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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

【ラテクエ25】天の下、君を待つ「1ブックマーク」

る男は毎朝必ず、とある街の天気予報を確認する。
そこに知り合いがいるわけでも、行ったことがあるわけでもないのだが、
その街だけは欠かさずチェックしている。

一体どういうわけ?


【問題文提供】ぴぃちゃんさん
12年12月23日 23:41
【ウミガメのスープ】 [なすび]

問題文提供:ぴいちゃんさん




解説を見る

はずれの橋の下に、一人の男が住み着いた。
男は追われた殺人鬼。人を食うことが好きだった。
人の顔を見れば、うまそうだ、と殺しかねない。
だから、街に出ればすぐに捕まってしまう。
そうすれば、食えない。困る。だから避けたかった。

毎朝流れるラジオの天気予報。それはその日の男の行動を決めた。

橋は街と外とをつなぐ要所となっていた。
天気予報が晴れならば大勢の人間が橋を渡るため、山に食料を求めれば問題ない。
天気予報が雨のときは、橋を渡る人数も少ない。
橋の下で待ち構えていれば、雨宿りしようとした奴が自然と転がり込んでくる。
そいつを頂いて、残ったものを川に流せば何も残らない。

天気予報が雨と伝えると、男は狂喜するのだった。

気予報士を目指していた男がいた。しかし、あることをきっかけに、挫折をしてしまった。いったい何が起きたのだろう?

【参加テーマ・今の天気は?】
12年12月23日 23:51
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]

ツォンさんとの交換問題です




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は友人と賭けをした。一ヶ月間、毎日雨が降るか否かを宣言し、当たった回数が多いほうが勝利というルールだ。天気予報氏を目指す男は、まじめに天気図を見て予測を立てた。勝つ自信があったが、もろくも砕かれた。
男は30日中14日(大体平均的な値)だった。一方友人は30日中25日。脅威的な値で、大敗を喫したのである。「ど、どうしてこんな・・・」「ああ、うちの猫、何でかは知らんが雨降る日は必ずというほど、窓際で顔洗ってるんだわ。」「迷信じゃないのかよ!?」「知るかw当たる物は当たるんだもんw
とある男は、毎朝テレビの天気予報を録画している。
しかも、特定の番組ではなく、日替わりで各テレビ局の天気予報を録画しているのだ。
番組自体はどの局もいたって普通の天気予報なのだが、男にはある目的があるらしい。
一体、男は何のためにこのような行動をとっているのだろうか?


Presented by Diddams & P
12年12月24日 00:06
【ウミガメのスープ】 [ぴぃちゃん]



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男は新興宗教の幹部だった。
毎朝占いをし、神の使いがどこに現れるかを探っていたが、
ここ数ヶ月は何と天気予報の「今日の空模様」のコーナーに映るという結果が続いてた。
しかもそれがいつも違う局だから驚きだ。
男は毎日天気予報を録画すると、その後半日ほどかけて何か映っていないかチェックするのだった。
【ラテクエQ+K】愛しいあなた「1ブックマーク」

ねーママ、雪だよ」
「そうね、洗濯物入れなくちゃ」

ママは洗濯物を入れる。
今日はママ、洗濯物を入れるのがゆっくりなんだけど、なんか「手がかじかんだ」んだって。
だからぼくはママの手伝いをしたかったのだけど、断られちゃった。
仕方ないからぼくはテレビを見ることにしたんだけど、この時間は天気予報ばかりだなぁ。
でもママはそれを見ると、急に泣き出しちゃったんだ。

どうして?


【問題制作:hypnos 解説制作:Taka 】

12年12月24日 00:58
【ウミガメのスープ】 [Taka]



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のママは二人いる。今のママは新しいママなんだ。パパは本当のママが大嫌いなんだって。だから僕は前のママに会えないんだ。

今のママと楽しく生活する毎日。一緒に桜を見たり、海に行ったり、すっごく楽しいんだ!

そんな光景をパパはビデオカメラで撮ってるんだ。すごく楽しそうなところばかり。

何でかって?それは、それを前のママに送りつけるためだよ。「今の俺たちはこんなに幸せなんだぞ!」って。前のママに意地悪してたんだ。

でも実は前のママは、僕を見ることが出来て、嬉しかったんだって。だからそのビデオテープが送られてくるのを楽しみにしてた。それがパパの意地悪だとしっていても。

季節もそろそろ冬になった頃。
前のママがビデオを見ていた。いつものように送られてくる楽しそうな家庭。

女と楽しそうに雪を見る息子。女の為に洗濯物を入れようとする息子。それを断られてちょつぴりしょんぼりする息子。諦めてテレビを見る息子。ただ、それだけが映ったビデオ。それだけで良かった。どんな姿でも息子が見れるなら。しかし終わりに近づいた時

ガッ・・ガッ・

雑音が入る。そして、その雑音の中にまた雑音が入る。

#b#ガッ#/b#・なんだ・・#b#ガッ#/b#・・ビデオカメラ壊れ・・ちまっ・・#b#ガッ#/b#・・たか?・・新しい・#b#ガッ#/b#・・の買う余裕・・#b#ガッ#/b#・・無いし・・撮るの・#b#ガッ#/b#・辞めるか・・めんどくせ・・#b#ガッ・ガガー#/b#・・

止まってしまったビデオを見ながら前のママは、もう僕が見れない、そう思って泣いてたんだ。悲しくて悲しくて・・



でも今は前のママはとっても元気なんだ。僕がいるからね。僕の話をすごく楽しく聞いてくれるんだ。

パパから聞いた事が聞きたいんだって、ママは。殺す前に聞き出しといて良かった!


【hypnosさんとの共通キーワード】

天気予報、かじかむ手、壊れたカメラ

【ラテクエにGO!】晴れ時々ケーキ「1ブックマーク」
天気予報を見て、そういえば、もうすぐクリスマスだと気付いた男。

クリスマスを気に止めるなんて何年ぶりだろう。
せっかくなので男はケーキを作ったのだが、そのケーキは誰にも食べられることはなかった。

それはなぜ?


※キャベツさん作成の問題です
12年12月24日 01:15
【ウミガメのスープ】 [なさ]

キャベツさんの問題文です




解説を見る


ここはとある惑星。
この惑星に住んでいるのは男(ロボット)だけだ。
かつてはこのロボットの製作者である博士が住んでいたのだが
数年前に病に倒れ死んでしまった。
それ以来、この惑星に取り残されている男。

男は博士の身の回りの世話や研究の手伝いをするようにプログラムされていて、
博士が死んだ後もせっせと身の回りの仕事をこなしていた。
博士が死んだことを理解できていないのだ。
毎日のように食事を作り、手つかずの食事を廃棄する、そんな毎日。

そんなある日、男は、博士の作成した天気予報機のモニターに映し出された日付を見て
そういえば毎年クリスマスは、博士に頼まれてケーキを作っていたことを思い出す。
クリスマスに特別な思い入れでもあったのだろうか、いつもは何を作っても何も言わずに食べるくせに
クリスマスのケーキだけは「美味い美味い」といって食べてくれた。

そういえばここ数年は博士からケーキを作るように指示されていない。
だけど、ケーキを出せば博士は喜んでくれるはずだ。
数年間何も食べていない博士だけど、ケーキなら食べてくれるはずだ。

そして焼きあがったケーキ。
そしていつものように博士の屍までケーキを運ぶ男。
当然、死んでる博士がケーキに手を付けるはずもなく
男はいつものように手つかずのケーキを廃棄する。

男の目からは、漏れるはずのないオイルが滲んでいた。