「【肉不使用の扉】」「14ブックマーク」
237811121415161718とは何?
17年03月20日 19:24
【20の扉】 [のりっこ。]
【20の扉】 [のりっこ。]
もの当てなので、123456789101112131415161718等ではありません。
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ワカメスープ
「【世界田中奇行】イジリー田中」「14ブックマーク」
家族への手紙を書き終えた田中は、特に伝えたい文章を舌で舐めた。
いったい何故?
いったい何故?
17年04月10日 18:27
【ウミガメのスープ】 [letitia]
【ウミガメのスープ】 [letitia]
批評大歓迎です!
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田中家に、長男の正一から手紙が届いた。
いつもと同じく、「お父様、お母様、正二、お元気ですか」から始まり、当たり障りのない近況を述べ、家族の健康を祈願して終わる手紙だった。正一は今フィリピンにいるらしい。故郷の涼しい夏を思い出すと書いてある。
何も変わったところのない、いつも通りの手紙だった。
兄弟は二人そろって切手収集が趣味だった。しかし戦時下ではそれもご無沙汰だ。兄からの手紙はいつもは切手のいらない軍事郵便で、大きく検閲済みの印が押してあった。
その日届いた手紙には、珍しく美しい図柄の切手が3枚も貼ってあった。遠隔地だからだろうか。正二は、水を器用に使って丁寧に切手を剥がした。
切手の裏には小さな文字がびっしりと書かれていた。
“食糧も足りぬ、弾も足りぬ、日々人が死ぬ。地獄以上にひどい有様だ。日本は負けるだろう。”
“弟よ、お前はけして戦地に来てはならぬ。俺は生きて帰れぬ。老いたる父母を頼む。”
“雨土にまみれ南で果つるとも くにの小川の水となりたし”
#b#【要約解説】#/b#
#b#戦時下の日本兵である田中は、検閲を避けて本音を伝えるために、特に伝えたい文章を切手の裏に書き、舐めて貼った。葉書に直接書いて上から貼るのでは、切手の大きさに合わせてはみ出さないように書くのが難しい。切手の裏に書いてそれを貼れば、はみ出すことがない。田中は、自分と同じく切手収集が趣味の弟が、切手を剥がして気づくことを信じた。#/b#
いつもと同じく、「お父様、お母様、正二、お元気ですか」から始まり、当たり障りのない近況を述べ、家族の健康を祈願して終わる手紙だった。正一は今フィリピンにいるらしい。故郷の涼しい夏を思い出すと書いてある。
何も変わったところのない、いつも通りの手紙だった。
兄弟は二人そろって切手収集が趣味だった。しかし戦時下ではそれもご無沙汰だ。兄からの手紙はいつもは切手のいらない軍事郵便で、大きく検閲済みの印が押してあった。
その日届いた手紙には、珍しく美しい図柄の切手が3枚も貼ってあった。遠隔地だからだろうか。正二は、水を器用に使って丁寧に切手を剥がした。
切手の裏には小さな文字がびっしりと書かれていた。
“食糧も足りぬ、弾も足りぬ、日々人が死ぬ。地獄以上にひどい有様だ。日本は負けるだろう。”
“弟よ、お前はけして戦地に来てはならぬ。俺は生きて帰れぬ。老いたる父母を頼む。”
“雨土にまみれ南で果つるとも くにの小川の水となりたし”
#b#【要約解説】#/b#
#b#戦時下の日本兵である田中は、検閲を避けて本音を伝えるために、特に伝えたい文章を切手の裏に書き、舐めて貼った。葉書に直接書いて上から貼るのでは、切手の大きさに合わせてはみ出さないように書くのが難しい。切手の裏に書いてそれを貼れば、はみ出すことがない。田中は、自分と同じく切手収集が趣味の弟が、切手を剥がして気づくことを信じた。#/b#
「テレビ離れ」「14ブックマーク」
何度もテレビを付けたり消したりする男。
一体何がしたいのだろう?
一体何がしたいのだろう?
16年09月14日 20:05
【ウミガメのスープ】 [ホルス]
【ウミガメのスープ】 [ホルス]
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使い切った乾電池と新しい乾電池をごちゃ混ぜにしてしまった男。
どれが使い切った乾電池かを確かめるためにリモコンに一つずつ入れてテレビを付けたり消したりしたのだ。
どれが使い切った乾電池かを確かめるためにリモコンに一つずつ入れてテレビを付けたり消したりしたのだ。
「私の私の娘ー、左利っきー」「14ブックマーク」
愛する娘を誘拐された田中は思い出した。
「そうだ、娘は左利きだった!」
そう言って田中は安堵した。
一方誘拐犯のアジトでは、田中の娘は自分が左利きであることを隠している。
娘が左利きであることを隠しているのは一体どういう理由からだろうか?
「そうだ、娘は左利きだった!」
そう言って田中は安堵した。
一方誘拐犯のアジトでは、田中の娘は自分が左利きであることを隠している。
娘が左利きであることを隠しているのは一体どういう理由からだろうか?
