「しっとのひ てんきのほん」「1ブックマーク」
まるでダメな女略してマダオな私は、仕事のできるあの女に嫉妬した
それから私はずっと仕事しているその女を見ていた
そんなある日、私が本を読んだことで、彼女との立場の逆転を確信した
なぜ?
それから私はずっと仕事しているその女を見ていた
そんなある日、私が本を読んだことで、彼女との立場の逆転を確信した
なぜ?
14年04月10日 22:10
【ウミガメのスープ】 [hypnos]
【ウミガメのスープ】 [hypnos]
解説を見る
A子もB美も天気予報士であるが、A子こと私ことマダオはその持ち前のトロさとついでにコミュ障のせいでほぼ干されていた
B美は美人で仕事ができ、しかも気配りができる、スーパーウーマンだった
当然、私が嫉妬するのも無理はなかった、ってか多分同種の職業の女性から嫉妬を買ってたと思う
ニュースを見りゃ、B美の姿が必ず現れ、見ない日はなかった
あたしゃラーメン啜りながら奥歯をキリリキリリと削る毎日だよ!ったくよお!
そういって奥歯でラーメンを噛み切るマダオだった
(ラーメン屋である男がB美を食い入るような目で見ていたが、気にしないふりをした)
ある日、何やらの雑誌で
『激写!ほにゃららのはにゃらら』みたいなアレがあった
よく見たら、例のB美で、スキャンダラスなサムシングな写真が載っていた
(なぜか写真に涙の痕が見えるような気がしたけれど、やはり気にしないふりをした)
晴れて奴は降板、マダオより下の無職枠に入った訳さね
私の地位は変わらず、だが奴の地位は地に落ちた、一応逆転したという表現でも問題なかろう
そのあと、マダオは明日から本気出す精神を発揮し、次期お天気お姉さんとなったのだった!
果たしてマダオの運命やいかに!
B美は美人で仕事ができ、しかも気配りができる、スーパーウーマンだった
当然、私が嫉妬するのも無理はなかった、ってか多分同種の職業の女性から嫉妬を買ってたと思う
ニュースを見りゃ、B美の姿が必ず現れ、見ない日はなかった
あたしゃラーメン啜りながら奥歯をキリリキリリと削る毎日だよ!ったくよお!
そういって奥歯でラーメンを噛み切るマダオだった
(ラーメン屋である男がB美を食い入るような目で見ていたが、気にしないふりをした)
ある日、何やらの雑誌で
『激写!ほにゃららのはにゃらら』みたいなアレがあった
よく見たら、例のB美で、スキャンダラスなサムシングな写真が載っていた
(なぜか写真に涙の痕が見えるような気がしたけれど、やはり気にしないふりをした)
晴れて奴は降板、マダオより下の無職枠に入った訳さね
私の地位は変わらず、だが奴の地位は地に落ちた、一応逆転したという表現でも問題なかろう
そのあと、マダオは明日から本気出す精神を発揮し、次期お天気お姉さんとなったのだった!
果たしてマダオの運命やいかに!
「幸せの足音」「1ブックマーク」
『最後かもしれないだろ?だから好きなものを・・・』
再びまぶたを開いた僕は絶望感に駆られた
やっぱり神様なんていないんだ
重い足どりで階段へ向かった僕は
空を仰いで神と慈母へ感謝した
なぜ?
再びまぶたを開いた僕は絶望感に駆られた
やっぱり神様なんていないんだ
重い足どりで階段へ向かった僕は
空を仰いで神と慈母へ感謝した
なぜ?
