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【総投票数 206票】
【その他部門】『…を拭く木綿のハンカチーフください』
「問題の狙いが読めたとき、なるほどそういうことか、類例を見たこともあるけどうまいものだな……と思うだろう。 しかし、この問題の真価はそこから始まる。無駄なものは一切ない、出題者によって無造作にポンとそこに置かれたような解説。 それを見た者は、その瞬間、まるで無機質の冷たい牢獄に自分が突然放り込まれたような感覚にとらわれることだろう。 この感覚、「その他」によってしか遇せないと私は考える。奇跡のごとき傑作。」
2016年01月25日23時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『カメオ伝説』
「 問題文と解説のギャップがすばらしく、解説を読んだ時には、しばらくきょとんとしてから、とてもXXな気持ちにさせられる。完成度が高く、そのうえ解後感もよい傑作。」
2016年01月13日00時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【チャーム部門】『カメオ伝説』
「神秘的な導入。そして「笑い始めた」というそれに続く描写は、イエスの受難や魔女狩りを連想させ、「人間の深い悪意」を感じさせる。この不穏な雰囲気には、胸をざわめかせないわけにはいかないだろう。」
2016年01月13日00時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【トリック部門】『わからない』
「問題文における言葉の選び方の技巧は最上、解説の読んで楽しい自然さとのびやかさは最高。作者の面目躍如たる名作。」
2016年01月13日00時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【新ジャンル部門】『【彼女は何故……】』
「この日、「ラテシン」というWEBサイトは劇場となった。その場に居合わせた全員からのスタンディングオベーションを受けるに足る問題であったと言って間違いない。私はリアルタイムの場に居合わせたことを心から幸福に思う。感謝とともに一票を投じる。 事後であっても、この迫力は十分伝わることだろう。」
2016年01月03日22時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【物語部門】『単発 のぞみ・かなえ・たまえ』
「魔法のランプを探し当てたのに、願いをかなえてもらわなかった人物の謎。それを解くには一つの事実を探り当てる必要があり、かつその向こうにある一つの意思を知る必要があります。 最後の魔人の言葉はすばらしく、この問題全体を背負って立つに足る力があります。物語性のある問題を好む人/物語性のある問題作成を指向する人には特に、必読の一作です。」
2016年01月03日20時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【物語部門】『愛の名の過ち』
「トリックが前面に出ている作品で、もちろんそれも素晴らしいのですが、私は物語部門に一票。「あまりに濃密であったがゆえの空虚」が印象的だったからです。解説には本人が登場せず、友人たちの会話で終始する。それもまた印象深い視点の置き方として心に残ります。「物語性」とは、文章の長さとは関係ないと思うのです。」
2015年12月24日02時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【チャーム部門】『毒キノコパラダイス』
「奇妙かつ不穏、そして短い問題文が強いチャームを生み出しています。そして解説への道筋はきわめて論理的。高い納得感も併せ持った名品です。」
2015年12月24日02時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『あの空は遠くて』
「題材が素晴らしいのはもちろんのこと、短い問題文の中でもきちんと表現が練られています。解説を見たとき、誰もが「ああああー!そういうことかー!」と叫ばずにはいられないでしょう。見事なスマッシュショット、文句なしの名作。」
2015年12月24日02時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【新ジャンル部門】『【あたたまろう】』
「奇怪きわまる問題文。そこにちょろっと顔を出してる糸を引っ張ってみたら……中から……あれあれあれ……!? 目の付けどころがこれだけ非凡だと、種を明かされた後も三嘆するしかありません。いろんな人にぜひ見てもらいたい問題。」
2015年12月05日17時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【納得感部門】『【なんで?(´;Д;`)】』
「買い物に行くたびに必ず思い出す作品。平易な問題文でありながら、いやそうであるがゆえに、その核心アイディアとあいまって心の奥底にいつまでも住み着く。それはとてつもなく高い境地だと思うのです。」
2015年12月05日17時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『『ふしぎなポケット』』
「子供の夢にあふれる童謡。なんということか、その歌詞はそのまま現実となる。すさまじい切れ味、おそるべき納得感。傑作。」
2015年12月05日17時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【トリック部門】『【ーメのウミプガ巣】』
「このミスディレクションの手法はいったいどのような発想から出てくるのだろう。そして、この題材とこのミスディレクションの結合を一つの作品として現すことのできる人間がどれだけいることだろう。参加者を思うがままに踊らせるため、作者の神秘の脳髄から生まれ出でた作品。」
2015年12月05日17時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【納得感部門】『ウィンドウショッピング』
「問題文ではこの上なく奇妙な状況ながら、真相を知ってしまえば「あたりまえ」。なんと洗練された状況の切り取り方と表現であることか。言葉のひとつひとつが、すべて熟練のシェフの仕事です。」
2015年11月25日00時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【納得感部門】『ハッピーランサム』
「謎に満ちた問題文からは、いろいろな可能性を考えさせられます。そして解説はそれを一歩踏み込んだところにある。非常に推薦文が書きづらいですが、●●の連鎖(ネタバレ防止)という、ある意味扱いが難しい題材でこの納得感を演出する手腕はさすがです。」
2015年11月25日00時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【その他部門】『ターミナルテイスト』
「この真相のシーンを思い浮かべると、なんともいえない視覚的なおかしさがあります。乾いたブラックユーモアも上質です。視覚的な面白さと上質なブラックユーモアを持った作品はなかなかお目にかかることができません。この点についての賞賛という意味で、その他部門に投票させていただきます。」
2015年11月25日00時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『ターミナルテイスト』
「んー、弁当箱!?毒でも入ってるの?…などと考えているところに急転直下の真相。弁当箱というガジェットの選び方も素晴らしい。一読したら二度と忘れがたい、真の傑作です。」
2015年11月25日00時
【ゴトーレーベル 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『【ウミガメ1on1】愛せるすみか』
「セルス父さんのセリフでわかること……その情報の内容はバラエティに富み、真相を見たとき感嘆するほかありません。「情報」という言葉の意味を改めて考えさせられるほどの力がある、まさに「これしかないセリフ」。傑作です。」
2015年11月15日21時
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