14年04月13日 22:26
【ウミガメのスープ】 [水上]
【ウミガメのスープ】 [水上]
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大会社の社長である田中。
その田中が誘拐された。
田中は誘拐される際に目にした誘拐犯のメンバーの一人を見て自分の愛する娘のことを思い出した。
(あの背格好、あの所作…もしかして私の娘じゃないのか…)
顔は覆面をしていてわからないが、なんとなく雰囲気が娘に似ていた。
(娘が裏切った…)
そう思ってショックを受けていた田中は、疑惑の誘拐犯が何か行動をする際、右手を使っているのを見て、
「そうだ、娘は左利きだった! あいつは私の娘じゃない!」
そう言って田中は安堵した。
しかし田中の推測は悪い方に当たっていた。
誘拐犯のメンバーである娘は田中に自分のことを悟られないようにする為、右利きを装っていたのだ。
「ゴメンね、パパ。大好き、お金」
※問題文一行目は
愛する娘を #red#誘拐された田中は#/red# 思い出した
という意味ですね。
その田中が誘拐された。
田中は誘拐される際に目にした誘拐犯のメンバーの一人を見て自分の愛する娘のことを思い出した。
(あの背格好、あの所作…もしかして私の娘じゃないのか…)
顔は覆面をしていてわからないが、なんとなく雰囲気が娘に似ていた。
(娘が裏切った…)
そう思ってショックを受けていた田中は、疑惑の誘拐犯が何か行動をする際、右手を使っているのを見て、
「そうだ、娘は左利きだった! あいつは私の娘じゃない!」
そう言って田中は安堵した。
しかし田中の推測は悪い方に当たっていた。
誘拐犯のメンバーである娘は田中に自分のことを悟られないようにする為、右利きを装っていたのだ。
「ゴメンね、パパ。大好き、お金」
※問題文一行目は
愛する娘を #red#誘拐された田中は#/red# 思い出した
という意味ですね。
「Bullet or Bread?」「14ブックマーク」
今日は楽しいハロウィン。
仲の良い友達と自宅でパーティをしているカメオは、チャイムが鳴ったので、玄関に行ってドアを開けました。
「Trick or Treat!」
ドアの前で、ジャックオランタンのバスケットを提げた、ゾンビ姿の男の子がそう言いました。
するとカメオは、迷わずその男の子を猟銃で撃ちました。銃弾を受け、男の子は玄関前に倒れます。
ところが次の瞬間、倒れたはずの男の子は起き上がり、カメオに飛びかかりました!
そう、男の子は本物のゾンビだったのです!
……ところで、もし男の子が本物のゾンビではなく、ただ仮装をしただけの子供だった場合、猟銃で撃たれたら死んでしまうでしょう。それなのに、カメオは何のためらいもなく男の子を撃ちました。
一体何故、カメオはそんなことをしたのでしょうか?
仲の良い友達と自宅でパーティをしているカメオは、チャイムが鳴ったので、玄関に行ってドアを開けました。
「Trick or Treat!」
ドアの前で、ジャックオランタンのバスケットを提げた、ゾンビ姿の男の子がそう言いました。
するとカメオは、迷わずその男の子を猟銃で撃ちました。銃弾を受け、男の子は玄関前に倒れます。
ところが次の瞬間、倒れたはずの男の子は起き上がり、カメオに飛びかかりました!
そう、男の子は本物のゾンビだったのです!
……ところで、もし男の子が本物のゾンビではなく、ただ仮装をしただけの子供だった場合、猟銃で撃たれたら死んでしまうでしょう。それなのに、カメオは何のためらいもなく男の子を撃ちました。
一体何故、カメオはそんなことをしたのでしょうか?
16年10月31日 21:25
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]
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簡易解説:カメオはヴァンパイアで、アンデッドの友人を招いてパーティをしていた。やって来た人物が招待客のアンデッドか、仮装した人間か、必ず銃で撃って確認することにしていたから。
カメオに飛びかかったゾンビの男の子は、楽しげに言いました。
「カメオおじちゃん、こんばんは! ねえねえ脳味噌パイある?」
「あるよ。他にも、眼球ロリポップや腐肉のグラッセもあるぞ。お前、好きだったろう?」
「うん! 大好きー! あ、キョンシーちゃん来てる?」
「キョンシーちゃんだけじゃない、ワイトにリッチ、グールおばさんとミイラおじさんも来てるぞ」
「わーい、楽しみー!」
ゾンビの男の子は、そう言うと広間の方へ走っていきました。
ヴァンパイアのカメオは、男の子を見送ると、庭用ホースで玄関に付いた血を洗い流しながら独りごちます。
「ハロウィンに集まるのは失敗だったかな。街中皆仮装してるから、招待客のアンデッドなのか単なる仮装した人間なのか分かりゃしない。もし仮装した聖職者だの魔物払いだのを間違えて入れようものなら、大惨事になるから、やっぱ逐一玄関で撃って死なないかどうか確かめなきゃだよなあ」
カメオに飛びかかったゾンビの男の子は、楽しげに言いました。
「カメオおじちゃん、こんばんは! ねえねえ脳味噌パイある?」
「あるよ。他にも、眼球ロリポップや腐肉のグラッセもあるぞ。お前、好きだったろう?」
「うん! 大好きー! あ、キョンシーちゃん来てる?」
「キョンシーちゃんだけじゃない、ワイトにリッチ、グールおばさんとミイラおじさんも来てるぞ」
「わーい、楽しみー!」
ゾンビの男の子は、そう言うと広間の方へ走っていきました。
ヴァンパイアのカメオは、男の子を見送ると、庭用ホースで玄関に付いた血を洗い流しながら独りごちます。
「ハロウィンに集まるのは失敗だったかな。街中皆仮装してるから、招待客のアンデッドなのか単なる仮装した人間なのか分かりゃしない。もし仮装した聖職者だの魔物払いだのを間違えて入れようものなら、大惨事になるから、やっぱ逐一玄関で撃って死なないかどうか確かめなきゃだよなあ」