親父の新聞（問題ページ）

「スポーツ新聞を取り出すことが殺意の引き金になるほど、男は常時父親への殺意にとりつかれているのでしょうか。男と父親の確執とは？とても気になります。」

「たった１行、たった３０文字程度の文章から放たれるこの強烈なチャーム。『不可解』という名の鈍器で頭をガツンと殴られたかのような感覚に陥ります。」

「新聞ごときで何をそんなに怒るのか……興味が引かれる問題文には、不可解に見える感情を示す、というタイプもあるのだと思いました。」

「納得です。同じ立場になったら、ぶっ殺したくなるでしょうね。ならないけど。」

「新聞ごときでそんな物騒な……うん、そうなっても仕方がないかもしれません。w」

「突飛な問題文にしっくり当てはまる解説です。」

「解説を読んで、改めて問題文を読み直す。うん、これは納得！　まさにそういう良問題です。」

「チャームも高水準なのにすごく納得できす良い問題なのです」

「短い文章の中にたくさんのトリックが積み込まれています。（いや、スポーツ新聞は、別にスポーツ新聞でなくてもいいんですけど）」

「仰天しました。」

「たった１行に詰め込まれた、愛と勇気と缶ビール。個人的に『自分の目標』と掲げる問題の１つです」

「「父親」という言葉のみを残し、すべての核心を省略した問題文。それから思いつくものはいろいろありますが、すべて真相とはかけ離れています。「最小の言葉」でそのミスディレクションを導き出し、かつ高い納得感を実現した名作です。たったひとつの味付けが「スポーツ」新聞なのがまたニクいですね。」

「鞄の中からスポーツ新聞を取り出したら、父親を殺したくなるそうです。真相がわかれば、なるほど、確かにぶっ殺してやるとでも言いたくなりますね。違和感のない問題文に、トリックが張り巡らされています。」

「あちこちに仕掛けがあって、それが見事にかみ合った時のすっきり感は半端ないです。これほどまでに贅沢にトリックが施された問題はなかなかないのではないでしょうか。」

「完成度高すぎですね。ウミガメ問題の一つの到達点といえるでしょうか。「ぶっ殺してやる」の文言があることから、いきなり人におすすめはしづらい作品であることがとても残念ですが。」

「どんなにすばらしいトリックをふんだんに取り入れたとしても、綺麗にまとめる能力が無ければ意味がありません。問題を成立させるためには、これ以上の足し引きは容易にできないでしょうし、言葉の一つ一つが巧みに選ばれている問題文と言えるでしょう。」

「【ネタバレ注意】先入観の先にまだ謎が残っている問題なのでヒラメキだけでは解けない良い問題だと思います」