みんなのブックマーク

モハメドは知りませんでした。


見たかった映画は吹き替えがない海外映画だと言う事を。


おまけにモハメドにはまだ読めない漢字もあり映画を楽しめませんでした。



なので父は周りに声が漏れないようにモハメドの耳を覆い


小声で映画の内容を翻訳しました。

ある神社での話。
そこはある願いが叶うといわれていた。
容姿に関する願いだ。

ぼくは興味本位で願ってみることにした。
いざ願うとなると悩むが、
結果もわかりやすいだろうしこう願った。
「ぼくが一番カッコよく見える髪型にしてください」

次の瞬間、願いは叶った。

男の目の前は真っ暗になった。


なんのことはない。
顔が覆い尽くされるくらいに髪が生えたというだけの話。

ただそれだけの……。

戦場カメラマンのカメオは#red#紛争地域で地雷を踏み身体がバラバラになりました。#/red#


遺族には確認のためカメオの破損した(欠片：ピース)写真が送られました。


※ちなみに#red#笑顔ですか?と聞かれると破顔も含まれるためyesと回答するのです。#/red#(ﾟдﾟ)V

MC：「はい、では本日の【いま食べたばかりでSHOW!】のコーナーです。現地の羯留さ～ん」
曽猫：「はーい、本日は水平海浜公園の海の家、ラテラル屋さんに来ております～」
MC：「あ～それで水着なんだねぇ、それでもメイクバッチリってところがいかにも『泳ぐ気はありません』ッて感じだけど・・」
羯留：「いーんですよ！！ほっといてください。そんなことより今日のメニューは・・

二郎インスパイア系、ニンニクマシマシ野菜マシマシ、それどころか麺もスープもマシマシ

総計8kg　３０分コースです～」

MC：「うわ～この暑い中ラーメンとは・・」
羯留：「でも～、海の家といえばラーメンは定番ですし～、それにここのお店はスープも凝っていて
ウミガメ出汁のスープなんだそうですよ～」
MC：「お～、海の家には珍しく凝っているんですねぇ、それではどうぞ～～」
羯留：「はーい！おじちゃん！じゃあこのチャレンジメニュー１つ！！」
海の家おっさん：「あいよ～」

どんっ

目の前に置かれたラーメンはタライのような大丼に野菜がチョモランマのように盛られ
なみなみと注がれたスープはまだ見えないが、どう見ても熱量の塊といった面持ちであった。
クーラーも効いていない糞暑い海水浴場で食べるものにはとても見えない。

が・・其処は大食い女王、怯むことなく食べ続ける。

そして番組は一旦次のコーナーに進み、羯留の食べている姿は画面右下のワイプで小さく中継が行われる状態となった。


１０分後・・

１コーナーが終わり、羯留の状況を確認するため中継を振るMC
MC：「羯留さーん、どれくらい食べ進みましたか～～？」
羯留：「えーっと、やっと野菜が食べ終わって、麺とスープが見えてきました～」
そう応える羯留の顔がアップで映る・・
MC：「！？！？！？・・ちょっ・・ちゅうけいすとっぷすとっｐ」
羯留：「？？」

画面いっぱいに映しだされた曽猫の顔は、海水浴場の暑さと、ラーメンの暑さで汗だく
マスカラは流れ落ち、メイクでパッチリに見せていた目はいつもの５０％ほどの大きさに。さらにシャドーが流れてまるで
顔面に炭を塗ったくったような有様であった。

不思議に思い中継モニターを見つめる曽猫

羯留：「ちょｗｗｗｗこれやばいｗｗｗなしっｗなしｗｗｗ、ギブｗｗｗ」

こうして、大食い女王の初のギブアップはウォータープルーフアイシャドウすら流し去る
海の家の暑さとラーメンの熱による汗によってもたらされたのであった。

おわり。

カメオは#red#漫画家#/red#であり、その漫画に出てくるラテタは#red#もともと黒髪だった#/red#。
しかし、漫画では#red#黒髪のキャラはベタを塗らないといけないので、何度も描いているとめんどくさくなる。#/red#そのため、#red#パワーアップした姿にして黒髪を失くし、ベタの部分を減らした#/red#のだった。


※ドラゴンボールのスーパーサイヤ人は、作者の鳥山明が「ベタが面倒だったから」という理由で作られたとか。