過去の投票一覧
【トリック部門】『私は負けました』
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「ひょっとすると一見しただけだと「ふーん」という印象かもしれない。解答の一番下にしれっと別解のような熱量で書いてあるそれが、真の解答だと思っている。そんなわけで、どう投票したものか長い間悩んでいたが、やっぱり投票。良さが大変伝えづらいのだが、端的に言えば「過去のその人を登場させる事で、登場人物が二人なのに“三人”になっている」というトリック。ここの部分がとても水平思考してる感じがあって非常に応用しやすいと思っている。 」
2017年03月27日23時
【SoMR 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『夏の終わり』
「これぞシチュエーションパズルという、純シチュエーションパズル。派手さは無いのだが、こういう、“伝統工芸品”みたいな、「京都の漆器でございます」みたいな作品は、良い。」
2017年03月27日04時
【SoMR 投票一覧】
【言葉遊び部門】『『ふしぎなポケット』』
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「「よくよく考えると」「増える」はおかしい。というのも前に某ラテメンの方が「解説が公開されたとき、問題文に言葉を補完して自然な文章にできるようにせよ」という事を仰っていて、自分も確かにそうすべきだと納得し、今でもそう思っている。しかし、それは99%の場合正しいと思うが、この問題を見ると1%が存在することに気づかされる。「ポケットを叩くとビスケットが増える」この表現でないと“成立しない”とすら思う。問題全体のパワーが局所的な議論を一切受け付けない一例。」
2017年03月23日18時
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【新ジャンル部門】『【B・E・I・L・M・O・P・S】』
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「possibleが奇跡的に8文字でなかったら“成立しない”。多分possibleはのりっこさんのために大昔の人が8文字にしたのだ。(昔の人「可能、はpopossibleでよくね?」昔の人2「いや、オセロが8×8だからのりっこさんのためにpossibleにしとこう」)」
2017年03月23日18時
【SoMR 投票一覧】
【斬新さ部門】『【オマージュ】『吾輩は泥である』』
「ラテシンの伝説の古豪、虹色アイスさんの名作「吾輩は泥である」のオマージュ問題。虹色アイスさん版の「吾輩は〜」は玄人受けはしていたが難解さ故に長らく正当な評価を受けていなかった問題である。これに対して斬新な角度から切り込む事で「吾輩〜」に新しい解釈を与え、その“美”を強く世間に講釈した学術的価値のある一作。元作品への強いリスペクトと愛が感じられる、全てのオマージュ作品のお手本。 」
2017年03月19日03時
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【新ジャンル部門】『【あたたまろう】』
「これぞのりっこさん問題という感じ。初めて見たとき、本当に衝撃だった‥。(それにしても、何故これに投票していなかったんだろう?←この文は暫くしたら消します。)」
2017年03月19日03時
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【チャーム部門】『くしゅん!!』
「「【形容された人】が【~した】。何故?」の形をしている問題は、「【~した】ので【人は~した】。何故?」の型と並んで最も基本のウミガメの型であり“面白そう”に見える。答えが「一見関係がなさそうな二つの要素」をシンプルが故に逃げようがなく(ごまかしが効かない)、「それらを確実に結びつけてくれるだろう」と感じるからだろうか。問題文を見たときに何かやはり「しっかりしたつくりの問題」な感じがして、“チャームが高い”。」
2017年03月18日01時
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【20の扉部門】『【名作童話ランキング】』
「のりっこさん問題特有の「なんで奇跡みたいにこの要素とこの要素がうまく絡み合っているんだろう」という気持ちにさせられる一問。ももたろう、悪事働く悪い鬼を叩いた…噛み合わさっているのは運命か、しかし運命にしてもそれは常人には見つけられない。ヒントの出し方も実にエンターテイメント的。」
2017年03月18日00時
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【20の扉部門】『【要知識問題】『何枚?』』
「これ、「ラテシンに登録していて、のりっこさんの問題に参加することでしか絶対にプレー出来ない」問題。その事が本当に凄いと思う。それだけに、この問題に参加できて、幸せだったとすら思える…。」
2017年02月28日03時
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【その他部門】『満月魔法「ニレイニハクシュ」』
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「このその他は「タイトル部門」という事にします(既に入れている洗練部門にそういう事を書いてしまったが、改めて)。よく考えると「拍手して追っ払う」というのは現実的でない気もするのだが、不思議なことに「現実的」にしないでこのタイトル・問題文の方向性が至高と思える。面白い。ウミガメにはまだまだ未知の面白くし方があって、奥が深いなあと思わされる。 」
2017年02月28日02時
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【物語部門】『私の!!』
「こういう全然あるあるシチュエーションでも一般的に存在するシチュエーションでもないのに「日常を切り取った」みたいな問題って、一体どうやって思い付いているのか分からない。納得感の獲り方が普通の問題と違ってて面白い。http://sui-hei.net/mondai/show/13087と趣が似ている。 」
2017年02月28日02時
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【納得感部門】『時は金なり』
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「とっても気持ち良い連想の連鎖!あるある:壁掛けの時計やポスター,カレンダーをかけてたとこだけ色が違う,出発の問題だと類推され,そこから色々な問題形式への発展が考えられそうだが,この形はその中でも上質の問題昇華だ!長時間タバコのヤニから壁を守っていた示唆の「長年愛用」,スムーズに時計が止まったに言及するための「安物の」,「部屋を出ていく」の言葉トリック,ひとつひとつ丁寧に配置していくと,このようにきれいに仕上がる.」
2017年02月12日23時
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【亀夫君部門】『納得できない問題』
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「ウミガメのスープのストーリーを知っているからこそ抜け出せない罠(むしろそれ自身)。ウミガメのスープについてよく研究している彼だからこその一問。というか、よくもまあ、まだ本家にこんなツッコミどころがあったなあと感心笑 彼のツッコミhttp://sui-hei.net/mondai/show/29384 Dear本家その1も一見の価値アリ。」
2017年02月12日01時
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【伏線・洗練さ部門】『新説・カメゼルとラテーテル』
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「「家に戻ることが出来た」が謎になっているのが凄い。正しいし、何も嘘は言っていないのだけれど、そこじゃないでしょという笑 このサイコパス感にウミガメならではのゾクゾクを味わえる。 命や死の要素を全カットして結論だけ書くと、こうなるわけで、この強烈な違和感ともどかしさが真相を知った時のインパクトを何倍にも増やしている。この手法はめちゃめちゃ面白いと思う。」
2017年02月08日23時
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【物語部門】『新説・カメゼルとラテーテル』
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「死ぬこと自体が真相なのではなくて、死というのが単に1つの現象として、それが必要なものとして組み込まれている物語は、狂っている感じがして、とても怖い。この場合、「自分の家に戻ることができた」という部分がそれに当たる。これは、怖面白い。」
2017年02月08日23時
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【伏線・洗練さ部門】『魔術師の選択』
「じわーっとした良さのあるこの問題にはギラギラしたチャームやクルーは似合わない。余計な飾りつけはせず、非自明なシチュエーションのその圧倒的物語的納得感そのものの持つパワーのみで問題を成立させ、名作たらしめている一問。」
2017年02月07日20時
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