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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

モブ役E君と巡る舞台裏「1ブックマーク」
「う……にいちゃ……

 ……ん……あれ? 俺、寝てた?
 ええっと……どうなってたんだっけ……」



※これは亀夫君問題です。
 皆様の質問が主人公の思考に反映されます。
 主人公を導いて、目的を果たしてください。
 エンドは1種類。死ぬことはないのでご安心ください。
17年02月14日 21:32
【亀夫君問題】 [生姜蜂蜜漬け]

初亀夫君です。よろしくお願いいたします。




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翌日――。

村の入り口に、エリックとルルが立っていた。

「もう出発しても平気なの?」
「うん、大丈夫。母さんが待ってるからね。
 せっかく薬が手に入ったんだ。早く届けてあげたい」
鞄からはみ出た水筒を見ながらエリックは言った。
中身は霊廟の泉から汲んだ水。傷を癒し、生命に活力を与える癒しの薬だ。

欲張りさえしなければ、禁忌を犯したりしなければ、
求めるものは簡単に手に入れることができたのだ。

「それに、兄ちゃんのこと、話さなくちゃいけないから」
「気持ちの整理はついた?」
ルルは、エリックが抱える小さな箱を見つめていた。
箱には、兄の遺骨が収められている。
ルルの口添えもあり、住民が霊廟から運び出してくれたらしい。

「……」
エリックはうつむき、小さな小さな箱を、両腕で強く抱きしめた。
「兄ちゃんは……
 昔っからかっこつけでさ。チャラくてちょろくて、儲け話に目がなくて。墓荒らしなんてバカなことしちゃったけど……」
エリックはうつむいたまま話し続ける。ルルはそんな彼を見つめている。
「俺のことを必死で守ってくれたんだ。俺は、兄ちゃん、大好きなんだ」
絞り出すような言葉に、
「……そう」
ルルは一言だけ返した。

「じゃ、行くね。
 色々面倒かけてごめん。ありがとう」
「別に、気にする必要はないわ」
「ううん、兄ちゃんを見つけ出せたのは君のおかげだよ。本当にありがとう。
 ルルちゃん。元気で」
顔を上げ、微笑みながら、エリックは手を差し出す。
「ええ。あなたも元気で。エリック」
ルルはその手をそっと握った。

そして、青年は歩き出す。
背筋を伸ばして、顔を上げて。

青年は、振り返ることなく去っていった。
言葉にはちからがある「1ブックマーク」
お巡りさんに憧れるカメオくん。
今日もお巡りさんのマネをして、犯罪をなくすために街中で頑張りました。
しかし、カメオくんが頑張れば頑張るほど犯罪は増えていったのです。

いったいどうして?
17年02月25日 20:41
【ウミガメのスープ】 [ししゃも]



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『スリ多発、注意!!』というポスターを見つけたカメオくん。
お巡りさんの手助けになると思い、ポスターの前に立って「スリが多発しています! 皆さん注意してください!」と通行人に呼びかけました。
通行人はカメオくんを微笑ましく眺めつつも「スリがいるのか。自分の財布は大丈夫だろうか」と懐やポケットを探って財布を確認します。
その様子を近くで眺めていたスリは「なるほど、財布はあそこにあるのか」と大喜び。
結果、カメオくんのせいでスリの被害は増えてしまいました。


「あっ、お母さんお帰り! 僕、今日もお巡りさんのために頑張ったよ!」

「そう、それは良かったわね」

「うん! 明日も頑張るよ!」

「ええ、きっとお巡りさんも喜んでいるわよ。明日もこのポスターの前で待っていてね。お母さんもカメオに負けないくらいお仕事頑張るから」
ウミガメのスープ2「1ブックマーク」
あるレストランで、男はスープを飲んで言った。
「これは本当にウミガメのスープですか?」
シェフは、はいと答えた。

その後、男は死んでしまった。
何故?
17年02月25日 14:17
【ウミガメのスープ】 [タカスガタイキ]



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オンラインRPGだった。

男は、久しぶりにインしたゲームで、ソロプレイ中、毒を食らった。
不覚にも回復手段を切らしていた男は、街を目指すが、
道中で運よくプレイヤー経営のレストランを見つけたので、入店し、ウミガメのスープを頼んだ。
ウミガメのスープには、解毒効果が設定されているからだ。

しかし、毒は解除されなかった。
アップデートで仕様が変わったのである。
ヒール職とのバランス調整のため、料理による解毒はできなくなったのだ。

あわれ、男は毒による蓄積ダメージにより、HPを全損し、死んだ。

のせいで毎朝遅刻しかかっているカメオ。

困り果てたカメオは、猫好きの後輩ウミスケに相談したところ、遅刻ギリギリになることがむしろ増えた。

カメオ自身はウミスケに感謝しているのだが、いったいどういうことだろう?
17年02月22日 17:06
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



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メオの愛車は、無人の青空駐車場を借りて停めてあるのだが、最近毎朝野良猫がボンネットの上に乗って寝ていた。

追い払っても猫避けグッズを使っても、寝心地がいいのか毎朝乗っかっていた。

別に猫は嫌いでもないが、毎朝出勤の時に猫をどけてから車に乗るのはいい加減面倒に思い、後輩に相談した。

「いっそのこと、餌をやってみたらどうですか?」

餌で釣ってボンネットから降ろし、餌を食べている間に車を出すという寸法だ。

「おお、早速試すわ。」

効果てきめん、1週間ほどは早めに出勤していたが、それを過ぎると徐々にまた遅刻ギリギリの出社になることが増えてきた。

1ヶ月を過ぎた頃、ウミスケはふと思い出してカメオに顛末をたずねてみた。

「そういえば猫はどうなったんすか?最近また遅刻ギリギリっすけど、効果ありました?」

「おう、効果はあったよ。すぐ降りてくれたし、1週間もしたら車の横で俺来るの待つようになったさw」

「じゃあ、ボンネットには乗ってないんすね。…それにしちゃ遅刻ギリギリっすけど?」

「あ~、アイツ駐車場付近が縄張りだったみたいだけど、けっこう出入り多くて、何回も轢かれそうになっててさ。
危ないから今ウチにいるんだわ。」

「えっ。」

「これがまた可愛くてさ~。家出ようとすると足元に絡まってきて、出してくれないんだわw」

「…そっすか。幸せそうで何よりっす(堕ちたな、うん。)」

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まとめ
出社するときに車(その他自家用交通手段)の上に乗って邪魔になっていた猫。
すんなりよけてもらうのに餌をやっていたら愛着がわき、立派な猫飼いになったという話。
粗悪品「1ブックマーク」
その業者から粗悪品を買ってしまった人々は
ほぼ例外なく死んでしまったらしいが
被害者の遺族はだれも訴えなかったという。

なぜ訴えなかったのだろう。
17年02月22日 00:03
【ウミガメのスープ】 [koto]



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業者が売っていた粗悪品は
闇で取り引きされていた不正な臓器である。

臓器にろくな処置もほどこされていなかったうえに
手術もずさんだったため、多くの被害者は間もなく亡くなったという。

遺族は大事な家族を亡くし、無念に思うものの
違法だと知って手をだした後ろめたさと
自分と家族の将来を思うと、訴えようにもできなかった。