14年04月11日 05:45
【ウミガメのスープ】 [アマレット]
【ウミガメのスープ】 [アマレット]
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元ネタあり(※ミスリード注意w)
解説を見る
『母さんのお弁当食べる機会なんてもう最後かもしれないだろ?だから、好きなものを全部入れてあげるから楽しみにしておいで♪』
最高学年で迎える最後の運動会の前の日、母親が笑いながらぽつりとそう言った
何よりもスポーツ好きの僕は雨が降りませんようにと2週間も前から祈りながらてるてる坊主を毎日作っている(とても友達には見せられないなw)
でもそんな僕を嘲笑うかの様に、明日の天気予報は雨の確率50%とかなり微妙だ
当日、起きた僕の耳に水滴の跳ねるような音が聞こえる
『雨か、、、』
カーテンを開けると現実を突きつけられる気がしてそのまま一階のリビングへ、のしのしと向かう
ふと、階段の小窓が嫌でも目に入った
『あれ???』
そこには快晴の空が広がっていた
ダダダダダダ
階段をかけ降りた太郎を迎えたのは菜箸に唐揚げを挟んで笑顔で振り向く母親の姿だった
※元ネタ:ラジオ(雨の音と唐揚げを揚げる音は似てる)
最高学年で迎える最後の運動会の前の日、母親が笑いながらぽつりとそう言った
何よりもスポーツ好きの僕は雨が降りませんようにと2週間も前から祈りながらてるてる坊主を毎日作っている(とても友達には見せられないなw)
でもそんな僕を嘲笑うかの様に、明日の天気予報は雨の確率50%とかなり微妙だ
当日、起きた僕の耳に水滴の跳ねるような音が聞こえる
『雨か、、、』
カーテンを開けると現実を突きつけられる気がしてそのまま一階のリビングへ、のしのしと向かう
ふと、階段の小窓が嫌でも目に入った
『あれ???』
そこには快晴の空が広がっていた
ダダダダダダ
階段をかけ降りた太郎を迎えたのは菜箸に唐揚げを挟んで笑顔で振り向く母親の姿だった
※元ネタ:ラジオ(雨の音と唐揚げを揚げる音は似てる)
「雨に打たれれば」「1ブックマーク」
男
が仕事場から外に出ると雨が降っていた。
しかし男は家に帰るまで1回も傘を開かなかったという、
いったいなぜ?
が仕事場から外に出ると雨が降っていた。
しかし男は家に帰るまで1回も傘を開かなかったという、
いったいなぜ?
14年06月12日 19:03
【ウミガメのスープ】 [まぐねっと]
【ウミガメのスープ】 [まぐねっと]
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男は小さな会社の社長だった。
すべての仕事を片付け終え戸締りを確認し外に出た。
「あらら...そういえば昨日の天気予報で雨って言ってたなぁ...」
その日は夕方から雨が降りだしていた、
朝は晴れていたため彼は傘を持ってきていなかった。
男があきらめて走って帰ろうとしたそのとき、
「パパ!」
彼の前には部活帰りの傘をさした高校生の娘がいた。
「傘忘れてったでしょ、お母さんから迎えに行ってあげてって電話あって」
「わざわざ迎えに来てくれたのか、ありがとなぁ」
親子は相合傘をしながら家へと一緒に帰っていった。
すべての仕事を片付け終え戸締りを確認し外に出た。
「あらら...そういえば昨日の天気予報で雨って言ってたなぁ...」
その日は夕方から雨が降りだしていた、
朝は晴れていたため彼は傘を持ってきていなかった。
男があきらめて走って帰ろうとしたそのとき、
「パパ!」
彼の前には部活帰りの傘をさした高校生の娘がいた。
「傘忘れてったでしょ、お母さんから迎えに行ってあげてって電話あって」
「わざわざ迎えに来てくれたのか、ありがとなぁ」
親子は相合傘をしながら家へと一緒に帰っていった。
「サドル以外全部盗まれたってネタは実話らしいです。」「1ブックマーク」
散歩をしていた男は、自転車に乗って走っている男とすれ違ったとき、「今日は雨が降るかもしれないな」と思った。
実際雨が降ったのだが、何で雨が降るかもしれないと思ったのだろうか?
実際雨が降ったのだが、何で雨が降るかもしれないと思ったのだろうか?
