予報が外れたようだ。真冬のシベリアかっつうほど空気が凍りついてたわけだが・・
降りしきる雨 「1ブックマーク」
どしゃ降りの雨の中、俺は急いでいた。え、ああ日曜出勤だよ日曜出勤!
最悪だよ!あいつの予言が外れたおかげで!

予言とは何か?
男はどこに勤務しているのかを加えて説明してください!

参加テーマ(何で俺が!って感じる時)
13年04月16日 21:42
【ウミガメのスープ】 [ストッパー]

ありがとうございました!




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予言とは天気予報。
奴は気象予報士だが予報を
はずしまくりテレビ局への苦情の対応に男が
かりだされたのだ!
男「最悪だよ!あ、はい、はい、すいません!はい申し訳ございませんでした!」
【ラテクエ31】 靴墨を食べる女「1ブックマーク」
とある梅雨の日、夕方から突然の豪雨に見舞われ、ラテシン電鉄は全線運転見合わせとなった。
帰宅しようとしていた女は、コンビニで生クリームのたっぷり詰まったシュークリームを購入すると、店を出て行った。
甘いものが大嫌いであるにもかかわらず。

一体、なぜ、彼女はこのような行動をとったのだろうか?
13年06月23日 22:08
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



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彼女はこのコンビニの店長でした。
天気予報では曇りの予報だったので、商品の仕入れは通常通り行いました。
しかし、実際は予想外の豪雨。
電車も止まるほどで、さっぱりお客は入りません。
消費期限の短い生クリーム入りのシュークリームはおそらく売れ残って、廃棄になってしまうでしょう。
それならばと、息子達のお土産に買って帰る彼女なのでした。
そんな脅しには屈しません「1ブックマーク」
同僚の亀田はここのところ毎日のように殺人予告をされているという。

それにしては目の前にいる彼は妙に生き生きとしてるんだよなぁ。

どういうことだろう?
13年07月11日 21:59
【ウミガメのスープ】 [靴下猫]



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亀田はそれはもう暑がりな男だった。
季節は夏。いつ熱中症に罹っても、脱水症状に陥ってもおかしくはない。そして、それらによる死の危険もある。

毎朝天気予報を伝えてくるお天気キャスター。
毎日毎日35℃を越す気温を伝えてくる彼女の天気予報は、亀田にとっては殺人予告にも等しいものだった。

しかし、こうも暑いと社内でも冷房を使わない訳にはいかない。
亀田は社内にて、まるで水を得た魚のように生き生きと過ごしているのだった。