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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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こーるど・ほっと・ふぁっとまん

狭く暗い穴の中、2人は震えていた。



目の前には、1つの死体。かつて同行していた仲間のなれの果て。



このままではそう遠くない未来、形は違えど、いつか自分たちもこうなってしまう。



恐怖が2人を襲い、そして、決断した。



この場に足りないものを死体で補い、2人は生き延びることができた。





さて、死体はどう使われたのだろうか?

※真相には残酷描写が含まれます。
11年09月11日 15:08 [背中の骨]
【ウミガメ】
No.1[長串望]09月11日 15:1009月11日 15:14

足りないものは食糧でしたか?

いいえ。食料は足りてました。

No.2[長串望]09月11日 15:1009月11日 15:14

足りないものは熱量でしたか?

!! はい! そこは「とても寒かった」のです! となれば、死体は…? [良い質問]

No.3[長串望]09月11日 15:1509月11日 15:25

死体を燃やして暖を取りましたか?

はいー! 解説いきます!(・Ω・`) [正解]

タイトルネタバレすぎましたかね……?(・ω・`) 一応、死体は凄く太っていたのです(だから思いついたのです)
「ええ、はい。そこはとても寒いところでした」

「私達はスキーをしに来ていたんです。ですが途中、吹雪いてきて、そのためペンションへの道から外れて遭難したんです」

「はい? ――はい。そうです。3人で来ていたんです。私と、彼女、そして、彼女の兄。お義兄さんは本当に良い人でした。ですが、途中崖から転落して、大けがを負ったんです」

「私達は必死で兄さんを、落ちた先にあった洞窟に運んだんです。――はい。兄さんはとても太っていて、重かったですがなんとか運べました。兄さんも、その時はどうにか歩けましたから。けれど……」

「……酷い吹雪で、助けも呼べませんでした。おまけに手持ちの装備では、治療なんてとても……」

「……」

「……吹雪のせいで、私達も脱出できませんでした。幸いにも、食料はあったんです。はい。スキーへ行く途中に遭難しましたから、道中で買った菓子がたくさんあったんです。とくに義兄さんがチョコレートを5枚も買ってくれていたから、しばらくは持つだろうと思いました」

「あの人、男の人のくせに、甘いお菓子とか好きだったから。だから、太るんだって言ったのに。……でも……洞窟は、とても寒くて、暖をとれませんでした」

「最初こそ2人でくっついて、体温でなんとかしようとしたんですけどね……それでも……限界があったんです」

「――はい。はい。兄さんの死体を見て、アレを思いついたときは、最初はゾッとしたんです。でも、本当に限界だったんです」

「他に燃やせるものはありませんでした」

「だから、私達は、兄さんの死体にライターオイルをかけて」

「そして」

「……」

「……」

「……死体は、良く燃えました。まるで、私達を、生かそうとするかのように、ずっと、ずっと……救助されるまで……!」

「――ッ! ああっ! あああああ!! 兄さん、兄さん! ……ッお兄ちゃぁぁぁぁああああああああああん!!!」



《某日、取材陣からの質問に対しての、生存者であるA氏とB氏の証言》
11年09月11日 15:08 [背中の骨]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
背中の骨>>死体破損の描写があったのでチェック入れさせていただきました。 それにしてもすがすがしいほどの瞬殺!言った直後にこれですか!(笑)自覚はしてましたが……(・ω・`) 参加ありがとうございました~。[11日15時52分]
背中の骨>>長串望さん参加ありがとうございます![11日15時12分]
背中の骨>>初出題の時どっちを最初に出そうか悩んで止めた問題です。お気軽に参加してやってください。 {{{{{{{(`・ω・)<瞬殺上等![11日15時12分]
長串望>>参加させていただきます。[11日15時10分]
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