14年08月17日 13:01
【ウミガメのスープ】 [シチテンバットー]
【ウミガメのスープ】 [シチテンバットー]
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参加ありがとうございました。雨でも降らんと、やってられんわ。
解説を見る
男は、明け方前に少し散歩をしていた。
すると、新聞配達の男とすれ違った。
自転車のかごには新聞紙。それの全てに#b#ビニール袋#/b#がかけられていた。
前日の天気予報で雨が降るとされた日は、防水対策として新聞紙にビニール袋がかかるのである。
そのことを知っていた男は、新聞紙inビニールを見て「今日は雨が降る」と予想したのだ。
すると、新聞配達の男とすれ違った。
自転車のかごには新聞紙。それの全てに#b#ビニール袋#/b#がかけられていた。
前日の天気予報で雨が降るとされた日は、防水対策として新聞紙にビニール袋がかかるのである。
そのことを知っていた男は、新聞紙inビニールを見て「今日は雨が降る」と予想したのだ。
「パーソナルパラソル」「1ブックマーク」
大雨の中、傘もささずに帰宅しているカメオ。
帰ろうとした時確かに傘は持っていたが、カメオは使わなかった。
カメオが言うには、「これは、カメコさんのためなんです」という。
だからといって、別にカメコは筋萎縮性の病気にかかったわけでもない。
一体カメオはなぜ傘を差さずに帰ったのだろう。
帰ろうとした時確かに傘は持っていたが、カメオは使わなかった。
カメオが言うには、「これは、カメコさんのためなんです」という。
だからといって、別にカメコは筋萎縮性の病気にかかったわけでもない。
一体カメオはなぜ傘を差さずに帰ったのだろう。
14年09月01日 23:46
【ウミガメのスープ】 [Lennon]
【ウミガメのスープ】 [Lennon]
解説を見る
※下に簡易版の解説があります。ちょっと長い解説が読みたくない方はそちらを...
ひどい雨...。
会社のエントランスにいたカメコは、目の前に降る滝のような雨を見、ため息をついた。
こんな日に傘を忘れてしまうなんて...
とんだお馬鹿さんね。
天気予報を見れば、この雨はしばらく止まないという。
それに、会社の置き傘はもうない。四面楚歌だ。
ずぶ濡れになって帰るか、止むのを待つか...。
カメコが悩んでいると、
「傘、使いますか?」
声をかけたのはカメオだった。
「いや、でも、あなたそれ、自分の傘じゃない...
貸してどうするっていうの?」
「こうするんですよ。」
カメオはそういって、逃げるように雨の中を駆けて去っていってしまった。
「ちょっと!待ちなさいよ!せめて...」
精一杯の声で叫んだが、ひどい雨音が、声をかき消してしまった。
「はぁ...彼も、とんだお馬鹿さんね...
感謝の気持も聞いてくれない」
まさかこの歳になって相合い傘しよう...
なんて、言えるわけないし...
帰ろ。
カメオの傘を差し、カメコは雨の中へと足を進めた。
「彼となら、相合傘、したかったな...」
そうつぶやくも、雨音にかき消され、誰にも聞こえることはなかった。
~~簡易版解説~~
傘がなくカメコが困っていたので、自分の傘を貸したカメオ。
当然傘を二本持ち歩いてるはずもないので、ずぶ濡れになって帰ることにしたのだった。
ひどい雨...。
会社のエントランスにいたカメコは、目の前に降る滝のような雨を見、ため息をついた。
こんな日に傘を忘れてしまうなんて...
とんだお馬鹿さんね。
天気予報を見れば、この雨はしばらく止まないという。
それに、会社の置き傘はもうない。四面楚歌だ。
ずぶ濡れになって帰るか、止むのを待つか...。
カメコが悩んでいると、
「傘、使いますか?」
声をかけたのはカメオだった。
「いや、でも、あなたそれ、自分の傘じゃない...
貸してどうするっていうの?」
「こうするんですよ。」
カメオはそういって、逃げるように雨の中を駆けて去っていってしまった。
「ちょっと!待ちなさいよ!せめて...」
精一杯の声で叫んだが、ひどい雨音が、声をかき消してしまった。
「はぁ...彼も、とんだお馬鹿さんね...
感謝の気持も聞いてくれない」
まさかこの歳になって相合い傘しよう...
なんて、言えるわけないし...
帰ろ。
カメオの傘を差し、カメコは雨の中へと足を進めた。
「彼となら、相合傘、したかったな...」
そうつぶやくも、雨音にかき消され、誰にも聞こえることはなかった。
~~簡易版解説~~
傘がなくカメコが困っていたので、自分の傘を貸したカメオ。
当然傘を二本持ち歩いてるはずもないので、ずぶ濡れになって帰ることにしたのだった。